遊戯王ARC-V -エンタメデュエリストと紅白の巫女-   作:坂本コウヤ

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どうも皆さん、こんにちは。坂本コウヤです。

いよいよUAも4000突破、感想も24件、お気に入り登録者数も41人と、書いてる人間としてもこれだけ多くの人に愛されているという事に感謝しております!! これからもがんばって書いていきますので、どうぞよろしくお願いします!!


さて今回、いよいよ霊夢と赤馬社長のデュエル、始まります!!


ゆかりんと同じカテゴリのカードを使う社長に、霊夢はどう立ち向かうのか!! 新たな力が加わった霊夢は、どんな戦い方をするのか?! どうぞご期待下さい!!

なお、今回は少し長めです。ご理解下さい。



それでは今日も元気にい――




???「ハルトオオオオオオォォォォォ!!!!!!!!!」



…、出番も何もないのに叫ぶ兄さんは嫌いだ!!


あ、あ~、んん!! では、どうぞ!!


P.S.)2015/6/21 月華竜の口上を書き換えました。ちょっと変な感じがしたので。




第7話:新たなる力!その名は征竜!!

赤馬零児を伴って、私は昨日、パチュリーとデュエルをした公園に来ていた。何をするためかといえば彼とデュエルをするためである。

 

まぁ、彼からすれば、このデュエルにはあまり意味はない、と思う。勝とうが負けようが、結局私はこいつのいる『レオ・コーポレーション』に来るそれが今日か、それとも明日かという違いだけである。

 

それとも、彼にとっても、このデュエルは意味があるものなのかしら。

 

 

公園を見ながら、赤馬がこう言った。

 

 

「なるほど、ここか。そう言えば昨日の夜、ここで君のドラゴン達の反応と、ペンデュラム召喚の反応があったな。」

 

「ふ~ん。」

 

 

昨日の試合の事も、きっちり見られてたって訳ね。まぁ、分かってはいたけど。

 

 

「そして、ペンデュラム召喚を行った方からは、さらに強力なエクシーズ召喚反応と、シンクロ召喚、および融合召喚の反応があった。それらのせいで、我が社の召喚反応計測器の半数以上が、オーバーフローを起こしてしまったがな。」

 

「あらあら、それはご愁傷様。何、弁償してほしいの?」

 

「いや、そういう訳ではない。ただ、君がここでデュエルしてたであろう人物について、知りたいと思ってね。少なくとも、榊遊矢ではないだろう。彼はまだ、ペンデュラム以外の召喚方法を学んではいないだろうからな。」

 

 

すでにそこまで調べ済みとはね。でもまぁ、それじゃあしょうがないわね。別に話してもいいでしょう。

 

 

「私とここでデュエルしてたのは、私の住んでる次元の友人よ。」

 

「君の住んでいる、次元?」

 

「大方私がここの住人じゃない事は、もう分かってるんでしょ? だったら回りくどい話は無しよ。そっちの方がアンタも気楽でしょ?」

 

「フッ、君はどこまで私の動きが分かってるんだい?」

 

「分かってるわけじゃないわよ。勘よ。」

 

「勘?」

 

「えぇ。何となくだけど、あなたが私に対して奇異の感情を抱いているのが分かるのよ。特にさっきの召喚反応の話、一般の人が知らなさそうな事まで私に話してる。だとしたら考えられる事は一つ。それは、私がここの一般の人とは違う。そして、あなた達とも違う。つまり、この世界とは違う存在という事になる。」

 

 

私はそう言って、相手の反応を待った。まぁ、ここまで言いきれたのは、昨日紫が情報を教えてくれたこと、そして、ある程度なら、『幻想郷』の事を、『幻想次元』と名前を偽って、情報を漏らしてもいいと言われたことが背景としてある。それに、こいつはそういう事を漏らされても、信頼のおく人間にしか話さそうだし。少なくとも、こいつは私から一部の情報を漏らしながら、それでも重要機密に関わるようなことは、計測器以外の事は話していない。だとすると、相当口が堅い奴だと思うから、あくまで「信頼」は出来る。

 

赤馬は私の話を聞いて、しばらく黙りこんだ後、笑みを浮かべた。

 

 

「何、何かおかしかった?」

 

「いや、そこまでを勘で当てられたのでは、私もまだまだだと思ってな。」

 

「言っとくけどけど、私の世界でも、ここまでの勘を持ってるのは私ぐらいよ。気にしないで。」

 

「フッ、そうか。」

 

 

そう言って赤馬は私と正対して、デュエル出来る位置に移動した。

 

 

「無駄話はこれぐらいにしておこうか。」

 

「そうね。まぁ、無駄でもなかったでしょ。アンタとしてはだいぶ情報が得られたんだから。」

 

「そうだな。だが、ここからはこういうのは一切無しだ。」

 

「えぇ。いくわよ。」

 

 

私と赤馬はデュエルの準備を瞬時に整え、すぐさま開始した。

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

博麗霊夢

LP 4000

デッキ枚数 40枚

手札 5枚

場、Pゾーン、伏せ、全てなし

 

 

赤馬零児

LP 4000

デッキ枚数 35枚

手札 5枚

場、Pゾーン、伏せ、全てなし

 

 

 

 

 

「先攻はもらうわよ。私のターン!!」

 

 

勢いよく自分のターンの宣言をし、手札を確認。まぁ、幸先よしかな。

 

 

「手札から魔法カード、『ソーラー・エクスチェンジ』発動!! 手札のライトロードモンスター、ミネルバを墓地へ送り、デッキから二枚ドロー!! その後、デッキトップを二枚、墓地へ送る!!」

 

 

 

ドローしたカード

ライトロード・アサシン ライデン

光の援軍

 

墓地へ送られたカード

エクリプス・ワイバーン

ライトロード・ハンター ライコウ

 

 

博麗霊夢

デッキ枚数 40-(2+2)=36枚

手札 5→3→5枚

 

 

 

 

ッ! 早速来た!!

 

 

「墓地へ落ちた『エクリプス・ワイバーン』の効果発動!! このカードが墓地へ送られた時、デッキから光、または闇属性のドラゴン族モンスターを1体、ゲームから除外する!! 私が除外するのは、『裁きの龍』!! さらに、『ソーラー・エクスチェンジ』のコストとして墓地に送った『ライトロード・メイデン ミネルバ』のモンスター効果発動!! 手札またはデッキから墓地にこの子が送られた時、デッキからカードを1枚墓地に落とす!!」

 

 

墓地に送られたカード

焔征竜-ブラスター

 

 

博麗霊夢

デッキ枚数 36-(1+1)=34枚

 

 

「!? よしっ! さぁ、まずはこの子よ。『ライトロード・アサシン ライデン』を召喚!!」

 

 

ライトロード・アサシン ライデン

☆4

光属性,戦士族/チューナー/効果

ATK 1700

 

 

『(ライデン、今日は大丈夫よね?)』

 

『(霊夢、大丈夫だ、問題ない。)』

 

『(うん、やっぱりアンタが言うと不安になる。でもまぁ、今日も頼むわよ。)』

 

『(あぁ。任せておけ。)』

 

 

う~ん、最後のが引っかかるけど、まぁ期待しておきましょ。自分の仲間やデッキ信じられなくて、良いカードなんて来るはずないもんね。

 

 

「『ライトロード・アサシン ライデン』の効果発動!!デッキトップを二枚墓地へ送り、その中にライトロードモンスターがいた場合、相手ターンのエンドフェイズまで、攻撃力を200ポイントアップする!!」

 

 

墓地へ送られたカード

ライトロード・ビースト ウォルフ

ライトロード・アーチャー フェリス

 

 

 

博麗霊夢

デッキ枚数 34-2=32枚

 

 

 

えっ、ウソ?! 何この落ち!? ヤバ過ぎでしょ?! この二人が同時に落ちるなんて滅多にないのに。運が良いと思って、良いのよね?と、とにかく、3人の効果を使わないと。

 

 

「墓地に落ちたのは2枚ともライトロードモンスターよ。よって、ライデンの攻撃力が200ポイントアップ!! さらに、墓地に落ちた『ライトロード・ビースト ウォルフ』、『ライトロード・アーチャー フェリス』の効果発動!! ウォルフは自身がデッキから墓地に送られた時、自身を墓地から特殊召喚出来る! さらにフェリスは、自身がモンスターの効果で墓地へ送られた時、同じように墓地から特殊召喚出来る! 来なさい、『ライトロード・ビースト ウォルフ』!!『ライトロード・アーチャー フェリス』!!」

 

 

ライトロード・アサシン ライデン

ATK 1700+200=1900

 

 

ライトロード・ビースト ウォルフ

☆4

光属性,獣戦士族/効果

ATK 2100

 

 

ライトロード・アーチャー フェリス

☆4

光属性,獣戦士族/チューナー/効果

DEF 2000

 

 

『(まさか、アンタ達が同時に来てくれるなんてね。)』

 

『(いや~、私もびっくりよ。まさか似たようなこいつと同時に墓地に送られるとは思わなかった。)』

 

『(……。)』

 

『(ハァ~、アンタって相変わらずこういう話になると無言になるわね。後輩として言わせてもらうけど、もうちょっと愛想よく出来ないの?)』

 

『(そこまでよフェリス。そう言うのは後にしなさい。)』

 

『(ちぇ、は~い。)』

 

『(…押して参る。)』

 

 

こいつらはこうやって諫めた方が良い。まぁ、この二人の性格は水と油みたいなものだしね。フレンドリーで話上手なフェリスと、話下手で不愛想なウォルフ。いくら召喚方法が似てても、そういうところまでは一緒にならないのよね。どっかの蓬莱ニートと駄目イドみたいな感じで。

 

まぁ、今いってても仕方ないし、とっとと進めないと。

 

 

「悪いけど、いきなりからとばすわよ!! 私は、レベル4の『ライトロード・ビースト ウォルフ』に、レベル4の『ライトロード・アーチャー フェリス』をチューニング!! 空を瞬く一縷の閃光、聖なる輝きをその身に宿し、幻想を守護する光と成れ!! シンクロ召喚!! 飛翔せよ!! レベル8、『閃珖竜スターダスト』!!」

 

 

閃珖竜スターダスト

☆8

光属性,ドラゴン族/シンクロ/効果

ATK 2500

 

 

『グオオオォォォォォォ!!!』

 

スターダストが私のフィールドに現れ、なじみのある鳴き声を轟かせた。赤馬はというと、スターダストを見つめたまま黙っていたが、やがて口を開いた。

 

 

「『閃珖竜スターダスト』…、間近で見ると、ここまで迫力があるとは。」

 

「あら、あなたもこの子のファンになったのかしら?」

 

「フッ、確かに、そのドラゴンの美しさにはとても惹かれる。だが、今はデュエル中だ。たとえそうであっても、手心を加える気など毛頭ない。」

 

「フフ、そう。そう言ってくれて嬉しいわ。ドラゴンっていうのはね、気高い生き物だそうよ。だから、手心なんて加えられるのは、彼らのプライドが許さないそうなの。」

 

「そうなのか。では、手を抜くことは、惹かれた相手としては許されないな。」

 

「えぇ。だから、次のそっちのターン、全力でぶつかってきなさいよ。」

 

「あぁ。そうさせてもらおう!」

 

 

そう言って、互いに再度向き合う。まぁこっちのターン、後どれだけ動けるかって言われると、ちょっときついわね。無理やり動こうと思えば動けるけど、それすると手札が次のターンキツいかな。まぁ、ここは下手に動かず、慎重に行きましょ。

 

 

「私は、カードを二枚伏せ、エンドフェイズ! 『ライトロード・アサシン ライデン』のもう一つの効果が発動!! このカードが場に表側表示で存在する限り、自分のエンドフェイズにデッキトップを2枚墓地へ送るわ。」

 

墓地へ送られたカード

ネクロガードナー

厳征竜-レドックス

 

 

博麗霊夢

デッキ枚数 32-2=30

 

 

「ふぅ、これでターンエンドよ!」

 

 

 

博麗霊夢

LP 4000

デッキ枚数 30枚

手札 2枚

 

ライトロード・アサシン ライデン

閃珖竜スターダスト

 

Pゾーン 無し

伏せ 2枚

 

 

 

 

「ようやくか。私のターン。ドロー!」

 

 

赤馬零児

手札 5→6枚

 

 

さて、お手並み拝見ね。赤馬はどんなデッキを使って――

 

 

「私は、永続魔法『魔神王の契約書』を発動!」

 

「『契約書』ですって?!」

 

 

という事は、まさか赤馬のデッキは、【DD】デッキ?! くっ、よりによってそれ?!

 

しかも『魔神王の契約書』は確か、手札とフィールドの悪魔族を素材に1度、『融合』を使わずに悪魔族モンスターを融合召喚を行えるカード。という事は、あの3体を展開する気ね。

 

 

 

「ほう、その感じだと、私のカードも知っているのか?」

 

 

赤馬が何の気なしに聞いてきた。えぇ、知ってますとも。私の中でも胡散臭い奴ベスト3に入るくらいのヤツの使ってたカード群ですよ。あぁもう、あのカード使うヤツって、腹見えないやつばっかなのホント?! あぁは言ったけど、こいつもアイツ同様、腹の底が見えない。アイツみたいに胡散臭くはないだけマシだけど。

 

 

「えぇ。まぁ、知り合いがね。」

 

「そうか。ならば、次に私がどう動くかもわかるだろう。私は、『魔神王の契約書』の効果発動!! 1ターンに1度、手札、フィールドの悪魔族モンスターを素材に、悪魔族モンスターを融合召喚する! 私は手札の『DDリリス』と『DDケルベロス』を融合!! 牙向く野獣の番犬よ、闇夜に誘う妖婦よ! 冥府に渦巻く光の中で、今一つとなりて新たな王を生み出さん! 融合召喚!! 生誕せよ!! レベル6、『DDD烈火王テムジン』!!」

 

 

DDD烈火王テムジン

☆6

炎属性,悪魔族/融合/効果

ATK 2000

 

 

「くっ、出たわねテムジン。」

 

 

私は、現れた異次元の王を睨みつけた。

 

こいつが出たら100パー回り出すと思って問題ない。おまけに、ここに来る前の紫とのデュエルでフィニッシャーになってたってこともあって、正直あまり良い印象は抱いてない。おまけに、こいつがいると、墓地にヘル・アーマゲドンがあったりしても拾ってこれるし。

 

まぁ、何とかするしかないわね。回転を止めるとしたら、おそらくあそこ。それでこのターンは全部止まる。

 

 

「さらに私は、『DDナイト・ハウリング』を召喚! 」

 

 

DDナイト・ハウリング

☆3

闇属性,悪魔族/チューナー/効果

ATK 800

 

 

 

「『DDナイト・ハウリング』の効果発ど――」

 

 

――今だ!!

 

 

「それを待ってたわ! 罠発動、『ブレイクスルー・スキル』!!」

 

「ッ?!」

 

「モンスター1体の効果を無効にするわ! 無効にするのは、当然『DDナイト・ハウリング』!!」

 

 

『DDナイト・ハウリング』に向かって、黄色の光線が伸びて障壁のように覆い、それが消えた時には、ナイト・ハウリングは力を奪われぐったりしていた。

 

 

「フッ、やはり読まれていたか。」

 

「以前そいつに手痛い目にあわされた事があってね。止めるならここしかないって思って。」

 

「さすがだ。それでこそ、それだけ強いカードを持つ者としてふさわしい。バトルだ。『DDD烈火王テムジン』で、『ライトロード・アサシン ライデン』に攻撃! 『ファイヤー・ストローク』!」

 

「『閃珖竜スターダスト』の効果発動! 1ターンに1度だけ、場のカード一枚を、あらゆる破壊から守る!私が選択するのは、『ライトロード・アサシン ライデン』!! 『波動音壁(ソニック・バリア)』!!」

 

 

テムジンが炎の剣でライデンを切り裂く直前、スターダストがライデンのまわりに透明の障壁をはり、その障壁が、テムジンの剣をはじいた。

 

 

「破壊は出来なかったか。だがダメージは受けてもらう。」

 

 

DDD烈火王テムジン

ATK 2000

 

ライトロード・アサシン ライデン

ATK 1900

 

 

博麗霊夢

LP 4000-(2000-1900)=3900

 

 

「ふぅん。これぐらいだったら安い方よ。」

 

「そうか。私はカードを3枚セットし、ターンエンド。そして、私のターンが終了した為、君の場の『ライトロード・アサシン ライデン』の攻撃力も元に戻る。」

 

 

 

ライトロード・アサシン ライデン

ATK 1900→1700

 

 

 

赤馬零児

LP 4000

デッキ枚数 34枚

手札 無し

 

DDD烈火王テムジン

DDナイト・ハウリング

 

魔神王の契約書

 

 

Pゾーン 無し

伏せ3枚

 

 

 

 

 

 

 

「よし、私のターン!! ドロー!!」

 

 

博麗霊夢

手札 2→3枚

 

 

う~ん、伏せ3枚ねぇ。羽根帚でもあれば使ってやりたいところだけど、ないんじゃしょうがないわね。久々にこの子の出番かな。

 

 

「私は、『ライトロード・マジシャン ライラ』を召喚!!」

 

 

ライトロード・マジシャン ライラ

☆4

光属性,魔法使い族/効果

ATK 1700

 

 

『(ライラ、久々に頼むわよ。)』

 

『(はい。任せて下さい。久々の仕事でも、やり遂げて見せますよ。)』

 

『(えぇ。よろしくね。)』

 

 

ライラはある意味、私のデッキの3人目の相棒で、始めた当初は、効果も便利だったから滅茶苦茶使ってたのよね。まぁその当時、本人が過労死しそうになってたって言うのを私は知らなかったんだけど。あれ以来、私もこの子達を私達と同じ存在として、見るようになったのよね。ホント、ライラには『裁きの龍』同様、いろいろと教えてもらってる気がする。感謝しなきゃね。

 

とまぁ、思考を脱線させてる場合じゃないわね。集中しないと。

 

 

「『ライトロード・マジシャン ライラ』の効果発動!表側攻撃表示で存在するこの子を、表側守備表示に変更する事で、相手フィールド上の魔法・罠カードを1枚破壊する! 私は、あなたから見て右側の伏せカードを破壊!!『デストラクト・フラッシュ』!!」

 

『(ハァ~、ヤァ!!)』

 

 

ライラが放った光の光線が、、赤馬の伏せカードを破壊しようとした。が、その前に赤馬がカードを発動させた。

 

 

 

「選択された永続罠、『戦乙女(ヴァルキリー)の契約書』を発動。さらにチェーンして『契約洗浄(リーズ・ゾンダリング)』を発動!!」

 

「なっ?!くっ、チェーンはないわ。」

 

「なら効果処理に移らせてもらおう。『契約洗浄』の効果により、私の場の『契約書』カードを全て破壊し、その数1枚に付き、1000ポイントのライフ回復、およびデッキからカードを1枚ドローする。そして選択したカードがなくなった事で、『ライトロード・マジシャン ライラ』の効果は不発となる。」

 

ライトロード・マジシャンライラ

ATK 1700→DEF 300

 

 

 

赤馬零児

LP 4000+1000×2=6000

手札 0→2枚

 

 

 

くっ、かわされた。しかもそれだけじゃなく、ライフと手札まで回復された。さすがってところね。

 

 

「私は、もう一度ライデンの効果を発動! デッキトップからカードを2枚墓地に送り、その中にライトロードモンスターがいれば、攻撃力を200ポイントアップさせる!」

 

 

 

博麗霊夢

デッキ枚数 29-2=27枚

 

 

墓地に送られたカード

 

水征竜-ストリーム

土征竜-リアクタン

 

 

 

ん~、『子征竜』のうち2枚がまとめて落ちたか。まぁリアクタンは大元のレドックスが落ちちゃってるから、あんまり関係ないんだけど。

 

 

「墓地に落ちたカードの中にライトロードモンスターはいないわ。攻撃力アップは無しよ。」

 

「だが、攻撃力の増加はおまけといったところか。本来の目的は、墓地肥やし。」

 

「ご名答。さて、アンタが悪魔の王を使うなら、私も使わせてもらうわよ!」

 

 

つまらない意地の張り合いだけど、ここで決めるためには、あの子のカードが持ってこいね。

 

フラン、悪いけど力借りるわよ!!

 

 

 

「私は、レベル4の『ライトロード・マジシャン ライラ』に、レベル4の『ライトロード・アサシン ライデン』をチューニング!!幼き悪魔に秘められし破壊の力、今赤き王者に宿りて、悪魔を誇り高き紅蓮の王へと進化させよ!! シンクロ召喚!! その身に宿る力で、全てを焼き尽くせ!! レベル8、『琰魔竜レッド・デーモン』!!」

 

 

琰魔龍レッド・デーモン

☆8

闇属性,ドラゴン族/シンクロ/効果

ATK 3000

 

 

「ほう。まだそんなドラゴンがいたのか。」

 

 

赤馬は、レッド・デーモンにさして驚いた様子も見せずにこう言った。

 

 

「私のエクストラデッキはね、皆との絆で出来てるのよ。まぁ、私は絆なんて重んじるタイプじゃないけど、実際この子達には、だいぶ助けられてきたからね。だからこの子達がいると、何かあの子達を近くに感じる事が出来るの。あのお節介な、皆の事をね。このレッド・デーモンは、私の友達の妹が持ってたドラゴンよ。」

 

「そうか。ぜひ会ってみたいものだな。」

 

「日の出てる時間帯は苦手らしいから、それ以外ならね。さて、じゃあ行くわよ!!私は、『琰魔龍レッド・デーモン』の効果発動!! 1ターンに1度、このモンスター以外の攻撃権を放棄する事で、フィールド上の攻撃表示モンスターを全て破壊する!! 『真紅の地獄炎(クリムゾン・ヘルバーン)』!! 勿論、『閃珖竜スターダスト』の効果も発動!! 自身を守りなさい、『波動音壁』!!」

 

レッド・デーモンが空中へ飛翔し、フィールド上全体に向かって吠えた。すると、フィールドの下から炎柱が発生し、フィールド上のモンスターを全て飲み込んだ。スターダストは、その炎柱から自身を透明な障壁で守っていたおかげで破壊はされなかったが、赤馬のフィールド上のモンスターは、火柱が消えた後、全滅していた。

 

 

「くっ、ただでは転ばん! 『DDD烈火王テムジン』の効果発動!! このモンスターが戦闘、または相手の効果で破壊された時、自分の墓地から『契約書』カードを1枚、手札に加える。『戦乙女の契約書』を手札に! さらに私は『DDDの人事権』を発動!! 墓地の『DD』モンスター3体をデッキに戻し、デッキから『DD』モンスター2体を手札に加える! 私は、墓地の『DDケルベロス』、『DDナイト・ハウリング』、『DDD烈火王テムジン』をデッキに戻し、『DD魔導賢者ガリレイ』と、『DD魔導賢者ケプラー』を手札に加える!」

 

 

赤馬零児

手札 2→5枚

 

 

 

「ケルベロスを持ってたからまさかと思ったけど、もうペンデュラムカードを完成させてたなんてね。」

 

「いや、これは試作品だ。まだ完成はしていない。本来なら試作品の完成すらももう少し後だったのだが、君の友達とやらが行ってくれた、強力なペンデュラム召喚の反応を観測できたおかげで、今朝これが完成された。君の友人には感謝せねばな。」

 

「あらそう。そりゃよかったわね。またあの子にでもあったら礼を言っておくわ。」

 

「それは助かる。さて、まだ君のターンだが、これで終わりか?」

 

「んなわけないでしょ。レッド・デーモン自身は攻撃できるのよ! 『琰魔龍レッド・デーモン』で、赤馬にダイレクトアタック!! 『極獄の裁き(アブソリュート・ヘル・ジャッジ)』!!」

 

 

レッド・デーモンが口の中に火炎を溜めこみ、それをブレスとして赤馬に向けて発射した。勿論、遮るものがないので、赤馬はその火炎をモロに食らった。

 

 

琰魔龍レッド・デーモン

ATK 3000

 

 

赤馬零児

LP 6000-3000=3000

 

 

 

「くっ、ぬおあぁぁぁ!!!」

 

火炎の直撃を食らった赤馬は膝をつき、呼吸を整えてからもう一度立ち上がって、眼鏡の位置を直した。

 

 

「ハァ、ハァ、すさまじいな。そのドラゴンの炎は。」

 

「まぁね。私も最初食らった時は、気を失いそうになったけどね。」

 

 

これは本当。この子のオリジナルの所持者である、フランを止めるために紅魔館に行ってあの子とデュエルした時、こいつの炎を食らってマジで死にそうになった。全身が焼き尽くされて、まるで本当に地獄の業火で焼かれてるんじゃないかって錯覚しちゃうぐらいにきつかった。出来れば二度と食らいたくない攻撃の上位には余裕で食い込んでくるわね。

 

 

「私はもうこれ以上やることはないわ。ターンエンド。」

 

 

 

博麗霊夢

LP 3900

デッキ枚数 27枚

手札 2枚

 

閃珖竜スターダスト

琰魔龍レッド・デーモン

 

Pゾーン 無し

伏せ 1枚

 

 

 

「フッ、では行かせてもらおう。私のターン!!」

 

赤馬零児

手札 5→6枚

 

 

アイツの手札にはあの2体がいる。来る!

 

 

「カードを1枚セット。いくぞ、博麗霊夢。これが私の、ペンデュラム召喚だ! 私は、スケール1の『DD魔導賢者ガリレイ』と、スケール10の『DD魔導賢者ケプラー』で、ペンデュラムスケールをセッティング!!」

 

 

赤馬が2体の魔導賢者をペンデュラムゾーンにセッティングした事で、セットされた魔導賢者たちが青い光の円柱の中を通ってある程度の上がっていき、上がりきったところでその2体の下に『1』と『10』という数字が出現した。

 

 

「これで私は、レベル2からレベル9のモンスターが、同時に召喚可能! 我が魂を揺らす大いなる力よ! この身に宿りて、闇を引き裂く新たな光となれ!! ペンデュラム召喚!! 出現せよ!! 私のモンスター達よ!! 『DDD制覇王カイゼル』!! 『DDD覇龍王ペンドラゴン』!! そして、全ての王をも統べる超越神、『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』!!」

 

 

DDD制覇王カイゼル

☆7

闇属性,悪魔族/効果

ATK 2800

 

 

DDD覇龍王ペンドラゴン

☆7

闇属性,悪魔族/効果

ATK 2600

 

 

DDD死偉王ヘル・アーマゲドン

☆8

闇属性,悪魔族/ペンデュラム・効果

ATK 3000

 

 

 

出てきたか、ヘル・アーマゲドン!でも、他のカードは見たことないわね。紫が持ってないDDモンスターなんていたのね。いや、もしかしたら、使ってないだけかも。紫が本気出したとこ、あんま見たことないし。

 

 

「ペンデュラム召喚に成功した『DDD制覇王カイゼル』のモンスター効果発動!! このカードがペンデュラム召喚に成功した場合、相手フィールド上の表側表示のカードの効果をすべて無効にする!!」

 

「何ですって?!」

 

「それだけではない。『DDD制覇王カイゼル』には、もう一つ効果がある! それは、このカードがペンデュラム召喚に成功したターンのメインフェイズ1に1度だけ、フィールド上の魔法・罠ゾーンのカードを二枚まで選択して破壊し、その破壊した枚数分、制覇王カイゼルは攻撃できる!!」

 

 

 

何その効果?! もしあの効果が通ったら、このターンで確実に負ける!! くっ、使うとしたらここしかないか。

 

 

「だったら効果が発動する前に封じるだけよ!! リバースカードオープン、『ブレイクスルー・スキル』!!」

 

「二枚目を伏せていたのか…。」

 

「さすがにそれは通すわけにはいかないわね。悪いけど、カイゼルの効果は使わせないわよ。」

 

 

カイゼルが私のフィールドに結界のような物を張ろうとしていたが、張ろうとしていた結界は消失し、代わりにカイゼルが、先程ナイト・ハウリングを包んだ光に包まれ、消える頃には力を失っていた。

 

赤馬はカイゼルの効果でこちらのモンスター達を封じれなかった事が少し悔しかったのか、顔を少し不機嫌にしていたが、すぐに先程の澄まし顔に戻り、眼鏡の位置をまた直していた。

 

 

「ふぅ、まさかこの一手まで凌がれるとは。さすがは異次元の決闘者といったところか。」

 

「褒め言葉として受け取っておくわ。でも、こういう時までそう言うのを引っ張り出すのはやめてくれないかしら。今の私達に、生まれや育ちなんて何の意味があるの?」

 

 

これは率直な感想。確かに、生まれや育ちによって環境も変わる。持ってるデュエルスキルやドロー運(?)、勝負強さまで変わってくるのかもしれない。でもそんなのは、このデュエルという場ではほんの些細な事でしかない。さっき上げた3つが関係するって言う人がいるなら、それはただの言い訳に過ぎない。

 

今私達は、己の全部をかけて、デュエルをしている。それが最終的に、結果的に勝った方が勝つだけの事である。たったそんな事にまで、生まれ育ちの入り込む猶予なんてない。

 

 

赤馬は私の言葉の意味に気付いたのか、急に笑い出した。

 

 

「フフフ、フハハハハハ!!」

 

「な、何よ! 笑う事ないじゃない!」

 

「いや、すまない。だが、その通りだと思ってな。私達は今、決闘者として互いに向き合っている。そこに、生まれや育ちは何の意味も持ちはしない。君は、そう言いたかったのだろう?」

 

「え、えぇ。まぁね。昨日、沢渡や私の友達、パチュリーって言うんだけど、その子達とデュエルして、改めてわかったの。デュエルに生まれ育ちは関係ない。今を全力でぶつかって、精一杯楽しんでデュエルをする。それだけなんだってね。」

 

「フフ、私も、その意見には同意する。君がどこの次元の者であれ、それ以前に君は決闘者だ。私もそうだ。『スタンダード』も、『レオ・コーポレーション』の社長である事さえ、今のこの場には何の意味もなさない。この楽しいデュエルを、最後までやり抜かせてもらおう!」

 

「そう。じゃあ私もこのデュエル、精一杯楽しませてもらうわ!」

 

 

私のこの言葉を皮切りに、再度デュエルが再開された。

 

 

「いくぞ、私は『DDD覇龍王ペンドラゴン』で、『閃珖竜スターダスト』を攻撃!!『フレイム・メテオ』!!」

 

「スターダストの効果発動!! 再び自信を護りなさい、『波動音壁』!!」

 

「また凌がれたか。だがダメージは受けてもらう!」

 

 

ペンドラゴンの咆哮と同時に、上空から隕石がスターダスト目掛けて降ってきたが、スターダストはそれをいつもの透明な障壁で防御、代わりに防いだ時に飛び散った隕石の欠片が、こちらに降り注いできた。

 

 

DDD覇龍王ペンドラゴン

ATK 2600

 

閃珖竜スターダスト

ATK 2500

 

 

博麗霊夢

LP 3900-(2600-2500)=3800

 

 

「くぅ、キャアァァ!!」

 

 

隕石の欠片が一つだけ私の近くに落ち、その爆風で吹き飛ばされそうになったが、何とか持ちこたえた。さすがにそうデュエル中に何度も吹っ飛ばされるのはごめんよ。

 

 

「まだだぞ。さらに『DDD制覇王カイゼル』で、『琰魔龍レッド・デーモン』を攻撃!!」

 

 

自滅攻撃? いや違う、これは――

 

 

「墓地の『ネクロガードナー』の効果発動!! このカードを墓地から除外する事で、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする!!」

 

 

制覇王カイゼルが、レッド・デーモンに対して攻撃しようとしたが、レッド・デーモンとカイゼルの間に『ネクロガードナー』が割り込み、相手の攻撃をはじき返して消えていった。

 

ふぅ、危ない危ない。今のが通ってたら、ヘル・アーマゲドンの効果が発動して攻撃力が上がり、2800、もしくは3000ものダメージを食らうところだったわよ。まぁ、これで私の勝ちはほぼ確定ね。

 

 

「チィ、これも駄目か。ならばせめて、スターダストだけでも破壊する!『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』で、『閃珖竜スターダスト』を攻撃!!」

 

 

赤馬の場のヘル・アーマゲドンが、スターダスト目掛けて極太の光線を放ってきた。スターダストもブレスで対抗しようとしたものの、攻撃力の差の前に破壊されてしまった。

 

 

DDD死偉王ヘル・アーマゲドン

ATK 3000

 

閃珖竜スターダスト

ATK 2500

 

 

博麗霊夢

LP 3800-(3000-2500)=3300

 

 

「くっ、アァァァァ!!」

 

 

またも起こった爆風に今度は吹き飛ばされてしまい、地面に背中をうちつけてしまった。

 

 

「いったぁ。くぅ、やってくれるじゃない!」

 

「せめて一矢報いたいと思ったのでな。私はこれでターンエンドだ。」

 

 

赤馬零児

LP 3000

デッキ枚数 28枚

手札 無し

 

DDD死偉王ヘル・アーマゲドン

DDD制覇王カイゼル

DDD覇龍王ペンドラゴン

 

Pゾーン

 

DD魔導賢者ガリレイ(スケール1)

DD魔導賢者ケプラー(スケール10)

 

伏せ 1枚

 

 

 

「ふぅ、さすが【DD】使いね。やっぱり強いわ。しかも、私の知らないカードまで出てくるなんて。」

 

「ほう、君が知らないとなると、君の知り合いが持っていないカードもあるのか。」

 

「どうなんだろ。アイツなかなか本気出してくれないからなぁ。あんな性格だから、隠し玉の一つや二つ持ってるかもしれないわね。なにせ、ホントの賢者だからね。」

 

「フッ、そうか。」

 

「えぇ。さて、じゃあ私も、もう一つの本気、見せちゃおうかしらね!! 私のターン!!」

 

 

とは言ったものの、出せるかしらね、アイツ。問題はそこなんだけど。

 

 

「ドロー!!」

 

 

博麗霊夢

手札 2→3枚

 

 

 

おっ、この手札なら本当にいけるかも。問題はアイツらのうち、どちらかが落ちるかどうか。これにかかってる。頼むから落ちてよ。

 

 

「わたしは、デッキトップからカードを三枚落とし、手札から魔法カード、『光の援軍』を発動!!」

 

墓地に送られたカード

嵐征竜-テンペスト

デブリ・ドラゴン

ライトロード・ビースト ウォルフ

 

 

 

よし、来たぁ!! これでいけるわ!

 

「『光の援軍』の効果で、私はデッキから、『ライトロード・サモナー ルミナス』を手札に加える! そして、墓地に落ちた、2枚目の『ライトロード・ビースト ウォルフ』の効果発動!! 自身を特殊召喚!!」

 

 

ライトロード・ビースト ウォルフ

☆4

光属性,戦士族/効果

ATK 2100

 

 

『(ウォルフ、もう一働き頼むわよ。)』

 

『(…御意。)』

 

 

よし、ウォルフも来たし、出来ればあの子にも来てもらいたいわね。まぁ、まずはこっちね。

 

 

「私は、『ライトロード・サモナー ルミナス』を召喚!!」

 

 

ライトロード・サモナー ルミナス

☆3

光属性,魔法使い族/効果

ATK 1000

 

 

『(ルミナス、頼んだわよ。)』

 

『(ええ。任せておいて。)』

 

 

ライラは私が頷きかけると、たまに見せるウィンクを見せてくれた。恥ずかしいって言ってなかなか見せてくれないんだけど。まぁ、それだけテンションが乗ってるってことよね。

 

 

「『ライトロード・サモナー ルミナス』の効果発動!! 手札を1枚墓地に捨てる事で、墓地のレベル4以下のライトロードモンスターを1体、場に特殊召喚出来る。私は、手札に残った『瀑征竜-タイダル』を捨て、墓地より『ライトロード・アサシン ライデン』を特殊召喚!!」

 

 

ライトロード・アサシン ライデン

☆4

光属性,戦士族/チューナー/効果

ATK 1700

 

 

 

「くっ、またそのモンスターか。」

 

 

赤馬はライデンが特殊召喚されると、途端に眉を寄せた。

 

 

「ポーカーフェイスのアンタでも、ライデンの事は少し嫌みたいね。でも手を抜く気はないわ! 私は、ライデンの効果を発動!! デッキトップを二枚墓地に送り、その中にライトロードモンスターが含まれていれば、攻撃力を200ポイントアップさせる!!」

 

 

墓地へ送られたカード

炎征竜-バーナー

ライトロード・アーチャー フェリス

 

 

「よっしゃ来たぁぁ!! 墓地に落ちたカードの中に、ライトロードモンスター、フェリスが含まれていたから、ライデンの攻撃力は200ポイントアップ!! さらに、墓地に落ちたフェリスの効果も発動!! このモンスターを特殊召喚!!」

 

 

ライトロード・アーチャー フェリス

☆4

光属性,獣戦士族/チューナー/効果

ATK 1100

 

 

「これで、また2回シンクロ召喚が可能という事か。」

 

 

うん、まぁ普通ならそう考えるわよね。でも――

 

 

「あら、誰がシンクロするって言ったの?」

 

「何?」

 

 

あら、本当に分かってないのね。チューナーがもしかしてシンクロ専用とか、そんなこと考えてるんじゃないでしょうね。チューナーはシンクロに必要なカードである以前に、『モンスター』だってこと忘れてないかしら。

 

 

「分からないようなら、見せてあげるわ!! チューナーはシンクロするだけが、脳じゃないってね!! 私は、レベル4の『ライトロード・ビースト ウォルフ』と、『ライトロード・アサシン ライデン』で、オーバーレイ!!」

 

「オーバーレイ?! まさか、君の狙いはシンクロではなく、エクシーズ召喚か!?」

 

「あら、今更気付いたの? でももう遅いわ!! 2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!! 希望の翼と剣携えし皇よ!! その翼で弱きものを守り、その剣で悪を断ち切れ!! エクシーズ召喚!! 現れよ!! ランク4、『NO.39 希望皇ホープ』!!」

 

 

No.39 希望皇ホープ

★4

光属性,戦士族/エクシーズ/効果

ATK 2500

 

 

『ホーーープ!!』

 

ホープが、召喚時特有の雄たけびを上げながら現れた。赤馬は、ホープを奇異の目で見て、眼鏡の位置を調整してから、先程のポーカーフェイスに戻った。ただ、声には少し動揺が混じっていた。

 

 

「ナンバーズ、だと? 聞いた事のない聞いた事のないエクシーズモンスターだ。」

 

「ナンバーズは、私の世界でも珍しいモンスター達よ。1枚ずつしかなくて、カードが認めた奴以外扱えないレベル代物よ。」

 

「カードが、認める?」

 

「えぇ。それだけ、カードに凄まじい力が秘められてるってこと。」

 

「すごいな。そんなカードまであるのか。」

 

 

赤馬は驚いてはいたものの、動揺が退いてきたのか、次第に冷静な声音になっていた。

 

 

「だが、如何に強力なカードであろうと、攻撃力が足りていないぞ。それでは、この布陣は突破できん。」

 

 

そんなのは承知の事。確かにこのままだと、アイツの布陣を突破できない。かと言って、レッド・デーモンで無理やり通ったんじゃ、面白くないしね。ここはあなたの竜の出番かしらね、輝夜!!

 

 

 

「分かってるわ。だから、こうするのよ!! 私は、レベル3の『ライトロード・サモナー ルミナス』に、レベル4の『ライトロード・アーチャー フェリス』をチューニング!! 宇宙(そら)に生まれし一輪の薔薇よ、地球(ほし)の光に今導かれ、聖なる華を咲かせたまえ!! シンクロ召喚!! 咲き誇れ!! レベル7、『月華竜ブラック・ローズ』!!」

 

 

月華竜ブラック・ローズ

☆7

光属性,ドラゴン族/シンクロ/効果

ATK 2400

 

 

 

「『月華竜ブラック・ローズ』の効果発動!! このモンスターの特殊召喚、または相手がレベル5以上のモンスターを特殊召喚した時、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を手札に戻す!! 私が戻すのはもちろん、『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』!! 美しき月空に奏でよ、『退華の叙事歌(ローズ・バラード)』!!」

 

『ルオォォォォォン!!!』

 

 

ブラック・ローズが歌声のような声を響かせると、ヘル・アーマゲドンの周りに、薔薇の花弁を伴った突風が巻き起こり、それが終わるころには、ヘル・アーマゲドンが消えており、それに合わせて赤馬もヘル・アーマゲドンのカードを手札に戻していた。

 

 

赤馬零児

手札 0→1枚

 

 

 

「私はさらに、墓地の『厳征竜-レドックス』の効果発動!!このカード以外のドラゴン族を手札、または墓地から除外し、このモンスターを特殊召喚する!!『エクリプス・ワイバーン』と、『土征竜-リアクタン』を除外し、特殊召喚!! 大地の力、今小さき土竜に集まりて進化せよ!!『厳征竜-レドックス』!!」

 

 

厳征竜-レドックス

☆7

地属性,ドラゴン族/効果

DEF 3000

 

 

「征竜も使いこなすのか。」

 

「驚くのはまだよ。除外された『エクリプス・ワイバーン』の効果発動!! この子の効果で除外したモンスターを手札に加える!! 『裁きの龍』を手札に!! 私はさらに、レベル7の『月華竜ブラック・ローズ』と、『厳征竜-レドックス』で、オーバーレイ!!2体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築! 空を駆ける、幻獣の姿模りしカラクリよ!! 今こそ現れ、ここに顕現せよ!! エクシーズ召喚!! ランク7、『幻獣機ドラゴサック』!!」

 

 

幻獣機ドラゴサック

★7

風属性,機械族/エクシーズ/効果

ATK 2600

 

 

『幻獣機ドラゴサック』。かつて『征竜』達を使った時は、デッキに入っていなかったモンスターの1体。その効果の汎用性と召喚の縛りのなさから、いつかもう1度征竜達と戦えるようになったらと準備していたカードだ。まさか、こんなに早く実戦に投入するなんてね。さぁ、行くわよ!

 

 

「『幻獣機ドラゴサック』の効果発動!! フィールド上の幻獣機モンスター1体をリリースする事で、相手フィールド上のカード1枚を破壊する!! ドラゴサック自身をリリースして、赤馬の伏せカード1枚を破壊する!!『ミラージュ・アサルト』!!」

 

 

ドラゴサックは私の指示を受けて赤馬の伏せカードに向かって突撃、その前に赤馬も選択されたカードを発動してきた。

 

 

「永続罠、『戦乙女の契約書』を発動!! 効果も使う!! 自分の手札の『DD』カード、または『契約書』カードを1枚墓地に送る事で、フィールド上のカード1枚を破壊する。先程手札に戻った『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』を墓地に送り、君の場の『琰魔龍レッド・デーモン』を破壊する!!」

 

 

ドラゴサックが、発動された『戦乙女の契約書』に当たってカードを破壊する寸前、そのカードから光が飛び出し、レッド・デーモンを直撃した。レッド・デーモン、お疲れ。よくやってくれたわ。後は休んでて。

 

 

「やるじゃない。でもこれで、もうカウンターは出来ないわね。さぁ、お楽しみは、これからよ!!」

 

 

私のフィールドはホープ以外にいない。でも、この手札の子にとって、そんな事は些細な事!!さぁ、ここからが本番よ!!

 

 

「私の墓地には、ライトロードモンスターが4種類以上いるわ。よって、さっき『エクリプス・ワイバーン』の効果で手札に加えた、このモンスターを特殊召喚出来る!! 正義を執行せし、光の頂点に君臨するものよ!! 今こそ姿を現し、悪しきものを等しく、全て裁け!! 降臨せよ、『裁きの龍』!!」

 

 

裁きの龍

☆8

光属性,ドラゴン族/効果

ATK 3000

 

 

 

「このタイミングでそのドラゴンか?!」

 

 

赤馬が『裁きの龍』を見て顔を歪めた。よし、ようやくあのポーカーフェイスが消えた。このままいくわよ!!

 

 

「言ったはずよ。驚くのは、まだ早いって!! 墓地の残った3体の征竜、『ブラスター』、『タイダル』、『テンペスト』の効果発動!! まずはブラスターから!! 墓地の『炎征竜-バーナー』と、『琰魔龍レッド・デーモン』を除外し、特殊召喚!! お次はタイダルよ!! 墓地の『水征竜-ストリーム』と、『月華竜ブラック・ローズ』を除外し、特殊召喚!! 最後はテンペスト!! 墓地の『デブリ・ドラゴン』と、『幻獣機ドラゴサック』を除外し、特殊召喚!! 炎、水、風の3つの力よ、それぞれの属性を取り込む小さき竜に宿りて、今こそ進化せよ!!『焔征竜-ブラスター』!!『瀑征竜-タイダル』!! そして、『嵐征竜-テンペスト』!!」

 

 

 

焔征竜-ブラスター

☆7

炎属性,ドラゴン族/効果

ATK 2800

 

瀑征竜-タイダル

☆7

水属性,ドラゴン族/効果

ATK 2600

 

嵐征竜-テンペスト

☆7

風属性,ドラゴン族/効果

ATK 2400

 

 

 

「くっ、残りの征竜を並べてきたか。」

 

「このターンがラストターンよ!! バトル!! まずは『焔征竜-ブラスター』で、『DDD覇龍王ペンドラゴン』を攻撃!! 『プロミネンス・ブラスター』!!」

 

 

ラストターン最初の攻撃主は、『焔征竜-ブラスター』。そのブラスターが放った大型の火球がペンドラゴンをとらえ、抗う間もなく破壊した。

 

 

焔征竜ブラスター

ATK 2800

 

DDD覇龍王ペンドラゴン

ATK 2600

 

 

赤馬零児

LP 3000-(2800-2600)=2800

 

 

「む、ぬぅ!!」

 

「続けて『裁きの龍』で、『DDD制覇王カイゼル』を攻撃!! 『裁きの雷(ジャッジメント・ザ・ライトニング)』!!」

 

 

さらに、2番手の『裁きの龍』が天に向かって咆哮すると、そこに雷雲が現れ、そこから落とされた雷が、まるで天罰のごとくカイゼルに直撃して破壊した。

 

 

裁きの龍

ATK 3000

 

DDD制覇王カイゼル

ATK 2800

 

 

赤馬零児

LP 2800-(3000-2800)=2600

 

 

 

「くっ、チィ。」

 

「そして、これで最後よ!! 残った三体のモンスターで、ダイレクトアタック!! 『ホープ剣・タイダル・テンペスト・スラッシュ』!!」

 

 

そして最後にトリを飾るのが、タイダルとテンペストの力を宿した二振りの剣を持って出てきた『No.39 希望皇ホープ』!! その風と水の属性を宿した剣が、赤馬に直撃した。

 

 

赤馬零児

LP 2600-(2600+2500+2400)=-4900

 

 

「くっ、うおわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

直撃を受けた赤馬は吹っ飛び、地面にそのまま叩きつけられた。そして、私の勝ちを知らせる電子音がピーっと鳴った。

 

 

winner 博麗霊夢

 

 

 

 

 

◇≡

 

 

 

 

私と赤馬とのデュエルは、私の勝ちという形で終わった。

 

 

あの後赤馬の近くに駆け寄ると、赤馬はもう立っており、こちらを見て笑っていた。何故笑っているのかを聞くと、私は、アイツの考えていた通りの存在だとか言ってた。まぁつまるところ、「私はアイツの敵じゃない」ってことが、アイツにとっては再確認できたらしい。何でそう思ったのかというと、最後のホープたちの一撃、明らかに直撃しないような太刀筋出会った事が分かり、また、私の攻撃の一つ一つに、傷つけようという意思は感じられなかったからだとか。よく分かんなかったけど。

 

そして、約束通り今日のところは引いてくれた。そして、明日の10時頃に、『レオ・コーポレ-ション』の本社に私が行くことが決まった。まぁ明日行くと言いだしたのは私だし、そっちの方が良いだろうという事で決定した。

 

 

その約束を決め終わった後、アイツは帰っていった。結局、アイツは今日何のために私とデュエルしたのかは教えてもらえなかったが、何となくだけど、アイツはたぶん、私とデュエルする事で、私という人間を認識し、そしてまた、今朝完成したというペンデュラムカ-ド達をテストし、完成品により近付けたいという想いがあったのだろう。まぁ、これもあくまで勘だけどね。

 

 

 

それにしても、やっぱり征竜達は強いわね。さすがは、それぞれの属性のエネルギーを溜めこんでるだけの事はあるわ。『子征竜』達は今回コストとしてしか機能しなかったけど、次回からはちゃんと使っていきたいわね。この子達のためにもね。

 

 

 

 

さて、赤馬とデュエルしたからちょっと疲れたし、帰ってお昼ご飯でも食べますか。まだ修造さんと約束した時間までに余裕もあるし、そうしましょう。

 

 

 

私は、今日のお昼ご飯を食べるために、来た道をまっすぐ帰っていったのだった。

 

 

 

 




どうも、おつかれさまでした。いかがだったでしょうか。


社長さんとのデュエル、カイゼルのところが一番迷った。あそこでどうするか。あそこみてたら分かると思うんですけど、


霊夢
手札 2


閃珖竜
琰魔龍

伏せ 1


で、


社長
手札0


カイゼル
ペンドラゴン
ヘル・アーマゲドン

伏せ1


だったんですよ。もしあそこでカイゼルの効果が通っていた場合、最初にヘル・アーマゲドン(以下ヘルア)以外で閃珖竜攻撃、その後3体のいずれか(ペンドラゴンが攻撃してたらヘルア、カイゼル攻撃してたらどれでも)で琰魔龍攻撃。この時、攻撃したのがヘルア以外だとヘルアの攻撃力上昇、そして上昇した攻撃力で殴って残ったモンスターで攻撃、それかヘルアがレッド・デーモンと相打ちしたら、カイゼルの攻撃2回が霊夢に直接飛んできて、霊夢の負けになってたんですよね。まぁ、結果的に二枚目の伏せも『ブレイクスルー・スキル』だったので難を逃れたんですけどね。皆さんはどう思いましたか?



さて、今回霊夢のデッキトップ運がすごく炸裂してましたね。初手エクリプス落ちて、その後フェリスとウォルフ落ちて、そいつら出てきて。あんまわかんないですけど、これたぶん理想的な回り方ですよね。初手にライデン残しながら閃珖竜でるって、あのデッキをADSで回した時でさえなかなか無いんですけどね。


社長のデッキはゆかりんと似ていますが、唯一違うところといえば、今回結局出なかったですけど、もうすでにダルクとテルがエクストラに入っていることぐらいですかね。あいつらまだOCG化してないですし。まぁ次の「クラッシュ・オブ・リベリオン」で出てくれる事を祈りましょうか。ラプターズフォースも出ますしね。【RR】デッキ作ってみてぇ。


というか黒咲さん、(無言の腹パン)の時の発言以外は基本的にかっこいいんですよね! エクシーズ召喚とランクアップの時の口上かっこよすぎますもん!!あれぐらいかっこいい口上考えれたらいいんですけどねぇ。というか、バニシング以外使わないのかな、黒咲さん。明日もし素良とデュエルしてるシーンが映ったら、ちょっと使ってほしいなぁ。まぁそれは置いておいて。


霊夢さんもついに、シンクロ以外の召喚方法を身に付けたぁ!! しかもホープキタアァァァァ!! やっぱり主人公のエクシーズといえば、こいつがまず浮かびますね。他に候補って言ったら、似たような攻守を持ってる『星輝士(ステラナイト)デルタテロス』ですかね。こいつも主人公使ってて全然違和感のないモンスターなんですけどね。見た目的にもかっこいいですし。ん、『ガガガガンマン』? あれはちょっと、勘弁かなぁ。トドメにはよく使えますけど。


さて、今回劇中で決闘竜(デュエル・ドラゴン)を出すたびに、幻想郷の住人の名前が出でいましたが、他にも決闘竜を持っている人はいます。なお、ブラック・ローズは輝夜本人が持っていたカードですが、彼女のデッキの性質上、本来の力が出しにくいというのと、「もう使わない」と本人から譲り受けたカードです。力のあるカードでも、その認められた本人と、カード自体が次の持ち主を認めた場合にのみ成り立ちます。前に言ったシャイニングなんかもそれとほぼ同じです。

因みに、残りの決闘竜の持ち主はこんな感じです。


○機械竜パワー・ツール
所有者:川城にとり
採用理由:もはやお察し。機械ばっか弄ってるから。

○妖精竜エンシェント
所有者:大妖精
採用理由:羽根の感じと色合い、それと「妖精」って字が入っていたから。

○玄翼竜ブラック・フェザー
所有者:射命丸文
採用理由:これもお察し。「BF」が合いそうなキャラは彼女ぐらいです。

○煉獄竜オーガ・ドラグーン
所有者:藤原妹紅
採用理由:性格が何となく、クラッシュタウン時代の鬼柳さんに似てる気がするんですよね、妹紅って。あんま見てなかったんで分からないですけど。あと、何となく頭の中で「満足させてくれよ?」とか、鬼柳さんが言いそうな事を彼女に言わせてみたら、一番しっくりきたので、彼女にしました。

○冥界竜ドラゴネクロ(→冥界濁龍ドラゴキュートス)
所有者:西行寺幽々子
採用理由:冥界の管理人だから。実は『Ark Knight』も所持しているため、デッキのポテンシャルは相当強い。さすがは管理人。伊達に食ってばっかりじゃないんですよ!!

○天穹覇龍ドラゴアセンション
所有者:アリス・マーガトロイド
採用理由:魔理沙が『魔王竜ベエルゼ(→魔王超龍ベエルゼウス)』を使っていて、霊夢を漫画版の遊星ポジ、魔理沙をセクトポジにした時に、魔法使い組のどっちかに、同じ魔法使いで、闇にとらわれた魔理沙を助けたいっていう健気な思いを貫かせるポジに入ってもらおうって思って。でもパチュリーはもうその段階でオッドアイズ持ってたし、性格的にも表立ってはそんな事しそうじゃないし。で、アリスにしようって決めた時に、ちょうどコイツが余ってたことに気付いて、

「あっ、ベエルゼウスとコイツ向き合ったら光と闇の対決みたいで面白いなぁ。よし、これでいこう!」

というノリで決めました。ホントこいつがいてよかった。因みにコイツのためにシンクロギミックぶち込んだら、たまたまクリアウィングが召喚出来るようになったというのは、また別の話。



こんな感じですね。ベエルゼに関しては第1話の後書きで書いているので、別にいいでしょう。



まぁちょっと長くなっちゃいましたが、次回!!


ここまで全く動いているところを見なかったレジスタンスの面々がいよいよ登場!!

初めて見る異次元の決闘者に、果たして霊夢はどう対処するのか?!


それでは、次回をお楽しみに!!



遊矢&霊夢「「お楽しみは、これからだ(これからよ)!!」」

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