勇者アデルとその仲間たち   作:うばたま

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人物紹介 ロマリア編

≪カンダタ≫

 

かつてロマリアを騒がせた大盗賊。昔は悪事の限りを尽くしてきたが、オルテガに出会い、「堅気には手を出さない」と自分に戒めていた。

引退後、子分たちが自分の名を使って、一般人から窃盗や、人攫いなどに手を染めていることに激怒し、彼らの指(幹部は手首)を切り落とした。

今現在は本拠地であるバハラタに向かっている。

 

≪パヌルゴス≫

 

かつてオルテガと共に旅をしたホビットの戦士。オルテガと共にネクロゴンドに偵察に行き、そこでオルテガを見失っている。

その後は、パヌルゴス曰く「神にも等しいお方」に仕えている。同僚でもあるアンに頼まれて、ノアニールに赴いた。

オペリオルとは、かつてオルテガと魔物退治に立ち寄った時に知り合っている。

 

≪オペリオル≫

 

ノアニールの町民。ノアニールの呪いを受けなかった。妻もいたが、息子の失踪直後に喪っている。

町の呪いは、息子が原因だと薄々気づいており、その罪悪感から、町を離れられずにいた。

また、息子の性格を理解しており、セトたちからもたらされた偽りの真実に、心底安堵していた。

 

 

≪アン≫

 

エルフの王女。人間であるデジールと恋に落ち、純粋でひたむきな愛を彼に注いだ。

しかし実際は彼の方には愛などなく、ただ利用された挙句に捨てられた。その事実に耐え切れず、発作的にデジールを殺害し、姿をくらませた。その後、パヌルゴスの同僚として、人間がけして入ることのできない土地にいる。

もともとは心の優しい少女で、ノアニールの町が母の怒りに触れ呪われた事実を知り、酷く動揺している。

 

≪エルフの女王≫

 

エルフの里の長にして、女王。人間を目の敵にするのは、過去の経験から。涙がルビーに変わるエルフは、彼女で最後。

娘を溺愛しており、二十年の間、彼女の安否を気にしていた。相変わらず人間は嫌いだが、ルビーの痛みを味わったセトのことは、悪い者ではないと思っている。

 

≪デジール≫

 

自己中心的で、傲慢な青年。両親はエジンベアから亡命しており、そのせいでノアニールではよそ者と蔑まれていた。その事実は、彼の人格形成に大いに影響を与えた。

自分の痛みには敏感だが、他人の痛みに鈍感で、思いやりを持たない。エルフは魔物とそう変わらないと思っており、利用することに、少しも罪悪感を抱かなかった。

アンを騙し、エルフの宝を手に入れたが、逆上したアンに刺殺される。

 

≪カザーブの鍛冶屋≫

 

リゼットの父親の元弟子。師匠に恩義を感じており、リゼットに、預かっていた鉄の爪を贈る。

新しい武器の開発に余念がないため、エディとは気が合う。

 

≪リゼットの父≫

 

カザーブの鍛冶屋。雪の日に大酒を飲み、路上で眠ってしまったために凍死。リゼットの不幸な境遇はここから始まっているため、リゼットは父親には複雑な感情を持っている。

カザーブの英雄であった武闘家に憧れ、こっそり鉄の爪を作成していた。その出来からしても、鍛冶屋としては一流であったことが窺える。

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