勇者アデルとその仲間たち   作:うばたま

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シアンの旅日誌6

 階段の上は、入り口があるフロアだったようだ。

 リゼットが俺たちにホイミをかけてくれ、それが効果を発揮したことに心底安堵しながら、俺たちはしばし休憩を取った。この階は、なぜか小部屋が多い。もしかしたら、この小部屋にも、かつては宝物の類が置かれていたのかもしれない。

 「どうやら、魔物は地下に固まっていたようだな」

 水筒の水を飲んで一息ついたセトが呟いた。

 「地下は魔法が使えない仕掛けでもあったのかもな。呪いと言うべきか?」

 「何にしろ二度と戻りたくないよ。早いとこ合流しないとな」

 合流……。できるのだろうか。ピラミッドは相当に広い上に迷路のように入り組んでいる。

 「鍵は三階にある。アギレたちはそこに向かっているはずだ」

 「そういえばさ」

 アデルの言葉を遮り、セトが呟くように言った。

 「あのミイラたちは、全部同じ奴が操ってるんだと思う。地底湖で見たシンボルとは違っていた。蓮を囲むような蛇。あれは、王家の紋章と似ている」

 「それはつまり、王家の人間があの死体を操っているのか」

 「あるいは王家のお抱えの魔術師。おそらくだが、鍵を作った魔術師じゃないかな。王家の宝を手に入れようとする不届き者を撃退する、そんな目的のために作られたんだろ」

 作るといっても、原材料は人間の……。どうも死霊使い(ネクロマンサー)というのは非人道的な手段を取る輩が多いようだ。

 そんなことを話していたら、アデルが不意に立ち上がった。

 「また来る」

 アデルが剣を抜き、強く見据えるその先には、大王ガマと火炎ムカデの群れがいる。火炎ムカデはそう強くはないが、火を噴く厄介な敵だ。

 「マジかよ」

 うんざりしたように言いながら、セトが鉄の爪を装着した。

 このエリアは魔法も使える。さっきよりかはましだろう。

 しかし、それは甘かった。その条件だと、敵も同じだからだ。

 大王ガマの後ろにいた、妙なもの、ただの布袋が、なぜか勝手にぴょんぴょん飛びながら近づいてくる。

 「〈笑い袋〉だ!厄介な敵だぞ!」

 セトが言うより前に、奴の前に紫色の魔方陣が浮かび上がり、同時に白い霧が舞いあがった。あれはラリホーじゃない、マヌーサだ。

 幻影を見せるその霧に包まれた俺たちは、周囲を見て悲鳴を上げた。

 三匹ほどいた大王ガマや火炎ムカデが、いつの間にか、その何倍にも膨れ上がっている。

 頭ではわかる。俺たちはマヌーサをかけられたのだ。膨大な数の魔物のほとんどは幻であり、こちらに攻撃してくることはない。だが、それでもこうも囲まれていると、やはり恐ろしい。というか、巨大な蛙とムカデに囲まれているこの現状が、ビジュアル的に怖い。それに、ほとんどが幻ではあるが、奴らは確かにここにいて、いつ襲い掛かってくるかもわからないのだ。

 その時、火球がこちらに飛んできた。

 「ぐっ!」

 鉄の鎧を着けておいたおかげで、服が燃えることはなかったが、熱は強烈に感じる。俺は火炎が飛んできた方向へ、ヒャドを投げつけた。甲高い悲鳴のような声が聞こえ、ジュウっと何かが蒸発する音が聞こえた。どうやら当たったようだ。

 やった!と思う間もなく、横から大王ガマと思しき魔物の、ぬめぬめした舌が足に絡んだ。これを食らうのは二度目だが、この舌を斬るより先に、他の大王ガマも一斉に俺の足に舌を絡めた。

 「うわ!」

 奴らは決定的な武器をその体に持たない分、この長い舌を使って、敵の動きを封じるのだ。俺は引き倒され、頭をしたたかに打ち付けた。それでも、何とかこの舌から抜け出そうともがく。

 「動くなシアン!」

 その時、アデルの声が聞こえ、俺は反射的に動くのをやめた。

 轟音が聞こえ、熱風が頬を撫でた。どうやらアデルがギラを唱えたようだ。足に絡まった舌が少し緩まったところを、剣で斬り落とし、奴らがいる方向へ、俺もギラを浴びせかけた。

 ぐえっと蛙が潰されたような声がした。というか、まんまか。潰されたのではなく焼かれたのだが。

 霧が晴れてきた。なぜだろうと思っていたら、傍に来たアデルの手に、薄汚い布袋があるのが見えた。それはびりびりに破れ、袋というより、もはや汚い布きれだった。

 「もしかして、こいつがさっきマヌーサをかけた〈わらい袋〉か」

 一体どうやったらこんな袋が動いたり、魔法を使ったりできるというんだ。

 「そのようだな」

 アデルはそう言い、未だ燃えている大王ガマの死体に、その汚い布きれを放った。布は一瞬で燃え尽き、微かに出た灰は霧散し、すぐに周囲の空気に溶け込んだ。

 「セトとリゼットは?」

 「わからない。あの騒ぎではぐれてしまったようだ」

 今気づいたのだが、マヌーサを食らったり、大王ガマに囲まれたりしている時に、避けたり、暴れたりしたせいで、俺たちは結構移動していたらしい。あの霧のせいで闇雲に動いたのもあって、いつの間にかセトとリゼットの姿が見当たらないのだ。

 「まさかとは思うが、さっきみたいな落とし穴があったんじゃないだろうな」

 その可能性は大いにありうる。霧で視界が悪い中だと、あの落とし穴にはどうしても気づけないだろう。

 「二人を探さないと」

 アデルがそう言うが、俺は妙なことに気が付いた。

 「お前、足を怪我したのか」

 アデルの歩き方が、少し変だ。引きずっているような。

 「さっき、火炎ムカデの火を食らった」

 「それ先に言えよ」

 こいつは、こういうところ無頓着なんだよな。幸い、魔物はさっき倒してからは、気配がない。俺たちは、少し歩いた先にある小部屋で、一息つくことにした。確かに二人を探さないといけないが、それは、きちんと動けるのを前提にした話だ。

 アデルは二人が気になるようだが、ろくに歩けもしない状態で動く方が危険だ。

 「足を見せろ」

 言ってから、ちょっと気まずいがした。別に、悪いことを言ったわけじゃないのに、なんだか後ろめたい。なぜかはわからなかったが。

 アデルは素直にブーツを脱ぎ、ズボンの裾をまくって、火傷を負った足をさらけ出した。ふくらはぎから太もものあたりまで、火傷ができている。それは思ったよりもひどいものだったが、それ以上に俺の目を引いたのは、その細さと白さだった。鍛えている割には細い。程よく筋肉はついているが、やはりこの辺は女だからか。それに、普段陽に当たらないせいか、透き通るように白くて、何て形がいいんだろう……って、何を考えてるんだ俺は。

 今思い出したが、こいつは女だったのだ。この二年間男と思い込んでいたせいで、すっかり頭から抜けていたが。女に足を見せろとか、俺は、割ととんでもない発言をしてしまったのではないだろうか。こんな非常事態にそんなことを考える方がおかしいが。

 まるっきりバカみたいだが、俺は目の前の白い素足に、すっかりうろたえていた。以前こいつがリゼットをかばった時に足を怪我した時は、アギレがきちんと手当していたっけ。あいつはこれを見ても、平然としていたわけだ。いや、俺だって、アデルが女だとあらかじめ知っていれば、こんな風に焦ることもなかったはずだ……たぶん。

 「シアン?」

 アデルが不思議そうに俺を見上げる。その無頓着な目に、俺は少しむっとした。やってやるという気になって、俺は少し乱暴に布を取り出し、水筒の水で湿らせた。

 足を冷やした後に、ホイミをかけ、エディからもらっておいた軟膏をたっぷり塗った包帯を押し当て、軽く固定する。こうしておけば、跡は残らないだろう。

 「お前さ、仮にも女なんだから、跡が残らないように気を付けろよ」

 せっかくの綺麗な足なのに、という言葉は、胸の内にとどめておく。

 「別に跡が残っても構わないが」

 「構え。あと、女なのに、何で男の言葉使うんだよ。『僕』とか言って。おかげで騙されたわ」

 そりゃ、こんな使命背負ってるわけだから、男の振りをするというのはわからなくもない。旅をするうえでは、女であることより男であった方が、都合がいいことも多いだろう。だが、これだけ仲間がいるのだから、無理に男装することもないと思う。

 余計なお世話だってことはわかっている。別に、俺はアデルが男の振りをしていようとしてまいと、どっちだっていい。ただ、何となくこの場で黙りこくるのは気まずいし、目のやり場に困る。だからこそ、こうして、自分でもよくわからない説教をかましているわけだ。

 「自分のことを『僕』と言うのは変なのか」

 「変というか、普通、女だったら『私』とか言うだろ。大体、何で男の振りをしているんだ。別に、勇者は男じゃなきゃいけないなんて決まりはないだろ」

 「男の振りをする気はないんだが」

 ぽつりと言いながら、アデルは短い自分の髪をそっと撫でた。

 「以前は髪を伸ばしていた。そうすると、僕は母に似ているとよく言われた。それが嬉しくて、長い髪にしていた」

 こいつでも、やはり嬉しいと感じることはあるんだな。なんて、場違いで失礼なことを考えてしまった。

 「でも、僕が母に似ていると言われるたび、母が嫌な顔をするので、髪を切った。この声も、一緒に住む祖父に、どちらがどちらかわからないと言われて、やはり母が嫌な顔をしていた。せめて話し方を変えて、一人称は『私』から『僕』に変えれば、区別がつくと思って」

 「お前、それって」

 嘘だろう?と言いかけた。世の中に、子供が自分と似ていると言われて喜ばない親はあまりいない。コンプレックスがあって嫌がる親がいたとしても、子供にこうまでさせる親なんて、いるわけがない。……いや、それは嘘だ。

 この世に我が子を愛さない親なんかいない。

 そんな嘘っぱちを、恥ずかしげもなく言う度胸は、俺にはない。

 世の中には、自分のために子供を犠牲にする親だっている。子供を愛さない親だっている。憎む親も。こういう時代だと、そういうのはよく見られる。

 アデルは母親と仲が悪いのだろうか?いや、こいつは愛想はないが、基本的に誰に対しても親切で丁寧だ。こうも突っかかって来る俺に対してもそうなのだ。反りが合わなくとも、相手が母親なら、きっと礼儀正しいはずだ。

 勇者オルテガの妻にして、新しい勇者の母ともなれば、何となく良妻賢母のイメージを勝手に抱いていた。だが、そうではなかった。世の中には、自分とは次元の違う、途方もなく強い相手を見ると、理屈抜きで距離を置きたくなる人間がいる。だが、その理屈は、彼女には当てはまらないはずだ。何しろ、自分の夫は、世界に名を馳せる勇者なのだから。では、アデル個人が問題なのか。

 じゃあアデルは、一体何のために、誰のために命を賭けて戦っているのか。

 「お前さ」

 孤独な勇者に何か言葉をかけようとした時。

 「……シアン」

 わずかに殺気を放ちつつ、アデルが視線を俺の背後に向けた。

 「何だよ?」

 ここは小部屋だ。ドアこそないが、入り口は一つだけで、入る時にきっちり確認したはずだ。この部屋には何もいない。部屋の隅に、小さな箱は置かれてはいたが。呪いがかかってるかもしれないから、無暗に箱には触れるなと、セトから口を酸っぱくして言われていたので、触ってはいない。何でも、昔から、このピラミッドには、盗賊対策として、呪いの宝箱がいくつか紛れ込んでいるらしい。アギレがいたら、そういうのを解除できるだろうが、素人の俺たちは手出ししないに限る。

 「……あの箱、こんなに近くになかった」

 振り返ると、すぐ傍に、先ほどから置かれていた箱があった。確かに、最初に見た時は、隅に置かれていたのに。

 「……この部屋、傾いていたっけ?」

 「いや」

 アデルが素早く剣を抜き、箱めがけてメラを放った。こんな小さな木製の箱がメラを食らえば、たちまち燃え尽きてしまうだろう。だが、そうはならなかった。

 突如箱が勝手に開き、飛び退って避けたからだ。

 「な、何だよこれ!?」

 開いた箱を見て、俺は思わずぞっとした。鋭く尖った牙が生えている。箱にだ。ナイフのような牙だと思っていたら、本当にナイフだった。正確には、ナイフのような刃物が仕込まれている。小型の刃がびっしりと埋め込まれた趣味の悪い箱が、意志を持って襲い掛かっているのだ。

 ずらりと並ぶ鋼の牙を剥き出し、箱がアデルに襲い掛かった。アデルは何とか避けたが、代わりに、横に置いていたブーツが犠牲になった。

 この箱は、人間とブーツの違いがわからないのか、ブーツを離すことなく、散々に噛み千切った。丈夫な革のブーツが、一瞬で細切れにされている。あの刃は、相当に鋭い。それに、力も相当に強い。足や腕をあれに噛まれたらと思うとぞっとする。

 ブーツが原形すら留めなくなり、ようやく奴はブーツを解放し、俺たちに向き直った。

 俺とアデルは、示し合わせたかのようにメラを放った。あの箱は、確かに恐ろしいが、それでも木製だ。火には弱いだろう。

 しかし奴は炎など、意にも介さず向かってくる。炎への耐性を強める魔法でもかかっているのかもしれない。奴が真正面から襲い掛かってきた。

 「しまった!」

 魔法を使った直後の無防備なところに、奴が大口開けて飛びかかってきた。俺は咄嗟に剣を突き立てた。父から譲り受けた剣は見事に奴を貫い……たはずだった。しかし、奴は自分を貫くその剣を喰い始めたのだ。いや、噛み砕き始めたと言うべきか。

 思わず剣を引こうとしたが、それがいけなかった。奴はすぐさま俺に向かって飛び、牙は俺の鎧にまともにぶつかった。視界の端で、鎧の金具が吹っ飛び、肩当が外れるのが見えた。

 体勢を崩した俺に、奴は今度は真正面から向かってきた。避けられそうもない。

 例のナイフの歯を目の当たりにし、俺は死を覚悟した。こんな旅をするからには、当然こんなことがあるかもしれないが、こんな風に噛み砕かれて、細切れにされて死ぬのは嫌だ。

 だが、死どころか、激痛すら感じることはなかった。

 ガキン!という金属同士がぶつかるような音が、どこか遠くに聞こえた。

 一体どこから、と音のした方を向こうとして、自分が、ピクリとも動けないことに気付く。指先一つ動かすことはできない。まさかとは思うが、俺はやはり死んだのだろうか。死は一瞬でやってきたために、俺の魂が、未だ死んだことに気付かずにいるのか。

 そうじゃなかった。

 俺の体が、鋼鉄の塊になっていたのだ。これは、勇者のみが使えるアストロンの魔法だ。

 箱は、俺の体を何とか噛み千切ろうと、しつこく牙を突き立てたが、俺の体には傷一つ付けられない。どころか、奴の自慢の(かどうかはわからないが)牙が刃こぼれする始末。

 その隙に、アデルが剣を振り上げた。箱の金具が飛び、奴はアデルに向き直った。もし奴に目がついていたら、アデルを鋭く睨んでいただろう。

 くそ、体が動かない。アストロンの魔法は、防御の面から見れば最強だが、攻撃の面から見れば最低だ。何しろ、動くことすらできないのだから。

 時間が経てば戻るのはわかっているが、俺は今戻りたいのだ。目の前で、アデルと魔物が戦っている。互角に見えるが徐々に、本当にわずかずつだが、アデルが押されている。

 相手は小さすぎて、なかなか剣が当たらない上、あの顎の力は相当なものなのだ。

 奴の攻撃が、アデルの剥き出しの足を掠めた。傷はそれほどでもないようだが、その勢いに、アデルの体制が大きく崩れる。

 すかさず攻撃をしかける箱に、アデルがその攻撃を受け流そうと青銅の盾を向けるも、今度はその盾すら噛み砕かれている。

 その時だ。

 指先に感覚が戻ると同時に、全身に、暖かい熱が行き渡るのが感じられた。アストロンが解けたのだ。

 戦いに加わろうとしたところで、鎧が半分ほど垂れ下がっているのが見えた。先ほどの奴の攻撃で、部品がいくつか吹っ飛んでいた。既にそれは、鎧の役割を果たしていない。

 「やっぱり重い!邪魔だ!」

 俺は走りながら残った金具を乱暴に外し、駆け出した。手には、奴に噛み砕かれた剣がある。親父から譲り受けた、我が家の家宝でもあった名剣だ。しかしそれは、もはや過去のものだ。

 剣は根元に近い部分でぽっきりと折られていた。この剣では、奴どころか、スライムだって仕留めるのは難しいだろう。だが、できることはある。

 盾を食いつぶした奴が、アデルに飛びかかった。足を怪我した彼女では、あの攻撃から逃げられない。

 「この野郎!こっちだ!」

 俺の叫び声に、奴の注意がこちらに向いた。奴は、先ほどのアデルの攻撃で、もう蓋が閉じられなくなっているようだ。だらしなく開いたままの口から、例の凶悪な歯が見えた。構わず突進する俺に向かって、奴が大口を開けた。

 チャンスはこの一瞬だ。

 俺は折られた剣を奴の大口にそのまま突っ込んでやった。かなり深く、ナイフの歯列も届かない部分まで。奴が咄嗟に噛み砕こうとしても、牙が届かないために、それは叶わない。奴の牙は、俺の腕を傷つけはしたが、噛み千切ることはできない。この牙は恐ろしいが、こいつの武器はこれしかないのだ。

 奴の動揺する気配が感じられた。といっても、顔すらない奴に、そんな感情があるかどうかはわからないが。何とか顎の力で潰そうとしているようだが、そんな時間、くれてやる気はない。

 「そんなに喰いたきゃ、くれてやる!」

 俺は、奴に突っ込んだ拳に魔力を集中させた。効くかどうかはわからない。効かなければ、俺はこの腕をこいつに潰されるだろう。そもそも、この魔法は発動させたことはない。うまくいかなければ、やはり同じだ。

 だが、今はこれしかない。

 「たっぷり、味わえ!」

 俺はいちかばちか、ベギラマを唱えた。ギラは使えるし、ジルダが唱えているのを見たことはある。頼む、発動してくれ。

 俺の掌から、熱が放出された。

 その瞬間、熱と大音量と共に、奴の体が砕け散った。成功したのだ。

 粉々になった奴の残骸が、宙を舞った。

 「シアン!」

 アデルの呼ぶ声を遠くで聞きながら、俺は、自分の体から、一気に力が抜けていくのを、どこか他人事のように感じていた。

 

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