覚と鏡の異世界旅行   作:BlueMkⅡ

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第十三話:人間VS妖怪

「んじゃ、いってくるでな」

 

「後はおねがいしますね、霊夢さん」

 

「いってきまーす」

 

霊夢達がノーネームに強制参戦した次の日の早朝、霊夢達に見送られ、鏡也とさとり、こいしの三人で一時幻想郷に戻り、お燐とお空を連れてくるため、スキマで消えようとした瞬間。

 

「俺達も連れてけやゴルァ!!」

 

十六夜達、正確には黒ウサギとジンを除いた三人がスキマへ飛び込んできた。

 

「朝からしてた嫌な予感の原因はこれかよ…」

 

「私達を置いて行こうなんて思わないことね」

 

「同じく」

 

スキマでの移動に余り時間はかからないため、溜息を吐く頃には地霊殿の前に居た。

 

「さとり、こいしと一緒に二人を探してきてくれ」

 

「わかりました、鏡也は?」

 

あの馬鹿達を見張っておく、と手をヒラヒラ振りながら三人が向かった方向へ歩く、ただし思ったより距離があり、飛んでいくか、と考えていると。

 

「なんだい?私と遊んでくれるのかい?」

 

「ヤハハ!こりゃまた面白そうな奴がいるじゃねぇか!」

 

「何を楽しそうに…まったく妬ましいわね…」

 

「貴女は私と遊んでくださる?」

 

「ここは旧地獄跡地、まぁ、誰も拒みゃしないから、ゆっくりしていきなよ」

 

「うん、言われなくても楽しんでく」

 

鬼と十六夜、橋姫と飛鳥、土蜘蛛と耀、今にも一触即発で試合が始まろうとしていた。

 

「ったく、お前らは本当トラブルメーカーか?特許取得で売り出すぞ?」

 

丁度全員の真ん中の辺りに降り立つ、そして。

 

「やるなら人間対妖怪でやるのがセオリーだろ?」

 

鏡也が鬼、橋姫、土蜘蛛を後ろに控えさせ前に出る、それに習うように十六夜が飛鳥と耀を下がらせ前に出てくる。

 

「やってやろうじゃねえか、ルールは?」

 

「一人ずつ戦って先に一発もらったらゲームオーバー、勝ちの合計点で競う、それでいいな?」

 

こうしてゲームのルールが決まった、その時さとりとこいし、お燐とお空が鉢合わせ、さとりが終わったら説教、という顔をしていたのは鏡也にしかわからない。

 

第一回戦

 

「私は黒谷ヤマメ、まあ土蜘蛛さ」

 

ヤマメが自己紹介をして構える、それに対し。

 

「春日部耀、人間」

 

耀も構える。

 

「それでは……始め!」

 

鏡也の掛け声で二人が距離を詰める。

 

「そんなに距離を詰めたら罠にかかるよ?罠符《キャプチャーウェブ》」

 

ヤマメがスペカを使う、するとヤマメの手から蜘蛛の糸のようなものが現れ、耀を捕まえようとする、耀が距離を離そうとするが、すでに糸は耀の背中まで回っているため簡単に捕まった。

 

「強いね…降参」

 

妖怪軍、勝点一

 

第二回戦

 

「次は俺だぜ」

 

「なら私がやろうかね」

 

次は十六夜と鬼が並ぶ

 

「私の名前は星熊勇儀、ただの鬼さ」

 

「俺は逆廻十六夜、ただの人間だ」

 

 

 

 

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