覚と鏡の異世界旅行   作:BlueMkⅡ

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第二十一話:万華鏡異変、解決の章

 

「ああっ!もう!鬱陶しい!」

 

現在戦場は拮抗状態、お互いがお互いの弾幕を避け、さらに弾幕を撃つ、の繰り返し。

 

「いいねいいね!!こういうのだよ!こういうギリギリの戦いがしたかったんだよ!」

 

「この戦闘狂…境界《二重弾幕結界》!!」

 

先に霊夢がスペルを発動する、それに対し鏡也は能力を発動させる。

 

「時を操る程度の能力、コピー!時よ止まれ!」

 

鏡也の腰の辺りに懐中時計が現れる、そして周りの時間が止まる。

 

「再現《ザ・ワールド》!」

 

どこから取り出したのか、大量のナイフを投げ時間をさらに止める、それを繰り返し、霊夢の周りをナイフで囲んでから。

 

「時よ戻れ、さあどうする?」

 

「甘いのよ!これなら咲夜の方がまだ面倒よ!」

 

愚痴をこぼしながらもナイフの間を器用に避け、弾幕を放ってくる。

 

「ハ!ハハハ!まだだ、まだ足りない!もっとだ!もっとでかいのをぶつけて来い!」

 

弾幕を避け、両手を広げ愉快に叫ぶ、それに対し霊夢が呆れながら返す。

 

「はぁ…わかったわ…とびきり大きいのをぶつけてあげる!覚悟しなさいよ!」

 

「来いよ!それごとぶっ飛ばしてやる!」

 

二人がスペカを掲げる、そして霊夢の方が早く宣言した。

 

「霊符《夢想封印》!!」

 

大量の弾幕を放ちながら、右手を突き出す、そこには陰陽玉があり、徐々に大きくなりながら鏡也に向かう。

 

「カッ!こりゃいいや!再現《夢想封印》!!」

 

同じく鏡也も弾幕を放ちながら右手を突き出す、霊夢の陰陽玉とは違い、真っ黒な球体をぶつける。

 

「これで終りよ!」

 

「終わってたまるか!」

 

二人がぶつかると爆発が起きる、そして周りの地形が一変する、そこら中に生えていた木々は爆風になぎ倒され、近くにあった岩などはぶつかった衝撃で砕け散った、衝撃や風が止み、煙が晴れると、夜が明け、霧が晴れる。

 

「ったく…久々に負けを覚悟したわよ…魔理沙が負けたのも頷けるわ…」

 

「カーッ!負けた!いや、でも面白かったわ、紫の話は本当だったな……」

 

あいつの話は半分本当なんだな、と言うと、霊夢が顔をピキピキと歪ませながら鏡也に問いただす。

 

「どういうこと?なんで紫の名前が出てくるの?」

 

「あ?なんでって、あいつが異変を起こしてみろって、面白いものが見れるって言うもんだからな」

 

カハハ、と笑うと、霊夢が空を見上げ。

 

「紫!!見てるんでしょ!?出てきなさい!」

 

すると空からスキマが開き、紫が降りてくる。

 

「ちょっと紫!どういうこと!?」

 

霊夢が紫に突っかかっていると、鏡也が声を掛ける。

 

「おっと、お前らで話しをするのは勝手だが、そろそろ俺は出るぞ」

 

「そう?ならまた会いましょうね」

 

はぁ!?と後ろで霊夢が叫んでいるが、気にせずスキマを開く、そして最後に。

 

「楽しかったぜ、異変を起こす気はもう無いが、また喧嘩売りに行くわ、んじゃ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「そして俺はあいつの話も聞かずスキマに消えましたとさ、めでたしめでたし」

 

話終えると十六夜達が追求してくる。

 

「その後はどうしたんだよ」

 

「そうね、さとりさん達が一切出てこなかったわ」

 

「気になる」

 

三人から言われた鏡也は、小さくため息を漏らし、少しだけ続けた。

 

「その後は特に何も起こさず地底に行ったんだ、そんで、まあ、お前らが戦った相手と戦ったりして、地霊殿に行った、そこでさとり達と会ったんだ、っと、そろそろいい時間だな、今日はおしまい…ってか続きは無いんだけどな」

 

そして鏡也とさとりの二人は先に部屋に戻った、残った問題児達は。

 

「あいつ…何歳なんだ?」

 

「そうね…見た限りだと私達と同年代か…」

 

「それ以上…でも最初に五十年ぐらい前って…」

 

何故か別のところに疑問を抱いていた。

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