「んで?なして黒ウサちゃんはあそこまで怒っとるん?」
黒ウサギが十六夜達を追いかけていった後、耀、さとり、こいし、鏡也の四人は白夜叉の部屋で話をしていた。
「それは…かくかくしかじかで……」
「なるほど、それはおんし達らしい悪戯だ、しかし脱退とは穏やかではないな?」
白夜叉と耀は二人で歓談をしている、その姿をさとり達は眺め、お茶をすする。
「お姉ちゃん、私も言ってくるねー」
「はいはい、晩御飯までには帰って来なさいね」
はーい、といつも通りこいしは遊びに行く。
「そういえば、大きなギフトゲームがあるって言っていたけど、ホント?」
向こうの話で出た"ギフトゲーム"という単語に鏡也が興味を持ってしまった、特に"大きい"と聞いてこの悦楽主義者が黙っているわけがない。
「本当だとも、特に、おんしに出場して欲しいゲームがある」
「私に?」
「その話、詳しく聞かせてもらおうか!ってか俺も出る」
「それはいいが…とりあえずこれを見てから決めるがいい」
少し驚きながら白夜叉がチラシを見せてくる。
「おんし、創作系のギフト……持っておるのか?」
「妖刀じゃダメか?」
「ふむ……問題ないだろう」
それを聞いてすぐさま準備をする、後ろでは耀が参加をするかしないかの話が続いている。
「その恩恵で、黒ウサギと仲直りできるかな?」
「出来るとも、おんしにそのつもりがあるならの」
「そっか、なら出場してみる」
こちらでも話が決まったらしく、全員で会場へ向かう。
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「朧月の力は抑えてくださいね?」
「あいあい、わーっとりますよ」
現在会場でチラシのギフトゲームが行われ、耀が勝利を決め決勝戦への出場が決定した。
「そろそろ俺の番かね」
立ち上がり歩き出そうとすると、運営の一人が走ってくる。
「す…すみません…はぁ…はぁ…最後の出場者……のコミュニティ…第三の目…の…神泉鏡也様で…よろしいですか?」
相当急いだのだろう、息を切らしながら聞いてくる。
「ああ、そうだけど?」
「ふぅ…すみません…鏡也様の対戦相手の方が出場をキャンセルされまして、不戦勝…といった形になりました、決勝ラウンドはこちらの招待状に出場コミュニティと日付が書かれておりますので、そちらで」
「はぁ!?不戦勝!?んだよそれ!…つまん…むぐっ!」
半分キレかかったところでさとりに口を塞がれる、そしてそのまま外へ向かっていった。
『ギフトゲーム名"造物主達の決闘"
・決勝参加コミュニティ
・ゲームマスター"サラマンドラ"
・プレイヤー"ウィル・オ・ウィスプ"
・プレイヤー"ラッテンフェンガー"
・プレイヤー"ノーネーム"
・プレイヤー"第三の目"
』