「へぇ、あいつ、強えな」
「そうね、それにこいしちゃんも」
「それに二人とも楽しそうだった」
問題児三人が感想を述べる、それに対し地霊殿メンバーは呆れた表情をしている。
「まぁ…こうなりますよね…」
「そうだね…」
「鏡也、少しは手加減しなさい…差は歴然だったでしょう?」
「いやー、楽しそうだったから、たまにはいいじゃん」
各々が話をしていると、黒ウサギが白夜叉にギフト鑑定をお願いしているが。
「ギフト鑑定か……専門外どころか無関係なのだがな…」
困ったように髪を掻き上げ、全員の顔を見る。
「ふむ……八人ともに素養が高いのはわかる…しかしこれだけではなんとも言えん……おんしらは自分のギフトの力をどの程度に把握している?」
「企業秘密」
「右に同じ」
「以下同文」
「全部」
「私も」
「大体〜」
「ん?」
「あたいも大体は」
「お…おお…後半以外は答える気ゼロか…」
「別に鑑定なんていらねえよ、人に値札貼られるのは趣味じゃない」
十六夜、飛鳥、耀はハッキリと拒絶する。
「だがおんしらは私のゲームをクリアした、なら商品をやらねばな……ちと贅沢な代物だが、コミュニティ復興の前祝いには丁度よかろう」
白夜叉がパンパンと柏手を打つ、すると全員の眼前に光り輝くカードが現れる、カードにはそれぞれの名前と、自分の体に宿るギフトを表す名前が記されていた。
コバルトブルーのカードに逆廻十六夜・ギフトネーム:正体不明
ワインレッドのカードに久遠飛鳥・ギフトネーム:威光
パールエメラルドのカードに春日部耀・ギフトネーム:生命の目録、ノーフォーマー
メタリックシルバーのカードに神泉鏡也・ギフトネーム:能力をコピーする程度の能力、全てを記憶する程度の能力、スペルカード
ダークパープルのカードに古明地さとり・ギフトネーム:心を読む程度の能力、第三の目、スペルカード
イエローグリーンのカードに古明地こいし・ギフトネーム:無意識を操る程度の能力、第三の目(封印)、スペルカード
マゼンタのカードに火焔猫燐・ギフトネーム:死体を持ち去る程度の能力、スペルカード
メタリックグリーンのカードに霊烏路空・ギフトネーム:核融合を操る程度の能力、スペルカード
「ギフトカード!」
「お中元?」
「お歳暮?」
「お年玉?」
「へぇ、俺の能力全部書いてあんのな」
「第三の目もギフト扱いですか」
「私のは封印ってついてる」
「あたいのも書かれてます」
「私も、凄いねこのカード」
「違いますし、皆さん自分勝手すぎます!」