覚と鏡の異世界旅行   作:BlueMkⅡ

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第七話:能力の名前、書かれなくても自己申告制だから意味がない

「へぇ、あいつ、強えな」

 

「そうね、それにこいしちゃんも」

 

「それに二人とも楽しそうだった」

 

問題児三人が感想を述べる、それに対し地霊殿メンバーは呆れた表情をしている。

 

「まぁ…こうなりますよね…」

 

「そうだね…」

 

「鏡也、少しは手加減しなさい…差は歴然だったでしょう?」

 

「いやー、楽しそうだったから、たまにはいいじゃん」

 

各々が話をしていると、黒ウサギが白夜叉にギフト鑑定をお願いしているが。

 

「ギフト鑑定か……専門外どころか無関係なのだがな…」

 

困ったように髪を掻き上げ、全員の顔を見る。

 

「ふむ……八人ともに素養が高いのはわかる…しかしこれだけではなんとも言えん……おんしらは自分のギフトの力をどの程度に把握している?」

 

「企業秘密」

 

「右に同じ」

 

「以下同文」

 

「全部」

 

「私も」

 

「大体〜」

 

「ん?」

 

「あたいも大体は」

 

「お…おお…後半以外は答える気ゼロか…」

 

「別に鑑定なんていらねえよ、人に値札貼られるのは趣味じゃない」

 

十六夜、飛鳥、耀はハッキリと拒絶する。

 

「だがおんしらは私のゲームをクリアした、なら商品をやらねばな……ちと贅沢な代物だが、コミュニティ復興の前祝いには丁度よかろう」

 

白夜叉がパンパンと柏手を打つ、すると全員の眼前に光り輝くカードが現れる、カードにはそれぞれの名前と、自分の体に宿るギフトを表す名前が記されていた。

 

コバルトブルーのカードに逆廻十六夜・ギフトネーム:正体不明

 

ワインレッドのカードに久遠飛鳥・ギフトネーム:威光

 

パールエメラルドのカードに春日部耀・ギフトネーム:生命の目録、ノーフォーマー

 

メタリックシルバーのカードに神泉鏡也・ギフトネーム:能力をコピーする程度の能力、全てを記憶する程度の能力、スペルカード

 

ダークパープルのカードに古明地さとり・ギフトネーム:心を読む程度の能力、第三の目、スペルカード

 

イエローグリーンのカードに古明地こいし・ギフトネーム:無意識を操る程度の能力、第三の目(封印)、スペルカード

 

マゼンタのカードに火焔猫燐・ギフトネーム:死体を持ち去る程度の能力、スペルカード

 

メタリックグリーンのカードに霊烏路空・ギフトネーム:核融合を操る程度の能力、スペルカード

 

「ギフトカード!」

 

「お中元?」

 

「お歳暮?」

 

「お年玉?」

 

「へぇ、俺の能力全部書いてあんのな」

 

「第三の目もギフト扱いですか」

 

「私のは封印ってついてる」

 

「あたいのも書かれてます」

 

「私も、凄いねこのカード」

 

「違いますし、皆さん自分勝手すぎます!」

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