白夜叉とのギフトゲームが終わり、ギフトカードを景品として受け取った後、全員はノーネームの本拠地へ足を運ぶ、そこで見た風景からさらに魔王の凄まじさを感じる、何名かは幻滅していたが、そして時間は飛び、翌日、ギフトゲームが開始される日だ。
「あたい達は一度地霊殿に戻ります」
「他のペット達にも話をしてこないといけないから、行ってきます」
結局鏡也の力で八雲紫の力をコピーして境界を操る能力を使えば帰れるじゃないか、と言う事で、鏡也がお燐とお空の足元にスキマを出現させ、幻想郷へと一時戻った。
「んじゃ、やる事やったし、虎狩りと洒落込むかね」
「そうですね、でも貴方は余り本気を出さないように」
「へーへー、わかってますよー」
そしてさとりと鏡也もスキマの中に消えた。
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「お、来たみたいだぜ」
十六夜が気づく、それを聞いた黒ウサギが焦りを抑えながらスキマの方へ走る。
「遅いのですよ!」
「すみません、それで、状況は?」
「心を読みゃ早いんじゃないのか?」
十六夜が聞く、それに対しさとりが答える。
「このギフトカードに仕舞えた様なので仕舞いました、余り人の心は読んでて面白くはないので」
そうか、と十六夜が下がり、黒ウサギが説明する。
「ありゃ、そんなに状況悪いんだ、てっきりもう終わってると思ったんだけどな」
現在は耀が重症、飛鳥も軽傷だが足を挫き動ける状況ではないらしい。
「鏡也さん、さとりさん、お願いします、貴方達なら」
「あんま弱い物イジメはしたかねーんだが、しょうがねぇ、行くかね」
「頑張ります、あ、そうだ、十六夜さん、耀さんと飛鳥さんを下がらせてください、多分この人だけで大丈夫なので」
あいよ、と十六夜が二人を迎えに行く、そして戻ってくるのを確認すると。
「んじゃ、行こうか」
「ちょっと待って、コレを」
飛鳥から白銀の剣を受け取る、ゲームのルールで、この剣でしか傷をつけられないらしい。
「お願いね」
飛鳥の言葉を聞いて、二人はふわりと宙へ浮かび、ガルドの居る館へと向かった。
「お姉ちゃん達、気付いてくれなかった」
こいしがスゥ、と現れる、それに黒ウサギ達はとても驚いていた様子だが、既にさとり達は居なかった。
「ここですね」
さとり達が館の扉の前に降り立つ、すると。
Gyaaaaaaaaaaaaaaa!!
館の中から獣のような叫び声が聞こえる。
「虎人間が虎になってるってか?お笑いだな」
「くだらないこと言ってないで、行きますよ、アレでも使って早く終わらせてください」
さとりが呆れて扉を開ける、すると二階へ上がる階段から降りてくる虎、白と黒のストライプの毛並みをした虎を発見する。
「本当に虎になってるんですか…想起《恐怖催眠術》!」
先手必勝、さとりがスペルカードを掲げる、ただし当たってはいるがダメージは与えられない。
「これがルールの力かい、なら…時を操る程度の能力、コピー、んで、再現《ザ・ワールド》」
鏡也がスペルカードを使う、すると周りの時が止まる、ただしガルドには効かなかった。
「ありゃ、これも効かないか、しゃーなし、再現《フォーオブアカインド》」
もう一枚掲げる、すると鏡也の姿が四人になる、それを確認したさとりは後ろへと交代する。
「想起《チェーンデストラクション》」
一人がカードを掲げガルドを縛る。
「想起《グラビティアース》」
さらにもう一人がカードを掲げ、ガルドに重力の圧をかける。
「想起《明日はどっちだ?》」
三人目がカードを掲げると、ガルドの方向感覚が狂う、それを確認した最後の一人が。
「想起《ブレイド・ザ・ロザリオ》!」
すると剣は一人でにガルドへ向かい、背中から突き刺す、そして剣が刺さった部分からガルドは砂になり、最後には地面に刺さる剣だけが残った。
「ゲームクリア、ですね」
「んじゃ、剣回収して戻りますか」
ギフトゲーム:ハンティング、クリア