鯖の味噌煮はそんな好きじゃない(仮題)   作:Snowbird

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クラス代表決定戦

俺達は今第三アリーナのAピットにいる

 

何故か?

 

それは無論、あのイギリスの代表候補生様とクラス代表を賭けて決闘を行うからだ

 

 

 

 

事の発端は千冬姉の一言からだった

 

『クラス代表を決める』

 

 

その瞬間、クラスが湧いた

 

クラス代表とは学級委員長みたいなものだ。生徒会会議や委員会会議、そしてクラス対抗戦の代表選手を務める

 

所謂、その学級の顔である。フラッグシップ、バンディエラである

 

つまり超目立つ

 

そして女の子というのは元来目立ちたがり屋な子が多い

 

=

 

『はい、織斑君が良いと思います』

 

貴重な男子生徒をクラス代表にして更に注目を得ちゃおー!!

 

と言うわけである

 

その一言でなし崩し的に俺達兄弟を推薦する手が増えてー

 

『ちょっとお待ちになって?』

 

待ったが掛かった

 

そいつは俺達の事を男と見下し、あまつさえ日本を馬鹿にした

 

日本を後進的と言い、人を猿と言い、見下した

 

それだけで腸が煮え繰り返ったのだろう

 

一夏が噛みついた

 

そしてヒートアップして決闘の話になったのだ

 

だがそれまでは良い、その後だ

 

 

『男が女に勝てるわけがない』

 

 

その一言だった

 

 

男が女に勝てるわけがない?戦争したら三日で負ける?

 

見れば、回りは一夏を嘲笑うように見ていた

 

そして一夏は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悔しそうな顔をしていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それだけで十分だった

 

気付けば

 

 

『テメーら、何言ってんの?男が女に勝てるわけがない?戦争したら三日で負ける?俺達がISを使えてる時点でそれは破綻してんだよ。

 

 

それと

 

 

 

こちとら世界最強の弟っていう看板しょってんだ。たかだか一国の代表候補生ごときに負けてらんねーんだよ』

 

 

 

 

目の前の機体を見る。それは転生前に見たあるアニメの機体と酷似していた

 

V字のアンテナ、デュアルアイ、そして全身を覆うトリコロールの装甲

 

俺はそいつに乗り込むと、ISが俺の体に馴染んでいく

 

「時間がないからフォーマットとフィッテイングは実戦でやれ」

 

千冬姉の声が遠く聴こえる

 

それと同時に自分が集中して行くのが分かる

 

 

ああ、分かっている

 

 

ゲートに進む

 

 

「一夏」

 

 

360度の視界を誇るハイパーセンサーが不安そうに俺の背中を見る一夏を捉える

 

「見ておけよ。世界最強の姉の名前を背負って闘うと云うことがどういう事か」

 

その言葉に一夏の顔が真剣になったのを見て、俺は前方ー敵だけを捉える

 

搭乗者『セシリア・オルコット』

 

 

ISネーム『ブルーティアーズ』

 

 

 

ー静かに息を吸い込む

 

ー視界がクリアになる

 

ーやるべき事はただひとつ

 

 

「織斑十春、ストライク出る」

 

 

 

ーあいつをぶっ飛ばす!!

 

 

 

 

空は蒼かった

 

 

 

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