前々からアルゴが多く出る小説が少ないと思っていたので、思い切って書いてみました。
更新速度は非常に遅くなりますが、お付き合いいただければ幸いです。
サイド:???
どうも、
俺の名前は飛飛《ひひ》風雅《ふうが》。
突然だが、聞いてほしいことがある。
俺は転成したらしい。.....どうやらその目は信じていないようだな。
ああ、分かってる。俺だって急にそんなことを言われたら信じない。
だが、ここは信じてほしい。まぁ無理に信じろとは言わんがな。
.....続けるぞ?
俺がこの世界に誕生したのは今からちょうど2年と二ヶ月前だ。
その時の俺はいつもどうりに起きていつもどうりに寝たんだ。
.....そして起きたら赤ん坊だった。
え?寝てからなにがあったんだって?俺だってわからんさ。
だけど言えるのは気づいたら転成してたしてたってことだ。
そして俺が赤ん坊になって3年たった後、親が死んだ。
どうやら、交通事故らしい。
その時俺は急に転成させられるわ、捨てられるわで神に見放されたかな?っと思ったんだが、どうやらまだ見放されてはいなかったようだ。
俺には親戚がいなかったんだが、親と仲が良かった夫婦に一緒に住まないかと?と言われ、
何のあてもなかったのでお世話になることになった。
ちなみにその夫婦の名前は漣《さざなみ》エリカと漣《さざなみ》蓮《れん》だ。
この二人にはとても感謝しきれない。
そんな俺だが今病院に居る。
なぜかって?妹が産まれるんだよ。
ちなみに父さんは、俺の横や前やらを行ったり来たりして居る。
....さすがにもう少し落ち着いてほしい。
「父さん、少しは座って待っていようよ。」
「....そうだな。そうするか。」
「..........」
「...........」
「いや、もう我慢出来ん!」
いやまだ3秒もたっていないよ!?
「いいか、風雅。こういう時の男はな、こういうもんなんだよ。お前もいつかこうなるさ。」
と、言いつつ父さんはモ○ハンをしていた。.....あれ?
「父さん!なんでモン○ンしてるのさ!?」
「いや、落ち着かなくてな」
....嘘だ!
オギャャャ
「お!生まれたようだ!いくぞ、風雅!」
「うん!」
ちなみに前世では一人っ子だったので、とても楽しみだ。
「おお!可愛い子じゃないか。ほら、見てみろ風雅。」
「わぁ!可愛いね。名前は決めてあるの?母さん。」
「ええ。このこの名前は、華奈《かな》漣《さざなみ》華奈よ。」
「いい名前だな。いつ決めたんだ?」
「あなたがモン○ンをしている時よ。あなた。」
.....なんで知っているんだろな。
「聞こえていたのか。まぁそんなことより風雅。今日からお兄ちゃんだな。どうだ?嬉しいか?嬉しいだろう。ああ、分かっている言わなくてもいいからな?」
なんか暴走気味だな父さんは。
「落ち着いてよ父さん。」
「ああ、分かっている。お前の気持ちはよく分かっている。華奈を抱きしめたいんだろ?
だが、残念だったな!今華奈はお父さんの腕の中だ!そんなに羨ましそうに見てもだめだ!華奈はやらんぞ!」
「..........」
....えー。なにこれ?かなり暴走しているんだけど....
「.....あなた?」
っ!?なんだ?この感じ...母さんからとてつもなくヤバイオーラが出ている....だと?
「なんだ!エリ....カ」
ああ!父さんが母さんを見た瞬間にダメージを受けたマ○オのように!?
「...華奈を渡して。」
「は、はいぃぃぃぃ!」
....コ、コェェェェ。...まるで鬼だな。
「風雅?」
「っ!?な、なんでしょうか?」
マズイ!考えたことがばれたか!?
「あなたも華奈を抱いてみなさい。」
「あ、うん。」
....なんか大丈夫だったな。さてと、ギュッと。
「バブ?」
.....これは、マズイ!こっちの顔をみながら首を傾けてなんか、だーれ?みたいな顔をしてくる。かなり可愛い!
「俺はお前のお兄ちゃんだぞ~。」
「バ~ブ~!」
ああ!可愛い!なんかお父さんの気持ちが分かってきた気がする。
「あ!ずるいぞ風雅!お父さんにも抱かせろ!」
「さっき抱いてたからいいだろ!」
「さっきはさっき、今は今だ!」
「......あなた達?」
「「ッハ!すみませんでした!」」
「全く...早く華奈を返しなさい。」
「...あ、はい...」
やっぱり母さんはこわい....
将来華奈は優しい子になって欲しいな...