転生して大体だけど一年チョットしての感想は、新しい体は最高だということだ。
思い通り以上に動く体。
そして何より六式や生命帰還。
設定がなかったので気になっていたのだが、余裕のよっちゃんだった。
指銃・嵐脚・剃・月歩・鉄塊・紙絵に加えて、生命帰還。
最高すぎて、転生場所の無人島ではっちゃけてしまった。
ちなみに、六王銃はまだまだ練習中っす。
六式はこっちに来てから得たものだからまだまだ極めるには至ってないのかね。
生命帰還は集中を極限まで高めることでなんとかモノにした。
後はひたすら練習練習ですよ。
問題は悪魔の実の弱点である海だ。
これはマジで能力者になってみないとわかりませんわ。
マジキツイ。
スキルで弱点克服取っておいてよかった。
取ってなかったらこの島からの脱出はほぼほぼ不可能だもんね。
というわけで鍛える。
最初は海に少し触ったくらいでも調子悪くなったけど、どんどんマシになっていった。
無知な俺は海だけが弱点なのかと思い、川で泳ごうとしてちょっと川に入ったら死にかけましたよええ。
体を地面の方に向けててなんとか這い出て助かった。
何のための前世知識だよ。
どんだけアホなんだ俺。
悪魔の実の弱点としてもう一個食べるとグロ注意状態になるというのがあったと思うんだが、それは鍛えられねーわ。
食べればその場でアウトだもん。
むりむり。
能力者にとって一番怖いのは悪魔の実を何かしらが原因でもう一個食べちゃうことじゃないかな。
海に落ちても仲間がいれば何とかなってたし。
だから俺は島にある実が食べられない。
肉と魚だけの生活ですよ。
最近はもう1つ食べられるものが増えた。
それはミカン。
うまいんだこれが。
海に慣れてきたのでお粗末ながら船を作ってとおーくの方に見える島に行ったらナミのいるココヤシ村だった。
ベルメールさんのミカンをお金なんてなかったから船に積んでた獲物と交換してもらった。
久しぶりに食べたミカンで泣いてしまったよ。
微妙に引かれた気もするけどまあそれはしょうがない。
いくら肉や魚が好きって言っても他のものも食べたくなるよそりゃあ。
あの時のミカンは最高の16歳の誕生日になったね。
あと何年でゴミクズが村々を襲うのかしらないけど、俺の圧倒的な力で追い払ってやんよ(シュババババ)
無人島に帰ってからもひたすら鍛錬し続けた。
覇気は武装色と見聞色は相当なものになったと思う。
覇王色もこの無人島のボスと他の生物に認められるくらいにはなっている。
ハレハレの実の能力はだいたい判明してきた。
でもアレなんで敵を殲滅するときに使おうと思う。
普通に泳げるように…というかむしろ得意になったし、悪魔の実ナニソレな感じで行こうと思う。
今日も元気に海に出て素潜り漁をしてたら、なんか小舟が近づいてきた。
女の子が寝てた。
とりあえず回収して、家に連れて行く。
看病看病。
「う、う~ん」
なんか色っぽい。
っていうかこの娘どこかで見たような気がするんだけど思い出せない。
「う…はぁ~。っ!?誰ですかあなた!?女の子の顔を覗き込むなんてセクハラですよ」
「おい、落ち着け。お前に危害は加えない。大丈夫だ。お前が小舟で意識を失ってたからここに運んで手当しただけだ」
「うっ…そう…でしたか。申し訳ございません。ありがとうございました。」
「気にするな。警戒するのも当然だ。まあ警戒してもこの島には俺とお前と動植物しかいないけどな」
「あなたやっぱりそういうことが目的で!?セクハラです」
「違うっつーの。何かに怯えてるようだったからそう言っただけだ。…俺の名前はライ。お前さん名前は?」
「セクハラです」
「名前聞いただけでも!?」
「ふふっ冗談です。私はカリファと言います」
名前を聞いて記憶が蘇った俺。
カリファ!?マジかよおい。いやよく見るとあのセリフにあの色気(ブツブツ)
「どうかしましたか?」
「ああすまんな。それでそのカリファさんがどうしてこんなところにいるんだ?」
「それは……」
「…言いたくなかったら言わなくていいぞ。でももしかしたらお前の力になれることがあるかもしれない。だから気が向いたら言ってくれ。カリファはもう大丈夫そうだから俺は鍛錬してから何か適当に捕まえてくる。そこにある薬草汁は苦いけど栄養満点で体が良くなるから飲んどけ」
一気に言うだけ言って外に出た。
カリファから小さくお礼の言葉が聞こえた。
何があったのかは知らないけど、早く元気になればいいな。
とりあえず修行修行。
結局カリファがいる自宅に帰ったのは暗くなってからだった。
カリファがヒロインです。
都合良すぎるって?
その通りです。