僕は社会的に消えるかも知れません テストによって
まぁそんな不安をなんとかこれに送りたいと思います
「おーい 集ー 愛太ー」
凡矢理高校校門
護衛任務を就任した楽は校門で待っている二人の元に万里花と共に向かった
「おーす楽! お前にしてはけっこうかかったな」
「すまん 待たせたか?」
「いやそこまでは待ってないぜ頭 でもつねに余裕をもって行動する頭にしては遅い方だよな」
「そうだな 本当にすまん...」(結局本田さんに車出してもらってしまった...マリーの扱いには少し気を付けないとな...)
楽は自分の甘さを省み二人に頭を下げる
「おいおい頭 そんなことでいちいち謝らなくても」
「そうだぞ楽 せっかくの高校生活 もうちょっと肩の力抜いてこーぜ」
「そうだな...ありがとう二人とも」
親友二人の言葉についつい頬が緩む
家のこともあり人とかかわることはあまりせず遠ざけることを心がけるようにしている彼でもこのような関係の人はとてもありがたいものだとしみじみと思う
「ら~く~さ~ま~」
「っと...どうしたマリー?」
「どうしたじゃありません!! 三人で勝手に話を進めて!! いくら私でも少し居づらかったですよ!!」
「すまん 二人は任務のサポートで知っているがマリーには話をしただけだったな じゃあ紹介するよ 眼鏡をかけているのが舞子集だ とても明るくて親しみやすいいい奴だ そっちが五井愛太郎 少し固いがなかなか頼りになる」
「よろしくお願いいたします 舞子さん 五井さん」
「いやーサポートとはいえ君みたいなかわいい子のナイトになれるなんて気合い入っちゃうなぁ~」
「おいおい 高校初日だからってあまり調子に乗るなよ...」
「...五井」キッ
「どうした...いきなり真剣な顔をして...」
「お前...そんなこと言っていると.......婚期逃して行き遅れるぞッッ!!」
「余計なお世話だ...」
「ふふふ 楽さまの言う通りですね」
「にぎやかでいいだろ」
二人のせわしないやり取りに父親のような笑みを浮かべる楽に万里花は...
(あんな不意打ちで哀愁漂う笑み...反則ですわ...)バキューン
高校初日から胸を撃ち抜かれていた....
「よしじゃあそろそろ行こうか」
こうして少し普通じゃない四人は校門をくぐり高校に入るという普通の高校生活を始めた
同時刻
「ハァ ハァ このままじゃ遅刻するわね...こうなったら...」ダッダッ
「ところで楽さまは生徒会などには入られないのですか?」
「ん? マリーは生徒会に入りたいのか?」
「いえ 私は楽さまがいくところならたとえ生徒会の中のみならず風紀委員の中でも躊躇なくついていきますわ!」
「いや俺はマリーの護衛役だからどちらかといえば俺がマリーについていく形になる 実質そこはマリーの自由だ」
「そうですか...なら...調理部に入ってウエディングケーキを作りましょう!!」
「」
「らっ...楽さま? らーくーさーまー!」
「あちゃー...楽の奴固まっちまったぞ...」
「頭は不意打ちの襲撃や殺気なら簡単にさばけるが不意打ちの直球な好意とかだとどう返せばいいかわからずフリーズするからな...」
「万里花ちゃんのアタックは楽にとっては効果はバツグンだな!!」
「ポケモンじゃあるまいし...」
「....コホン マリー ウエディングケーキを部活で作るのは無理がある 休日に暇な時に作ろうか」
「なるほど! 結婚式の時のウエディングケーキは二人で作る その為今はその練習をしようということですね!! なら...」
「あっ...また固まった 全く高校入ったら何を始めるという話題で数年後の結婚式の話に持ち込むなんてすさまじい奴だな 護衛対象らしいが俺はあの橘にはその必要が見当たらなさそうだ...」
「やれやれ...五井は女の子のことがまるでわかってないよな~ 行き遅れ度プラス100」
「そういう女の子的なものじゃなく...何かオーラのようなものが...」
「ドラゴンボ●ルかよ! 行き遅れ度プラス1000!!」
「それでは楽さま!!結婚後の新居は!!」
「あっ...えっ...」
五井の行き遅れ度が上昇していき万里花の将来設計に楽はたじたじになるなか...
ダッダッダッダッダッダッ
塀の向こうからだんだん大きくなる足音が近づく...楽は万里花の不意打ちの飛び込みもありしばらく足音には敏感になっていたが
(しかしすごい脚力だ...陸上選手か...いやそれならもっと省エネでもっと静かに走るか)
なんて現実逃避気味に分析に浸っていると...
パァン!!!!
塀の上から突如金色の髪をなびかせ一人の女子が現れた その女子は二メートルの塀を飛び越えたのに成功したらしく着地の体勢に入る
しかしそこは...
「...あっ」
「ッッ!!」
ちょうど四人がいたところだった
楽はいち早く思考を復活させて今の非常時の対処を考え始めた
(まさか初日からこんなことになるなんて...今俺が優先させることは...)
「マリーッッ!!」
「えっ!」
楽は万里花の足元を持ち上げ世にいうお姫様だっこをしてバックステップをし金髪の彼女着地地点から遠ざけた
「お前らッッ!!少し離れてろッッ!!」
五井は大声を出させ回りの歩行者の注意を促し安全な環境を作る
そして舞子は...
「グフッッッ!!」
金髪の彼女の足蹴を受けぶっ飛んだ
彼は一体何をしたかったんだろう....?
「ごめんなさい! 急いでたんで! ごめんなさーーい!!」
彼女は謝りながら去っていった
その場に顔の変わり果てた友を残して...
「舞子! 今の直撃だったんじゃないか!?」
「集ならこれくらい避けられたはず...まさかお前!? 俺たちの身代わりに...」
舞子は二人が心配するなかゆっくり顔を上げると
「あの金髪の女の子...なかなかいいパンツはいてたぜ...」ガクッ
謎のセクハラ発言により二人に静寂を与え力尽きた...
楽は彼が大丈夫だろうと判断することにした
「...マリー...怪我はなかったか?」
「はい! 楽さまのお蔭で怪我どころかコンディションもよくなりました! あんな非常識女を即刻傷害罪で逮捕出来るくらいに!!」
「そうか...それはよかった」
「はい! 次会った時には舞子さんの仇をとりましょう!!」
「集はこの程度で沈むほどやわじゃない とりあえずはマリーが無事でよかったよ」
「初日から助けられてしまいました...楽さま本当にありがとうございました」
「あぁ どういたしまして...五井 集の様子はどうだ?」
「一応顔に怪我はしている どうする? 引きずっていきますかね...」
「いや頼むから普通に担いでやってくれ...」
こうして楽は初日からの突然の護衛役と応急セットの早すぎる出番にこれからの高校生活に対し不安を覚えながらも教室に向かうのであった
もうちょっとテンポ上げたいところですかね
ニセコイゲームも出ましたしソフトさえあれば...
ネタバレ強くなりますけどおたまちゃんも欲しいですかね?
まぁ駄文にはかわりませんが...