艦これ!〜ほのぼの系鎮守府   作:シラカネ

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どうも、足を髭剃りで切ってしまったシラカネです。
まず...誠にすいませんでしたぁ!
小説を書くのを少しサボってましたぁ!
それと、サブキャラを増やしすぎかなぁ...と
最近思っております!
そこのところ、良く分からないのでコメントで、
感想など宜しくお願いします!
こんな虫野郎の作品ですが。
ゆっくりしていってね!!


8話 葬式と幼馴染みと女性恐怖症

~海軍本部~

俺は今、走っている。鈴山先輩に伝えなければならない

事がある。

「はあはあ...」

ガラッ

「あるぇー?どうしたん?鹿山クン」

「何...呑気に...新聞なんか...読んでんすか...」

俺は荒い息を吐きながらそう嘆く。

「通信、入ってなかったんすか...」

「え、何が?」

「あんたのじいさん...

亡くなったんですよ。」

「え...」

 

ここから少々過去の話をする。

飛ばしてもいいよ。

彼、鈴山先輩の母は、

先輩を産んで、すぐ死んでしまった。

祖母も先輩が産まれる前から寿命だったそうだ。

残ったのは、先輩、父、祖父。だけだったそうだ。

しかし父が海軍に属していた頃、

安全な海域の方面に海を見せてやると、

先輩を連れて出航し、大丈夫だろうと思っていた。

しかし、それが慢心だった。

敵深海棲艦の砲撃が、先輩をめがけて撃ったのだ。

父はそれを身を呈して先輩を庇い、直撃した。

その爆発によって、先輩は激しく頭をうち、

目の色が変わる後遺症が残った。

先輩の家族は一人だけ。

祖父だけだ。

実は俺も会いに行った事が度々ある。

とても優しくて、かといったら厳しい時もある。

だから、鈴山先輩はたった一人の家族を今まで必死に

守ってきたのだ。

ずっと。ずっと。

でも、別れの時は来る。それは今日突然きた。

過去話はここまでだ。

 

「鹿山クン...それ、何かの冗談だよね...?

そ、そうだよ。今日4月1日だったっけ...?」

「先輩...!現実を受け止めて下さい...!」

「ち、違うよ!そんなはずがない!

俺のじいちゃんが死ぬ...!?そんなこと認めるか!」

「......信じられないのなら、今日通夜に行きましょう。

夜の7時頃に迎えに来ます。それでは、また後で。」

ガチャッ

「ちくしょお!!ちくしょお!!」

ガンッ!ガンッ!

部屋から先輩の机を叩く音が聞こえる。

それほどまでに先輩はじいさんが好きだったんだな。

とても辛く、悲しいことだ...これは...

 

鎮守府にて~

「提督、お客さんが見えているんですが...」

「ああ、通せ。」

「わかりました。」

秘書艦にしている赤城がそう報告してくる。

鈴山先輩では無いだろうし...泰三さんか?

「失礼致します。」

「えっと...どちら様?」

今まで見た事が無い、黒髪で、眼帯を付けた男性が

入ってきた。

「申し遅れました、私、刃隠将羅(はがくれまさら)

と申します。鈴山滉大の、幼馴染みです。」

「先輩の?」

「はい。っと、話の前に、そちらのお方...」

「私ですか?」

刃隠さんが赤城に言う。

「少し鹿山さんと話がしたいので、

席を外して頂けるとありがたいのですが...」

「だとさ。赤城。」

「そうなんですが...大丈夫ですか?提督。」

「ああ、俺の剣の腕を忘れたのか?」

「そうでしたね。きっと大丈夫ですね。」

ガチャッ

赤城がドアを開けて出ていく。

そうした矢先...

「ふうぅ~...」

刃隠さんが深い息をついた。

「えっ。どうしたんですか?」

「いやぁ。滅相もございません。

私、昔から女性とつるんだ事が無くて、

女性恐怖症なんですよ。」

「へぇー。珍しいですね。」

「でも、自分でもこの恐怖症は直さなくちゃ。

っては思ってるんですがねぇ。」

「なるほど。」

この人女性恐怖症だったのか。

どうりでさっきっから赤城を見て小刻みに

震えていたわけだ。

「で、今回は何の用件なんですか?

まあ、聞かずともわかりますけど。」

「流石察しがいいですね。

あの滉大に気に入られるだけはある。」

「それは嬉しいコトですかね。」

「どうなんでしょう。それよりも、

私も通夜に連れて行ってくれませんか?」

「はあ、というか、幼馴染みなんだから、

行かないわけには。」

「そうですか!ありがとうございます!

どうしても三郎さんには別れを言っておきたかったんです。」

ちなみに三郎さんとは先輩の祖父の名前だ。

「あれ?でもなんで将羅さん一人では行けないんですか?

車を使えば行けるような...」

「すいません、私、車を運転すると性格が変わるんです...」

なにそれ、それはそれで見てみたいわ。

「そうだったんですか。それじゃあ仕方が無いですね。」

「あ、あと私にそんな堅い言葉を使わなくても大丈夫ですよ。

私よりも階級が上なんですから。」

「そうっすか。でも刃隠さんも俺よりも年上なんで、

堅っくるしい言葉は無しでいいです。」

「そうだね。そうさせてもらうよ。」

「さて...7時まで時間ありますがどうします?」

「私はここにいさせてもらうよ。」

「鎮守府の見学でもしていきません?」

「いや、女の子が一杯いるところに行くのも...」

あ、そうだった。この人女性恐怖症だった。

 

約6時半頃。

 

コンコン

「どうぞー」

ガチャ

「どうも先輩。」

「久しぶりだね。滉大。」

「お前...!まさちんじゃないかー!」

「だからその名前はやめろって言ってるじゃないか!」

「それにしても久しぶりだなー!何年ぶりだ!」

「その話もいいが、今は三郎さんの話だろ!」

「そ、そうだな...そうだったよ。」

「先輩、そろそろ行きますよ。準備して下さい。」

「鹿山クン...」

「...なんですか?」

「君、いつからそこに...?」

「あんた殺しますよ?」

 

お通夜会場にて~

 

「鈴山三郎様...ご冥福をお祈り致します...」

お通夜もだいたい終わり、

そろそろ解散の時刻だ。

「いやー疲れたねー、もう足が痺れちゃったよー」

「滉大...」

「さぁ、そろそろ帰りますかね。今日は遅いんで、

2人とも鎮守府に泊まっていきます?」

「おっ、いいねー」

「それはいいね。そうさせてもらうよ。」

 

鎮守府にて。

 

皆!1つ言う!ここからほのぼのじゃあぁぁあぁ!

という感じにテンション上げてみた。

「さっ着きましたよ2人とも。あれ?

鈴山先輩寝とる...」

「全く...滉大は呆れちゃうね。」

「本当っすよ。それじゃ、運びますか。」

「よし来た。」

俺は両足を、将羅さんは両腕を持って

先輩を鎮守府内まで運び出した。

「いやぁー疲れましたねー...」

「滉大って意外と重いのかな。」

「どうなんでしょうねぇ。

今、布団用意しますね。」

「あ、僕も手伝うよ。」

コンコン

「誰だ?入っていいぞー」

「失礼しマース!金剛デース!

提督ゥー!一緒に夜のティータイムをって...アレ?

滉大サンと

見知らぬ方が1人...?」

執務室に入って来たのは金剛型1番艦

金剛だ。イギリスからの帰国子女で、

少し日本語がおかしい。だがそこがいい。

「こっこここここんばんわ...」

すごい動揺ぶりだな...将羅さん...

「ワーオ!物凄い動揺っぷりネー!

提督、この方ハ?」

「先輩の幼馴染みの刃隠将羅さんだ。」

「お、幼馴染みデスか!

男の熱いユージョー!デスね!

そういうの憧れマース!

宜しくお願いしますネー!」

そう言って握手を金剛は要求する。

しかし、将羅さんは握手ができない。なぜなら...

「金剛、将羅って、女性恐怖症なんだ。」

「えっ?ジョセーキョーフショーって

ナンデスカ??」

「女性恐怖症っていうのは、まあ簡単に言えば、

女性が怖いって感じだな。」

「すみません...金剛さん」

「ノー!心配ナッシングネー!

でも、ワタシと仲良くしてくれたら

ワタシはそれで満足デスね!」

「将羅さん。これは恐怖症を直すいいチャンスですよ。」

俺は軽く将羅さんに耳打ちをする。

「なるほど、そのとおりだ。」

「それでは皆でティータイムにしまショー!

比叡!霧島!榛名!」

「「「はいっ!金剛お姉様!」」」

あっ、将羅さんの精神が乱れるのが見てわかる。

「すみません。いきなりビックリさせちゃって。」

「い、いや...だ、大丈夫...」

本当に大丈夫かな...

「ティータイムにするネー!」

「「「はいっ!」」」

金剛姉妹によって、執務室にティータイムの場所が出来た。

コポポポポ...

金剛が用意したカップに、皆の分の紅茶が注がれる。

勿論金剛四姉妹分もね。

「さて...それじゃあ、皆で飲もうか。」

「ハイ!刃隠サンも、ドーゾー!」

「あ...ありがとうございます...」

刃隠さんが金剛からティーカップを手に取る。

その時、刃隠さんと金剛の指が触れた。

「あっ!すいません金剛さん。」

「ノーノー!大丈夫デース!」

「あれ?意外と刃隠さん大丈夫ですね。」

「本当だ...なんでだろう?」

本当になんでだ?

あっ。まさか。

「心を通わせた人だけ大丈夫とか?」

「なるほどっ!だから金剛さんは大丈夫というわけか!」

だとしたら女性恐怖症を治せるのもそう

遠くないだろう。

「刃隠さん!頑張れば女性恐怖症を治せますね!」

「ヨカッタデスねー!刃隠サン!」

本当によかったよかった。

「さて、そろそろ遅いし早く飲んで皆寝ますか!」

「そうだね」

「分かりマシタ!」

 

その後俺達は紅茶を飲み、

金剛達は自室に戻り、俺らは寝床についた。

「鹿山君。まだ起きてるかい?」

「起きてますよ?どうしたんすか?」

寝っ転がりながら刃隠さんが

問いかけてくる。

「最初に来た頃はどんな感じだったんだい?」

「最初の頃ですか?

最初の頃はですねー...戦闘が終わった後、

被弾した艦娘が、中破して帰ってきたとき、

服が破れていたので、とても慌てた事がありましたねー...

ははは...」

「そうなのかい。でも、僕は鹿山君が羨ましいな。」

「どうしてですか?」

「僕はやはり女性恐怖症だ。

艦娘達とうまく接する事が出来ないだろうしね。」

「それでも、今日女性恐怖症を治す道が見つかった

じゃないですか。」

「それもそうだね。僕ったら何おかしな事を

言っているんだろうね。」

「何もおかしくなんか無いですよ。

それじゃ、電気消しますね。」

「お願いね。」

そして俺は電気を消し、

俺と刃隠さんは深い眠りについた...




えーと。
最近、
ほのぼのじゃなくない?だよね?
次回はほのぼのするように頑張るんで
見捨てないでぇ!
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