バトルスピリッツ激震の勇者   作:ブラスト

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第3話『新たな出会い』

「じゃぁ俺のターン!ブライトライデントを転召!」

 

バトルフィールドではなく、普通の台座でバトルしている和人と咲。そしてそのバトルの様子を映し出しているモニターの画面では、コスト3のブライトライデントが消滅し、エクスキャリバスが現れる。

 

”グオオオオオオォォォォォ────ッ!”

 

「召喚時の効果!BP合計6000分になるよう好きなだけ破壊」

 

「!?、ってことは」

 

「ガブノハシBP1000、ビートビートルBP1000、グラントベンケイBP4000、つまりお前の場のスピリット全てを破壊!」

 

三対のスピリットが炎に包まれ、消滅してしまう。

 

「!」

 

「エクスキャリバスでアタック!」

 

「ら、ライフで受ける」

 

残り一個のライフをリザーブに下げ、ライフが0となる。

 

「よっしゃぁ~ッ!俺の勝ちだ!!」

 

「はぁ~、負けちゃった。そのカード、エクスキャリバスを手に入れてから随分強くなったよね」

 

「まぁな!あのおじさんに言われた通り、このカードに出会ってから一気に全てが変わったんだよね」

 

「まぁ最近の戦い方を見る限り、守り重視から攻め重視の戦略に変わったよね」

 

「あぁ、こいつと一緒にもっともっと強くなっていく!」

 

そんな事を言いながら、台座から立ち上がり何かを決心したように他の人たちを見る。

 

「誰か、俺と一勝負しない?」

 

『じゃぁ俺とやろうぜ!』

 

『いや、俺とやろう!』

 

さっきのバトルを見て、戦ってみたいと思ったのか数名のカードバトラー達は和人に勝負を挑む。

 

「よーし!かかってこい!」

デッキを持ち、対戦者とバトルを開始する。

 

 

 

 

 

 

 

 

「すっかり上達したようだね。和人君」

 

バトスピショップの店長である村井知恵。彼女は和人達の様子を見て微笑ましい物を感じていた。

 

”ウィーンッ”

 

「あっ、いらっしゃい」

 

自動ドアの開く音がし、そこにはデッキケースを腰につけ、歳は和人達と変わらない少年が居た。

 

「すいません。第11弾のカードをくれますか?」

 

「はい。第11弾ね」

 

パッケージに太陽神龍が派手に飾られている第11弾のパックを渡すと、少年はそのパックを開き、中のカードを取り出す。そしてカードを確認していき、その内の一枚がXレアである宝瓶神機|(ほうべいしんき)アクア・エリシオンのカードだった。

 

「おめでとう!Xレア。当たってよかったね」

 

「ありがとうございます。このカード特に手に入れたかったカードなんです」

 

「そうなんだ」

 

「えぇ、あいつとの再戦のために」

 

「?」

 

そんな中、カードバトラー達が何かでにぎやかになっている事に気づく。

 

「何かあるんですか?」

 

「まぁあるカードバトラーが大活躍ってとこかな」

 

「面白そうですね」

 

そう言うと少年はその場に近づいていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

「暴双龍ディラノスLv.2でアタック!」

 

「キジトリアLv.2でブロック!」

 

互いのBPは5000。本来なら、二体とも相討ちだが、ここでディラノスの効果が発動する。

 

・暴双龍ディラノスLv.1、2、3の効果。

【覚醒】を持つ自分のスピリット全てにBP+1000。

・暴双龍ディラノスLv.2、3『お互いのアタックステップ時』

地龍を持つ自分のスピリット全てに【覚醒】を与える。

 

「よってバトルはディラノスの勝ち!」

 

「ぐっ!」

 

ディラノスの口から放たれる炎によってキジトリアは消滅。

 

「ロクケラトプスでアタック!これで決まりだ!」

 

相手のライフが0となり、和人の勝利となる。

 

『すげー、さすがは運命の一枚を持ったバトラーだぜ』

 

『もう5連勝以上してんじゃない?』

 

観戦者達の声、それを聞くと少年はぜひ自分も戦ってみたいと思う。

 

「さぁ次は誰だ?」

 

「じゃぁ、次俺とやらないか?」

 

「おっし!じゃぁ早速やろう────!」

 

振り返りお互い、顔を確認すると、何かに気付いたようで……。

 

「「あぁーーーーーッ!」」

 

互い互いを指さしながら、お互い驚いた表情を見せる。

 

『?』

 

何の事なのか全く分からない様子の観戦者達。そこへ観戦者達を押しのけ、咲が来る。

 

「和人何騒いでんの?って……リクト君!?」

 

咲がリクトという少年。彼の名は来道リクトと言い、咲や和人達とは昔の幼馴染なのだ。

 

「随分懐かしい、ほんと久々だな」

 

「俺も、久々に会えてうれしいぜ」

 

「それよりしばらく見ない間に随分強くなったようだな」

 

「あぁ!俺は運命の一枚って奴に出会ってな!」

 

「運命の一枚?」

 

「あぁ、俺の運命の一枚!剣龍皇エクスキャリバスだ!」

 

きらきらと輝くエクスキャリバスを持ち、リクトに見せる。

 

「運命の一枚か、それって自分が何かを感じた一枚って事か?」

 

「あぁ!その通り!!」

 

「それなら、俺にも運命の一枚と呼べるカードはある」

 

「!?」

 

「まっ、その一枚はバトルで見せる。それより、バトル始めないか?」

 

「あぁ!」

 

「どうせなら、バトルフィールドでしないか?」

 

リクトの提案に和人は力強く頷き、二人はフィールドに立つ。

 

「「ゲートオープン!開放!!」

 

二人は光に包まれ、リアルバトルフィールドへと移動する。

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