バトルスピリッツ激震の勇者   作:ブラスト

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皆様どうもブラストです!今回はようやくクロスオーバー最終パートを書かせていただきました!!長らく掛ってすみません。先に言わせていただいますと、会い周辺でバトルするのはクロスオーバーする二作品の主人公達!!

最終編に相応しいバトルになればなと思い書かせていただきましたので、一目読んでいただけると嬉しい限りです。



特別編最終編『両雄激突!剣王獣vs剣龍皇』

準決勝まで勝ち上がったのは和人、咲、神田、深月の4人。バトルの組み合わせは和人VS咲、神田VS深月となり、視界が進行させていく中、バトルは即座に始まってゆく。

 

「エクスキャリバスでアタック!」

「ライフで受ける」

 

『決まったぁーッ!! 和人選手決勝進出おめでとう!』

 

先に決勝へ進んだのは和人、最後のライフを砕き決着を付けると、Vサインを掲げながら元のステージへと戻り、和人の姿に観客達も拍手を送る。

 

「和人決勝おめでとう、やっぱり強いな~」

「サンキュー、良い勝負だったぜ!!」

「決勝、神田さんか深月さんのどっちかだけど、自身はある?」

「勿論! ダイキや光にも勝ったあの二人は確かに強いけど、相棒達がいれば負ける気はしないぜ!!」

 

控えた決勝に意気込む中、もう一方のバトルも決着がついたらしく先程にも負けない大歓声が送られている。

 

『準決勝第2試合、勝ったのは神田選手! 見事なバトルでした! ぜひ熱い試合を繰り広げてくれた二人に拍手を!』

 

バトルの内容はほぼ一進一退の攻防だった。だが一手、神田の方に分配が上がったのかマジックでの防御札を深月よりも多く引けたのが強い勝因だった。

 

「それなりに回ってたんだけどなー、さすがに何度も都合よくうまくは引けないな」

「まぁそれもバトスピだしな。けどさすがに俺もカウンターマジックをあと一枚引けてなかったら負けてたぞ?」

「ようするに今回は神田の方がツいてた訳ね。まぁ元々和人君と勝ち残って戦う約束してたみたいだし、丁度良かったね」

「まぁ決勝って舞台で実現できるとは思ってなかったけどな」

「ともかく頑張ってよね、気を抜いてるとあっさり負けちゃうかもよ?」

「誰が相手でも全力でバトルするさ」

勝ち上がり互いにバトルする相手を見据え、戦う前から既に両者、控えた勝負に対する闘志は十分だった。

 

「あれ、ところでハンナ君は?」

「僕なら敗退だよ、深月姉ちゃんに負けちゃった」

「その割には随分軽いみたいだね」

 

咲の言葉通り全く悔やんだ様子も無く、全くの笑顔だった。

 

「まぁ良い勝負だったし、深月姉ちゃんみたいな綺麗な人と勝負できただけでも満足だしね!」

「けっ、負けた事に変わりねぇっての」

「あっそう、まぁどっかのチビッ子さんよりかは勝ち残った訳だしね」

「あぁ!?」

 

深月にベタベタした様子のハンナが気に入らないように拓郎が突っかかるも、小声で咲達に聞こえないようにひっそり呟き、その言葉はしっかり拓郎には聞こえていたのか腹正しい様に声を荒げる。

 

「うわっ、地獄耳だね」

「うるせぇ、どっかのチビッ子さんって俺の事か?」

「心当たりがあるなら当たってんじゃない?」

「ふざけんなッ! ここで一戦やるか!!」

「いいけど、負けても恨みっこなしだからね?」

「上等だぜ!!」

 

「はいはい、お二人さん仲良くねー」

一色即発の二人だが、そこへ二人の肩を叩きながら止めに入っていく深月。彼女の様子にすぐさま慌てたように「「も、勿論」」と棒読みになりながらも咄嗟の台詞を答え、間もなく始まるバトルに全員ステージに注目する。

 

「決勝、俺神田さんと戦えるのこの大会で一番楽しみにしてましたよ」

 

「それは光栄。けど、御手柔らかにな」

 

「御手柔らかにしてほしいのは多分俺の方かも何すけど」

 

「そうかもな、まぁベストを尽くすだけだな」

 

「はい!」

 

『それでは二人共、コールお願いします!』

 

「「ゲートオープン解放ッ!!」」

 

互いの宣言と共にステージを包む光、二人の舞台はバトルフィールドへと移っていく。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

────第1ターン、和人side。

 

[Hand]4枚→5枚。

[Reserve]4個。

 

「行きますよ、バーストセット。これでターンエンド」

「バーストセットだけか」

「今はこれだけでも、ターンが進めばガンガン行くぜ!」

 

 

 

 

───第2ターン、神田side。

 

[Hand]4枚→5枚。

[Reserve]4個→5個。

 

「ミツジャラシを召喚。召喚時効果でボイドからコアを一個このスピリットに置く」

 

・【ミツジャラシ】/4(2)緑、スピリット。

Lv.1(1)BP1000、Lv.2(2)BP5000

Lv.1、Lv.2『このスピリットの召喚時』

ボイドからコア1個を自分のスピリットに置く。

 

「その召喚時効果でバースト発動!」

 

「いきなりだな」

 

開始早々、発動したバーストカード、手元まで飛び上がるカードを掴む。

 

「行くぜ、翼広げフィールド駆けろ、ドラグクリシュナーをLv.2でバースト召喚!」

 

炎と共に飛来する翼竜、ドラグクリシュナー。地面に降り立ち炎を振り払いながら覇王の名に恥じない気高い咆哮を上げる。

 

・【ドラグクリシュナー】/5(2)赤、スピリット。

Lv.1(1)BP3000、Lv.2(3)BP5000、Lv.3(5)BP7000。

【バースト:相手の『このスピリット/ブレイヴの召喚時』発揮後】

このスピリットカードを召喚する。その後、自分のバーストをセットをしていない時、自分の手札にあるバースト効果を持つカード一枚をセットする。

Lv.2、Lv.3『自分のアタックステップ』

自分のバーストをセットしている時、系統:「覇王」/「雄将」を持つ自分のスピリットがアタックした時、自分はデッキから1枚ドローする。

 

「バースト効果により、召喚後、手札のバーストカードをセット!」

 

「バーストでスピリットを召喚。その上別のバーストをセットとは隙がないな。俺はこれでターンエンド」

 

 

 

 

────第3ターン、和人side。

 

[Hand]3枚→4枚。

[Reserve]1個→2個。

[Field]ドラグクリシュナーLv.2(3)。

 

「ドラグクリシュナーをLv.3にアップ。そのままアタックステップ、ドラグクリシュナー行けッ! アタック時効果で一枚ドロー」

 

「ライフで受ける!」

 

翼を羽ばたかせながら神田へと突っ込み、展開されたバリアに対し火炎放射を吐きつけるとバリアを焼き尽くし、ライフを破壊する。

 

「ぐっ!」

神田side。

【Life】5→4。

 

「ターンエンド」

 

 

 

 

「先手を取ったのは和人だね」

 

「まぁ赤は攻めに最も強い色だからね。けど、ライフ一つぐらいじゃまだまだ勝負は動かないけどね」

 

咲の言葉に対して、同じ赤を主力としたデッキを使う深月が一番に応える。互いの状況を冷静に見比べながらさらに続けていく。

 

「和人君はドラグクリシュナーの様に手札を増やしての出来る選択肢を増やし、神田はミツジャラシの様なコアブーストを狙って大型スピリットを展開してつもり、この勝負どっちに軍配が上がるのかまだまだ見逃せないね」

 

 

 

 

────第4ターン、神田side。

 

[Hand]4枚→5枚。

[Reserve]5個→6個。

[Field]ミツジャラシLv.2(2)。

 

「俺はイネゴバッタをLv.2で召喚」

 

 

・【イネゴバッタ】/3(1)緑、スピリット。

Lv.1(1)BP2000、Lv.2(2)BP3000

『フラッシュ効果』【神速】

手札にあるこのスピリットカードは召喚コストの支払いと上に置くコアをリザーブから使用する事で召喚できる。

Lv.2『このスピリットのアタック時』

ボイドからコア1個を自分のスピリットに置く。

【連鎖:条件≪青シンボル≫】(自分の青シンボルがある時、下の効果を続けて発揮する)

[青]:このバトルの間、相手は白のマジックカードを使用できない。

 

 

「さらにマジックでスピードスターを使用、メインの効果。このターンの間、自分のスピリットのアタックで相手のライフを減らした時、ボイドからコア2個をリザーブに置ける」

 

「!」

 

「アタックステップだ、まずはイネゴバッタでアタック! アタック時効果発揮、ボイドからミツジャラシの上にコア1個を置く」

 

「ライフで受ける」

 

羽を羽ばたかせ猛スピードで突っ込むイネゴバッタ。小さな体格でのパワーだが猛スピードでの突進がその威力を補い、展開されたライフを破壊する。

 

「ッ!!」

 

和人side。

【Life】5→4。

 

「スピードスターの効果でボイドからリザーブにコア2個を置く」

「こっちも負けてらんねぇ、ライフ減少時でバースト発動! 三札之術!」

 

トリガーが引かれ、弾け飛ぶバーストカードを手に取ると、炎を纏う札がイネゴバッタを囲む様に出現する。

 

「バースト効果でBP4000以下のイネゴバッタを破壊、さらにコストを支払ってメインの効果。不足コストはドラグクリシュナーから確保!」

 

三札之術の効果で現れた炎の札がイネゴバッタを焼き尽くし破壊させ、さらにコストを支払っての効果により、二枚のカードを手に取り、さらにもう一枚デッキの上のカードを翳す。

 

「三枚目は「剣龍皇エクスキャリバス」、よって俺はこいつを手札に加える!」

「確かお前のキースピリットだったな。けど、まだ俺のターンだ。次はミツジャラシでアタック!」

「それもライフで受ける!」

 

今度はミツジャラシの攻撃に対してライフで受ける事を即答すると、今度はミツジャラシの突進が展開されるライフに激突し、破壊される。

 

和人side。

【Life】4→3。

 

「もう一度スピードスターの効果でボイドからリザーブにコア2個を追加。これでターンエンド」

 

「……たった1ターンで5コアをブーストさせるなんて、やっぱ凄い!」

 

「まぁ悪魔で今の所はコアを貯めているだけだ。凄いかどうかは、その溜めたコアをどう使うのかで判断してほしいな」

 

「ははっ、そりゃそうですね。けど! 俺だってやられっぱなしじゃないですよ!! やるからには誰が相手でも勝つつもりでいますから!!」

 

「俺も同じだ、全力で行かなきゃ、負けるのは俺の方かもだしな」

 

勝利に対する意気込みは両者同じ。二人の気迫はモニターを見ているカードバトラー達にも伝わっている様で、これまでで一番沸き立っていた。

 

 

 

 

────第5ターン、和人side。

 

[Hand]8枚→9枚。

[Reserve]6個→7個。

[Field]ドラグクリシュナーLv.1(1)。

 

「一気に飛ばしていくぜッ! バーストセット。さらにライトブレイドラ2体を召喚!」

 

 

・【ライトブレイドラ】/0(0)赤、スピリット。

Lv.1(1)BP1000、Lv.2(3)BP2000、Lv.3(5)BP3000。

Lv.1、Lv.2、Lv.3【強化】

自分の「BP破壊効果」の上限を+1000する。

 

 

「さらにドラグクリシュナーを【転召】!」

 

手札の一枚に手を掛けながら叫ぶその言葉と同時に、ドラグクリシュナーが突如地面から噴き上がる炎に呑まれ、包まれる炎の中に一体の影が映る。

 

「炎纏いし龍の皇! 剣龍皇エクスキャリバスを召喚ッ!!」

 

高らかに自分の相棒である召喚コールを叫ぶと、炎を振り払い、舞い散る火の粉に身を輝かせながらエクスキャリバスが姿を現す。

 

 

・【剣皇龍エクスキャリバス】/7(4)赤、スピリット。

Lv.1(1)BP5000、Lv.2(3)BP8000。

【転召:コスト3以上/トラッシュ】

召喚コスト支払い後、指定コスト以上の自分のスピリット1体の上のコア全てを指定場所に置かなければならない。

Lv.1、Lv.2『このスピリットの召喚時』

BP合計6000まで相手のスピリットを好きなだけ破壊する。

Lv.2【激突】『このスピリットのアタック時』

相手は可能ならば必ずブロックする。

 

 

「成程、強力なスピリットだな」

 

「今日も頼むぜ、エクスキャリバスッ!!」

 

和人の言葉に答える様に咆哮を上げ、エクスキャリバスの咆哮に勢いづけられたのか、ライトブレイドラ達も小さな翼をパタパタさせながら、鳴き声を上げている。

 

「召喚時効果発揮、ミツジャラシを破壊!!」

 

ドラグクリシュナーよりも遥かに威力の高い火炎放射をミツジャラシに放ち、その炎に耐え切れる訳も無く爆発を起こし破壊される。

 

「アタックステップ、エクスキャリバス頼むぜ!!」

 

「ライフで受ける!!」

 

和人の指示に即座に動き出すと、自身の身体に炎を纏わせて先程のイネゴバッタ達よりも速く、猛スピードで突っ込み展開されるバリアに激突。勢いよくライフを破壊し、衝撃が強いのか神田は少し後ろに足を引き摺らせる。

 

神田side

【Life】4→3。

 

「ッ! さすがキースピリットだけあって、威力も強くなるなぁ」

「まだまだ行くぜ、ライトブレイドラでさらにアタック!」

「さすがに甘いんじゃないか? フラッシュタイミングでマッハジーを神速召喚」

「げっ!?」

 

 

・【マッハジー】/1(0)緑、スピリット。

Lv.1(1)BP2000、Lv.2(3)BP3000。

『フラッシュ効果』【神速】

手札にあるこのスピリットカードは、召喚コストの支払いと上に置くコアをリザーブから使用することで召喚できる。

 

 

「ライトブレイドラの攻撃はマッハジーでブロック」

 

先程まで無人だった筈の神田のフィールドから突如緑のエメラルドが出現したかと思うと、一瞬でエメラルドを突き破って飛び出す一匹の昆虫を模したスピリット、マッハジー。こちらに駆け寄るライトブレイドラに対し、一直線に向かっていくと、猛スピードで突っ込むマッハジーにライトブレイドラは跳ね飛ばされ、破壊される。

 

「フィールドががら空きだったから油断したな」

「ぐっ、緑の【神速】は厄介だぜ、俺はこれでターンエンド」

 

 

 

 

「お得意の神速、でたね」

「急なタイミングで飛び出てくる神速、あれは中々いやらしいんだよなー」

 

沸き立った観客達の中で神拿のプレイングに反応して見せる一縷、そして過去に神田との対戦した時の事を思い返しながら、「和人君の気持ち分かるな」と呟く深月。

 

「和人の奴、キースピリットの召喚したはいいが、そのお陰で神速を警戒してなかったな」

 

「見事に神田さんにその隙を突かれちゃったね。和人勢いに任せちゃうとこあるしな」

「まぁ要するにまだまだ甘ちゃんだからね」

 

「ねーちゃん達、あのにーちゃんに対して厳しいな」

 

咲や川村達の言葉にやや呆れ気味に突っ込む拓郎、その言葉をすぐに「まぁ和人だからね」と返答する川村に思わず「酷ぇ」と本音が零れる。

 

「あはは、でもこれぐらいじゃへこたれないし、巻き返して見せるのも和人なんだけどね」

 

二人の様子に苦笑いしつつも、フォローするかのような咲の言葉。それに対しリクトや川村も納得する様に頷いて見せており、そんな和人がどんなバトルをするのかますます期待するようにモニターを注目し直す。

 

 

 

 

────第6ターン、神田side。

 

[Hand]2枚→3枚。

[Reserve]13個→14個。

[Field]マッハジーLv.1(1)。

 

「俺もバーストセットさせてもらう。そして、そろそろこっちもキースピリットを呼び出させてもらうぞ?」

 

「!」

 

「剣の王たる猛虎の姿、その目に焼きつけろ、剣皇獣ビャクガロウ召喚ッ!」

 

 

・【剣王獣ビャクガロウ】/6(3)緑、スピリット。

Lv.1(1)BP7000、Lv.2(4)BP9000。

Lv.1、Lv.2【暴風:2】『このスピリットのアタック時』

このスピリットがブロックされた時、相手は、相手のスピリット2体を疲労させる。

Lv.2『このスピリットのアタック時』

このスピリットのアタックによって、相手のライフを減らした時、自分のリザーブのコア1個を自分のトラッシュに置く事で、【転召】を持たない相手スピリット2体を手札に戻す。

 

 

周りの全てを吹き飛ばすほどの強風を巻き起こり、フィールドのスピリット達は飛ばされまいと屈んで風を避ける中、颯爽と神田の隣にビャクガロウが姿を現し、フィールドに降り立つと口に加えた刀と尻尾に携えた刀を掲げて唸りを上げる。

 

 

「ビャクガロウ、このバトルで神田さんのキースピリットと戦えるのも楽しみにしてたんですよ!!」

 

ダイキとのバトルでも活躍を見せたビャクガロウ、その姿に対し和人の闘志が燃えない訳はない。期待の眼差しを向ける和人に対し、神田は自分のキースピリットと目線を合わせながら静かに笑って見せる。

 

「あぁ受けて立つさ! なぁ、ビャクガロウ」

 

神拿の言葉に答える様にもう一度唸るビャクガロウ、和人の場にいるエクスキャリバスに対し、互いに対抗心を剥き出しに睨み合う龍虎。

 

「まだ続けるぞ、マジック、ハンドリバース! 効果により、自分の手札全て破棄後、相手と手札が同じなる様にドローする」

「ここで神田さんも手札増強か!」

 

破棄するカードがない状態でのハンドリバースの使用。相手の手札枚数に左右されるとはいえ、状況によっては複数枚カードを引く事のできるマジックは強力。増えた手札に警戒を見せる和人に対し、それを気にする様子も無くスピリット達に目を配る。

 

「アタックステップ、まずはマッハジーでアタックッ!」

 

「ライトブレイドラでブロック!」

 

小さな火球を吐きながら対抗して見せるも、素早い動きのマッハジーにはまるで当たらず、そのままライトブレイドラへと突っ込み、跳ね飛ばして破壊。

 

「ビャクガロウ、続けッ!」

 

「ライフで受ける!」

 

和人の宣言に展開されるライフ。ビャクガロウはそれに無数の刀の連撃を叩き込むと、衝撃と共にライフを砕き、衝撃に思わず後ろに弾かれる。

 

「アタックでライフを減らしたからLv.2の効果を使いたいんだが、生憎【転召】持ちのエクスキャリバスは手札に戻せないな」

 

「へっ、こっちも行くぜ! ライフ減少時でバースト発動ッ! 絶甲氷盾!」

 

「さすがに防御もそれなりだな」

 

「バースト効果でボイドからコア1個をライフに追加するぜ!」

 

和人side。

【Life】2→3。

 

「……俺はこれでターンエンド」

 

 

 

 

────第7ターン、和人side。

 

[Hand]5枚→6枚。

[Reserve]8個→9個。

[Field]剣龍皇エクスキャリバスLv.1(1)。

 

「バーストセット、エクスキャリバスをLv.2にアップ。さらに魔炎の剣使いシュマルドLv.2で召喚ッ!」

右手に剣を持ち、左手に黒炎を灯した竜が出現すると、エクスキャリバスと共に咆哮を共鳴させる。

 

 

・【魔炎の剣使いシュマルド】/5(2)赤、スピリット。

Lv.1(1)BP4000、Lv.2(3)BP6000、Lv.3(5)BP7000。

Lv.1、Lv.2、Lv.3『自分のアタックステップ』

自分の赤のスピリット全ては、相手のマジックの効果では、フィールドから手札/デッキに戻らない。

【合体時】Lv.2、Lv.3『このスピリットの合体アタック時』

BP6000以下の相手スピリット1体を破壊する。

 

 

「アタックステップだ、エクスキャリバス先陣頼んだぜッ!」

 

果敢に神田へと突っ込んでいくエクスキャリバス。炎を纏いこちらに向かう龍の迫力は並みの相手なら一気に怯まされるだろう。だが、そんなエクスキャリバスに対しても決して怯む様子すら見せる事無く、一瞬だけバーストカードを目を見入る。

 

「相手によるアタックでバースト発動!!」

 

「アタックがトリガーか!?」

 

日取り色の光を放ちながら弾き飛ぶバーストカードを手に取り、そのカードの名をコールする。

 

「マジック、飛雷震之計! バースト効果により、ビャクガロウを回復だ!」

 

 

・【飛雷震之計】/5(2)緑、マジック。

【バースト:相手のスピリットによるアタック後】

自分のスピリット一体を回復させる。その後コストを支払う事で、このカードのメインの効果を発揮する。

『メイン効果』

相手のフィールドにスピリット/ネクサスの色が2色以上の時、色を一色指定する。指定した色の相手スピリット全てを疲労させる。

 

 

「確かエクスキャリバスは【激突】持ちなんだよな?」

 

「あぁッ!」

 

「なら受けて立つさ。ビャクガロウでブロックさせてもらうッ!!」

 

「上等! エクスキャリバス、行っけぇーーッ!!」

 

果敢に突っ込むエクスキャリバスに対し、口に加えた刀で真っ向からエクスキャリバスを受け止め、二体の激突による衝撃は余程凄まじいのか、フィールド全体に影響し互いのフィールドの後方で待機するマッハジーとシュマルドは後ろに後退させられている。

 

激突する竜虎、互いの力は互角なのか互いに後ろに弾き飛ばされ、エクスキャリバスは弾かれながらも即座に火炎放射をビャクガロウに飛ばし、ビャクガロウはそれを尻尾の刀を勢いよく振い竜巻を巻き起こすと、風がエクスキャリバスの放つ火炎放射を打ち消す。

 

「BPはビャクガロウの方が上だぞ?」

 

「まだまだ負けねぇッ! フラッシュタイミングで五輪転生炎!! 不足コスト確保でシュマルドをレベルダウン。系統:「古龍」を指定、これでエクスキャリバスにBP4000を加算!」

 

炎の円がエクスキャリバスに集い力を灯す。増した力を示す様に眼光を輝かせると、猛スピードで再び突っ込んでいき、その特攻はビャクガロウの起こした竜巻の壁を突っ切り、そのままビャクガロウへと激突し、刀で咄嗟に防ぐも、勢いを抑えきれず、エクスキャリバスの勢いに押されてしまう。

 

「どうだっ!」

 

「……生憎だが、キースピリットを勝たせたい気持ちはお互い様だ。俺もフラッシュタイミングでグロウウイングソードを使用。効果でビャクガロウを+3000」

 

互いに譲れはしない。神田も負けじとマジックを使い、グロウウイングソードのカードの効果がビャクガロウの加えた剣に光を灯り、力を増したように唸りを上げ徐々にエクスキャリバスを押し返していく。

 

「続けるぞ、グロウイングソードはフィールドかリザーブのコアをトラッシュに置く事でさらにBPを+1000。リザーブのコア1個をトラッシュに置いて、さらにビャクガロウにBP加算だ!」

 

「しまった、このためのコアブーストだったのかよ!!」

 

「この勝負は貰ったぞ!」

 

より力が増す様に刀に燈る光がさらに強く輝く。その力は完全にエクスキャリバスを上回り、エクスキャリバスを後ろに弾き返し、弾き飛ばされたエクスキャリバスに隙を与える暇も無く、すぐさま飛び掛かって尻尾と口に加えた刀を一斉に振い、エクスキャリバスも頭部の剣を振って反撃し、刀と剣の斬撃音が響く。

 

斬撃音が響いた後、静かにビャクガロウは地面に着地し、その背後でエクスキャリバスは地面に墜落し、その体にはビャクガロウの斬撃が刻まれており、そのまま消滅する。

 

「ぐッ! 相棒!!」

 

キースピリット同士のバトルを征したのは神田だが、まだ勝負自体に決着が付いた訳ではない。エクスキャリバスの破壊は堪えるように拳を握りしめる。

 

「……やっぱり、いやもう想像してた以上強い! けど、まだ俺は最後まで勝負を諦めねぇッ!!」

 

「あぁ、同じだ。俺もまだまだ全力で行くぞ!!」

 

 

 

 

────第8ターン、神田side。

 

[Hand]4枚→5枚。

[Reserve]8個→9個。

[Field]剣王獣ビャクガロウLv.2(4)、マッハジーLv.2(3)。

 

「行くぞ、バーストセット。そして剣王獣ビャクガロウをもう1体Lv.2で召喚ッ!」

 

「二体目!?」

 

再び猛風を起こしながら姿を見せる二体目の剣王獣、唸りを上げる獣達の姿。神田の見せる全力に和人も思わず圧倒されそうになるが、同時に圧倒されそうな程の実力を見せる神田に激しい武者震いを見せた。

 

「やっぱり神田さんは凄い、けどだからこそ俺は!! 勝ちたい!!」

 

「勝ちたいのはお互い様だ、お前みたいな奴とやるからには俺も勝ちたいさ!! アタックステップッ! ビャクガロウでアタックッ!」

 

「シュマルドでブロックッ!」

 

ビャクガロウに斬りかかって行くシュマルド。だがパワーの差は圧倒的にビャクガロウが上。簡単にシュマルドを弾き返し、シュマルドは弾かれながらも左手に灯した炎をビャクガロウに向けて放つが、ビャクガロウは炎を斬り裂きながら突き進み、そのまま正面からシュマルドを斬り裂き破壊する。

 

「マッハジーでアタックッ!」

 

「ライフで受ける!」

 

先程のバトルで怒った爆風を突っ切りながら突っ込むマッハジー。ライフで受けると宣言し、和人のライフを破壊する。

 

和人side。

【Life】3→2。

 

ライフが削られ衝撃に後ずさる。だが、それでも口角を上げて笑った表情を見せたかと思うと、ライフ減少がトリガーなのかバーストが赤く光る。

 

「ライフ減少時でバースト発動ッ! 龍の覇王ジークヤマトフリードッ!!」

 

「!」

 

 

・【龍の覇王ジークヤマトフリード】/8(3)赤、スピリット。

Lv.1(1)BP6000、Lv.2(3)BP10000、Lv.3(5)BP13000、Lv.4(8)BP20000。

【バースト:自分のライフ減少時】

自分のライフが3以下の時、BP15000以下の相手スピリット一体を破壊する。この効果発揮後、このスピリットカードをコストを支払わずに召喚する。

Lv.2、Lv.3、Lv.4『このスピリットのアタック時』

相手スピリット一体を指定してアタックできる。

Lv.3、Lv.4『このスピリットのアタック時』

自分のバーストをセットしている時、このスピリットのBP以下の相手スピリット1体を破壊する。

 

 

「効果により、ビャクガロウ破壊だッ!」

 

天から降り注ぐ豪炎がビャクガロウを焼き尽くし、爆発を起こし破壊されてしまい、キースピリットの破壊にさすがに神田も反応を見せる。

 

「さらに行くぜ、赤き剣を振いて全てを征す覇王(ヒーロー)、勝鬨上げてフィールドに降り立て! 龍の覇王ジークヤマトフリードをLv.2でバースト召喚ッ!」

 

上空に突如広がる黒雲、それを引き裂いて姿を現すジークヤマトフリード、炎を纏った剣を掲げ、背後で響く雷鳴を背に唸りを上げる。

 

「スピリットを破壊した上に高BPのブロッカーとしても出現。流石にこれ以上手は出せないな、俺はこれでターンエンド」

 

 

 

 

────第9ターン、和人side。

 

[Hand]3枚→4枚。

[Reserve]8個→9個。

[Field]龍の覇王ジークヤマトフリードLv.2(3)。

 

「バーストセット! さらに武槍鳥スピニードハヤト召喚ッ!」

 

 

・【武槍鳥スピニードハヤト】/5(赤2 緑2)緑、ブレイヴ。

Lv.1(1)BP5000、合体時(0)BP+5000。

『合体条件:コスト5以上』

【合体時】『自分のアタックステップ』

ステップ開始時、色1色を指定するこのターンの間、このスピリットは指定した色のスピリットにブロックされた時回復する。

 

 

「緑のブレイヴ!」

 

「行くぜ、武槍鳥スピニードハヤトをジークヤマトフリードに合体(ブレイヴ)させ、Lv.3にアップ!」

 

スピニードハヤトとジークヤマトフリードの二体は空中へと飛び上がり、スピニードハヤトはパーツ状に変形すると、刃を腕に槍を背に装着し、赤い羽根がスピニードハヤトを現す緑色へと変化する。

 

「アタックステップ行くぜ、スピニードハヤトの効果、指定の色は緑! 合体スピリットでアタック!!」

 

和人の指示に眼光を輝かせながら翼を羽ばたかせ、一気に飛び出していく。

 

「アタック時効果、バーストセット中のより、マッハジーを破壊、さらにビャクガロウに指定アタックッ!」

 

背の槍を一本マッハジーに向けて投げ付け、投げ付けた槍は目にも止まらぬ速さでマッハジーを貫き破壊し、さらに爆風を突っ切って今度はビャクガロウへと迫っていく。

 

「ビャクガロウでブロック!」

「ビャクガロウのブロックにより、合体スピリットは回復。さらにフラッシュで爆覇炎刃剣を使用!!」

「!」

 

「このターン、覇王を持つスピリットがBPを比べ、相手スピリットだけを破壊した時、そのスピリットのシンボル分、相手のライフをリザーブに送る!」

 

ジークヤマトフリードは弾丸のような速さで向かっていき、剣を振り下ろしビャクガロウは口に加えた刀で防ぐも、ジークヤマトフリードは止まる事無くそのままビャクガロウを後ろに弾き飛ばすと、追い打ちを掛ける様に背の槍を一斉に投げ付け、無数の槍に対し、ビャクガロウは尻尾の刀を前に突き出し、投げ付けられた槍を斬り裂いて行く。

 

最後の槍を切り裂いた瞬間、何時の間にかジークヤマトフリードが目の前まで迫っており、剣とスピニードハヤトのパーツである刃を同時に振り下ろし、それを刀で受け止め、“ガキイィィィン!”と大きな斬撃音が響く。互いに吠えながら振う得物に渾身の力を込めていくが、力比べはジークヤマトフリードに軍配が上がり、ビャクガロウの刀は大きな音を立てながら叩き折られてしまい、そのまま勢いに任せて剣と刃を振い、ビャクガロウを切り裂くと爆発を起こし破壊される。

 

「爆覇炎刃剣の効果、合体スピリットのシンボルは二つ。よってライフを二つ破壊するッ!」

 

ビャクガロウの破壊に反応する様にライフが二つ突然輝いたかと思うと、それは

勢いよく砕け散り衝撃に思わず後ろに仰け反る。

 

「ッ!!」

 

神田side

【Life】3→1。

 

「このターンで決めるぜ、回復した合体スピリットで──!」

「ライフ減少時でバースト発動!」

「!?」

 

再アタックを掛けようとした矢先、手を突き出して制止させ、コールと共に弾け飛ぶバーストカードを手に、続けていく。

 

「絶甲氷盾、ライフを一つ回復。さらにコストを支払って相手のアタックステップを強制終了!」

 

神田side

【1→2】

 

「ぐっ、ターンエンド」

 

決着をつけようとした矢先、合体スピリットを襲う猛吹雪。対戦相手も見えなくなるほどの猛吹雪にこれ以上攻撃する術はなく、止むなくターンエンド宣言。

 

 

 

 

────第10ターン、神田side。

 

[Hand]3枚→4枚。

[Reserve]18個→19個

[Field]なし。

 

「さてこのターンで決めないと俺の負けは確実だな」

 

「……だったら全力で防ぐ!」

 

「なら俺は全力で攻めるだけだ。行くぞ!」

 

神田の表情に一瞬空気が変わる。重々しいその空気は直感的に何かが来る事を予感させていた。

 

「森羅万象の龍よ、(ことわり)を全て覆せッ! 森羅龍樹リーフシードラをLv.3で召喚だ!」

 

地底より龍の咆哮が響いたかと思うと、激しい地響きと共に大地に亀裂が走ると、勢いよく大地から飛び出すは、巨大な植物の様な見た目を持った異形なる龍。

 

「リーフシードラ! ここで青のスピリットを!?」

 

「確かに青のスピリットだが、緑とも相性はいい。行くぞ、そのままアタックステップ、リーフシードラでアタックする」

 

「(ジークヤマトフリードのBPの方が上なのに、アタックしてきた!?)」

 

リーフシードラのBPは13000。対してスピニードハヤトと合体したジークヤマトフリードはBP18000、にも関わらず突っ込んできたという事は当然神田には別の手があると言う事だろう。だがダブルシンボルを持つリーフシードラの攻撃を受ければ敗北は避けられない。

 

「なら真っ向から受けて立つッ! 合体スピリットでブロック!!」

 

巨大な身体を動かして迫るリーフシードラ、その巨大な進撃にフィールド全体が揺れるが、和人もジークヤマトフリードもその姿に一切怯む様も無く、迎撃する様にリーフシードラへと向かい、豪炎をリーフシードラに向けて放ち、リーフシードラも破壊光線で火炎放射を相殺し衝撃波がフィールド全体をさらに激しく揺らす。

 

「フラッシュタイミングで【神速】!」

 

「このタイミングで神速!?」

 

マジックではなく、神速の使用宣言は当然驚きだった。【神速】持ちのスピリットは相手の意表突くため、攻撃を防いだり、追撃を行う時に使用するのがセオリー。スピリット同士が激突するこの状況で召喚すると言う事は恐らく……。

 

「スピリット同士のバトルじゃなく、神速の数で押し切るって事か!」

 

「数で押し切るつもりならわざわざ【神速】で召喚する必要はないさ、けど今の状況だからこそ、こいつを【神速】で出す意味がある!」

 

「どういう!?」

 

「口で言うよりバトル流れを見てれば分かるさ、【神速】でくノ一ジョロウを召喚する!」

 

リーフシードラとジークヤマトフリードが激突するその上空で出現するエメラルド、そのエメラルドが砕けるが、マッハジーの時の様に砕けたエメラルドからはスピリット本体ではなく、巨大なクモの巣の様な糸が展開され、その糸にぶら下がる一体のスピリット、くノ一ジョロウが姿を見せる。

 

 

・【くノ一ジョロウ】/3(1)緑、スピリット。

Lv.1(1)BP3000、Lv.2(3)BP4000。

『フラッシュ』【神速】

手札にあるこのスピリットカードは、召喚コストの支払いと上に置くコアをリザーブから使用する事で召喚できる。

Lv.1、Lv.2『このスピリットの召喚時』

バトルしている相手の合体スピリット1体のブレイヴ1つを分離させ、スピリットだけでバトルを続けさせる。ただし、分離する時のコアの移動は相手が行う。

 

 

「召喚時効果発揮により相手の合体スピリット、ジークヤマトフリードとスピニードハヤト分離させる!」

 

「なっ!?」

 

宙に展開されるクモの巣にぶら下がりながら身軽な動きで飛び移りながら移動するくノ一ジョロウ、攻撃中のジークヤマトフリードの背に向けて自身の糸を飛ばすと、背中に糸が張り付き、その糸を引っ張り上げると合体していたスピニードハヤトは元の姿に戻り、まるで釣り上げられるようにジークヤマトフリードから引き剥がされてしまう。

 

「コアの移動は相手が行う」

 

「ぐっ、リザーブにもうコアがない」

 

スピニードハヤトの維持コスト確保にはジークヤマトフリードのLvを下げるしかない。だが、今はブレイヴを失ったジークヤマトフリードとリーフシードラのBPは互角。レベルを下げれば破壊されるのはヤマトのみ。だとしたら当然、スピニードハヤトコアを回す訳にはいかなかった。

 

「スピニードハヤトにコアは乗せない。そのまま破壊する、ごめん!」

くノ一ジョロウの糸に釣り上げられたスピニードハヤトはコアを確保できず、そのまま消滅。一方のジークヤマトフリードではブレイヴを失った事で急激に力が下がり、リーフシードラの攻撃にやや押され始める。

 

「まだ行くぞ、マジックでグロウウイングソード!」

「二枚目!?」

「効果でリーフシードラにBP3000を加算!!」

 

より力が跳ね上がり、ジークヤマトフリードの炎を押し返す。ヤマトは咄嗟に距離を取って避け、一気に接近しリーフシードラに向けて剣を振り下ろし、リーフシードラも負けじとヤマトに向かっていき、手足の様な植物で剣を受け止める。

 

「破壊は免れなくても、まだ手はある。フラッシュタイミングでファイアーウォールを使うぜ!」

 

ヤマトの破壊は避けられなくとも和人にもまだ手はある。自分の赤のスピリット一体を破壊し、相手にアタックステップを強制終了させることのできるファイアーウォールを使い、神田のターンはこれで終了、の筈だった。

 

「……何も、起こらない!?」

 

発動さえた筈のファイアウォール、だが激突する二体の様子に特に変化はなく、ファイアーウォールの発動する気配すらない。

 

「無駄だ、リーフシードラのアタック時、相手はマジックを使用する事が出来ない」

 

「なッ!?」

 

 

・【森羅龍樹リーフシードラ】/7(3)青、スピリット。

Lv,1(1)BP7000、Lv.2(4)BP10000、Lv.3(6)BP13000。

Lv.1、Lv.2、Lv.3

相手は、相手のフィールドにあるシンボルと同じ色のバーストしか発動できない。

Lv.2、Lv.3『このスピリットのアタック時』

相手はマジックカードを使用できない。

【連鎖:条件《緑シンボル》】(自分の緑シンボルがある時、下の効果を続けて発揮する)

[緑]:BPを比べ相手スピリットだけを破壊した時、相手のライフのコア2個を相手のリザーブに置く。

 

 

バトルではヤマトの剣を弾き返すと、零距離で破壊光線を放ちヤマトを破壊する。

 

「!!!」

 

「これで終わりだ、くノ一ジョロウの緑シンボルを条件に、リーフシードラの連鎖発揮ッ!!」

 

ヤマト破壊したリーフシードラに緑色の光が灯ったかと思うと和人に向けて、もう一度破壊光線を放ち、それは展開されたバリア一直線に直撃する。

 

「くそっ!! 負けたぁーーッ!!」

 

衝撃と共に残ったライフが二つとも砕け散り、決着が付く。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

『決まりました、今大会優勝は神田俊道選手! 決勝に相応しいバトルをありがとう、そして大会優勝おめでとうございます!!』

 

元の場所へと戻ってきた二人に会場一番の拍手と歓声が送られ、バトル後、歓声を送ってくれる観客達に手を振りながら応え、和人の方に視界を向けると、手を差し伸べる。

 

「良いバトルだったな」

「……こちらこそ、でも次は絶対俺が勝ちますから!」

 

差し伸べた手を掴み、握手を交わす二人。次は必ず勝つと宣言する和人に対し軽く笑って見せながら、「なら次も全力だな」と笑顔で答えた。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

「じゃぁそろそろ私達は帰らないとね」

「あぁ、そうだな」

 

大会も終わり既に日も暮れつつあり、会場内から次々とその場を後にするカードバトラー達。神田達もそろそろ帰ろうと荷物を纏める。

 

「それより、リーフシードラなんてデッキに入れてたんだね。もしかして新しいキースピリット?」

「どうだかな、まだキースピリットにするかどうかは分からん。今のところピン差し出し、今回は上手く回せたが……まぁ様子見だな」

「へぇー」

 

大会のバトルを思い返しながら話す二人。だが夕暮の空を見つめながら話題を変えるように。

 

「はぁー、折角来たんだからバトスピパークとかもっと行きたい場所あったね。大会に夢中になり過ぎて他の事あまり考えてなかったけど、今思えば惜しかったね」

「ならまたいつか来るしかないな」

 

「私も、同じ」

「俺もにーちゃんと同意見!」

 

「はは、そうだね。またいつか来れたらいいね」

賑やかな様子の面々、あまりこの街を回り切れなかった事に残念そうな様子ながらも、神田の一言に、軽く笑い答える深月達。そこへ見送る様に和人達の姿が。

 

「神田さん、もう帰るんですね」

 

「まぁな」

「じゃぁ今度は、俺達がそっち行きますよ、リベンジマッチ受けてくれますよね!!」

「そうか、それなら楽しみにして待つだけだ」

 

「皆またね、今度はやる時はもっともっと私も強くなるからね」

 

「臨む所ですよ、それでもリベンジさせてもらいますから!!」

「私は出来たら今度は深月さんと戦えれたら!」

 

「じゃぁ楽しみにしとくねー。ところで川村ちゃんと咲ちゃんって、どっちが和人君のガールフレンド?」

 

「「ち、違います」」

ふとした深月の言葉、聞いた途端に二人共顔を赤くしながらほぼ同時に否定。

 

「はは、冗談だよ」

「わ、笑えないですよ」

まだ動揺を隠せていない様子の二人に軽く笑って見せる深月。その様子に川村は小さく「この人、知恵さんと似てる」と呟き、咲はそれに小さく頷いた。

 

 

「じゃぁな、今度はあった時はバトルだからな」

「上等、いつでも負かせてあげるよ」

 

一方のハンナと拓郎は最後まで互いに敵対心を剥き出しに睨み合っているが、二人を見ながら一縷は「似た者同士」と囁いた。

 

 

 

 

「まぁそれじゃあな!」

 

「はい、また次バトルしましょう!!」

 

「そうだな」

 

最後にそれだけ言葉を交わすと、神田達は自分達の街に向けてその場を後に、和人達も今度はリベンジする事を決意しその後姿を見送った。必ず再戦する事を決意しながら。

 




以上最終編の投稿でした。初めてのクロスオーバーはとても楽しいの一言でした。改めて読んでくださっている読者様、そして今回クロスオーバーの話を承諾していただいたにしはる様、大変心よりお礼申し上げます!!

クロスオーバーは今回で終わりですが、また機会があればいろんな方ともクロスオーバーができたらなと思っています。バトスピ小説を書かれてるユーザー様が増えて、皆様バトル内容は勿論、文章力も私以上なので是非ともその方々ともいろいろクロスオーバーをしてみたいものです(^O^)/


また次回からは本編をかかせていただきますので、今後ともよろしくお願いします。
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