返信は100%やっていこうと思いますので。
たくさんのコメントを待っています。
自分の愛する人が別の男の場所。
つまり、結婚をしたら諸君はどう思うだろうか。
あるものは絶望し、はたまたあるものはそれを守ろうと考えるだろう。
この好青年間桐雁夜は後者であった。
「雁夜くんどうしたの?」
横にいる柔らかな雰囲気を持つ、『遠坂』葵が訪ねる。
「いいや、なにもないよ」
微笑みながら雁夜は答える。
「あっ!雁夜おじさんだっ!」
無邪気な声が響く。
遠坂葵の娘、遠坂凜だ。
「凜ちゃんか!」
雁夜は彼女を抱きかかえる。
抱きかかえたとき、異変に気づく。
「あれ?桜ちゃんは?」
それを聞き二人は暗い顔をする。
葵が口を開く。
「桜は間桐の家にいったの、間桐が桜をほしがる理由あなたにはわかるでしょう?」
~間桐邸~
俺は憤怒していた。
あの妖怪のような爺。
臓硯。
そしてこの家にだ。
俺の家は魔術の家系だ。魔術の世界では御三家と呼ばれ優秀な家柄らしい。
だがそれも過去の話、魔術師としての才は代を重ねるごとに劣化し、俺は普通の魔術師並みの魔術回路しかもっていない。兄貴は魔術回路を持ってすらいない。
それを打開するために...。桜ちゃんは...。
そんなこと許さない。
俺が桜ちゃんを救う。
その決意を胸に蔵顕を問いただす。
蔵顕の答えはこうだった。
「貴様が聖杯を持ち帰れば開放する」
それを承諾し俺は間桐蔵顕の訓練という名の拷問を受けた。
~間桐邸蔵の中~
雁夜と蔵顕は薄暗い部屋に二人だけでいた。
「始めるぞ。雁夜」
蔵顕は雁夜に言う
雁夜は魔方陣の前に立つ。
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」
「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」
一節を唱えるたびに蟲がうごめき、体を蝕む。
「―――――Anfang」
「――――――告げる」
「――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
「誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。」
体から血液が噴き出す。しかし、雁夜は気力で詠唱を続ける。
「汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
光に包まれる。意識が遠のく...が雁夜は踏ん張る。
「あなたがわたしのマスター?」
赤い髪を持ち、Tシャツにジーパンといういかにもな若者な恰好をしたじょせいがあらわれた。
蔵顕は彼女を見ていった。
「なぜ...。なぜあの女が...。」
雁夜は彼女に行った
「おまえは何という名前でクラスは何だ?」
「おまえ?あなたごときの魔術師がわたしにお前呼ばわり?...まぁいいわサーヴァントは使い魔みたいなもんなんだし。」
そういって彼女は俺に触れた。
痛みが引いていく..。なぜだまるで
詠唱をする前の『時間』に戻ったようだ。
「私の名前は蒼崎 青子。クラスはキャスターそこにいる爺は気づいたみたいだけど第5魔法継承者。よろしくね。」
そう彼女は言った。
魔法..?
世界に5人しかいないといわれている魔法使いが俺のサーヴァント?
これならいける。
ざまぁみろ蔵顕。
その考えを読んだのか蔵顕が口を開く。
「はっはっは!運が良いのぉ雁夜。魔法使いをあてるなんて、だが忘れるなよ。お前の体は魔力を使えば使うほど蟲に食われていくのを」
侮蔑するように笑いながら蔵顕は部屋を出た。
たしかに魔力を使えば俺の体は刻印蟲に食われていく。
だけど死ねないんだ。
─────桜ちゃんをたすけるまでは。