10人の女神達の -school idol project- 作:カビバラ
それでは、どうぞ!
ソウラ「辞退…?」
絵里「ええ。」
にこ「あんた…何言ってるの。」
絵里「…」
にこ「いいって言うわけ無いでしょ?
変なこと言わないでよ」
絵里「私ね。思ったんだ。みんなの体が一番大事って。
それをあんまり意識してなかったから、
こんな結果を招いたんだと思う。」
にこ「だからって辞退なんかする必要あるの?!」
絵里「…休むべきだと思うの。今は。」
にこ「…」
ソウラ「せっかくのチャンスなんだよ!
自分からそのチャンスを水の泡にするつもり?!」
にこ「!」
絵里「…ごめんね。」
ガチャッ…
にこ「…」
海未「絵里…」
花陽「…どうするの?」
にこ「どうするって?」
花陽「だから…ラブライブ辞退のこと…」
にこ「私は反対って言ったでしょ?」
花陽「私も…みんなの体が大事だと思うの。」
にこ「それはつまり絵里の考えに賛成ってこと?」
花陽「賛成じゃないけど…無理はしない方がいいと思う。」
にこ「無理って?どう言う意味よ?!」
花陽「だから…その…」
海未「にこ、やめなさい。
μ’sの話をした絵里の意見を攻めるのならまだしも
それは花陽自身が思う気持ちなんだから、
にこがそれを攻める必要はないと思いますよ?」
にこ「…確かに少し言い過ぎた気もする。ごめんね」
花陽「いや!だ、大丈夫だよ。」
にこ「でも、絵里の意見には納得できない。絶対に。」
海未「…今そんなこと言ってもしょうがないですよ。
後で穂乃果のお見舞いにみんなで行くんですし
その時に聞いてみましょう。」
ソウラ「…」
学園祭以降、私達は迷走してた。
それぞれが何かしら悩んでいた。
ラブライブに出場出来るってなってもこの状態。
今のμ’sには不安しかなかった。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
お見舞い
花陽「穂乃果ちゃん大丈夫かな?」
真姫「さぁ?」
凛「元気だといいけどにゃー?」
ソウラ「穂乃果ちゃんのことだし大丈夫でしょ?」
ガチャッ!
穂乃果「真姫ちゃんCDありがとーー!!!」
絵里「なにやってるの?!」
にこ「あんた病人でしょ?!」
ガチャッ!
ソウラ「…うん。」
花陽「…何も変わらないいつもの穂乃果ちゃんだね。」
真姫「なにやってんだか…」
凛「嬉しいんでしょ!きっと!」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
絵里「ラブライブの事、穂乃果に聞いたけど…」
ソウラ「なんて言ってたの?」
絵里「出たいけど、無理はしたくないって。」
真姫「また微妙な返事ね…」
希「でも、無理はしたくないっていうのはエリチや
花陽ちゃんとかと一緒みたい。」
ソウラ「学園祭のあれの後だし、
そう言って当然だと思う。」
花陽「でもそれじゃ、答えがはっきりしないんじゃ…」
にこ「答えもなにも、ラブライブには絶対出るの!!」
絵里「…チャンスは捨てたくないけど、
これ以上誰かが傷づくのももう嫌なの。」
海未「難しい選択ですね。」
絵里「…本戦まではまだ少し期間はあるわ。
じっくり考えましょう。」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
夜 自宅
ソウラ「じっくり考えよう、か。」
プルルルル、プルルルル
ソウラ「はい?もしもし?」
穂乃果「ソラちゃん?」
ソウラ「穂乃果ちゃん、どうしたの?」
穂乃果「1年生のみんなにはちゃんと
謝ってなかったからさ。ごめんね本当に。」
ソウラ「大丈夫、気にしないで」
穂乃果「学校にも明日からは行けそうだから
またよろしくね」
ソウラ「わかりました。」
穂乃果「それじゃ、また明日。お休み」
ソウラ「お休みなさい…」
ピッ…
ソウラ「…」
ガシャッ!!
ソウラ「そんなの、許せるわけ無いでしょ!!!
散々…散々迷惑かけて!心配もさせて!!!
μ’sのみんなをこんなに不安にもさせて!!!
許せるわけ!許せるわけ…」
お母さん「ソラ?うるさいわよこんな夜中に…」
ソウラ「頼むから…頼むから不安にさせないで…
もうああなるのは嫌なの…悲しみたくない…
だから…お願い…」
お母さん「ソラ…?」
これが今の私の本音。
ラブライブに出れる、最高の思い出が作れる。
その後一歩のところで穂乃果ちゃんが倒れて
それによりみんなの考えも変わってきた。
辞退するとかいう話も出てきた。
そして、この空気のままラブライブにでても
最高の思い出なんか作れない。
私はそんな空気を、状況を作った
穂乃果ちゃんが憎くて憎くてしょうがなかった。
ずっと堪えてきた我慢が限界に達したのだ。
そして、みんなもまだ苦しいまま。
穂乃果ちゃんが復帰するとはいえ
あの時のライブの代償はとても重い。
この先なにがあろうと、
そう簡単にみんなの傷が癒えることはなかった。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
明日
穂乃果「あ!ソラちゃんおはよー!」
ソウラ「おはよ!」
穂乃果「後で部室でねー!」
ソウラ「うん!」
★★★★★★★★★★
ソウラ「…」
先生「じゃあ、ここの問題を…ソラ。」
ソウラ「…」
先生「ソラ!!」
ソウラ「え?は、はい!…どこだっけ?」
真姫「43ページの3番目」
ソウラ「あ、ありがと!えっと…」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ソウラ「…」
凛「ソーラちゃん?」
ソウラ「ん?どうかした?」
花陽「元気ないけど、どうしたの?」
ソウラ「色々と…ね」
凛「…ねぇ!遊ぼうよ!」
ソウラ「…なにして?」
凛「何したい?」
ソウラ「私は…ピアノとか引きたいかな。」
凛「それじゃあ凛たちが遊べないじゃん!」
ソウラ「タンバリンとかマラカスとかもあるでしょ。」
凛「それもそうか!マラカスくらいなら
凛でも出来るかも!」
ソウラ「じゃ、音楽室いこっか。」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ソウラ「ここの音楽室楽器凄いあるんだよな〜
アコギにフルート、ドラムなんかもある
とても廃校になる学校の設備とは思えない。」
花陽「どれが簡単なの?」
ソウラ「こんなのとかは?」
花陽「…何これ。」
ソウラ「ギロって楽器。」
花陽「なんか地味だな…。じゃこれ、カスタ…なんだっけ?」
ソウラ「カスタネット。」
花陽「私これ使ってみたい!見た目が華やかでいい!」
凛「じゃ凛はマラカス!」
ソウラ「どんな曲やりたい?」
花陽「ドレミの歌…とか?」
ソウラ「小学生じゃないんだよ?!」
花陽「ひぃ!?」
凛「凛はシャカシャカ振るだけだしなんでもいいにゃ!」
花陽「あ、確かに、私もカンカンするだけだね…」
ソウラ「じゃあ、ワンダーゾーンとかは?」
凛「いいね!」
花陽「やろうやろう!」
ソウラ「じゃあ、3!2!1!」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
デデーンデーーン!
凛「シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ」
花陽「カンカンカンカン…カンカンカンカン…」
ソウラ「…曲終わったよ?」
凛「え!もう終わったの!?ちゃんと出来てた?!」
花陽「久しぶりに使ったよ!カスタネット!」
ソウラ「…私もカスタネットがここに置いてあることすら
今まで知らなかったし…
後ぐちゃぐちゃで下手くそだよ。」
凛「えー?!そうかな?結構上手く行ったつもりだけど…」
花陽「あるけど、あんまり覚えてないや。」
ソウラ「覚えてないって…」
凛「…でも凛、ソラちゃんとこうやって話すの
初めてな気がするにゃ!」
花陽「私もいままであんまり話したことなかったな…」
ソウラ「それもそうだね…じゃ、
2人とも、改めてこれからもよろしくね!!」
花陽「…うん!」
凛「にゃ!」
真姫「あ、いた!」
ソウラ「?」
凛「真姫ちゃん!」
真姫「ちょっと来なさい!」
ソウラ「なんで?」
真姫「いいから!」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
廊下
凛&花陽&ソウラ「おおおおお!!!!」
花陽「来年度入学者受け付けのお知らせって…」
凛「それってつまりつまり…?!」
ソウラ「そういうこと…!!?」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
屋上
ガチャッ!!
穂乃果「?どうしたの?そんなに慌てて。」
凛「た…」
真姫「た…」
花陽「助けて…」
にこ「はぁ?なに言ってるの?」
ソウラ「…助けてじゃなくて、大変でしょ?」
花陽「あ、そうでした…」
絵里「…なにが大変なの?」
★★★★★★★★★★★★★★★★
穂乃果「来年度入学者受け付けのお知らせ…」
5人「これって!!!」
花陽「中学生の希望校のアンケートの
結果が出たんだけど…!」
真姫「去年より志願する人がずっと多いらしくって!」
穂乃果「ってことは…」
海未「学校が…」
希「存続するってことやん!」
真姫「さ、再来年はわかんないけどね!」
凛「後輩が出来るってこと!?」
花陽「うん!」
凛「やったぁー!!!」
穂乃果「あっ!!」
ことり「あれ?みんな揃って何してるの?」
穂乃果「ことりちゃーん!!」
海未「これ…!」
ことり「え?え?」
穂乃果「学校、続くんだよ!私達、やったんだよ!」
ことり「嘘…じゃないんだ」
穂乃果「うんっ!」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
帰り
真姫「とりあいず、一番の目的は果たしたね。」
花陽「うん!」
にこ「後はラブライブだけね!頑張らなくっちゃ!」
凛「凛も燃えてきたにゃ!!」
ソウラ(よかった…これならみんな、
ラブライブに出る気になるかな。)
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ソウラ「あれ?海未ちゃん?」
海未「ソラ。」
ソウラ「何してるの?家この辺だったっけ?」
海未「いえ、…ちょっと話をしてて。」
ソウラ「やったね。ラブライブに出れて
学校も存続できて。」
海未「…はい。」
ソウラ「…?」
この時の海未ちゃんの目は、今でも忘れない。
学校も存続することになって、ラブライブにもこれで
文句なしに出れる。喜ぶ要素しかない。
ないのに海未ちゃんは…
ソウラ「なんで、泣いてるの?」
海未「え?す、すいません…」
ソウラ「何かあったの?」
海未「…ソラ。」
ソウラ「ん?」
海未「μ’sが…9人になったら…どう思いますか。」
ソウラ「…え?」
海未「…」
ソウラ「海未ちゃん?…どう言う意味…?」
海未「…黙っていても仕方ありませんか…」
海未「…ことりが、日本を発ちます。」
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次回 10人の女神達の-school idol project-
ターニングポイントPart2 μ’sの崩壊
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ここの物語はタイトルの通り
今後の物語のターニングポイントになる部分だと思います!
それ故に書き直し回数も既に過去最多です!
ここをどうするかで今後のおもしろさが決まってくると思うので
頑張りたいと思います!
とゆうことで今回はここまで!ここまでのご観覧ありがとうございました!