10人の女神達の -school idol project- 作:カビバラ
原作からほどよく離れようとしてるけど
離れられたないこの感じ…
あ、でもちゃんとオリジナルストーリーへの転換は
うまくいってますよ!
それでは!どうぞ!
自宅
ソウラ「…」
ガチャッ
ことり「もしもし?ソラちゃん?」
ソウラ「海未ちゃんから聞いたよ。留学のこと。」
ことり「え…。」
ソウラ「…」
ことり「ち、違うの、本当なら学園祭が終わったあとすぐ
いうつもりだったの、だけどあんなことがあって
言うタイミングが無くなっちゃったから…」
ソウラ「…それを先に言わなかった罪は重いよ。」
ことり「で、でも…!」
ソウラ「今頃何を言っても、
全部言い訳にしか聞こえない。」
ことり「…」
ソウラ「引き伸ばして引き伸ばして、最後の最後。
ラブライブにでる直前にそれを話して、みんなは
なんて言うと思う…?」
ことり「ご…ごめん…なさい…」
ソウラ「…じゃあね。」
ピッ…
ソウラ「なんでいつもいつもこうなるのかな…」
ことりちゃんが日本を発つのはラブライブが
終わったあと。だからラブライブが終わるまでは
μ’sにいるということになる。だけど、それでも
それを言って、みんなが動揺しないわけがない。
せっかく穂乃果ちゃんの熱が治ったり、
学校の存続が決まったりで、調子を取り戻して来てたのに…
…私はいつもそうだった。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
自宅
ガチャ
お母さん「ソラ?起きてるの?学校は?」
ソウラ「今日は…行かない。」
お母さん「風邪でも引いたの?」
ソウラ「…出てって。」
お母さん「…でもソラ」
ソウラ「出てって!!!」
お母さん「…」
ガチャ…
ソウラ「明後日からか…ラブライブ。」
ラブライブの詳細は以下の通り。
まず予選があり、20組のグループが未公開のPVを
専用のサイトに公開。
それを1週間の間集計し人気の高かった上位8組が本戦に
参加できる。そこからは
ごく普通のトーナメント形式での勝ち抜き戦。
勝ち進んだグループがラブライブ優勝となる。
そして、私達が歌う曲はParadise Live。
PVはもうできてはいるが…
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
昼
ソウラ「…お母さんに言っても何ていうか目に見えてるし
黙って少し出かけてこよっと。」
ガチャッ…
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ゲームセンター
ソウラ「アポカリプスマーガエキストラ、
久々にやったけど、だいぶ腕が落ちてるな…」
ソウラ「次何やろっかな…」
ソウラ「…あ、この人形。前に10匹とったやつだ。
たしか、まだ家においてあったような…」
ソウラ「…そうだ!」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
自宅
ガチャッ…
ソウラ「サササササ…サササササ…」
バタン!
ソウラ「ふぅ…なんとかバレずに済んだ。」
ソウラ「それはそうと…」
★★★★★★★★★★★★★★★★
ゴソゴソ…ゴソゴソ…
ソウラ「あ、あった!人形10匹!じゃあこれを…」
★★★★★★★★★★★★★★★★
夕方 学校
ソウラ「みんなの靴箱に入れて…よし!これでOK!」
穂乃果「…何やってるの?」
ソウラ「あ、穂乃果ちゃん!実は前にとった人形、
みんなに渡そうかなって思って!
でも私今日学校休んだし、あんまり中入ってたら
先生たちにバレちゃうから、靴箱に入れてたんだ」
穂乃果「…」
ソウラ「ちょうど良かった!
穂乃果ちゃんには直接渡せて。はいどうぞ!」
穂乃果「ありがと…」
穂乃果「…ことりちゃんが留学するって…2週間後…」
ソウラ「聞いたんだ。」
穂乃果「知ってたの?」
ソウラ「あ、そんな前からじゃないよ。
昨日海未ちゃんに聞いた。」
穂乃果「…ねぇソラちゃん?」
ソウラ「何?」
そう言うと穂乃果ちゃんは
泣きながら私に抱きついてきた。
ソウラ「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「…私、わからない」
ソウラ「わからないって?」
穂乃果「嫌なの、ことりちゃんがいなくなるなんて絶対に!
今まで、自分に夢中で他の事を考えてなかったから
熱も出て!みんなに迷惑もかけて!
ことりちゃんの事にも気づけなかった!!!
…私はこれからどうしたらいいの!?
どう言えば、皆は納得してくれるの!?
どうしたら、ことりちゃんを引き止めれるの!?」
ソウラ「…」
ソウラ「もう、手遅れだと思う。」
穂乃果「…!!!」
ソウラ「でもラブライブ。これには今のみんなで出れる。
それに出るっていうことが一番納得できて、
一番正しい選択だと私は思う。」
穂乃果「…ラブライブに優勝したら、ことりちゃん
留学やめてくれるかな。」
ソウラ「そんなの、私にわかるわけ無いじゃん。
でも今はそれをするしかないでしょ?」
穂乃果「そうだけど…」
ソウラ「明日PVの最終確認もするんだし、とりあいず
それ頑張ろ?ね!」
穂乃果「…」
先生「〜♪」
ソウラ「あ。やば、先生だ!じゃ、また明日!」
穂乃果「あ…うん、また明日…」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
夜
ソウラ「…」
みんなはどう思っているんだろうか。
そんなことばかり考えていた。
ソウラ「ラブライブ…」
最高の思い出を作ることを理由に
スクールアイドルを始めた私。
この時はラブライブに集中してた、できた。
色々不安はあるけど、とりあえずラブライブ。
それだけを意識していた。
そしてその考えは今思えば、
最高の思い出を絶対に、絶対に作ろうとした、作りたかった
私のわがままだったのかもしれない。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
屋上
穂乃果「ライブ?」
絵里「ええ。ラブライブには出るけどそれとは別に
ことりが留学に行く前にこの学校で
ライブできないかなって、考えたの。」
希「ことりちゃんにも来たらいうつもりよ。」
ソウラ「うん!いいと思うよ!」
凛「みんなで門出を祝うにゃ!」
穂乃果「…」
海未「まだ落ち込んでいるのですか…?」
ソウラ「いつまでもクヨクヨしてても
しょうがないと思うよ。」
絵里「うん、明るく行きましょ?」
真姫「そんなテンションでライブなんかされたら
こっちまで蒸せるんだけど。」
にこ「その通り。切り替えが大事よ。」
穂乃果「…私がもう少し周りをみていれば
こんなことにはならなかった。」
…
花陽「そ、そんなに自分を責めなくても…」
穂乃果「自分がこんなことしなければ、
こんなことにならなかった!!」
にこ「あんたね…!」
絵里「そうやって全部自分のせいにするのは傲慢よ」
穂乃果「でも!」
絵里「それをここでいってなんになるの?
何も始まらないし、誰もいい思いはしない。」
真姫「それに、ラブライブだってあるんだから。」
にこ「そうよ!全員が絶対に優勝するって言う気持ちが
ないと優勝なんて程遠いわ。」
穂乃果「…考えた結果なんだけど
出なくてもいいと思うの。ラブライブ。」
にこ「えっ?」
花陽「穂乃果ちゃん…」
穂乃果「…私ね!μ’sの目的は学校存続だったでしょ?
その目的は果たしたんだし
ラブライブに出なくても別にいいんじゃないかって
昨日の夜考えたんだ!どうかな?」
絵里「穂乃果。それはさすがにどうかと思う。」
希「それは一番悪い考え方やで?」
穂乃果「だってそうでしょ?私は本当の事をいってるだけ。
最初からそれを目的にμ’sを始めたんだから。
文句は言わせない。」
にこ「…本気で言ってる?」
穂乃果「…これが私の今思う気持ち。本気の気持ち。」
…
最悪の考えだ。
ここにいる人全員がそう思った瞬間だ。
にこ「…ごめん殴らせて」
花陽「にこちゃん!?」
にこ「一発殴らないと気が済まない。」
穂乃果ちゃんを本気で殴ろうとするにこちゃんを見て
みんな動揺していた。動揺するしかなかった。
真姫「まってにこちゃん!!」
それでも真姫がにこちゃんを抑える。
今全員が苦しそうな顔をしている。
にこ「離しなさい真姫!私はこいつを許さない!!
絶対に!!!」
真姫「だからって殴ってなんになるの!?」
にこ「いままで騙されていたのが許せない!!!
あんたの本気の気持ちをみて!
スクールアイドルやりたいって気持ちをみて!
信じてここにかけた!だからμ’sに入ったの!
で存続決まったらもう私達は用無し?!
ラブライブにも出れるのに出ない!?
あんたは学校の存続の為に私達を利用して今まで
騙してたの?!あんたにとってのスクールアイドルは
そんなもんだったの?!」
その時のみんなは泣いていた。
顔には出さず心の中で泣いている人。
我慢できずに堪えれず泣いている人。
いろいろいた。
穂乃果ちゃんがそんなことを…
誰もがそう思った。
穂乃果「…ごめん。私がそう言う権利はなかったね。
μ’sは10人のグループなんだから、
何を決めるのも10人で決める。だったね。」
絵里「穂乃果…」
にこ「…今頃開き直っても絶対に許さないわよ?」
穂乃果「だから、決めた。」
希「え…?」
絵里「決めたって…何を?」
穂乃果「私…μ’sを…やめます。」
6人「…!?」
穂乃果「…じゃ、頑張って。」
…
海未「…!」
バチン!!!!!!
その音はどこまでも、どこまでも響いた。
まるでみんなの気持ちが響きとして
外に出ているかのように。
絵里「…!」
穂乃果「海未…ちゃん…?」
海未「…あなたがそんな人だとは思いませんでした。
最低です。あなたは最低です。」
穂乃果「…ごめんね。」
スタ…スタ
ソウラ「逃げるの?!こんなところで
諦めて逃げるの!?」
穂乃果「ソラちゃん…」
6人「…」
穂乃果「みんな…」
穂乃果「…練習…頑張ってね。」
そう言うと穂乃果ちゃんは泣きながら走って
屋上から出ていった。もう後戻りはできない。
そんな気持ちがビリビリ伝わった。
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次回 10人の女神達の-school idol project-
ターニングポイント Part3 10人
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Part3まで伸びちゃったLIVE11。次回いよいよ完結。
とゆうことで今回はここまで!ここまでのご観覧ありがとうございました!