10人の女神達の -school idol project- 作:カビバラ
それでは、どうぞ!
カラオケ
ソウラ「次は…じゃあ。この歌ってみようかな?」
ピッ!
ソウラ「凛々しくて!凛々しくて!
凛々しくて!つらいよーぉおーー!!!」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ソウラ「ありゃ。もう30分か。たまに来るのも
やっぱりいいね。カラオケって」
部屋を出て、帰ろうとしたその瞬間…
穂乃果「あれ?ソラちゃん?」
ソウラ「穂乃果先輩?皆お揃いでカラオケですか?」
穂乃果「うん!良かったらソラちゃんも一緒に歌う?」
にこ「ちょっと!カラオケに来てる理由も忘れたの?!」
穂乃果「まぁまぁ。せっかくだしいいでしょ?」
真姫「悪いことは言わないわソラ。帰りなさい。」
穂乃果「真姫ちゃんまで!せっかくなんだから
一緒に歌うくらいいいでしょ?!」
真姫「いや、私がいうのはそういう意味じゃなくて…」
真姫「って、もういない!…どうなってもしらないわよ…」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ソウラ「ふぅ…」
ソウラがたたき出した点数はッ!
…2点ッ!たったの!2点ッ!!!
ソウラ「え?壊れてるのこれ?!」
穂乃果「…す、スゴイスゴーイ。ワージョウズダネー。」
ことり「キットキカイノチョウシガオカシンダヨ。」
花陽「カンドウノアマリナミダガデソウデス。」
海未「コレガヤハリゲイジュツトイウヤツデスネ。」
凛「コンナノハジメテダニャー、スゴスギルニャー。」
にこ「生まれて初めて
真の音痴と言う人にであった気がする…」
真姫(あんた達…。)
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ゲームセンター
海「…次はゲームセンターですか?」
にこ「そうよ、このアポカリプスマーガエキストラ!」
穂乃果「おぉ!おおお!おおおお!!ソラちゃん凄すぎ!」
ことり「これは本当に凄いね!
1プレイで10体人形取るなんて!」
凛「これが天才というやつかにゃ…」
ソウラ「この台の番号のクレーンは右側に
本来あるはずの壁がないからそこに
人形を引っ掛けて当てることができれば
一気に崩すことができてそこからさらに…」
にこ「あんた達ィ!人の話聞きなさいよ!!」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ソウラ「はいフルコン。楽勝楽勝。」
穂乃果「凄すぎィ!」
真姫「さっきとは真逆ね。」
ことり「サッキハキカイガ
コワレテタシネーショウガナイショウガナイ。」
真姫「…」
にこ「始めてみたわ…私ですらなかなか
フルコンボは出来ないのに
こんなにサクッとできるなんて…」
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街中
にこ「それじゃあ最後は、オーラで決めましょう!」
ソウラ「オーラ?」
にこ「そう!歌も下手くそ、ダンスも下手くそ、でも人気
そんなアイドルには人を引き付ける何かがあるの!
それがオーラ!!」
海未「で、でもそんなのどうやって競うんですか?」
にこ「ふふ…これよ」
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にこ「このチラシを1時間の間に
どれだけ配れるかを競うの。
最終的な配った枚数が少ない人ほど
オーラがあるということになるわ!」
ソウラ「私、これはさすがに関係なくない…?」
真姫「ここまでついて来たんだから、付き合いなさい。」
ソウラ「はーい…」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
穂乃果「すごーい!ことりちゃん全部配ってる!」
ことり「渡してたらいつの間にかなくなってて…」
にこ「おかしいわ…計画が正しければ
こんな事態は想定外。どうして…どうして…??」
結果としては、私は歌は2だったけど壊れてたかも
ってことも踏まえて20点。ダンスはSSS。ぶっちぎり。
チラシは30枚あったうちの19枚も配れた。
そして…
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部室
ソウラ「で、穂乃果先輩達は何してたんですか?」
ことり「センターのことで揉めてて、こうなったの。」
ソウラ「へぇ…」
海未「でも、歌が上手い花陽は
ダンスがイマイチで、歌がイマイチだったことりは
1人だけチラシを全部配って…」
ソウラ「私は?」
海未「ソウラさんはダンスはぶっちぎりのぶっちぎりで、
歌は違う意味でぶっちぎりのぶっちぎりで…」
ソウラ「違う意味って?」
海未「あ!いえ!決して下手とか
ソウイウワケデハナイデスヨ?」
ソウラ「?」
ことり「結局、みんな同じってことだね。」
真姫「で、結局どうするの?センターもリーダーも。」
花陽「う、うん。」
穂乃果「いいじゃないかな。リーダーいなくても。」
6人「ええ!!?」
穂乃果「だって、今までみんな、
リーダーいなくたって、
ほら、練習だって普通にできてるし。」
海未「しかし…」
にこ「そうよ!リーダーがいないグループなんか
聞いたことないわよ!」
真姫「それに、センターはどうするの?」
穂乃果「それなんだけど、私考えたんだ!
みんなで歌うってどうかな?
私ね、家で他のアイドルの動画とか見ながら
思ったんだ。みんなで順番に
歌えたらいいなって。」
花陽「順番に?」
穂乃果「そう!無理かな?」
海未「まぁ作れなくはないですが…」
真姫「そういう曲も悪くないわね。」
穂乃果「ダンスは?」
ことり「ううん。今の7人なら出来ると思うよ。」
穂乃果「じゃあ決まりだね!みんながセンターで!」
ことり「私、賛成!」
真姫「好きにすれば…」
凛「凛も凛も!」
花陽「じ、じゃあ私も!」
海未「作るのは大変そうですね。」
穂乃果「大丈夫!7人もメンバーがいるんだから
協力し合えば絶対に何とかなるよ!」
にこ「ま!まぁ!それでも別にいいわ!
ただし、私のパートはカッコいくしなさいよ!」
穂乃果「ってあれ?ソラちゃんがいない。」
凛「本当だー」
真姫「まぁ、空気読んだんでしょ。多分。」
穂乃果「せっかく誘おうと思ったのに…残念。」
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放課後 音楽室
真姫「…どうしてあの時あの部屋から出ていったの?」
ソウラ「空気的にどっか行った方がいいかなーって。」
真姫「入れる空気でもあったでしょ。」
ソウラ「…」
真姫「μ’sに入りたいんじゃなかった?」
ソウラ「…ごめんね。」
真姫「何が引っかかってるの?」
ソウラ「分からない。
心はそう思ってても、体が勝手に動くんだ。」
真姫「高校生がいうセリフそれ?」
ソウラ「………これ。」
真姫「?これは何?」
ソウラ「楽譜のぐちゃぐちゃ。押し入れにしまってたの。
これを少しいじればいい感じになるはず。」
真姫「一応受け取っとくわね。」
ソウラ「うん。」
真姫「ソラ。」
ソウラ「…何?」
真姫「必ず入りなさいよ…待ってるから。」
ソウラ「…ありがとう。」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
なにかが引っかかるんだ。
もう、平気な筈なのに。
いつまでもそれを平気じゃないように扱う。
そんな自分自身が許せない。
勝てど勝てど、心に刺さってる毒はなかなか取れず、
存在しないはずの毒に吸われ、そして負けている。
μ’sに入りたい。
そんな気持ちを開放できない、今日この頃。
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次回 10人の女神達のーschool idol projectー
硝子の楽園での遭遇
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作者自身もソウラを加入させるタイミングに悩む今日この頃…
ここまでのご観覧ありがとうございました!