魔法少女リリカルなのは 召喚せし者の軌跡   作:月宮如月

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パソコンの調子が悪い…。


第13話 海上に竜巻とコスプレ少女が出現しました

 

 

ジュエルシードは、ユーノが最初に持っていたのが1つ、僕が破壊したのが1つ、なのはが封印したのが6つ。 フェイトは2つ持っているようだ。合計10個の所在が分かっている。

 

アースラに搭乗した日から10日。5つのジュエルシードが発見されたが、2つはフェイトの物となっていた。フェイトとの戦いは基本なのはにまかせて、僕は被害が大きくなりそうな時だけ出ている。

 

残るジュエルシードは6個。だが、それ以降、パタリと報告はない。

 

「見つからないねー」

 

「うん」

 

「残りは後6個か。 あと探していないところは……」

 

 今日もジュエルシードは見つからず、なのは、ユーノ、聖はアースラの中の食堂にいた。

 

「まさか、海に落ちたとか? 」

 

そこで艦内にアラートが響き渡った。

 

 

ブリッジにいってみるとモニターに海で竜巻が発生しているのが映っていた。

 

「なんとも呆れた無茶をする子だわ」

 

「無謀ですね、間違いなく自滅します。あれは個人の出せる魔力の限界を超えている」

 

 艦長さんとクロノがその様子を見て言う。

 

「フェイトちゃん! あの、わたし急いで現場に!」

 

「その必要はないよ、放っておけばあの子は自滅する」

 

現場に向かおうとするなのはをクロノが止めた。

 

「仮に自滅しなかったとしても、力を使い果たしたところを叩けばいい」

 

「でもっ」

 

「今のうちに捕獲の準備を」

 

「その作戦まってもらおうか」

 

クロノの言葉を遮り僕は一つ提案をした。

 

「彼女が自滅するのを待ち捕獲するのはいいのですが、せめて結界を張り被害を抑えましょう。 あれほどの暴走ですからなにが起こってもおかしくありません。 いつでも封印できるように僕たちはすぐに向かえるような状態で待機ということで」

 

「聖君までフェイトちゃんを見捨てるの!?」

 

なのはが誤解しているようなので、僕は念話でなのはとユーノだけに伝えた。

 

(見捨てるわけではない。 ユーノには結界を張ってもらうために現場に転送させてそのときになのはも一緒に行けばいい。 ユーノは自分が結界を張ると言え、そしてなのははユーノを見送るためについていく、といった感じでね)

 

僕の考えを伝えると、艦長さんが悩んでいたがようやく口を開いた。

 

「たしかに、このままでは被害が大きくなるかもしれませんね。 では聖さんの提案を採用しましょう。 結界は―」

 

「僕がやります」

 

「わかりました。 それではユーノさん、お願いします。」

 

僕が念話で伝えたとおり、ユーノが転送ゲートに向かいなのはも見送りに行くと言ってユーノの後を追った。

 

(さて、彼女の目的を聞き出せるといいのだが)

 

Side out

 

 

 

 

なのはside

 

「フェイトちゃん!!」

 

「ッ!?なのは……」

 

「こんなこと、もう止めよう?」

 

「……私は、私に出来ることをする。それが、母さんの為になるなら、なんだってする!」

 

「フェイトちゃん……」

 

ジュエルシードが生み出した、嵐の中へフェイトが入って行く。その行動を見詰めるなのは。

 

「そんなの、間違ってるよ……家族が、親が、自分の子供が傷付くことを、望む筈が無いよ……」

 

顔を俯かせてなのはが呟き、フェイトの向かった方角を睨みつける。

 

「だから私が、フェイトちゃんを救ってみせる!! いくよレイジングハート!!」

 

《Yes master》

 

「ディバイン・バスター!!」

 

なのはの呼びかけに、シューティングモードに変更しながら応えるレイジングハート。

ジュエルシードが六つ暴走しているからか、フェイトも近づけないようだ。

それでも、1つのジュエルシードを停止させていた。それを見つつ、なのはもジュエルシードを2つ同時に撃ち抜いた。3つのジュエルシードが停止した。残り3つ。

 

「フェイトちゃん……。私は、諦めないよ!」

 

そう言いフェイトに近ずこうとなのはは、嵐の中に入っていった。

中ではフェイトが残り3つのジュエルシードにフェイトが狙いを定める。

 

「バルディッシュ!!」

 

《Arc Saber》

 

フェイトはデバイスを鎌状にして魔力の刃でできた斬撃をジュエルシードに向かって飛ばした。その光刃はブーメランのように回転しながらジュエルシードにぶつかり―――

 

「セイバーブラスト!」

 

刃を爆破させた。そしてなのはもそれに続くように砲撃を撃ち封印し、すべてのジュエルシードが封印された。

 

嵐が収まった上空でなのははフェイトとと向かい言った。

 

「・・・友達に、なりたいんだ」

 

そう言ってなのははフェイトに手を差し延べた。

 

 

「・・・・・・」

 

 その様子を少し離れたところから見守るユーノと、使い魔。しかし次の瞬間、空から紫の雷がフェイトに降り注ぐ。

 

「・・・母さん」

 

紫雷に撃たれてフェイトが海に落ちていった。使い魔はジュエルシードを取りに行くが、

 

「なっ!」

 

 しかしそれは目の前に現れたクロノと聖に阻止される。

 

「邪魔を、するな!」

 

使い魔はクロノを魔力弾で吹き飛ばした。

 

「ぐあっ」

 

 そして、ジュエルシードを見るが、六個あったのが2つしかない。クロノと聖の手にそれぞれ2つのジュエルシードがあった。

 

「ちっ、フェイト!」

 

アルフは残りのジュエルシードを持ってフェイトを回収し、巨大な水しぶきを上げた。

 

「きゃあっ」

 

 その間に二人は転移して逃げた。水しぶきが収まった時にはその姿はどこにもなくと共に何処かへ消えて行った。

 

Side out

 

 

 

 

聖side

 

なのはもユーノと一緒に現場に向かったことに艦長さんとクロノが慌てていたが、行ってしまったものはしょうがないとなって様子を見ることにした。

 

(しかし母親に言われて集めていると。 あんな不安定な物をいったい何に使う気だ? 中の魔力が目的だとしても利用しようとすると暴走してしまうのではないかな)

 

利用方法を考えているうちに全てのジュエルシードが封印された。フェイト捕獲のために僕たちが動き出そうとした瞬間。

 

「現場上空に高魔力反応! 次元跳躍魔法です!!」

 

「なっ!」

 

突然、上空から雷が落ちてきてフェイトを打ち抜いた。アースラにも攻撃が来たようで一部のシステムがダウンしたようだ。転送機能は無事だったようで、僕とクロノはすぐに現場に転送してもらった。ジュエルシードを回収しようとした使い魔がクロノに魔力弾を放った瞬間、聖は近くの2つを回収、クロノも吹き飛ばされる前に2つ回収したようだが、残り2つは奪って逃げられた。

 

(すべてのジュエルシードは見つかった。 さて、今後はどう動くかな)

 

 




最近調子がでない。明日からまた忙しくなるし鬱だ…。
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