東方幻想記録   作:最善策

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…なにも言うことはない














ゆっくり見ていってね!←(オール魔理沙視点キタコレ)


第19話 香霖堂

場所は紅魔館…

 

「おーい!パチュリー!…って、紅魔館メンバー勢揃いだな?」

「魔理沙?何しに来たの?」

「本は奪わせませんよ!?」

「違うって…うーん…あそこがいいかなぁ」

 

私はなるべく広いところを選ぶ。なぜなら…

 

「転送魔法!」

 

そうパチュリーに本を返すためだ。こうでもしないと持ってこれないからな

私が手を向けたところには大量の本が落ちてくる

 

「な…!?」

「よし、これで完了っと…」

「この本の山は?」

「私が今まで借りてたぶんだぜ?」

「魔理沙…死ぬのっ!?」

「え?」

「確かに…『死ぬまで借りる』…ということは!」

「魔理沙?どういうことか説明しなさい?」

「説明しない限り逃がしませんよー?」

「ふっ…それはどうかな!私は説明する気はさらさらないんだぜ?じゃあな!」

 

私は薬品が入ったフラスコを取り出し床に叩きつける。それは白い噴煙を巻き起こす

 

「…魔理沙、なにがあったの?」

 

その言葉は聞こえず…

 

アリス邸…

 

コンコンっ

 

「アーリース!」

「なに?魔理沙…って!?」

「本が重たいんだから早く入らせろー?」

「ちょっ、まっ、はっ!?」

「…っよっこらせっと…。じゃ、後始末はよろしく!じゃあな!」

「えっ!?ちょ、魔理沙ぁ!?」

 

私はアリスの言葉を聞かず飛び出し、森の上空を箒で走り、これももうすぐ無くなってしまうのか、と悲しくなる。幻想郷の空はいつも綺麗だったのに、今は目が潤んで見えそうもない

 

「…怒ってる、かな…」

 

今さっき出てきたばかりのアリスの家を見てため息をつき、必死に言い訳を考えながら家路についた

 

 

霧雨邸…

 

「ただいまなんだぜ!」

「おかえり、魔理沙」

「おうなんだぜ!…?その声は…」

「お邪魔してるわよ?」

「魔理沙ー!」

「レミリアに、フラン?」

「…おかえり」

「えっと、兄さん?これは…」

「押しかけてきて話さなかったら殺すと言われて」

「…ということは…」

「その通りよ。魔理沙…水くさいじゃない。内緒、なんて…」

 

ごもっとも…。だけど言えばそれでみんなは心配して、方法を探してしまう。私なら、そうするから…。私がすると決めたことはみんなする。幻想郷はそういうところなんだ

 

「…しょうがないだろ?私が、決めたことだから…大丈夫なんだぜ!」

「このつよがり…わかったわ」

「おぉ!わかってくれたか!」

「__嫌でもなんでも…あなたを助けさせてもらう。断ったら異変起こすわよ?」

「フランが全部壊しちゃうー!」

 

おぉなんだなんだ。納得もしてないし物騒な言葉が聞こえてきたぞー?

 

「じゃ、邪魔したわ…あと何日?」

「6日だ。せいぜい頼んだぜ?」

 

私は帽子の下から目を覗かせる。すると2人は笑い…

 

「もちろんよ?」

「魔理沙だもん!」

 

と笑顔を見せて去っていった。いつの間にか外は暗くなっており、これを見て帰る、と言ったのだろう

 

「兄さん…」

「魔理沙…俺も、見つけ出してみせるから」

「…兄さん…ごめん」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あと5日…

 

「…なんなんだぜ?これ…」

「わからん。いつの間にか家の前にあった」

「…これは…香霖?」

「こうりん…誰だ?」

「そういえば兄さんはまだ会ってないよな?香霖…えーと…あまりに本名で読んでなかったから…えーと…あ!思い出した!半人半妖の『森近霖之助』だ!」

「…?あっ!」

 

香霖堂…

 

私は香霖堂に邪魔するためドアの前に立っているが、何回ノックしても出てきてくれない

 

「魔理沙?いるか?」

「うーん…人は来なくとも営業はするはず…」

「お、おい魔理沙。その手に持っているのは?」

「鍵すら開かないのならぶっ飛ばすしかないんだぜ?」

 

我ながら物騒な言葉を言ったなと思い、八卦炉を構える。そして放とうとした時そこに手が現れる。一瞬兄さんかと思ったが、こんなに手はゴツゴツしてないし、この手には見覚えがある

私はバッ…と顔を上げ、隣にいるだろう人物に顔を向ける

 

「運がいいな!香霖!」

「本当に君は危なっかしい…」

「それが私なんだぜ!って、早く中に入ろーぜ!」

「君の家ではないのだがね。待っていなさい。今開けるから…魔理沙、光」

「…霖之助兄」

 

兄さんは香霖に声をかける。魔理沙さんは優しいからな。今は2人にしてやろう!…盗み聞きはするけどな

私はいち早く香霖が開けてくれたドアに飛び込んだ。そしてそのドアに背中を預けた

 

「さて…久しぶりだね」

「そうですね…霖之助兄」

「今さら敬語なんていいのに、魔理沙なんて即刻やめたからな」

「…家、帰ってないんで…」

「そうか。じゃあ魔理沙は話してないのか…まあいい。魔理沙を待たせたら後が怖いからな。入ろう」

「…はい!」

 

取手に力が加わり、開いていく。香霖堂のドアは外から行けば自分の方へ引かないといけないから背を預けていた私は…

 

「うわぁ!?」

 

見ての通り背中から打ち涙目になってしまった。…恥ずかしい

兄さんと香霖を見てみれば、やれやれ…という顔で見られる。その顔が嫌で、私は急いで立ち上がる。まだ背中じんじんする…

 

「ほら、入ろうか」

「うぅ〜だぜ〜…」

 

香霖堂店内…

 

「いたた…思いっきり打ったんだぜ…」

「大丈夫か?魔理沙…」

「たぶんなんだぜ〜…」

「で?今日は何しに来たのかな?」

 

香霖はこちらを見て言う。そういえばなにがしたかったんだろうか?

 

「うーん…暇だった?」

「そんな理由でここに来て欲しくはないがな」

「別にいいだろー?」

「あはは…」

「魔理沙、あの話はしなくていいのか?」

「あの、話?」

「どうせ盗み聞きでもしてたんだろう?…話さないのか?」

「…でも、あれは私の勝手で!兄さんに話す必要なんかっ」

「言い方を変えよう。話せ」

「っ」

「逃げようとするな。…大丈夫、僕がいるから」

「…そうか。いい、機会かもしれないぜ…」

「何を、話すんだ?」

「…私が、今なんで魔法使いになっているか…だ!」




突然な終わり方&クソみたいな文章←





明日からテストだけど絶対投稿しちゃうわ
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