つらいよ…恋愛要素とかつらいよぉぉ←
ゆっくり見ていってね!←
(前回恋愛対象霊夢ーとかいってたけど私の中で揺らぎがっ…!)
その日の夜…
俺たちはありがたくも会場の宿泊施設に寝させてもらうことになった。理由は怪我人がいるからと、明日の出場者だから休んで欲しかったのだろう
「さてと…そろそろ寝る準備はできたがお前たちはどうだ?」
「私はもう終わってるわよー?」
「うーん…落ち着かない」
「あれか、自分の枕じゃないと寝れないってやつか?」
「違うぜ!?」
「あんたら仲いいわねー」
…準備は終わっているようだ
俺は明かりの元を消そうとろうそくに近づく。と、それを春夜の声に遮られる
「なあ」
「?なんだ?春夜。お手洗いなら向こう…」
「いやいや、違うから」
「じゃあなによー?」
「いや…俺の能力ってなんだと思う?」
能力…俺で言う『全てを力に変える程度の能力』のことか
「能力、か」
「うーん…妖怪になるとか!」
「いやなこと言うなよ」
「?じゃあなんなのよー」
「なんか、八雲に言われたもんだと『全てを覆す程度の能力』…らしい」
「へー…いいように使えば完全無敵じゃない」
「そうなんだが、今の俺じゃ扱えないようでな」
「それなら俺と一緒だ。俺だってうまく扱えない」
2人で目を合わせて頷き合う。そして、さっきから喋らない魔理沙に疑問を持ち、そっちを見てみれば…
「あ…」
「んー?って、魔理沙もう寝たの!?」
「寝てる奴の前では静かになー」
魔理沙は枕を抱きしめ静かな寝息を立て俺の隣で寝ている。いや…可愛らしい
「こいつ…」
「まあまあ…そう怒らずに」
「はぁ…わかったわよ」
霊夢は自分の布団へ体を引きずりながら行く。そしてふと、こちらを振り返り
「いくらでも騒いでもらって結構よ。一回寝たら納得するまで私は寝てるから、時間になったら弾幕でも撃っておこしてちょうだい」
「ほーい」
「わかった」
それだけ言うと霊夢は布団の中に引きこもった。それを見届けてから今度はまだ寝ている魔理沙に目を向ける。その魔理沙の手はがっちりと俺の手首を掴んでいる。ここが魔理沙の布団でよかった。そうじゃなかったら運ぶのが大変だった
「だいぶ仲がいいんだな。兄妹というのは」
「いや、普段はこんなんじゃないんだが、何年も1人にしてきたからな…」
「?なにがあったんだ?」
「…実は」
ー少年説明中ー(第11話東方過去記録を参照)
「…そうだったのか」
「まあ…可哀想なことをしたと思ってるさ」
「俺は、下界に1人、妹をおいてきた」
「俺と同じ、か」
「但し俺は向こうの世界で死んだ身だから、もう帰れないんだ」
「…」
「ま、心残りはそれだけさ。あいつには素敵な彼氏さんもいるし、大丈夫だろ」
「何歳なんだ?」
「20そこらだな」
「そうなのか…その歳で、か」
「独り立ちはできてるさ、きっと」
お互い心残りを残して別世界に行った…ということだ。そこでは共通点があるんだろうか…親近感も湧く
俺は再び魔理沙のほうを向き、頭を撫でる。すると魔理沙はくすぐったそうに身をよじる
「…でも、今は幸せだな」
「見ればわかる」
「それはなりよりで」
俺は動けないため、とりあえず春夜に明かりを頼む
「なあ、春夜。俺は見ての通り動けないから明かりを頼んでもいいか?」
「おっ。お安い御用だ」
そう言って立ち上がる春夜。それを目で追い、明かりが消されたことでその視線を再び魔理沙に向ける。暗くてよく見えないが、ぐっすり眠っていることは確実である
「じゃ、俺はもう寝るから。ほら毛布」
「?…あぁ。ありがとな」
俺は春夜から投げなれた毛布を受け取り、魔理沙に掛け布団を被せた後、自分も毛布を被る
(…魔理沙には寂しい想いをさせてしまったな。ごめん、魔理沙)
そう思いながら俺は目を閉じた
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「……ん……兄……兄さん!」
「ん…ん?」
名前を呼ばれ目を開ける。開けてみれば、魔理沙の顔がアップで映り込み、その向こうにはぐちゃぐちゃの布団と霊夢と春夜がいた。あの2人、相当寝相悪いな
「…おはよう、魔理沙…」
「おはようだぜ!兄さん!」
「あいつらは、だいぶ寝相が悪いようだな」
「私も一目見て悲鳴あげそうになったぜ」
魔理沙が苦笑いしながらあっちを見る。そうだ、弾幕で起こしてくれって言われてたっけな…
俺は立ち上がり指先を霊夢と春夜の方へ向ける
「?どうするんだぜ?兄さん…」
「あいつらを弾幕で起こそうと思う」
「えぇ!?そんなことしていいのか!?」
「頼まれたか大丈夫だろ?」
俺は指先に意識を集中させる。あぁ、寝起きで制御が効かないな。ご愁傷様ということで…
弾幕を放つ
「「うわぁぁぁぁぁ!」」
ご愁傷様です
「さてと…遂にこの日が来たか」
「そうね。容赦はしないわよ?」
「ま!私が勝つことは確実なんだよなー」
「三者三様だな…ま、楽しんでこい。こっちも、見るのを楽しむからさ」
春夜とハイタッチを交わし、俺たちはお互いの所定の位置へ行く
「…さてと」
「やっと決着だぜ」
「…ショータイムの始まりだ!」
「さて…とうとう最終決戦の日です!昨日の戦いで勝ち抜いたのは…霧雨光、霧雨魔理沙、博麗霊夢!いずれも異変解決者ですね!さあ…誰が勝つか負けるかは誰にも、神にもわかりません!さあ……スタァトー!」
「誰からいく?」
「うーん」
「ここは3人いっぺんにっていうのはどう?」
俺たちは一斉に飛び上がる
さあ…始めよう!
甘々も時々必要ですよねー!
光と魔理沙は兄妹なりの愛情表現をすればいいと思う