したくないな←
ゆっくり見ていってね!
第42話 悲願の彼岸
『ここは…』
「おや、やっと来たようだね」
『あなたは?』
「私は小野塚 小町…しがない死神さ。ささ…100年前に来るはずだった悪霊さん。断罪の時間だ」
『彼岸、よね』
「そうだよ。さ…船に乗って」
2人、船に揺られる
死神は船を漕ぎ、悪霊はそれを見つめる
『私、どうなるの?』
「そうだねぇ…閻魔様の言う通り、さ」
『閻魔様…偉い人なのね』
「もちろんさ。なんてったって最高裁判長だからね」
最高裁判長…それは人を断罪するときに決断を決める者である
その閻魔様というものが最高裁判長…実に似合う仕事だ
次第に向こう側に岸が見えてくる
『あ…渡し賃』
「いいさ。うちはそういうのはとらない主義でねぇ。善行だけで充分さ」
『…この先に行けばいいのね』
「閻魔様が待っている…」
死神に背中を押され、悪霊は歩き出す
目の前の扉を開けてみれば、そこは裁判所…向こうには閻魔様と思われる人がいる
『あなたが最高裁判長?』
「そうです…あなたは禁忌を犯しました」
『開口一番それはきついわよ…で?その禁忌って?』
「禁忌…死んでも彼岸に来ない…というものです」
『それは反省してるわよ…』
「でも…その罪状は取り下げましょう。あなたにはこれまでの善行があります。想い妖怪でよかったですね」
『そうね…私の誇りよ』
閻魔様は深く頷く。そして何かの書類を広げ、笑みを浮かべた
「さて…白黒はっきりつけましょう」
『頼んだわよ?』
「さてと…あなては白です』
『!』
「生前の善行、共にあなたは愛されています…羨ましいくらいに」
『愛されて…』
「そうです…転生先は蝶…紫の羽を持つ蝶ですよ」
『紫…ね。わかったわ』
悪霊はまた違う扉に向かって歩き出す
そして扉の手前でいきなり止まり、閻魔様に振り返る
『…私は悪霊よ。転生なんてできないわ』
それだけ言って悪霊はその部屋を出て行く
その部屋には閻魔様の深いため息だけが残った
「全く…よく出来た子で」
閻魔様は立ち上がり、外にいる死神に声をかける
「小町!出かけますよ!」
「はい!__四季様」
その場から閻魔様と死神は消えた…
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「?」
俺は何かの気配を感じて起きる
「なんだ…?」
今は深夜。さすがの魔理沙も寝ている時間だ
こんな時間に訪問か?なんとも物好きな…
とりあえず出てあげるためにベッドから身を起こした
扉を開けてみると、大きな鎌を持った女性とその人の半分の大きさの女性?がいた
「えーと…」
「夜分遅くにすみません。私は閻魔の四季映姫・ヤマザナドゥです」
「私は死神の小野塚小町」
「…四季映姫に小野塚…な。俺は霧雨光だが…何用だ?」
「…あなたを迎えに来たわ」
おっと…閻魔と死神ときたらもう彼岸しか見えないな
「えーと…俺は何もしてないと思うんだが」
「そうじゃないです」
「四季様、順に話していきましょう。それに…」
小野塚は口に人差し指を当てしー、と言う
何かと思って後ろを見てみれば、魔道書を開けたままその上につっぷして寝ている魔理沙
「…そうですね。別の日に来ます」
「時間も確認せずに来たんですもんねー__いたっ!?」
小野塚は四季映姫に足を踏まれている
閻魔様怖し
その夜は帰ってくれた
俺は1人ソファに身を任せ悩む
「なんで閻魔と死神が…しかも彼岸じゃないとなるとなんだ?」
こんな深夜に来るまでの用…
早々に聞いておけばよかったか
「これも後の祭りというやつか…よし、寝るか」
俺はそっと立ち上がり、魔理沙に毛布を被せてやってから寝床についた
次の日、いつも通りに朝食の準備をし、魔理沙を起こす。そして食べ終わった後は2人で読書だ
本当にいつも通りすぎていつ来るのか…と疑ってしまう
と、そこに扉をノックする音が。魔理沙と目を合わせて俺は立ち上がる
「はーい…どちら様だ?」
「閻魔様です」
「その付き添い」
「で?昨夜の用件は?」
「せっかち…魔理沙はどこですか?」
「中にいるが…」
「この子がいないと話にもならないもので」
「話に?」
四季映姫はづかづかと家に入っていく。その様子を苦笑いしながら小野塚は見つめている
「お前さんの上司は挨拶も言わず入っていく礼儀知らずなんだな」
「四季様は気が動転するといつもこうさ…入らせてもらってもいいかい?」
「もう入ってるしな。別にいいよ」
小野塚と2人で四季映姫が向かった部屋に行ってみれば、そこは先ほどまで俺たちが読書していた部屋。そしてそこには魔理沙が正座させられ、四季映姫の説教が始まっていた
「なにやってんだ、あれ」
「四季様…ダメだこりゃ」
小野塚は四季映姫に近づくと、軽々と持ち上げる。なにか言っているようだがこちらには少ししか聞こえない
「…こほん。用件でしたね」
「なんで閻魔がここにいるんだよ?それに小町も…」
「ん?知っていたのか?魔理沙」
「まーな。花の異変のときの原因におまけか」
小野塚はははは…と笑う
それを四季映姫は睨みつけている
「…で、用件というのは」
一呼吸置いて四季映姫は話し始める
「__過去の博麗神社に行き、八雲紫の暴走を止めてほしいのです」
うわー…冒頭も相当だけど最後も意味わかんね←
感情にまかせて書くとこうなるのか、わかった