東方幻想記録   作:最善策

47 / 76
よっしゃふっかーつ!
いやー絵を描いてたらなんでもよくなってきちゃいましたよ
文章がくそ??なんとでもいっときなはれ!(私によくあるテンションの元気さ。一瞬何語喋っているかわからなくなる)
何はともあれ…ゆっくり見ていってね!


第46話 前代博麗の巫女と

「降霊か…」

「それ、お前は大丈夫なのか?」

「大丈夫大丈夫!こんなの何度もやったことあるから!」

 

七竈は右手で親指を立てにかっと笑う

そして座ると、長い棒を一振り

 

「…前代博麗の巫女…ここにおいでくださいませ…」

 

そう七竈が言った途端、あたりに光が舞う

 

「なんだ?これ…」

「わからない…でも」

 

俺は七竈に目を向ける

あたりを舞っていた光は1人の人間の形をかたどっていく

そしてそれはいっそう輝きを放ち、光で作られた口を開く

 

『あなたたちが私を呼んだの?』

「えっ」

「しゃ、喋った!?…た、確かに呼んだのは私たちたぜ?」

『…紫、よね』

「そうです。俺たちは未来…500年後の幻想郷から来ました」

『…なにか、やらかしたの?』

「まだ、そんなことはしてないぜ?っていうか止めるために私たちは来たんだぜ!」

 

光…前代博麗の巫女はうっすらとだが頷く

そして、目を七竈に向ける

 

『この子が私の…』

「今代博麗の巫女です」

 

七竈は未だ微動だにせず、目を開けない

 

『…紫を、止めなくちゃ』

「?止めるって…」

『でも、それは私じゃできないわ。だからこそ』

「私たちが、いる…」

 

前代博麗の巫女は頷く

そして、手のひらをこちらに向ける

 

『私の霊力…それをあなたの力にしてください』

「俺の…力に?」

『今の私には必要ありませんから…それに、紫に光を与えられるのは__』

 

口をキュッとして、悔しそうに俯いたあと、またこちらを見る

 

『あなたしかいません』

「俺、だけ…」

『そうです…この話はまた、向こうの紫に聞いてください』

「わかりました…」

 

紫さんが素直に教えてくれるかはわからないが、帰ったら聞いてみるか

 

『…紫のこと、よろしくお願いしますね』

「なあ…本当は、会いたいんだろうけど…会えないんだろう?そんな姿だから」

 

魔理沙が前代博麗の巫女を見つめそんなことを言う

前代博麗の巫女は、それを見つめ返したあと、かすかに頷き、口を開く

 

『こんな私…見せられませんから』

「そうか?…確かにその気持ちはわかる…」

『なら』

「会いたいなら、会えばいいじゃないか。そんな姿でも、どんな姿でも…受け入れてくれる。それが__」

 

魔理沙は下を向く。そして満面の笑みで顔を上げ、こう言い放った

 

「相棒ってやつだ!」

『っ!!…そうだったわ…すっかり忘れてた…』

 

ただ光っていた体に色がつき始める

 

『私の相棒は…紫だった…いつもそばにいて、一緒に話して、悪戯して…あぁ…懐かしい』

「そうだそうだ…私には大切な相棒がいる。そいつは、こんな私をライバルとして認めてくれた!…お前達も、そうじゃないのか?」

『…あなたには、気づかされることばかり…そうだわ!あなたの相棒はどんな人?』

「私の相棒?そうだな…」

 

魔理沙は笑みを崩し、考え込むが、すぐに顔を上げ、完全な姿を取り戻した前代博麗の巫女に向かって声をあげる

 

「楽園の素敵な博麗の巫女だ!」

『まぁ…私の後輩、ってことね。素晴らしいわ』

「…それに、姿を取り戻しましたね」

『…?姿を?…まあ!』

 

前代博麗の巫女は自分の姿を見た後、笑顔を咲かせる

 

『…これで』

「会えるぜ!…きっとな」

『そう…』

 

前代博麗の巫女は頷き、七竈の肩に触れる

と、七竈は目を開ける。そして、前代博麗の巫女の姿を見ると勢いよく立ち上がり声をあげる

 

「っ巫女様!」

「?巫女様?」

「そう!私に巫女になれって…」

『お久しぶりね…今代博麗の巫女』

「巫女様…じゃあ降霊は成功したのね…」

 

七竈は笑顔になると、急に真面目な顔になる

 

「…動き出した」

「?なにが…」

「っ!?あれ!」

 

魔理沙が指差した方向を見てみると、そこにはたくさんの隙間が現れ、そこからは雷が落ちてきている

 

「なんだ…!?あれ!」

「紫さん、か…?」

「あの隙間妖怪!やりやがったわね!」

「七竈…なんか知ってるようだけど」

「あれは妖術!広範囲に及ぶ被害をもたらして、いつかは…」

『紫は、どこにいるの?』

「きっと…」

 

七竈は隙間が広がる空を指差す

まさかとは思うが…

 

「あの向こう!」

「向こう、か…」

「でもどうやって行くんだ?あんなとこ…」

 

と、魔理沙を見れば、箒とあと一つ…スペルカードを構える

そしてこちらを向き

 

「あの隙間を蹴散らせばいいんだろ?…なら、私に任せろ!」

「魔理沙!…でも使ってもいいのか?」

 

この時代にはスペルカードルールはない

そんな時代で使ったら、歴史が変わってしまう

 

「ハクタクにでも食わせればいい!」

「言うと思った…」

「?なんのこと?」

 

七竈は不思議そうにスペルカードを見るが、今は放っておこう

今は紫さんに会うことが先決だ!

 

「しっかり掴まってろよー?」

「ちょっ?なによ、これ」

『離さなければ、いいのよね』

「そうだ…魔理沙!頼むぞ!」

「オッケーだぜ!」

 

魔理沙はそれだけ言うと箒を空へ向ける

そしてスペルカードを唱える

 

「…彗星『ブレイジングスター』!」

 

ブレイジングスター…箒から星の弾幕を出し、その勢いで走らせ、相手に弾幕を当てる、というスペルカードだ

 

「な、なにっ!?」

「舌噛むから喋らないほうがいいぞ?」

 

魔理沙の箒はたくさんの隙間の間を抜けて、その上…雲の上へ出たところで勢いを弱める

 

「…ここに、いるはずだ」

「私の言うことがあってたらね」

 

七竈は周りを見る

前代博麗の巫女は一つの方向に目線を向け

 

『ここで待っていたほうがよさそうね』

 

といった

 

「ここで?でも来る保証は…」

『…来るわ。紫の妖力が近づいてきてる!』

 

確かにさっきから妖怪の殺気がピリピリと強くなってきている

…と、七竈は顔をばっと斜め上へあげる

 

「っ!?」

 

それにつられて斜め上を見てみると、そこからは妖怪の殺気と紫さんがスピードを上げて迫ってきている

その先を見てみれば、魔理沙…

紫さんは弾幕を飛ばしていたからこのままでは魔理沙は…

 

「魔理沙!」

「?なんだ?兄さ__っ!?」

 

体はすでに動いていた

魔理沙が弾幕に当たる直前、突き飛ばして俺も弾幕を避ける…が、途中で何度か被弾する

 

「くっ!」

「…当たらなかったわね」

「紫っ…!」

『…紫』

「っ!」

 

紫さんは前代博麗の巫女を見ると苦しそうに眉間に皺を寄せる

 

「…幻、なのよね」

「?なに言ってるの!隙間妖怪!」

「…っあなたたち、私の邪魔をするなら…殺すわよ?」

「そんなことっしちゃダメなんだぜ!」

 

魔理沙は箒を走らせ、動けない俺の前に立ちはだかる

 

「魔理沙…!危ない!」

「っ兄さんは私が守るぜ!」

「巫女様…待っててください。一回落ち着けさせますから」

『…七竈さん』

 

「ただの人間風情になにができる!あなたたちは私たち妖怪に殺される運命なのよ!」

「そんなわけないぜ!」

「妖怪人間平等なんでしょ!?それを壊してどうするの!?」

「っ…!」

 

紫さんは隙間に手を突っ込み、ナイフを取り出す

そしてその切っ先を俺たちに向ける

 

「いいわ…なら殺してあげる!」

「っ!七竈!」

 

飛んできたナイフを見て、魔理沙は七竈を後ろに押す。そして魔法を唱える

 

「魔法『防御魔法』!」

 

たくさん飛んでくるナイフを止めれてはいるが、長くは持たないようだ

俺は動かない体を無理やり動かし、魔理沙に体当たりして後ろに退かせる

 

「っ!?兄さんっ!?」

「魔理沙…なんとか止めてくれよ?」

 

魔法は、解かれた…

刹那、俺の体にはナイフが刺さった…




やっと光が犠牲になった…心が痛いわ←
よし、助けよう助けよう…どうしよう!?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。