そして彼の反対とは…
ゆっくり見ていってね!
(逃走中…あれ誰も最後まで残らないパターンだな。金勿体ない)
第48話 光には闇も…
「さてと…」
「兄さん!早く行こうぜ!」
「待ってろって」
俺たちは今博麗神社に向かう途中なんだが、魔理沙のテンションがいつもと違うことはお判りだろうか?
今日は博麗神社で宴会をやるらしいが、俺は初参加だからよくわからない
「はーやーく!」
「待てってば」
なにもそんなに急がなくても宴会は逃げないっつーの
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「やっと来たわね!魔理沙、光」
「遅くなって悪かったな!兄さんが遅かったからだぜ?」
「あのな〜」
それぞれ言い合っている
その向こうでは相当な人数が揃っていた。幻想郷の住人は本当に宴会が好きだな…
「さ!手伝ってもらうわよ〜?」
「お安い御用!」
「そうだな」
俺たちは神社の本殿に向かい歩き始める
その途中何人かに呼び止められるが、なにかと言ってなんとかたどり着く
「凄い人数だな」
「いっつもこんな感じよ…ってあんたも初めてだったか」
「そうだな…こんなのは初めてだ」
里でもこんなお祭りみたいなのはやってなかったからな…
強いて言うなら下界でのあの小さなお祭りだったか…
「で…なにを手伝えばいいんだ?」
「えーとねー…ここにある大量の酒を運んで欲しいわ」
「…酒を?まか__って多いな!?」
「いやー萃香が集めてくれたんだけど少し集めすぎたみたいで」
「そりゃすごいな…」
「春夜も今運んでくれてるからいいじゃないの…さ、私と魔理沙は向こうの酒を運ぶわよ?」
「任せろ!」
「任せるわ」
俺は苦笑いをしながら2人を見送って酒を持つ。結構な重さがあり、これが何百本も続くのか、と考えると頭が痛くなってくる
「お?…光も呼ばれたか」
「?…あぁ、春夜か」
名前を呼ばれたと思って後ろを見てみればすぐそこには春夜がいた
「重いだろう?それ」
「確かにな。これがいつまで続くのやら…」
2人して大きなため息をつく
そして春夜は酒を持つと
「さ、喋りながらでも運んでいいだろ」
と言って顎でくいっと宴会場をさす
「そうだな」
「そういえば調子はどうだ?」
「なんのことだ?」
「能力だよ。能力」
能力か…
魔理沙の花の異変のときからまともに修行なんてやってないから上達はもちろん退化してるだろうな…
「まったくさ」
「そうか。俺もだよ。どう使えばいいかわかんないんだよ」
「そっちもか…ま、お互い頑張ろうじゃないか」
「ま、そういうこった」
そこから沈黙が続く
そして次に口を開いたのは
「なぁ、春夜」
俺だった
「なんだ?」
「いや…光ってさ、なにに負けると思う?」
「光?…対義語で言えば闇、だろうな」
「そうか…」
「でもなんでいきなりそんなことを?」
「なんでだろうな…気分か?」
「気分でそんな無茶振り言われる俺も考えてくれ」
「悪い悪い…」
そして春夜は足を止める
春夜の後ろにいていきなり止まるもんだからぶつかりそうになるがそこはなんとか踏みとどまる
「?春夜、どうした?」
「いや…嫌な予感がしてな」
「予感?…」
俺は辺りに意識を向けてみるがそんな怪しいものはないように感じる
「…気のせいか?悪い、いきなり止まって」
「いや。別にいいさ」
また2人で歩き出す
と、また、今度は2人ともの足が止まる
すぐそこは宴会場のはずなんだが、そこには…暗闇が漂っていた
「な、なんだ…?」
「暗闇…?」
「うふふ…見かけない顔…どなた?」
そしてそんな言葉をかけてその暗闇から出てきたのは…ルーミアだった
髪のリボンが取れ、そこからは妖気が漂っている
「っ…ルーミア?」
「お前が誰かは知らんが…なにをした?」
「名乗ってくれたら教えてあげる」
「ちっ…俺は花筐春夜だ」
「霧雨光だ…名乗ったから教えてくれるよな?」
「もちろん…私は宵闇の人食い妖怪のルーミア…そして」
ルーミアは片手をあげそこから暗闇を作り出す
「この闇を作ったのは私!」
「お前が、か…」
「ルーミアはそんなこと、できなかったはずだが?」
「私はあのルーミアとは違うわ…私は封印される前のルーミアよ」
確かにあのお気楽なルーミアからは想像できないほどしっかりしている
俺はいつもの鞄に手を入れ、ハンドガンを取り出す準備をする
春夜も武器を構える
「あら怖い怖い…でも、この子たちも弱かったからあなたたちも弱いかもね」
そう言ってルーミアは指先を下のほうに向ける
それを追って見てみれば、そこには霊夢と魔理沙が倒れていた
「っ…あの2人が負けた?」
「スペルカードルール…だっけ?あれ、私できないからちょっと捻っただけで倒れちゃった」
「…」
「そんなに怖い顔で睨まないでくれる?」
見れば春夜は怖い顔をしてルーミアを睨んでいる
そしてルーミアはクスクスと笑ったあとこっちを見る
「あなたは…以外と穏やかな顔をしてるのね」
「?…」
「でも…大切な妹ちゃんを傷つけた私が憎くてたまらない…そうでしょ?」
当たっている…
その通りだった
「私の闇には誰もかなわない!」
まさか初の宴会がこんなことになるとは…とんだ災難だ
「よし…行くぞ!春夜!」
「わかってる…光!」
各々の武器を構え、相手の行動を見る
なにかを合図に始めるのか、ルーミアはニヤニヤしている
「うふふ…やる気のようね。本気を出しなさい…殺してあげるわ!」
「っ!」
「っ…」
「さあ…!かかってらっしゃい!」
それを合図に闘いは始まった…
闇、といえば宵闇の妖怪ルーミアですよね!
でもあの状態だとあまり強くないからEXルーミアさんになってもらいました
なんて題名にしようかな?