東方幻想記録   作:最善策

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第49話 最後の余韻だけ残してくれるなら

「闇符『ダークサイドオブザムーン』」

 

スペルカードはルーミアのままか…

いや、スペルカードルールできてるじゃないか

 

「っ…避けるぶんにはいいが…」

「弾幕が濃いな…」

「そう?…なにしろ封印されてたんだから」

 

ルーミアは弾幕を撃つのをやめ、禍々しいほどの闇を作り出す

 

「でも…私はこっちのほうが撃ちやすいわ」

「そんなら…俺は能力の解禁といこうか…」

「能力…っそうか!」

 

覆す…これはなんにでも適応できる

なら、ルーミアの闇を操る程度の能力を…

 

「覆す!」

「っ!?私の作り出した闇が!?」

 

その通り、ルーミアが作り出した闇はどんどん晴れてきている

そこからは月の光が差し込み、宴会場がうっすらと見えている__が、宴会で酒を飲みすぎたのか、中の光源が眩しすぎたのか、誰もこちらには気づいていない

 

「…よくもやってくれたわね…」

「これで反抗の意もなくなるかと思ったが…ダメだったようだな」

「私がこんなので諦めると…?そんなわけないでしょう!?」

 

ルーミアはまた闇を作り出す

今度は羽みたいな形を作り、それを広げる

 

「やっと外に出られたの…__終わらせない!」

「こいつっ…!」

「…光、俺に任せろ」

「?…任せた」

 

俺は素直に後ろへ下がる

それを見た春夜は、刀を抜く素振りをする。すると春夜の手にはいつの間にか刀が持たれていた

 

「っ」

「…そんなおもちゃで、私は倒れないわよ?」

「倒すんじゃない…油断させるんだよ」

「うふふ…とんだ冗談__」

「冗談かどうかは…自分の弾幕を見てから答えな」

「?…っ!?」

 

ルーミアの闇の羽はズタズタに剥がれ落ちて、もう形を留めていなかった

__今、春夜はなにをした?

春夜は刀を振った素振りも、切る素振りも見せなかった

どうやってあれを…?

 

「っ…」

「…霊夢。これでいいんだろ?」

「えぇ。面倒ごとを押し付けちゃってごめんなさい」

「でも以外と強くなかったか?」

「…油断してたわ」

 

霊夢…そして魔理沙の声がする

声がしたほうを見てみると、そこには笑顔を見せる魔理沙と面倒くさそうな顔を見せる霊夢がいた

 

「…全く…さぁ、その体をあのルーミアに返しなさい」

「いや!いやよ!」

「観念するんだぜ!ルーミア!」

「っ…夜符『ミッド__」

「…妖怪封印!」

 

霊夢がスペルカードを唱えようとしているルーミアに向かって札を投げる

その札はルーミアのリボンに似ていて、それは瞬時にルーミアの髪を結ぶ

 

「っ!?」

「終わりよ…ルーミア」

 

ルーミアはその場から崩れ落ち、それを春夜が支える

 

「こいつには困ったもんよ…」

「そうだな…封印、だったか」

「そう。私の先代がかけたんだけど…なんで解けたのかしら?かなり強力だったはず…」

 

霊夢はうーん…と腕を組む

そしてそれにも飽きたのか、顔をあげる

 

「さ!まだまだ酒は足りないわ!運んで私たちも飲んじゃいましょ!」

 

博麗の巫女は変わらんな…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「さーて!運び終えたわよっ!」

 

霊夢はそれだけを言うと魔理沙を引っ張り宴会場へ向かう

 

「慌てたやつだ」

「確かにな。お前はどうする?」

「酒はあいにく飲まない主義でな」

「俺もだ」

 

満場一致、ならこっちはこっちの話をしようじゃないか

 

「…さっきの刀。なんだったんだ?」

「わからない」

「わからないのに出せたのか?」

「あぁ…俺でも無意識のうちにできてたからな。あの後なにが起こったかわからないまま…」

 

そう言うと春夜は傍に残った刀を持つ

怪しげな輝きを放つそれは、とてつもない妖力を隠し持っていた

 

「っ…とんでもない刀だな」

「俺にだってわかるさ…でも、これを自由自在に操れてみろ…」

「すごいな」

「だろ?」

 

2人は目を合わせてから声をあげて笑う

 

「まったく…とんでもない奴が幻想入りしたもんだ」

「お前もだろ?ってもともと幻想郷住人か」

「何年か下界にいたけどな」

 

俺は宴会場を見る

そこでは出し物が行われており、チルノがどんちゃん騒ぎを起こしている最中だった

 

「とんだ問題児だな、あれ」

「霊夢も苦労してるようだな」

「あの冷静な霊夢が?」

「そうだ。朝イチに来るもんだからまったくもって迷惑だってな。その割には楽しそうだけど」

「だろうな」

 

酒とまではいかないが、お茶を酌み交わし、一気に飲む

 

「…さてと」

「そろそろあっちに行くか?」

「いや…そろそろ怪我人がでるところだと思うぞ?」

「?どういう…」

 

と、そこに2人の怒鳴り声が

 

「「チールーノー!」」

 

その声の持ち主は…

 

「なーに私の神社で弾幕撃っちゃってるのよ!」

「お前な…っていうか私の頭に弾幕当たったんだぜ!?」

 

聞いての通りの霊夢と魔理沙である

霊夢に至ってはチルノへの文句というか当てつけというか…魔理沙は毎日受けてるからあんまり痛くないだろ

 

「本当だな…」

 

春夜は苦笑いしながら向こうを見ている

まったく…これだから幻想郷の奴らは__楽しい奴らばっかりだ

 

「さてと…じゃ、どんどん片付けていきますか」

「あいつら役に立ちそうもないからな…」

「とりあえず空っぽの酒は回収していくか!」

 

それから俺たちの密かな片付けは始まった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__迫っている闇に気がつかず__

__己の醜さを知ることになるなんて__

__思いもしなかった__

 

 




なんだ最後w
っつーか文脈おかしいぞw
いやー…せめて国語で90点台は毎回取れるように頑張りたいな、3年は…
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