ゆっくり見ていってね!
…あれ?ここ、どこ…?
そこは暗い中、私1人のだけ空間だった
「こ、ここは?…どうして、だって兄さんが…」
私は自分の手を確かめる
そこにはまだ兄さんの温もりとべったりとついた血の跡
「…なんだ?どうしちゃったんだよ、私…」
『ここは私の心の中』
「うぇっ!?」
声がするほうを見てみれば、そこには色素が薄くなっている洸夜がいた
『ねぇ…あなたは確か私の暗闇の中に入ってきた人よね?』
「あ、あぁ…そうだが…」
『私を、助けて』
「へ?」
『今ね、あなたの狂気が戦ってくれてるのよ…でも、たぶん保たないわ』
「…狂気が…」
『そう…だからあなたにしか頼めないのよ』
「私…?」
『そう…このスペルカード、私に使って?』
「これは…」
洸夜からスペルカードを受け取る
それはほのかに光っていて、綺麗だった
『魔符…『闇を照らす光』』
「っ!…魔符?」
『そう…あなたなら、使えるかなって思ったのよ』
そう言って洸夜は後ろを向いて、立ち去ろうとする
それに伴って、私の視界もモヤモヤしてくる
私はそんな中、その背中に声をかける
「お、おい!待てよ!」
『?なに?』
「お前は…洸夜、なのか?」
『…』
洸夜は少し考え込むと、こちらを向く
『私は洸夜…光闇館の主ですわ』
「光闇館っ…!?」
『また…会いましょうね?ふふふ』
洸夜が笑った瞬間、私の視界は真っ白になった…
次に目がいったのは目の前で衰弱している霊夢と少しボロボロな洸夜
「っ!霊夢!」
「?…魔、理沙?やっと目が覚めたのね…」
「な、なにがっ…!?」
「う、ふふ…これでこいつを殺せばまた、私の在り場所が…!」
「っ!」
「あとは、頼んだわよ…?魔理沙…」
「っ!…霊夢、兄さん…」
自分の身を挺してまで私にチャンスをくれた…
なら…ちゃんと終わらせないと
「…なに?まだいたの?」
「いるぜ!…お前を倒すまではな!」
私は箒に跨り洸夜を指差す
「…いいわ。あなたの魂をもらう」
「魂?…それはお断り、だな」
私は自分のスペルカードとあのスペルカードを合わせて2枚取り出す
「一気に決めてやる!」
「来なさい!」
私は箒で飛び上がり、八卦炉を構える
そしてスペルカードを構え、唱える
「行くぜ!恋符『マスタースパーク』!」
私の得意中の得意のスペルカードだ
それは避けられるが、それは想定済みだ
そして私はもう1枚のスペルカードを構え、洸夜を見る
「…これで終わり、というわけじゃないようね」
「もちろんだ!…これが約束だからな」
「約束?」
「お前の未来…いや光闇館の主とな!魔符『闇を照らす光』!」
そのスペルカードは私の手を離れ、洸夜が生み出したであろう闇を照らし消していく
「っ!?私の闇が!?」
「消えていく…?」
「っ!…その技、聞き覚えがある…私の闇を照らすただ1つの__」
「光…よね?洸夜」
洸夜のあとにすぐさま会話に入ってきたのは…
妖夢を傍らにつけた幽々子だった
「「幽々子!?」」
2人声を揃えて驚く
すると幽々子は少し笑って
「うふふ…さぁ、まずはそこの2人を運びましょうか」
あ…確かに
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「さてと…」
霊夢と兄さんを手当てしてから博麗神社の布団に寝かせる
そして私は2人のところに行く
「…お前らって知り合いだったのか?」
「そうよ〜?」
「昔からの、ね」
洸夜は薄っすらと笑う
それを見た幽々子は手を叩く
「ねぇ!洸夜!久しぶりに一緒に舞いましょうよ!」
「えぇ!?」
「お?いいな!勝負にも勝ったし見せてもらおうか!」
私は満面の笑みでそう言う
それを見た洸夜は、ため息をついてしぶしぶ頷く
2人は庭に出る
私も縁側に出る
「さぁ…」
「久しぶりね…行くわよ!」
洸夜は扇子を広げ、飛び上がり一回転する
それを見た幽々子は地上で一回転をし、飛び上がる
「おぉー!」
「どう?私たちの乱舞は!」
「うふふ…弾幕行くわよ!幽々子!」
「えぇ!洸夜!」
その美しい乱舞に美しい弾幕…
目が奪われる…
「ぁ…」
「ちょっと、集中しすぎたみたいね」
「ふぅ〜…疲れたわ」
「お疲れ、だぜ!」
「ありがとう…見惚れてくれたようで」
「確かにね」
私は言い当てられ、たまらなくなり顔を伏せる
と、物音を聞いて後ろを向く
そこには__
「兄さん!」
兄さんがいた
私は兄さんに駆け寄る
「魔理沙…」
「大丈夫なのか…?」
「あぁ、大丈夫っぽいな」
「よかった…」
私は安堵して胸をなでおろす
そして兄さんを縁側に座らせる
「ありがとう…魔理沙」
「いや…別に」
「…本当にいい子だな」
「っ!」
兄さんが手を伸ばしたと思ったら頭に乗せられる
「…兄さん?」
「ま、頑張ったご褒美ってな」
「うふふ…私たちは邪魔みたいね…行きましょう、洸夜」
「そうね…じゃ、私はこの子と一緒にいるから…」
と、言いながら幽々子たちは消えていく
たぶん冥界に行ったんだろう
その間にも兄さんは頭を撫でてくる
「…」
「まぁ…心配させてしまった、っていうのもあるけど、1番は…」
「うえぇ!?」
何が起こった…瞬時にそう思う
兄さんは私を自分の膝の上に座らせた
私は恥ずかしさのあまり俯いてしまう
「〜〜〜!」
「ははは…さて、夜も遅いことだし戻るかな」
「あっ…」
「ん?」
「い、いやっ!なんでもないんだぜ!さ!戻ろうぜ!」
もっと二人っきりでいたい、なんて…言えない
それは私の我が儘だから…言えないから、恥ずかしいから
そんな私を見かねてか、兄さんは縁側に座り直す
「っ!」
「ま、こうやって話すのも…悪くはないかもな」
「兄さん…!」
「なら酒もつきもんってもんよね?」
「?…あぁ、霊夢か」
兄さんが私の代わりに答え、後ろを向く
私も後ろを見てみると、酒を持った霊夢がいた
「今日は酒を禁止する奴もいないことだし…魔理沙!飲むわよ!」
「あ、はは…一応ここにもいるんだけどなー…」
兄さんは苦笑いをしながらため息をつく
「?…確かに」
「なら今日は兄さんに合わせるか?」
「うーん…そうね!それがいいわ!たまのお茶も悪くはないってね〜」
「あいつ楽しそうだな…」
「本当に…」
私は甘えるかのように兄さんの肩に頭を乗せる
それを少し笑ったあと、その頭を撫でてくれる
「…ありがとう、魔理沙」
「いいや…こちらこそ」
兄弟の会話はそれだけで充分だ、と感じた
__闇に打ち勝った者に花を贈ろう
__加えて間欠泉を降らせよう
__それを超えれば超えるほど
__彼らの距離は縮まって
__ならばそれに嫉妬するのは誰でしょう
私です←
甘々って書くのむずい
でも大好きだよ…大好きだよぉぉぉぉぉ!
…ヒカマリってか←
誰か書いて送ってくれたり…??ダメだよね←
あ、格好はTwitterのほうに載ってますからね!ね!
描かせる気満々←