東方幻想記録   作:最善策

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よし…今回長めに書くぞ!(できない)
ゆっくり見ていってね!


第62話 宝船への道中で

「?」

「なんですか?今の声…」

「前だよ前…君らバカなの?」

 

言われて前を見てみれば、そこにはネズミがいた

 

「…ネズミ?」

「直球だな…おい」

「チーズいりますか?」

「いらないよ!…どうやら僕のことをバカにしているようだね」

 

誰もバカにはしてないだろ…

ネズミは持っていた棒を振り回しながら言い放つ

 

「僕の名前はナズーリン!君達の最後だし、名乗ってあげるよ!」

「最後…?」

「なにを言ってんだか…」

「そうですね〜」

「おいこらこいつらの火をつけるな」

「…?」

 

ナズーリンと名乗ったネズミは不思議そうな顔をする

その顔に苛立ちを覚えながら霊夢たちのほうを見てみると__ばっちり戦闘の準備ができていた

 

「ほらな…」

「いいさ。みんなで来るといい!…ま、僕には敵わないけどね」

 

ナズーリンはそれだけを言うと、周りに弾幕を撃つ

撃ったら当然こっちにも飛んでくるわけで…

 

「ちっ…面倒な勝負起こしやがって!」

「いいわ…八つ裂きにしてあげる!」

「さぁ…覚悟はいいですか?ナズーリンさん!」

 

3人の弾幕で相殺される

 

「なっ!?」

「どうやら…やるしかないようだな」

 

俺は諦めて鞄からハンドガンを取り出す

そして弾幕を撃つ

他の3人もそれぞれ弾幕を撃っている…と、春夜が前にでる

その手にはあの刀が握られていた

 

「…斬る」

「っ…なにをする気だい!?」

「言っただろ?…斬るんだよ!」

 

春夜は物凄い速さで刀を振る

すると周りの弾幕が斬られている…それはいつか見た妖夢のそれのようだった

 

「…これも楼観剣と同じようなものなのか…それ以上か!」

 

春夜は刀を構えたと同時に弾幕を撒き散らす

 

「…今回は譲るわ、春夜」

「え?え?」

 

霊夢は素早く後ろに下がる…対称的に東風谷は焦りそこから動こうとしない

 

「…え?」

「早く退いてあげなさい…ここは彼の独壇場よ」

「独壇場…確かにな」

「わ、わかりました…」

 

東風谷は霊夢の隣に降りる

霊夢はただまっすぐに春夜とナズーリンの戦いを見つめる

それに吊られて俺も見る

 

「…君と、戦うってことかな?」

「そういうことだ…面倒なのも嫌いだから先手いかせてもらうぞ」

 

春夜は刀を一振りする

それだけでそれは空気を斬り、ナズーリンに襲いかかる

 

「っ!?こうなったら!棒符『ビジーロッド』!」

「スペルカードか…なら、そのスペルカードの威力を斬る!」

「威力を?そんなことできるわけないさ!」

「できるさ」

 

春夜はそれだけを言うと目を閉じる

春夜の考え…少なくとも霊夢と俺はわかっている…あいつの能力なら、それができる

 

「…」

「撃ってこないつもりかい?…忙しい奴だねぇ全く…」

「…全てを覆す…はぁ!」

 

その言葉を叫び、刀を上から下に滑るように斬る

すると弾幕は斬られたかのように真っ二つになり消えていく…もちろん、春夜の横にあった弾幕もすべて…

 

「っ!?な、なにを!」

「そのスペルカードの威力…弾幕を斬った」

「…ならこれならどうだい!視符『ナズーリンペンデュラム』!」

 

また周りを弾幕が覆う

だが、春夜は動こうとしない

 

「?…ならそこに狙いを!」

「甘い」

「…なんだい?」

「甘いって言ってんだ…お前の攻撃が!」

 

その言葉とともに大量の弾幕がナズーリンを襲う

 

「っ!?」

 

それは全て…とは言わないがナズーリンに当たる

それを受け止めきった後、ナズーリンは息を肩でしながら睨みつける

 

「…今は、ひかせてもらう…まだ探し物も見つかってないからね」

「逃げるのか…俺としてはどうでもいいが」

「…また戦ってあげるさ…『あれ』を見つけたらね」

 

それだけ言ってナズーリンは飛んで行ってしまう

それを見届けた後、春夜に近づく

 

「刀使い上手くなったんじゃないか?」

「そうか?…でも」

 

と言って春夜は刀を納刀する

 

「自分の体が勝手に動くんだ」

「勝手に…?」

「そうだ。まるで操られているようにな」

「なんの話してんのよ…行くわよ?」

「そ、そうですね!」

 

霊夢と東風谷は先に飛んで行ってしまう

 

「さ…俺らも行くか?」

「もう少し、腕試しをしたいな…丁度いい…悪いが先に行っていてくれ」

「…いいが、ちゃんと来いよ?」

 

俺は春夜にそれだけを言うと二人に追いつくようにスピードを上げて飛ぶ

 

視点→春夜

 

さてと…そろそろ出てきてもいい頃だと思うがな…さっきのを見てびびったか?

 

「う、うらめしや!」

「おっと…なんつー登場の仕方だ」

「お、お、驚いた!?」

「驚かないっつの…唐傘お化けか、その類いか…」

 

目の前に飛び出してきたのは大きな目玉と舌が付いた傘をさすオッドアイの女の子

 

「なに言ってるの?」

「なんでもいい…さて、お前は邪魔をするのか?」

「私は暇だからね〜…でも戦ってあげる!あなた名前は?」

「他人に名前を聞くときは自分から、だろ?」

「そうだっけ?なんでもいいや!私は多々良小傘!」

 

小傘と名乗ったそいつは満面の笑みを浮かべる

それを見ながら俺も名前を述べる

 

「俺は春夜だ…花筐春夜」

「春夜っていうのね…わかったわ!じゃあ!」

 

小傘は俺から離れると弾幕を撃ち出す

それを俺は避ける

 

「弾幕ごっこ!やりましょ!」

「まったくだ…いいだろう」

 

俺は納刀した刀をもう一回取り出す

 

「よーし!化符『忘れ傘の夜行列車』!」

「いきなりスペルカードか…それも悪くない」

 

飛んできた弾幕を俺は斬る

 

「人間はこれじゃ驚かない?…なら!復唱スペル!傘符『大粒の涙雨』!驚雨『ゲリラ台風』!」

「なっ!?復唱か…!」

 

俺は刀を振るう

それに伴って弾幕は斬られる

だが復唱スペルであるためか、先ほどとは違いなかなか減らない

 

「くっ…!」

「これで終わり??」

「んなわけ…ないだろ!春風『弾幕流し』!」

 

スペルカードを構えそれを唱える

風が吹き荒れ、弾幕ごとどこかへいってしまう…つまりは自分を守るための…防御スペルと言ったところか

 

「つ!?」

「さぁ…そろそろ終わりだ!」

「そうはさせないよ!後光『からかさ驚きフラッシュ』!」

「…最後だ!」

 

俺は刀を振り下げる

それは小傘もろとも弾幕を斬り…そこには小さく縮こまる小傘だけがいた

俺はその小傘に近づき納刀をしてから手を差し出す

 

「…?」

「大丈夫か?」

「う、うん…」

 

小傘は俺の手を掴み起き上がる

 

「え、えと…」

「なんだ?」

「あ、ありがと!」

 

小傘はそれだけを言い放つとどこかに飛んでいってしまう

 

「変な奴だったな…ま、いいか」

 

俺は3人が向かっていった方向へその身を飛ばした…




今回は春夜君回でしたね!d( ̄  ̄)
simejiっていうアプリで花筐の筐が出なくて焦ってた←
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