なので、番外編を挟もうと思います…はい
これからどんどん入っていくかも…?
では…ゆっくり見ていってね!
(ここでは全ての異変などが解決していると思ってください)
「…あら?」
ここは博麗神社。そして天気は__霧雨。
たしか、天人の天気予報は晴れだったような…。あいつらの予報が外れるなんて珍しい
「…霧雨…霧雨…」
「ねぇ、知っている?霊夢…」
「きゃぁぁ!?…な、なんだ、紫か…。知ってるって…なにが?」
「うふふ。…霧雨の名字の意味を」
「名字ってなると…あいつらよね…」
私の頭には、二人浮かんでいた。一人は私の親友兼ライバルの霧雨魔理沙。そせてその兄の霧雨光
「意味…普通にこんな風な霧雨なんじゃないの?」
「あらあら…では言い方を変えるわね。魔法使いは時に、自分の名字と関連のある異変…感情を、撒き散らすことがある…」
「異変…?魔理沙になにかあったってこと!?」
「決まったわけではないけどね」
「魔理沙…。涙みたいな、雨…泣いている?でも…いいわ!私ちょっと行ってくる!」
「いってらっしゃい…世話やきさん」
私は勘を尖らせ魔法の森へ向かう。あたりを見回せば、向こうに異常な数の妖精、妖怪どもが
「なによあれ!私一人じゃ片付けられない量っ…!」
その数は悠に百を超えているだろう。倒しに行っても確実に殺される…
「…魔理沙?」
もしこの霧雨が、魔理沙が放った身の危険を知らせるための、ものだったら?
「まさか!」
そこが見渡せるような位置に移動する。妖怪どもの群れの中に一際目立つ金髪が…。そしてその周りにいる妖怪は魔理沙に牙をつきたてようとしている
「魔理沙…?っ!助けないと!…紫!」
「わかっているわ。でも、あんな量の妖怪…」
「光を呼んで来なさい!あと他諸々!早く!」
「…えぇ。任せて」
隙間が閉じる。それを合図に私は魔理沙の元へ猛スピードで飛んでいく
「散れ!散れ!妖怪どもっ!」
弾幕を狙い撃ちしながら、周りにいた妖怪を遠ざけ魔理沙の体を抱き、上へ飛ぶ
「魔理沙!魔理沙!しっかりなさい!」
「…れい……む…」
「…待っててね魔理沙。すぐに終わらせてくるから!」
「霊夢。連れてきたわ」
「魔理沙は!?」
「大丈夫よ…。永遠亭へ連れて行ってくれる?」
「わかってるわよ。あと、増援ね」
紫が魔理沙を持ち、隙間に消えていく。去り際に出てきたのは…風見幽花だ
「幽花!」
「ちょうど花のことを教えてもらっててな」
「…気分よ。気分。さて…倒すわよ!」
「わかってるって!こうなったらスペルカード撒き散らすわよ!」
「あぁ!」
スペルカードを構える。そして私たちは5枚取り出して言う
「復唱スペル!夢符『退魔符乱舞』!大結界『博麗弾幕結界』!」
いきなりハードなのくるな…なら俺はお前らを守らせてもらう!銃符『妖力結界』!」
「なら、私は攻撃に徹しようかしら?復唱スペル!花符『幻想郷の開花』!幻想『花鳥風月、嘯風弄月』!」
いきなり幽花は持っているスペルカードを全て使う
「半分…減った!」
「あともうちょいだ!」
「…フラン」
「はーい!…ギュっとして〜…どっかーーん!」
「…あらあら」
そんなことを言って妖怪を全滅させたのは…フラン。そしてその傍にはレミリアだ
「え?あんだけの妖怪をっ」
「フラン。偉いわねー。帰ったらケーキを食べましょう」
「わーい!やったー!」
「っていうことで帰るわね。…こんなことがまたあったら…私たちを呼びなさい…」
「レミリア、フラン…!」
スカーレット姉妹は紅魔館に向けて飛んで行った…
「…ありがとう…」
「あら、霊夢がお礼を言うなんてめずらしい…」
「あんたね!…ま、ありがとう…。あんたらも、我儘聞いてくれたし…?」
「我儘、か。いや、俺は愛する妹と、その世話焼きさんを助けにきただけさ」
「その通り…。私はそろそろ行くわね。魔理沙によろしく」
「えぇ。…あなたも、相当な世話焼きだと思うんだけどなぁ」
「俺らも魔理沙のところへ行こう」
「えぇ」
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永遠亭にて…
「…あ、優曇華ー」
「あ、霊夢さん。光さん。…魔理沙さんはこちらです」
「ありがとな」
「いえいえ。失礼しまーす…」
「いらっしゃい。霊夢、光」
「以外と遅かったわね〜」
「悪かったわね…魔理沙は?」
「…頑張ったんでしょうね。足に骨折。右腕負傷…。他にもいろいろ」
「魔理沙…」
「全く、よく考えたものよね〜。自分の異変を周囲に知らせるために…。さて、私たちはそろそろ行くから、魔理沙を見ていてちょうだい」
「わかったわ」
紫たちは病室から去っていく。そして残されたのは、私と光と魔理沙だった。と、ちょうど、魔理沙が目を覚ます
「…あ、れ」
「?魔理沙?起きたの?」
「れい、む…兄、さん…」
「今はゆっくり休んでろ。疲れただろう?」
「…私、殺されるかと、思って…」
「いいから。もう大丈夫なのよ。…辛かったら泣いても、いいのよ?」
「…霊夢…兄さん…」
と、そこに光が魔理沙を抱きしめる。光の目には涙が…
「もう、もう大丈夫だからな…安心しろ…」
…私の、役目だったのにな…
ふと、そんなことを思ってしまう。私はいつもこの子のそばにいて、この子が泣いて、慰めるのも、弄るのも、そばにいてあげるのも、全部全部…私の役目だったのに…やっぱり、もうだめなのかな〜。私は、魔理沙のためになにができるんだろう…
「落ち着いたか?」
「…うん」
「…なら、良かった」
「…霊夢…」
「ん?なに__っ」
何が起こった…。私、魔理沙に抱きしめられてる…?
「やっぱり、霊夢じゃなきゃ安心できない…」
「魔理沙…」
「どこまでダメなんだ。俺は…」
「…兄さんもっ」
「はいはい…」
私たちはまとめて魔理沙に抱きしめられる。それは人形のように力を込められてちょっと痛い。だけど、私の頭の中は、そんなこと考えてなかった
__私…必要と、されてる?歪んでしまったと思う。この子がいなきゃ、私、どうなってたんだろうか。きっと冷酷な性格…だったんだろうな〜…
と、抱きしめている手が緩くなっている。魔理沙を見れば、可愛い寝顔で寝ているし…
「世話のかかる子…」
「お互い苦労してきたようで」
「本当にね…」
本当に長い間、こうしてたと思う。そのせいか寝ちゃって、冷たい風で起きた
「…あら?寝てた…」
「あ、起きたか?霊夢」
「…魔理沙」
声をかけられ、そちらを見てみれば、魔理沙は起きていた
そしてこちらに笑った後…
「ありがとな、霊夢。それに、兄さんも…」
アリスやパチュリーの気持ち…わかっちゃったかも…
番外編は本編に関係ないんで、何してもOK←