ドラゴンボールIF   作:通りすがりの筋肉

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後先を考えずに描いたことを後悔してます
今回は駄作と、自分でも思います
でも、これが限界です
本当に、申し訳ありません


第二次ベジータ紛争

 

バーダックが、今まさに、ベジータの手で処刑されようとしていたその頃、セロリは、あの場所でただ一人、父を助けるために戦うと言ったラディッツの無事を、願っていた

 

 

 

『ラディッツ・・・・』

 

 

 

そして、ギネもまた・・・・

目を覚ますと、誰もいない事に、とてつもない寂しさと、不安を覚え、泪を流していた

 

 

『うっ・・・・

ぐすっ・・・・

バーダック・・・・

ラディッツ・・・・

 

 

 

カカロット・・・・』

 

 

そして、バーダック達は・・・・

 

 

 

 

 

『死ねっ‼︎』

 

 

ベジータの指先が光り、バーダックにトドメを刺そうとした

その時

 

 

『(今だっ‼︎)』

 

 

ベジータはもちろん、見張りの兵も全員、バーダックのいる処刑台を見ていた

誰もラディッツのいる方を見ていない

ラディッツはそれを確信し、ベジータに向けて気功弾を放った

 

 

『くらえっ!』

 

 

 

ドーーーン‼︎

 

 

 

『ぐっ、誰だ⁉︎』

 

 

ベジータは、大してダメージを受けてはいなかった

だが、それでいい

ラディッツはもともと、自分の技でベジータを殺せるとは思っていなかったのだ

それに、いくらスカウターでも、今の攻撃をした相手までは特定出来ない

ピンポイントでラディッツが狙われる事はないだろう

 

 

『誰だ、今俺を撃ったのは⁉︎

出て来やがれぇ‼︎』

 

 

王子は随分ご立腹だ

それはそうだろう

王子である自分が、不覚にも背中を撃たれたのだ

あのプライドが服を着て歩いているようなベジータには、かなりの屈辱だった

 

 

『出てこないなら、ここにいる全員を吹っ飛ばすぞ‼︎』

 

『な、あんまりだろっ⁉︎』

 

『横暴だ‼︎』

 

 

ベジータの一言で、場内に暴動が起こった

ラディッツの予想通りの結果となった

ベジータはプライドが異常に高い上に、まだ子どもだ

よく考えずに物を言う時もある

しかも、相手は獰猛なサイヤ人連中だ

そんな理不尽な事をされれば、反抗もする

ラディッツには、こうなるだろうと予想は出来ていた

ベジータは、バーダック達の処刑は後回しに、暴徒達の制裁に向かった

 

 

『しめた!

今のうちに!』

 

 

ラディッツは、この隙にバーダックの元に向かい、周りのジャコ星人を瞬く間に殴り倒した

気功波で倒しても良かったが、それではベジータ達に気付かれる恐れがあった

面倒だが、素手で倒すのが一番だった

 

 

『親父、大丈夫かっ⁉︎』

 

『ラディッツ・・・・

へっ、まさか、こんなガキの考えるチャチな作戦に助けられるたーなぁ・・・・』

 

『う、うるせぇ!

それより、逃げるぞ!』

 

ラディッツは、バーダックを担いで飛んだ

そして、少し離れた岩場にバーダックを寝かせた

 

 

『親父、ちょっとここで待ってろ』

 

『お前、どこに・・・・?』

 

『まだ、トーマ達が残ってる』

 

『・・・・』

 

ラディッツは、一人前の男の顔をしていた

バーダックは、それが堪らなく誇らしかった

 

 

『(へっ

このガキも、いつの間にかデカくなりやがったなぁ・・・・)』

 

『親父?』

 

『行って来いラディッツ』

 

『・・・・おう!』

 

 

ラディッツは、処刑場に向かって飛んで行った

バーダックは、そんな息子の背中を見送った

 

 

『流石、俺のガキだぜ・・・・』

 

『・・・・あの』

 

『っ⁉︎』

 

 

その時、バーダックは背後から、声を掛けられた

その人物とは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

処刑場では、ベジータ達と暴徒達が、戦闘を行っていた

トーマ達は既に仲間に解放され、戦闘に参加していた

ラディッツは処刑場に辿り着くと、トーマ達と合流した

 

『トーマっ‼︎』

 

『おう、ラディッツ!

バーダックはどうした⁉︎』

 

『近くで待たせてある!

今は戦闘に集中しろっ!』

 

『へっ、言ってくれんじゃねーか‼︎』

 

ラディッツも参加して、戦闘は更に激化した

しかし、戦況は、ベジータ達が圧倒的に優先だった

 

 

『ちっ、このままじゃジリ貧だぜ・・・・』

 

 

ラディッツは、この戦況を打破する作戦までは考えていなかった

こうなるだろうとは予想はしていたが、その後の事を考える時間はなかったのだ

ざっくり言えば、後はなるようになると言う考えに辿り着くしかなかった

 

 

『ちっ、仕方ねぇ・・・・

トーマ‼︎

一旦退くぞ‼︎』

 

『何っ⁉︎

馬鹿言うな、ここで引き下がれるか‼︎』

 

『このままやっても死ぬだけだ!

今回は退いて、またら作戦を立てるんだ!』

 

『・・・・今回は、お前に着いてやる

でも、次は勝つぞ!』

 

『上等だ!

よし、みんなに伝えろ!』

 

 

ラディッツは戦闘を継続しながら、トーマはセリパ達に退くと伝えた

そして、セリパ達も、他のサイヤ人達に退く様に伝えた

ラディッツが言うよりも、トーマやセリパ達に言われた方が、みんなは従うと思ったからだ

そして、ラディッツにはまだ、やる事があった

 

 

『ベジータ‼︎』

 

『ん?

何だ貴様は?』

 

 

ラディッツは、ベジータの前に立ち、語りかけた

 

 

『今日は俺達の負けだ

だが、次はこうはいかんぞ!』

 

『次?

貴様、今日はここから帰れると、そう思っているのか?』

 

『あぁ

じゃねーと、お前のプライドが許さないからな』

 

『何?

どう言う意味だ?』

 

『相手はただの下級戦士の集まりだ

しかも、今はバーダックも動けない

そんな相手にコケにされたんだ

なら、相手の罠にハマってやり、それでも完膚なきまでに痛め付けなきゃ、お前のプライドが許さないだろう?』

 

 

『・・・・』

 

 

ラディッツは、ベジータを挑発した

これは賭けだった

もし、ベジータが自分の話にのらなければ、自分達は逃げられないのだから

 

 

『ふんっ

ならば、貴様の策にハマってやろう』

 

『っ⁉︎

・・・・へっ、だと思ったぜ

次はこうはいかんぞ‼︎』

 

『貴様らには何をしても無駄だと、次で教えてやる』

 

『はっ、上等だ』

 

『貴様、名前は何て言う?』

 

『バーダックの息子の、ラディッツだ』

 

『ラディッツか・・・・

貴様の顔と名前は覚えておこう』

 

『光栄だ

じゃあな‼︎』

 

 

ラディッツは、ベジータの前から飛び去った

その後、ベジータは全兵に撤収すると伝え、反乱分子を見逃した

ベジータの部下の中には、数人不満を漏らす者もいたが、ベジータに恐怖し、全員ベジータに従った

そして、城に帰っていった

 

 

 

 

 

 

 




こんな駄作ですみません
次はもっと頑張ります

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