能力が使えるようになって7年が経った。
私ももう15 歳だ。身長は…全然伸びてないけどねっ!
なんで140もないのさ!
文句言ってても仕方ないので諦め…たくないよ!
閑話休題
最近は湖水も妖怪退治で忙しい様で、あまり話している時間がない。
なので私は暇つふしに魔法の研究をしてる訳なんだけどね、全然上手く行かないよ。火を起こす、位しかできないもん。
逆に妖力を使った妖術なら多少はできたりする、まぁ、湖水が教えてくれからなんだけどね。
能力に関しても大体は使いこなせるようになった。
音の拡大、縮小や、音波を伝えることで物質を砕くなど。
音速移動は前試した時に木の根っこに引っ掛かってコケた時に地面に小さなクレーターが出来てしまった。
コケた時すっごく痛かったから最近は使用を控えているよ。
ーー おっと、湖水が帰ってきたようだね。
「うぃ〜、かえったぞ」
湖水が疲れた顔で帰ってくる。
「おかーり、湖水」
「疲れた」
「連日だもんね、あ、明日から妖怪退治手伝わせてくれない?」
「………危ないぞ?」
「大丈夫だよー?」
「ふぅ…あんまし気が進まんがまぁいいだろう」
「やった」
「……少し試していいか?」
「ん、なにを?」
「早紀の実力をな」
ー〜 川辺 〜ー
湖水が私のことを試すと言ったため、今、川辺に来ています。
「ルールは手加減抜き、魔力、妖力、能力の使用は自由、気絶か降参させたら終了。でいいな?」
「いーよ」
「よし、じゃあやるぞ」
湖水が臨戦態勢をとる。
私を戦闘態勢になる。
「…いくぞっ早紀!」
「湖水が突進してくる」
私はそれをかわし、両手を打ち付ける、そこで能力発動。
「……音の刃っ!」
音からでる衝撃波を一点に溜め、撃ち出す。
撃ち出した音刃は地面を抉り取りながら湖水に迫る。
「結構な破壊力だな、まぁこの程度なら俺に傷なんて付けられないぞ?」
湖水が幅の広い大剣を作り出し、音の刃は弾く。
「これ連発できないとは言ってないからね?」
私は周囲の音を集め、音の刃を作り、15発程連射する。
周囲の音と言っても川の流れる音と、木の葉のざわめく音くらいだしね。
何が言いたいかと言うと、さっきのより威力が低いです。ハイ。
湖水もそれに気づいたようで、大剣をおおきく振りかぶり、振った。
大剣を降った時に妖力を放出していたらしく、剣圧と妖力が私と音の刃を吹き飛ばす。
「っ!」
私は直ぐに受け身を取り木の上に乗っかる。
「おらおら、その程度か?」
「準備運動は済んだ、これから 本気出すよっ!」
湖水視点
(これから本気出すってオイ…初めから全力で来いよ…)
早紀が魔力、妖力を完全に開放したようだ、赤い魔力と黒い妖力が混ざり合って不気味な色をした力が早紀の体から滲み出ている、よく見ると、目がいつも以上に青く光っているのが見えた。
どうやらホントに全力で行くようで。
俺も集中せねば、いつも一緒にいたから分かるが、早紀は同じ年数生きてる妖怪とは妖力の量が違う、そこらへんの中級妖怪と同じくらいあるのではないか。
早紀が先手に出た、早紀の姿が一瞬だけブレる、ほんの少し音速移動を利用したようだ。
俺は大剣を防御体制で構える。
早紀の拳が大剣に打ち付けられる、大きな破砕音が響き、大剣が一気に粉砕される。
ーー 何故だ? 俺の武器がこんな簡単にっ!
「…何を使った?」
「私の能力は『音』だからね、アレだよ、超音波振動とか言う奴」
「ほぅ、やりよるな」
「…湖水さ、気付いてる?大剣が壊された音を私が吸収した事に」
「え? …っ!」
「ふふん♪では、本気の一撃っと『ソニックブラスト』っ!!」
「ちょ、待っ」
早紀から放たれた音の刃を即席で作り出した大剣で防ぐ、その間に妖力と霊力を混ぜ合わせた防御障壁を作り出す、ソニックブラストがその障壁に阻まれている隙に横に飛びソニックブラストをかわす。
「ふぅ…はぁ、はぁ、さ、すが湖水、咄嗟のッ、判断で避けるとは…」
早紀はペタンと近くにあった大きな石に座り込む。
「うん?、早紀が妖力切れなんて珍しいな」
少し息を整えた早紀曰く
「私の種がウロボロスでも妖力の回復速度が凄まじくてもね、妖力の消費が回復量を上回っちゃうとね、ソニックブラストなんて大技使うと、魔力が、切れるの」
だそうだ。
「じゃあやめるか、今日は」
「…結局妖怪退治手伝って良いの…っ!湖水?」
「ん、どうした?」
「村の方で大きな破壊音が…」
「…!?」
「湖水、先に行って、私は後から行くから」
「分かった、出来るだけ早くな」
「わかった」
俺は走った、村の方へ向かって。
次回はもっと早めに出したいです。、