永遠に祈りを捧げる無限の転生者が完全隔離世界から来るそうですよ? 作:ロスト
第3話
「だ~暇や暇!」
とただ一人青年は嘆く
「あーこの世界の娯楽ゲーム全部やってもう飽きたわ、ほんまに暇や」
まぁ、その青年の呟く所が30階建ての高層ビル(屋上)でなければ
「あーあ~暇が売れれば、大儲け出来る自信があるのによ
まぁ、無理だろうがなニャハハ……ハァー暇や」
と言い、手を空に合わせ
「ほい」ビビィ
モニターを表示させた(モデル:逃○中のク○ノス社のモニター)
「ん~・・・ぅん?何やこれ」ピ
【新着メール1件】
「メール?」
「まぁ、ええわ、どうやって俺っちの所にアクセスした知らんが面白れぇ」
そう言い、手をモニターの新着メール部分にタップした
「ん~何々【悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。
その才能を試すことを望むのならば
己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、
我らの”箱庭”に来られたし】ね~、まぁ、俺っちに家族も友人いなね~けどなクハハ」
そして、同時刻、少年、少女達が世界から消えた
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【箱庭】
「クハハ、やっぱりこうなったか!!」
目を開けるとそこは空中、突然上空に投げ出され
上空4000mからの落下していた
「さてはて、こっからど~しますかね~」
と、言いながら目を細め、下を見る
「衝材が複数見えるな~まぁ普通やな…なかったら俺ら死ぬし(笑)」
「さて」チラ
「きゃっ!」
ご令嬢な雰囲気をした少女
「わっ!」
物静かそうな少女と猫1匹
「うお!!」
金髪の髪にヘッドホン首に掛けている少年
「さて、俺だけ陸地移動しま・・・あり?」
突如、青年の目の前に白い紙が出現した
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【ギフトゲーム名:約束】
ギフトゲームがクリアされました
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「あ~あれか、まぁいいや…さっさと移動するか・・・スウォーム」
青年の身体を突如、黒い霧のようなもので覆われ
陸地に黒い霧のようなものが移動すると青年が出てきた
その数秒後
バシャーン!!
「まぁ、あいつらなら大丈夫やろ(笑)」
青年はケラケラと笑いながら見ている
「し、信じられないわ!まさか問答無用で引き摺りこんだ挙句、空に放り出すなんて!」
「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。石の中に呼び出された方がまだ親切だ」
…いやいや、動けへんやろ
「・・・・・・。いえ、石の中に呼び出されては動けないでしょう?」
「俺は問題ない」
「そう。身勝手ね」
にゃはは、さすが問題児達やな(笑)
「此処・・・・・どこだろう?」
「さあな。まあ、世界の果てっぽいものが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃねえか?」
んなもん良く見えんな~
「まず間違いないだろうけど、一応確認しとくぞ。もしかしてお前達にも変な手紙が?」
「そうだけど、まずは"オマエ"って呼び方を訂正して、私には久遠飛鳥よ、以後気を付けて。
それで、そこにいる貴女は?」
「・・・・・・春日部耀。以下同文」
「そう。よろしく春日部さん。と私達を助けなかったローブ姿のあなたは?」
「んぁ?、あぁ俺か」
「ええ」
「高町 龍夜や、ほなよろしく~」
「最後に、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」
「高圧的な自己紹介をありがとうよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義者と三拍子そろった駄目人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれよお嬢様」
「そう、取扱説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」
「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様」
心からケラケラと笑う逆廻十六夜。
傲慢そうに顔を背ける久遠飛鳥。
我関せず無関心を装う春日部耀。
フードを被って表情はよく見えないがニヤけているような雰囲気な龍夜。
「で、呼び出されたはいいけどなんで誰もいねえんだよ。この状況だと、招待状に書かれていた箱庭とかいうものの説明をする人間が現れるもんじゃねえのかよ?」
「そうね。なんの説明もないままでは動きようがないもの」
「・・・・・・・。この状況に対して落ち着き過ぎているのもどうかと思うけど」
「いや、春日部はん。それはお前はんも言えたことじゃないやろ?お前ら落ち着きすぎなんや」
(そういうあなたもですよ!
とか言って暇はありません。此処は黒ウサギが腹を括るしか・・・)
「仕方がねえな。こうなったら、そこに隠れている奴にでも話を聞くか?」
(!?)ビク
「なんだ、貴方も気づいていたの?」
「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ?そっちの猫を抱いている奴とあんたも気づいていたんだろ?」
「風上に立たれたら嫌でもわかる」
「お前ら凄いな~。俺っちはまったく気づかなかったよ~」
「嘘つけ。俺達より先に最初にあそこを見たのはあんただろ?」
イタズラに成功した子供のように無邪気な笑みを見せる逆廻。
「さぁ、どうだろうね~」
「ケェ、詰まらねー」
と言って少々詰まらなさそうな顔をした
「そいつはどうも」
と龍夜はケラケラ笑いながらに言う
「や、やだなあ御四様。そんな狼みたいな怖い顔で見られると黒ウサギは死んじゃますよ?ええ、ええ、古来より孤独と狼はウサギの天敵でございます。そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここは一つ穏便に御話を聞いていただけたら嬉しいでございますョ?」
「断る」
「却下」
「以下同文」
「メンドイ」
「あっは、取りつくヒマもないですね」
バンザーイと降伏のポーズを取る黒ウサギ、黒ウサギの目と態度は全然ちゃうな。
あれは値踏みをしている目やな…気に入らね~な
黒ウサギの横に春日部さんが立ち
「えい」
「フギャ!」
黒ウサギの耳をおもっきり引っ張った。
ワーオ痛そう~(笑)
「ちょ、ちょっとお待ちを!触るまでなら黙って受け入りますが、まさか初対面で遠慮無用に黒ウサギの素敵耳を引き抜きに掛かるとは、どういう了見ですか!?」
「好奇心の成せる業」
「自由にも程があります!」
「へえ?このウサ耳って本物なのか?」
「・・・・・じゃあ私も」
今度は逆廻と久遠が片方づつ黒ウサギの耳を引っ張り始めると涙目で俺に助けを求めてきた。
俺は普通に
「だが断る」
と言ってやった
そしたら黒ウサギの顔が絶望した
そうして、小一時間ほど、黒ウサギの悲鳴が近隣に鳴り響いた。
ーーーーーー約一時間後ーーーーーー
「-あ、あり得ない。あり得ないのですよ。まさか話を聞いてもらうために小一時間も消費してしまうとは。学級崩壊とはきっとこのような状況を言うに違いないのデス」
「いいから、はよ話せ」
と俺が言うと黒ウサギは気を取り直して咳払いし、両手を広げて、
「それではいいですか、御四人様。定例文で言いますよ?言いますよ?さあ、言います!ようこそ、"箱庭の世界"へ!我々は御四人様にギフトを与えられた者達だけが参加できる『ギフトゲーム』への参加資格をプレゼントさせていただこうかと召喚いたしました!」
「ギフトゲーム?」
「そうです!既に気づいていらっしゃるでしょうが、御四人様は皆、普通の人間ではございません!その特異な力は様々な修羅神仏から悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵でございます。『ギフトゲーム』はその"恩恵"を用いて競い合う為のゲーム。そしてこの箱庭の世界は強大な力を持つギフト保持者がオモシロオカシク生活出来る為に造られたステージなのでございますよ!」
その後、黒ウサギの説明を聞き、俺はある程度は今この世界のことが理解していた。
そして、黒ウサギが何故、あの時、俺達を値踏みしているか
すると十六夜が黒ウサギに一言。
「この世界は・・・・・面白いか?」
「YES。『ギフトゲーム』は人を超えた者たちだけが参加出来る神魔の遊戯。箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギが保証いたします」