チート召喚士が転生して異世界から来るそうですよ? 作:赤 有馬
削除に当たり、そっちで書いてた作品を引っ張って来ました。
ちなみに書き溜めはない(キリッ
俺は俗に言う”転生者”というものだ。神に死を与えられ、その代償として力を授かりこの世に生を受けた……のだが
「どういうことなんだよォッ!!」
俺、絶賛☆落下中
― × ― × ― × ― × ―
神とO☆HA☆NA☆SIして、譲歩や妥協をしてもらって、転生先だという手紙を渡され読んだ時だった。俺がこの空に投げ出されたのは。
確か、手紙の文面は
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。
その才能を試すことを望むのならば、
己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、
我らの”箱庭”に来られたし』
といったものの筈だ。よく覚えてたな、俺。
ここが”箱庭”ということは分かった。
だが、そんな事はどうでもいい。箱庭とやらにも重力ってあるんだ、とかいう考えが一瞬うかんだのも至極どうでもいい。
どんどん地面がアップになって目に写る。
このままでは地面に叩きつけられ、プチッと飛び散った柘榴みたいになる。
柘榴は嫌だ。
というか、落下しているこの状況が嫌だ。Gで内蔵がががが……。
死にたくない。
転生して始まって終わりとかどんなクソゲーだ。
やるしかない。
いまここで、能力を使う。使って助かるしかない。
ぶっつけ本番だが何とかするしかない。
能力はまだ把握しきってないし、不安ではあるが……。
アニメでは主人公たちは乗れたんだ、きっと乗れる……筈。というか乗れないと困る。
呪文を唱えてる時間なんて、時間なんて無いんだ。
だから―――――
――――――来いッペルソナッ!!
「ホルスッ!!」
俺が手のひらに浮かぶ太陽が描かれたタロットを握りつぶした瞬間、落ちる俺を受け止めるように黄金の巨鳥が現れる。
やれやれ、これで一安s ――――ぁぁぁぁああ」ドスッ
「ぐべあっ!!」「キャッ!!」
ナニカガオチテキタヨウd ―――――ぁ」ドサッ
「ぐへっ!!」「ゴメン」
ちょっ、待ッ、ちょとsYレならんしょこれh ――――ャッホォゥッ」グシャ
「ぐふっ……」「わりぃ、思わず踏んじまったぜ、ヤハハ」
脳天……が……
ゆっくり地面に降りていくホルスと反比例して、だん…だん意識……が天……に………。
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side黒ウサギ
「彼ら”三人”は……人類最高クラスのギフト所有者だ、と」
―――――しかし
(なぜ”四人”もいるんですかーーー!!)
黒ウサギは全力で突っ込んでいた。
ヘッドホンの少年、リボンをつけた少女、猫を抱えた少女そして……彼らに囲まれるようにして地に倒れ伏す少年。
(ちょっと、何があったのですか! 水の緩衝材で怪我をする人は居ないはず……それに、四人というのはどういうことですか!)
黒ウサギは混乱した。
それもそうだ。いるはずのない四人目、そしてするはずのない怪我。
もしもこれで心象が悪くなり、コミュニティーに入ってくれなかった場合、待っててくれている子供達になんと言ったらいいか……。
そして”四人目”誰が四人目かは解らないが、間違って呼び寄せてしまった場合、箱庭のどの神から怒りを買うか分かったモノでない。簡単に元居た世界に戻すこともできない。
転生者の事情など知らない彼女の頭の中はどうすればいいのかでグルグル回っていた。
そんな悩める彼女を他所に”彼ら”は話を進めていた
「ヤハハ、なんとか助かったか」
「そうね、さっきの鳥はなんだったのかしら」
「ねぇ、さっきの鳥さん友達になれるかな三毛猫?」
「(/・ω・)/にゃー!」(きっとなれるぜお嬢)
「おう、さっきは助かったぜ。……? おい、気絶しちまったぞコイツ。どうする?」
「あなたがトドメを刺したのでしょう、面倒くらい見てあげなさい」
「うん、そうだといいね」
「おい、そっちの猫と喋ってる嬢ちゃんはどう思う?」
「落書きは定番だよ?」
「「それだっ!!」」
「やめてあげてください!!」
………途中から我に返り、倒れ伏す彼のあまりの気の毒さに飛び出してしまった黒ウサギであった。
side out
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ゴボ…… ゴボゴボ… ゴボ……… ゴボゴボゴボゴボゴボ…
「ぷはっ!!ゲホゲホ、ゴホッ死ぬかと思った!!」
ウエッ…… なんで……俺は水の中に……。
「おう、起きたか」
「確か……俺はホルスに乗って……その後「気絶してたから俺が水に沈めた」テメェかっ!! ゲホッ……」
鼻や耳から水が入っていてとっても不快だ。水に沈められたこと入れて倍プッシュだ……。
今も水はポタポタと髪から流れ落ち、目に入ったり、顔を濡らす。
思わずペルソナを出さなかった俺は偉いと思う。
「ヤハハ、ホントは落書きするつもりだったんだがな」
「鬼かっ!!」
前言撤回ペルソナくらい出しても許されると思う。
ニブルヘイムで氷像にしよう、うん。
「いや、でも助かったぜ」
「ックソ……。どういたしましてっ!! ったく落とされた上にどうしてこんな目に……」
「その落とした犯人なら捕まえといたぞ」
「あん?」
ヘッドホンの男が指差す先、哀れな
二人の少女にうさ耳を引っ張られながら……ん?うさ耳?
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~仕切り直し~
改めての自己紹介
「逆廻十六夜だ。粗野で凶悪で快楽主義者と三拍子そろった駄目人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれ」
「そう、取り扱い説明書をくれたら考えてあげるわ十六夜君」
「嬢ちゃん、説明書があったとして扱えるかは別問題だぜ嬢ちゃん」
ヤハハ、と笑う十六夜に言葉を返した赤い女の子に一応注意しておく。
見知らぬ人をいきなり湖に沈めるようなのが説明書で御せるはずがないだろう。
そんな十六夜は嬢ちゃんと俺を見ると、
「説明書は今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様。そしてお前は別の意味で覚悟しとけ、えー……」
「覚悟とかお断りします。俺の名前は
「神って本当にいるの!?」
水に沈められた云々の軽い恨み言は当然のようにスルーされた。
神についてはやっぱり驚かれた。基本的に会えるようなものじゃ無いんだなー、と実感しつつ思う。
あれ? 言ってよかったのかな?
迷ったのは一瞬。
「いるぞー。現に俺は神泣かせて能力せびって此処にいるわけだ赤い嬢ちゃん」
赤い女の子に答える。
基本的に突飛で信じれないかもしれないけどな。
「赤い嬢ちゃんでは無いわ。―――私は久遠飛鳥よ。以後気を付けて。神云々については後で問い詰めるとしましょう。それで、そこの猫を抱きかかえている貴女は?」
注意されてしまった。
神云々の話はすぐに流れて、今まで会話に加わらずに、抱いた三毛猫の顎をなでていた女の子に話は移った。
「……春日部耀」
「へいへい、分かりましたよ赤い嬢ちゃんもとい久遠さん。それと、春日部さん。……そういや十六夜は神について驚かなかったなー」
なかなか猫の女の子は無口なようだ。自己紹介も一言だった。
そして、ちょっと疑問に思ったことを十六夜にぶつけてみる。
「ヤハハ、既に俺もあってるしな」
「へー」
「どういうことですか!?」
「うるさい
神に渡された手紙でここに落ちたのは神のせいといえばそうなのだが、どっちかというと最初から手紙を受け取ったら落ちる設定にしていた
故に―――
「ヤス!? 私にはヤスではなく黒ウサギという名前g「ヤスでいいと思うやつ挙手」―――ちょっとそれは酷くありませんか!?」
さっと自分含めて四本の腕が上に挙げられた。
あと、心なしか春日部さんに抱かれた猫も前足を挙げてる気がする。
「満場一致だよ、ヤスさん」
「あなたはマトモだと信じたかったです……」
他がマトモじゃないなら俺もマトモな訳がないだろう。
こんな怪しい手紙通りにホイホイくるのはアホか今に飽きた変人とかだけだろ。
ヤスはうさ耳をへにゃりとさせ落ち込んでいた。
ふむ、
「その耳は本物なの?」
「Yes,そうなのですよ神木さん、だから私のことはウサギと―――「皆、知ってるか? ウサギって食えるんだぜ」ヒッ!!」
「「「へー、そうなんだー」」」
「で、今、目の前にウサギが居るわけなんだけど」
―――少々お待ち「ギニャー」ください―――
地面では真っ白になった白ウサギが横たわっていた。
ちょっと服が乱れていて……おお、エロイエロイ。
ちょっとした遊びの提案だったのがとても愉快なことになってしまった。
犠牲、もといヤスに感謝を、
「白ウサギ、いい奴だった…。ARMEN……」
「なんだ、神木はキリスト教信者か?」
「いや、一応信じてるのは八百万の神。多くの神様に見守られてると信じたい」
「なるほどな。で、どうする? ゲームでも探しに行くか?」
「あん? ゲームだと?」
思わずゲームという言葉に反応してしまう。
ここに来る前はかなりのゲーム中毒者だったと自負している。
結局ゲームとは何なのか。
「お前が気絶してる間に
「すべてを賭けた勝負ができるそうよ」
「へぇ、面白そうだな。春日部も行くか?」
俺としてもとても興味深い。
内容はまだ把握してないけど、”すべて”賭けるくらいに面白いものなのだろう。
会話の流れからして、十六夜と久遠さんはゲーム探しに行くようだ。
俺も行くつもりではいるが、あと春日部さんが不明だ。
「別に、私はこの世界に友達を作りにきただけだもの」
「あら意外。じゃあ私が友達一号に立候補していいかしら? 私達って正反対だけど、意外に仲良くやっていけそうな気がするの」
久遠さんは自分でも気恥ずかしかったのか微かに頬を赤く染め、春日部さんに問う。
「……うん。飛鳥は私の知る女の子とちょっと違うから大丈夫かも」
そう返した春日部さんも頬が赤く染まっていた。
彼女の足元では三毛猫が『よかったなぁ……』とでも言うように足元にじゃれついていた。
「百合ィ……」
無粋な俺でした。
「ヤハハ、なら俺は二号だな」
「じゃ、俺は三号って事でヨロシク」
「……うん」
「顔赤くしちゃってかわいいなーもー」
続けての俺友達発言×2に春日部さんは更に赤くなった。
どうやら恥ずかしさのあまりオーバーヒートてしまったようだ。
なんでカメラ持ってこなかったかな、俺。
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春日部さんが落ち着いた。
一応話し合って、ゲームを探すことにした。
方針はガンガン行こうぜ!!だ。
「OKOK,じゃあゲーム探しに行こうか」
気を取り直してLet's goといきたかったが
「お待ち……ください……」
可哀想なことにさっきまで白くなって倒れていた彼女は多少回復したのか、今はオレたちの前に立ちふさがっていた。
さっきまであんなんだったのに大丈夫かなー(棒)。
そんな彼女に親切心で優しく声をかけてやる。
「白ウサギから戻ったらまたヤスだぞ? 倒れ伏してた方がいいんじゃないか?」
我ながらだいぶイイ笑顔で優しく告げられたと思う。
「これを学級崩壊というのですよ!!」
ウサギが血涙を流した気がした。
なぜペルソナでホルスをだしたかって? ……好きなんだよ。
アリアのほうでも別作やってます。よろしくお願いします。
アリアでは原作崩壊の主人公苦労人。
問題児では主人公好き勝手。
あと、他に今書き溜めてるハイスクールD×Dの完全シリアス。
時間が足りないですねー。
アイディアとかは固まってて書けるのに。
あと劣等生も書いてみたかったり。
アリアで連載始めたばっかで何というアホ行動。