ユリエたそが可愛すぎて衝動的に書いてしまったネタ作品   作:安全第一

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や っ て し ま っ た(白目

反省してるし後悔もしてる。

許してちょんまげ☆


1.衝動的にやった。後悔してるし反省もしている。

 転生、という言葉がある。

 二次小説サイトや小説投稿サイトなどでは大部分の人間が知っている言葉だ。仏教でも輪廻転生なんて言葉があるのだから、その概念を信じる人間も多いだろう。

 それはそうと、転生と言ったら小説では神様から能力を貰って異世界でヒャッハァーするのがテンプレだ。実際そういう願望を持つ人間もいるし、俺だってそうだった。

 

 そう、『だった』のだ。

 

 まだ序盤の序盤だが、小説や二次小説を読んでいる読者ならば、この時点でお気付きになられる方もいるであろう。

 

 

 

 俺、転生しました(ドヤァ

 

 

 

 いやーね、ホントに転生ってあるんだなぁ、と思った訳ですよ。まあ前世では暴走したトラックから幼女を庇って代わりに自身が死ぬ、なんてテンプレパティーンでは無かったけどね。普通に暴走した自動車にバーンと敷かれてポックリ逝きましたとも。

 

 ……何か文句あるかコンチクショー!

 

 正直そういうテンプレで死にたくなかった。出来るなら幼女救って代わりに死ぬパティーンの方が良かったですよ。

 でもまあ、現実という言葉が有りまして。そんな幻想なんてそげぶされちゃう運命だったんだよ。もしくはゲンコロな。

 しかも俺には両親が死んでいるとかで心残りがないようなテンプレ家族ではないのです。ちゃんと両親だっていたし爺ちゃんや婆ちゃんだっていた。くそう、こうなるんだったらもっと親孝行するべきだったよ。

 親父、お袋、爺ちゃん、婆ちゃん。先に逝く出来の悪い息子をお許し下さい。あと姉ちゃんと我が愛しき妹よ、お幸せに。

 ……なんか湿っぽくなっちゃったね。でも家族には是非とも幸せになってほしいのは本当だ。姉ちゃんは安産体型の美人だし、妹は美少女小学生で俺に良く懐いてくれた。へへ、羨ましいだろう? ごく普通の俺にテンプレなる姉妹が居ただけで俺の人生大往生だぜ!

 

 と、まあそれは置いといて。重要なのは転生してからだ。そう、ここからが重要なのだよ。前世との折り合いはきっちりと付けなければ。

 俺はちょっとだけ期待したのです。神様に会って能力を貰うテンプレパティーンが存在する事に。その時はチートを貰って異世界でヒャッハァーしたかったし。

 そしてその結果……

 

 

 

 ……何も無かったでござる。

 

 

 

 ……神様なんていなかった。普通に転生しましたよ。チートを貰えるとwktkしてたのに。

 

 現 実 は 非 情 で あ る。

 

 ま、こんなものだと思ってましたよ。しょうがないね♂

 もし神様とかで多次元宇宙の神であるコズミックニートとか出て来ても困るし。単一宇宙を一撃で滅却する超新星爆発なんて喰らいたくねえ。勿論、グレートアトラクターとかグランドクロスとか暗黒天体創造とかも喰らいたくない。かと言って素粒子時間跳躍・因果律崩壊とかもゴメンです。トンデモ占星術なんて真っ平だ!

 

 閑話休題。

 

 俺が転生した地球はまあ普通でした。俺も普通に育ったし前世で成し得なかった医者になる夢もこの世界でなる為に勉強もした。その結果医者になれたんだけど。

 ただ俺の顔を鏡で見ると、誰かに似てたんだよ。しかしそれが誰なのかが全く思い出せない。前世の記憶が薄れている証拠かね?

 そんなこんなで転生して二十年以上が過ぎた時、ある出来事が起こったのだ。

 

 戦争である。

 

 転生してもやっぱり争い事ってなくならないんだね。どの世界でも戦争は存在した。現実は非情であるという言葉はこれに良く当て嵌まるよ。

 俺は医者だったから、軍医として働いた。治療する兵士の中には片腕や片脚が捥げてグロテスクな醜態を晒しているものもいたが、既に慣れていたので吐き気は催さなかった。慣れって怖いね。

 それはまだ良い。俺が一番ショックだったのが、戦争の余波で子どもまでその醜態を晒してしたのだ。最初に運び込まれたのが兵士ではなく子どもだったから一瞬、思考が真っ白になった。それ程までにショックだったのだ。

 

 特に、俺にとって転機ともなった出来事がある。

 それは敵機が目の前の兵士と子どもを攻撃し、その命を散らした事だ。

 その日も治療に明け暮れていたのだが、少し外に出てみようと辺りを散策しに行った。

 すると、ある場所で兵士が子どもを抱き抱えてこちらに向かっているのが見えた。兵士はまだ若く、俺と同い年の青年だった。顔は見るからに誠実そうな人だったよ。

 その青年も少々怪我をしているらしく、俺は医療器具や消毒液を使い二人を治療した。包帯は不足していたから白衣を破ってガーゼの上に巻き付けたりしてどうにかした。流石に包帯ほど清潔じゃないから傷口に直接当てる訳にはいかないからね。

 そして治療の後、俺が少し二人から離れた時だった。

 

 敵機の爆撃がすぐ近くを強襲した。

 

 俺はまさか、と思い急いでその場所に戻って行く。どうか無事でいてくれ、と心の中で念じたよ。

 でも現実は非情である。その爆撃された地点に戻ってみれば、そこには惨状が広がっていた。

 青年の兵士は直撃して即死。側にいた子どもも下半身が無くなっており、とても生きていられる状態ではなかった。

 俺は目の前が真っ暗になったよ。フラフラとした足取りで近付き、気が付けば上半身だけの子どもを抱き抱えていた。

 

 しかも、その子どもは前世の妹に良く似た少女だった。

 

「せん、せ……」

 

 あの言葉は、今でも忘れられない。その少女は弱々しくそう呟いて、弱々しく微笑みながら息絶えた。

 俺は少女の微笑みの意味が解らなかった。それ程までに理解し難い微笑みだったのだ。

 

 痛くないのか?

 

 死ぬのが怖くないのか?

 

 何故、微笑んでいられるんだ?

 

 そんな疑問が俺の思考を埋め尽くす。結局、俺はその疑問に答えを見出せなかった。

 最終的に浮かんだのは、やはり疑問だった。

 

 

 

 ───『死』とは、何ですか?

 

 

 

 俺は転生者だ。テンプレも無く普通に転生させられた唯の人間だ。一度は死を経験している。だが、前世では死と気付く前に即死していたし、死を理解する前には転生していた。死を経験しても尚、死を理解する事は無かったのだ。

 そして戦争によって更に死を理解出来なくなり、死がイメージ出来なくなってしまった。薬物中毒の廃人の様に、俺の脳は錯乱していたのだろう。

 

 

 

 そして、俺は思い出した。

 

 

 

 鏡を見て、誰かに似ていると言っていた。その誰かが今になって思い出したのだ。恐らく脳が錯乱状態だったからこそ思い出せたに違いない。

 

 

 “赤屍蔵人”

 

 

 奪還屋、ゲットバッカーズという漫画がある。知る人ぞ知るチートバッカーズだ。

 その中でも一際チートだったのが赤屍蔵人その人である。作者曰く作中最強であり、全作品の強さランキングでは常に上位を占めているチートオブチートだ。

 そのチート具合は覇道神(波旬除く)の皆様とも互角に殺し合える程。強大な意思の力で超越者となった彼だからこそ出来る超絶チート。俺の予想では意思=渇望だから赤屍さんもある意味流出位階に到達していると言える。発現は恐らく求道型。でも覇道型にもなりかねないだろう。無に帰されても平然と復活したし、マッキー☆パンチを喰らっても大丈夫だろう。もしかしたら波旬には敵わずとも、殺す事は不可能なのかも知れない。試したくはないけど。

 

 それは兎も角、俺はショックによって俺自身が赤屍蔵人だと認識した瞬間からだった。

 それを自覚した時点でそうなる運命だったのだろう。

 

 

 

 私は(・・)、その瞬間から『超越者』となった。

 

 

 

 人間という枠組み、いや、凡ゆる森羅万象や事象、概念総てを超越したその力は最早自分自身では計り知れないものだった。

 とは言っても、私は平気で人を殺す戦闘狂かつ殺人狂ではない(自称)ので、戦争が終結して以来、空間諸共次元を切り裂いて別世界へ赴いたりしてのんびり過ごしていた。力を試す前提で人を殺しまくっていた事は否定しないが。あれ? それだと殺人狂じゃないですかやだー。でも性格が赤屍さん寄りになっちゃってるし、しょうがないね♂

 

 勿論、赤屍さんを見習って運び屋をしているし、医者として様々な人に施術を施してやっている。

 しかしあれだね。超越者って案外便利なものだよ。不老不死だし、意思の力で総てを超越したから思考もそのままだし。『死』だけは理解出来ずイメージすら出来ないけど。

 あと試しに全力(限界は見えないけど)で赤い剣(ブラッディ・ソード)を更木剣八の両手ゴリ押し剣道みたく振るったんだけど、星が綺麗に真っ二つに割れたよ。ついでに宇宙も。その後その宇宙は消滅した。

 

 ……なんじゃこりゃ。

 

 これは危ないね。漫画の中ではdies irae程の宇宙規模戦闘が無かったからどんなものかと思って試したのだが、想像以上だった。まあ雷帝も全力出したら世界が滅びるし、こんなものか。

 というか蛮ちゃんよくこんな化物倒せたな。凄えよ蛮ちゃん。結婚しよ。……無理だけど。

 

 まあそんなこんなで超越者となった私は今でも様々な異世界を転々としてのんびり過ごしてます。

 

 さて、これから話すのは転々と回っている異世界の中の一つの物語。言っておくけど、俺は転生者で今は赤屍さんである。転生者という事は前世でラノベとかも読んでたりアニメも観てたって事。

 そして特典無しだけど、壮絶な経験をして超越者になれた。寧ろ特典無しの方が良かった訳で。神様に出会わなかった事に感謝してます。

 それで、超越者となった私にだって漫画やラノベの原作キャラに会いたい願望くらいはあるのですよ。とはいえ、赤屍蔵人というチートオブチートになってしまった以上、異世界でヒャッハァーはそう軽々しく出来ない。

 あ、この話とは関係ないけど、バビロンシティに赴いた事もあるよ。無限城もだけど。但しそこには原作の赤屍さんがいたので銀次や蛮ちゃんその他のキャラには会ってない。え、何故かって? そりゃあ原作の赤屍さんとバッタリ出くわして、原作赤屍さんが「誰だ」と警戒している所に、

 

「私だ」

「お前だったのか」

 

 とかコントやった後に大惨事大戦が勃発したからです(笑

 いやぁ、やっぱり強いね原作赤屍さん。お互い相討ちで終わりましたよ。まあその隙を突いて次元斬り裂いて別宇宙に戦略的撤退しましたとも。原作赤屍さんなら普通に追って来そうで怖かったけど、そんな事は無かったでござる。

 まあそういうぬちゃぬちゃな出来事があったりして、私はある異世界にやって来た。

 

 その世界とは、生体超化ナノマシン別名、『黎明の星紋(ルキフル)』を適合した者に投与し、人間の限界を遥かに超えた身体能力を得るものが存在する。

 そして超化された精神力によって己の魂を『焔牙(ブレイズ)』という武器に具現化出来る。

 ラノベを読む人であれば、知っている人もいるだろう。

 

 

 『アブソリュート・デュオ』

 

 

 私の前世の世界でもアニメ化されたラノベ作品の一つである。私が好きだったラノベの一つだ。ユリエたそ可愛いndndしたい。

 超越者とはこれまた便利で、完全記憶能力も有している。インなんとかさんが登場するとあるシリーズの第一巻では小萌せんせーが言うには、百四十年くらいの記憶が収まる程に人間の脳の容量は多いらしい。まあ私は超越者なので安心院さんのように三兆年生きていても問題ナッシングだけどね。

 なので、私はラノベの内容を覚えている。所謂原作知識だ。言い忘れていたけど、超越者になる前は前世の記憶が薄れていたのは事実。しかし超越者となった瞬間から前世の記憶も全て思い出した。やっぱり超越者って便利だよねー。

 さて、原作知識を持っている私としてはちょっとくらいの原作介入しても良いじゃないの〜? と思ってる訳です。ダメよ〜ダメダメ♡ と断られても力尽くで突破するからだいじょぶだいじょぶ。

 そこでだが、私が介入するとして、どのポジションで介入するのかが重要である。

 念には念を押しておくが、私は赤屍蔵人だ。まずこの風貌からして生徒側で介入するのはほぼ不可能なのは自明の理。誰が滅茶苦茶怪しい風貌と不気味な雰囲気を持つ生徒を迎え入れるんだっつの。あのロリじちょーの九十九朔夜ちゃんだってそんな事はしないだろう。

 

 ならばどうするか? 簡単だ。

 

 先生側で介入すれば良い。

 

 あのウサミミバニーガール先生も先生側だったし、一応主人公の敵ポジションに就いていた。それならば問題ないだろう。

 だが名前すら知られていない別世界からの侵略者(イカ娘ちゃうよ?)がいきなり先生側に就くというのは無理な話でゲソ。

 怪しさ満点の赤屍さんだから尚更だけど、ご都合主義という概念は超越者である赤屍さんには効かない。蛮ちゃんは別な。

 なので運良く融通を効かせて貰える程、現実は甘くないのでゲソ。赤屍蔵人になっても現実は非情なり。

 従って、ある程度の名前をその世界に売り込む必要がある。なので、私はその世界でも運び屋を始めた。アブソリュート・デュオの世界でも裏組織とか普通にあったので、そこで依頼をこなして赤屍蔵人の名前を売りました。十年くらい続けた。

 いや、やっぱり超越者だからか運び屋の依頼って案外楽しいものだよ? ヒャッハァー出来るし。やり過ぎて周りの反応が引き気味だったのも良い思い出です。

 そしてある日の事、運び屋を続けていた私にある依頼が届いたのだ。その内容は、

 

 

 

『絶対なる超越者である貴方には是非とも私、九十九朔夜を絶対双刃(アブソリュート・デュオ)の高みへと運んで欲しい』

 

 

 

 その依頼を見た私は、思わず薄く笑みを浮かべたのだった。

 

 

 




ここの赤屍さんはマイルドな赤屍さんです。
でも色々と戦闘狂かつ殺人狂なのは変わりありません(白目

どうしてこうなった(錯乱
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