艦娘の咆哮-WarshipGirlsCommandar-   作:渡り烏

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お久しぶりです。
なんとか形に出来ました!
言い訳は後書きで……。


日誌二十二頁目 ステビア海の火蓋

 

 

 

 

「やはり、分かっていても辛いものですね」

 

 F-22の損失1機だけと損害は皆無と言って良いが、それでも大鳳の表情は少し暗くなる。

 高性能化しているとは言え、未帰還機が出るのは戦場の常だが、それを分かってはいても彼女にとっては哀しい事に変わりは無い。

 幸いと言ってはあれだが、搭乗員の妖精は撃墜されて怪我を負うことはあっても死ぬ事はない。

 ただ今回は少なからず怪我を負うはずの妖精が、五体満足で元気な状態で戻ってきている事だろう。

 当の本人は甲板でサッカーボールを使って遊んでいた。

 

「今回の航空戦であちらの航空戦力は大分削れた筈です。

 こちらは二人がかりですが、油断せず着実に進軍しましょう」

 

「そうですね……、こちらの常識が通じないのはあの超高速戦艦で実感しています」

 

 シュトルムヴィントとの戦いは吹雪と大鳳の記憶に新しい。

 東京湾での事件を除けば、あの恐るべき超兵器との戦いに吹雪達だけで赴くのだ。

 負ければ後方の味方が襲われ、自分達も何をされるか分かったものではない。

 

「まずは私の航空隊で急襲し超兵器の気を引き付け、吹雪さんはその隙に接近して酸素魚雷を叩き込む、手順としてはこの辺りでしょう。

 幸い速力はこちらが優位ですし、一撃離脱を心掛けて戦えば勝機はあると思います」

 

「問題はあちらの装甲の厚さですよね……。

 尾張さん以上だとこの酸素魚雷でも通用するかどうか……ですけど!」

 

 そう言いながら吹雪は機関出力を上げて前進する。

 

「私達には尾張さんから教わった超兵器に対する戦術と、その心構えがあります!」

 

 この第十一号作戦まで、吹雪達は尾張を擬似超兵器として標的にし訓練を重ねてきた。

 最初こそ鋼・艤装を装備した吹雪達は、補給さえあればこの強大な艤装で何でも出来る。

 そう思えた。

 だが、3人が思ったそれを、尾張は真っ向から纏めて相対し、いくら単艦での性能が良くても、それを扱える技量と戦術……そして何より戦略の引き出しがなければ、猫に小判どころか豚に真珠になりえる事を、実地で叩き込んだ。

 数々の超兵器との戦いを経験してきた尾張の手数の多さは、今の各所に存在する戦艦艦娘よりも多い。

 ASROCや対空ミサイルを簡易対艦兵装として使用したり、時には急減速と急旋回の併用で砲撃の回避、その高機動力とCIWSの防御射撃で雷撃を避ける荒業も披露した。

 

 ―私達は補助兵装によって、通常の艤装を装備した艦娘とは一線を画しています。

 その強さには主兵装によるのもありますが、何より大事なのは補助兵装の癖を把握し、それを使いこなす技術、そして何よりも動物的な判断力と人間が持つ理性が必要不可欠です。

 その為に、私を本気で沈める勢いで向かってきてください―

 

 最初の演習を終え、そう言い放った尾張が自分達を見る目には殺気と闘志が宿っていた。

 ある意味で超兵器を超える兵器、それを構成する力の一端を使う吹雪達に彼女は、自らの力に溺れない様に、そして何より自らが嘗て人を乗せて動いていた『船』だったと言う事を、決して忘れないように教練で叩き込みながら演習を行った。

 

「『本当に恐れるべき敵は自分である』……、今まで童話や物語ではよく聞く言葉ですが、何と無く出しか感じられませんでした。

 けれど、こうして自分の身になるとその本質が分かる気がします……」

 

 自動装填装置により撃っても即座に予備弾が装填され、既存の探信儀よりも遥かに優れた観測装置、そして今まで頼ってきた艦載機よりも優れた性能を持つ航空機。

 戦場でたらればは無粋だが、あの時この兵装があれば日本は西太平洋の覇者になっていた。

 

「尾張さんには感謝しなければいけませんね。

 仲間を思いながら戦える……これだけの事が、こんなにも尊いものだったとは今まで思いもしませんでした。

 きっと、尾張さんは良い乗員と艦長に巡りあえたのでしょうね」

 

「ライナルト・シュルツ少佐ですよね。

 近衛艦隊と言うエリートの中で優秀な艦長だったと聞いています。

 他にも通信長のナギ少尉、ドイツからの協力者である科学者のエルネヅティーネ・ブラウン大尉、帝国のスパイでありながら立派に副長の任を全うしたクラウス・ヴェルナー中尉。

 そして恩師である筑波貴繁大尉にその親友である天城仁志大佐、シュルツ少佐の上司であるアルベルト・ガルトナー大佐、……本当に恵まれた艦生だったのでしょう」

 

「だからこそ、尾張さんの負担を軽くしてあげないといけません!

 第二次攻撃隊発艦!目標、敵航空戦艦型超兵器ムスペルヘイム!」

 

 対艦兵装に換装した航空機が、大鳳のクロスボウ型の艤装から射出され、ボルトから変化したF-22、F/A-18E、F-35Bが大空へ舞い上がり、編隊を組んでムスペルヘイムが居るであろう方角へ飛んで行く。

 

「私に出来るのはここまでです。

 鋼艤装とは言っても単艦での航空攻撃で超兵器に対し、どれだけ損害を与えられるか分かりません。

 吹雪さん、貴女の酸素魚雷が決め手になると思います」

 

「わかりました!

 ……吹雪から前線司令部へ、これより駆逐艦吹雪は敵超兵器に対し肉薄を開始します!」

 

『こちら前線司令部、了解した。

 最良の健闘を祈る……失敗しても必ず帰ってくるのだ。

 生きていれば、また再戦の機会は訪れる』

 

「鍋島司令……それだけは出来ません。

 此処で負けたら、インド亜大陸や中東の人々が犠牲になってしまいます。

 それに、あの東京湾で思ったんです……ここで負けたら、後がないんだって」

 

 あの珍妙な偵察兵器を目にするまで、その重圧が吹雪に圧し掛かっていた。

 まだ尾張や利根達が居るとは言え、彼女達が駆けつけるまで東京にどれほど被害を与えるか、それを思っただけでも身震いがした。

 幸いにも超兵器ではなかったが、その一端の力を持った敵だったことには違いない。

 

「無謀なのは分かっています。

 ですけど、このまま尾張さんに任せてばかりでは駄目なんです。

 私達が強くなって、尾張さんが自分が居なくても大丈夫だって、そう思えるようにしないと!」

 

『吹雪君……』

 

「と言っても、スキズさんがいないとどうにもならないですけれどね」

 

 あははと軽く笑いながら吹雪はそう返す。

 そう、今の吹雪達の装備はスキズブラズニルと言う存在がいてこそだ。

 

(それだけじゃない、万が一尾張さんでも適わない超兵器が出てきたら……、その時は私達があの人を助けないと!)

 

 とうとう超兵器潜伏海域まで到達した。

 何故それが分かるか?それは海面に漂う漂流物が増し、電探にノイズが出始めたからだ。

 幸いスキズブラズニルから提供された水上探信儀は、未だにちゃんとしたレーダー画像を現しており、吹雪はほっと息を吐く。

 

(良かった。これで相手を先に捉えることが出来る!)

 

 画面の淵には大鳳から発艦した航空隊も映っており、吹雪が突入する前に彼らが先んじて攻撃を行う手はずだ。

 

(あっちには光学兵器があるって話だけれど、大丈夫なのかな?)

 

 戦艦の装甲を反対側まで貫徹するほどの威力を持った光学兵器、そんな物をまともに食らえば航空機など一瞬で蒸発してしまうだろう。

 

(航空機にも電磁防壁があれば良いのに……)

 

 自分に搭載されている電磁防壁、実体弾こそ防げないが光学兵器に対する防御力が飛躍的に上がる補助兵装だ。

 実体弾は攻撃力こそあるが散布界が広く、遅延装置をつけても狭めるのには限界があるが、その一方で光学兵器は水蒸気や塵を無視するレベルの出力ならば、狙った敵をほぼ確実に貫くことが出来る。

 尾張がシュトルムヴィントと交戦した際、その防御力を目にした艦娘は多く、吹雪自身もそれ見ていた。

 βレーザーⅡと呼ばれるレーザー発信機がもたらす幾筋もの破壊の光が、左右と上方から迫り尾張に当たる寸前、光の軌道が大きく変化し、空の彼方へ飛んでいくのを見たときにはわからなかった。

 だがあのイタリアの戦艦、リットリオの艤装の破損状況を見て、アレをまともに食らえばああなるのだと、まざまざと見せ付けられた。

 

「こちら吹雪、作戦海域に到達。

 これより上空警戒に移行しつつ、さらに接近したあと目標との接触を試みます!」

 

『了解した。

 ……武運を祈る』

 

 吹雪の報告を聞いて帰ってきた短い一言、だがその前に置いた僅かな間は、鍋島の色々な葛藤を表したものだと言う事を吹雪は感付いていた。

 通信を切り、記録・送信装置を稼動させる。

 改造を施したが、それでもこの世界純正の艦娘を用いた対超兵器戦になる上、今後に向けて出来るだけ多くのデータが必要になる。

 今まで艦娘に対して人間と同じように接してきた古参提督には、辛い選択をせざるをえなかった。

 

 

 

 吹雪がしばらく海原を掛けると、レーダーに光点が指し示される。

 電探妖精からの報告では、今までにない規模の反射率と影の大きさとの事だ。

 そして、その周りを取り囲むように大小様々な反応もある。

 どうやら超兵器一体だけと言うわけではなさそうだ。

 

「随伴艦!?超兵器だけでも手一杯なのに!」

 

 対超兵器用に改装されているとは言え、自分は所詮駆逐艦だ。

 

(私たった一人で……ううん)

 

 そこまで思案して頭を振り、恐怖心を無理やり押さえ込む。

 

(尾張さんは単艦で艦隊規模の敵を屠った事もあるって聞いた!

 だったら、私もこれくらいの事はしないと!

 それに大鳳さんの航空隊の援護もある!)

 

『……随分と小さき勇者だ』

 

「っ!」

 

 そんな矢先、通信が入ってくる。

 

『動揺する事もあるまい。

 私と戦う為に此処まで来たのだろう?ならば余分な問答など不要だ。

 しかし、この世界には尾張の様な艦船は居ない筈……、その力何処で手に入れた?』

 

(尾張さんがこっちに来ている事を知らない?

 鎌かけ?)

「知っているけれど、貴女には教えられない!

 大体、イタリアの艦娘達はどうしたの?!」

 

『ああ、あの娘等か。

 我が従属艦が軽く相手をしてやったまで、私は何もしてはおらん。

 ただ、この先にいる深海の者と少々遊んでいただけだ。

 陸上棲とあって通常の艦艇よりやや頑丈ではあったが、やはり脆いな。

 まだあの血気盛んな戦艦の方が楽しめたのだが……あいつも今では私の糧となった』

 

「うっ……」

 

 それはつまり食べたと言う事だ。

 その瞬間を想像しただけで吐き気を催す。

 

『安心しろ。

 私は疾風よりはまともな感性を持っていると自負している。

 あれは嗜虐こそ至高と考えていたが、私は物事を円滑に済ませたいのが性根だ。

 まあ、時折先程の用に息抜きはするがな』

 

 

 

「あれは超兵器という一つの生態系で成り立っています。

 深海棲艦か艦娘か、それに当て嵌めるのは無理です」

 

 

 

(やっぱり、この人たちは私達とも深海棲艦とも違う!

 全く別の存在なんだ!)

 

 過去に言った尾張の台詞を思い出して吹雪は改めて認識する。

 超兵器は自分達とは全く違う存在、尾張が言う超兵器母艦のフィンブルヴィンテルと言う惑星があり、他の超兵器達はその惑星の上で生きている単一生物である……と。

 

『……なるほど、覚悟は決まったと見える。

 では来るがよい、私と私の艦隊がお前を歓迎しよう』

 

 ムスペルヘイムがその台詞を吐くと同時に、けたたましくミサイル接近警報が鳴り響く。

 吹雪は即座にCIWSを起動させ、最大戦速で回避行動を取りながら敵艦隊に接近を開始し、前方の左右から殺到するミサイルの群れに対し、CIWSの射界を最大限生かすために吹雪はあえて真正面から突撃する。

 

『ほう?この戦法……さては尾張の奴がこちらに来ているな?

 そしてその速力……なるほど、あいつも来ているのか。

 となると武装もそれ相応と言う事になるな』

 

(こちらの状態が見えている!?)

 

『そんなに驚く事はあるまい。

 さきほどの空戦である程度察しは付いていたがな』

 

 吹雪の戸惑いに応えるようにレーダー画面に新たな光点が映る。

 反応の小ささから航空機を出撃させたのだろう。

 

『ならばこちらも出し惜しみをしている場合ではないな。

 この場でお前を叩き潰し、後ろにいる空母にも話を聞いてみるか』

 

 光点の数が増え続ける。

 そしてレーダー画面の約3分の1が、航空機のを現す光点で覆われてしまった。

 

「まだこれだけの航空兵力が!?」

 

『私の航空機格納庫はそれこそ巨大だ。

 先程の航空隊は小手先程度、これこそ私の航空部隊の真髄だ』

 

 雲霞の如く湧き出る航空機の群れに吹雪は畏怖を感じる。

 そこへムスペルヘイムがさらに言葉を重ねた。

 

『航空戦艦ムスペルヘイム、いざ参る。

 尾張の弟子よ、その身に刻みながら逝け!』

 

「っ!」

 

 ムスペルヘイムの航空隊が、ミサイルと共に吹雪に向かってくる。

 吹雪の対空兵装は152mm速射砲3基と35mmCIWS4基のみ、吹雪自身の機動力を加味しても、とてもではないがこの猛攻を掻い潜るのは至難の業である。

 だがそんな時吹雪の後方から新たな光点が現れる。

 

『またあの航空隊か!』

 

『貴方の相手は吹雪さんと私の二人だと言う事を思い出させてあげます』

 

 大鳳から再び発艦したF-22と、AGM-84H対艦ミサイルとAGM-154C(JSOW-C型)を限界まで搭載したF/A-18E、SDBを搭載したF-35Aの編隊が次々と吹雪の頭上を通過して行く。

 

「大鳳さん!」

 

『間に合ってよかった!

 すみません、装備換装に時間を掛けてしまいました!

 これより制空戦闘を行います!』

 

 大鳳が言った途端に、距離を詰めていたF-22のウェポンベイ・ドアが開き、AIM-120Cが六基放たれた。

 後続のF/A-18EとF-35AもF-22に続いて対空ミサイルを放ち、その後に対艦ミサイルの釣瓶打ちをし、一旦高度を上げて自分達を狙う誘導波を警戒する。

 空が瞬く間にミサイルが描く白線で埋め尽くされ、加速を終えた物から白線の尾が消える。

 狙われたのはF/A-18C、所謂レガシー・ホーネットと呼ばれる機体だ。

 F/A-18Eより旧型とは言え、その性能は現代戦でも十分に通じる。

 だが相手にした航空隊が悪かった。

 

『くそ、こちらのホーネットが!』

 

『私に所属している戦闘機隊は一味違います!』

 

 実際、大鳳の側には約1世代もの技術的優位がある。

 加えて早期警戒機であるE-2Cのバックアップもあり、電子戦においても着実に敵航空部隊を追い込む。

 この交戦でムスペルヘイム側が現時点で上げたジェット機戦力は壊滅し、残るはレシプロ機のみと言う制空権が取られた状態となり、残る攻撃隊も次々と大鳳の航空隊の餌食となってゆく。

 だが航空機はどうにか出来ても、接近ミサイルの方は自分でどうにかしないといけない。

 だが電子の救い手が吹雪を救うこととなる。

 対艦ミサイルに使われている電波帯に対し、吹雪の電子戦要員から知らせを受けたF-22と、吹雪自身の電子戦妖精が電波妨害を仕掛けたのだ。

 これによりシースキミングを行っていた大多数の対艦ミサイルの大半は海に刺さるが、掻い潜った残り5基のミサイルは、吹雪になお接近中であった。

 。

 

「対ミサイル戦闘、用意!」

 

 吹雪の声で152mm速射砲が自動照準を開始し対空砲弾を装填、CIWSも砲身を予測方向へ向ける。

 艤装妖精達も吹雪自身も、この艤装での初めての対ミサイル戦に緊張が高まるなか、ミサイルが速射砲の有効射程内に入った。

 到達まで3分もない。

 

「ってー!」

 

 吹雪が引き金を引くと同時に、砲身から夥しい数の対空砲弾が発射される。

 そしてミサイルの脇を通るコースにいた砲弾の近接信管が作動、多数の断片を散らしてミサイルにダメージを与えるが、ミサイルもそれなりに丈夫なもので、多数の断片を浴びてもなかなか落ちない。

 だがその努力の甲斐もあってCIWSの射程に迫ったときには残り1基となったが、着弾までの時間は5秒もない。

 

「ファランクス!」

 

 体を少し捻りCIWSの射界を広げる。

 それを待っていましたと言わんばかりに、CIWSがガトリング砲身を高速回転させスタンバイ、ミサイルが射程に入った瞬間に射撃を開始。

 

(お願い、落ちて!)

 

 刹那の時間で行われる迎撃に吹雪はただそれだけを願った。

 35mmAPDSを4500発/分と言う強烈な速度で撒き散らし、残り500mの辺りで迎撃に成功した。

 

「はぅ……っ」

 

 初めての対艦ミサイル迎撃に安堵の息が漏れるが直ぐに気を引き締める。

 既に敵艦隊との距離は砲撃戦距離に迫り、吹雪は改めて速射砲を敵艦隊に向ける。

 

「吹雪突貫します!」

 

『大鳳航空隊に、吹雪さんの援護を行わせます』

 

『そうでなくてわな……砲撃戦でケリを付ける。

 艦隊前進、踏み潰すぞ』

 

 三者三様の声が海原に響く。

 ステビア海での対超兵器戦がようやく幕を開けた瞬間だった。




現代戦は同規模国家同士の海上戦闘が無いので、シミュレーターや想像で書くしかないという事態に陥っておりました。
対艦ミサイルによる艦船攻撃は、フォークランド紛争とイライラ戦争での一件以来全く無いですからね……。
実際今回の対ミサイル戦闘は「かなり良い状況」での想定な為、現実にはまずありえない状況でしょう。
それもこれもチャフ・フレア発射機を乗せ忘れた私のせいでも在りますけれどね!
……ステビア海編終えたら吹雪の再改修を行うかな。

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