バカ達と憑依少年の秀吉物語   作:泡沫´

11 / 20


まず一言、 
投稿遅れてしまいすみませんでした(土下座)
秀吉「流石に二週間はな…。主もリアルが忙しいのは分かるが…」
それに…あまりうまく出来ている気がしないのですよ…。元から文章力は皆無ですが…
秀吉「主…、今日はネガティブじゃな。自業自得とも言えるが…」
肉体的にも精神的にもボロボロなのですよ…。

秀吉「取り敢えず、本文スタートするのじゃ。その間にまずはネガティブオーラを消せ」
はい…。そうさせていただきます…
秀吉「(本気で心配じゃ…)そ、それではスタートなのじゃ!」


始まり×テスト

時間は進み、気が付けば一年の月日が経っていた

あの四月の出来事から、雄二、康太、島田とよく話すようになった。

 

あの日から何ヵ月が経って、島田もそれなりに日本語も話せるようになってきた。

だから、お互いに自己紹介のようなものがしたいということで、幼馴染みメンバーと文月学園メンバーが始めて全員揃うことになった

 

まあ…何も変なことが起こるはずないと思いたかったがのう……

 

 

 

…………

………

……

 

 

「初めまして。アタシは木下優子、秀吉の双子の姉よ。よろしくね」

「小鳥遊鏡花…秀吉たちの幼馴染。あらためてよろしく」

「ワシもしたほうが良いのか…?木下秀吉じゃ。何度も言っておくがワシは本当に男じゃからな。そこのところよろしく頼むぞい」

「みんな分かってると思うけど、吉井明久だよ。僕も秀吉たちと幼馴染で、秀吉と優子さんとは幼稚園からの付き合いだよ」

 

「初めまして。私は内海慎人だよ。よろしく頼むね」

 

…そう言った男の両手には謎の発明品が握られていた

 

 

 

「…この可笑しなものを持っているのが内海、『内海慎人』じゃ」

「普段何するか分からず、大規模のサプライズしたり実験したりする問題児よ」

「…それでいて頭脳は私たちの中でもトップ。いつもありえないって思っているけど」

「さらにドSなところもあるからワシらはあやつを『ドS軍師』と呼んでいる」

「内海君の被害にあった人は僕たちも含めて大変な目にあってるから…」

 

 

『はあ~…………』

「お前ら、大変なんだな…」

「…………苦労している」

 

 

「やっぱり君達酷くないかな」

『お前が言うなー!!!』

 

 

 

 

         ☆

 

「…寡黙キャラが二人」

「…コクコク」

 

小鳥遊と康太。普段の姿だけ見ればこやつらは似ておるじゃろう。しかし……

 

「えっと……」

「鏡花さんはどちらかと言えば…」

 

 

「はい。秀子ちゃんの写真」

「…フフフ、あっははははははは!!!」

「「「!!」」」

 

「小鳥遊は一度笑い出すと止まらないのじゃよ。もうワシらにとっては日常茶飯事じゃよ」

「どちらかと言えば、寡黙キャラと言うより面白キャラって感じかな」

 

 

「ところで内海よ。なぜお主その写真を持ってきておるのじゃ」

「小鳥遊さんや君に何か使えるかと思って常に持ってるよ」

「このドS!」

 

 

 

 

 

 

「明久よ。一旦向こうで内海と話していてくれ」

「えっ?うんわかったよ」

 

…この二人の話は決してこの男に聞かせてはならぬ話じゃからのう

果たしてどうなるのか…

 

 

 

 

          ☆

 

「ねえ、木下が男ってことは解ったわ」

「そう。それなら良かったわ」

「じゃあね、一つ聞かせて。木下さんは吉井のことはどう思っているの?」

「どうって…」

「やっぱり…好き…なの?」

 

 

「アタシってそんなに分かりやすいのかしら…? うん。島田さんの言うとおり、アタシは明久君のことが好きです」

「そう…。やっぱり…」

「島田さんはどうなの?」

「うん…、どうなのかな。

ウチは吉井のことは好き…なんだろうけどね。それは友達としての好意だと思うの」

 

「だから!ウチは木下さんのこと、応援するわ!!」

「島田さん……」

 

 

「それに…、 (吉井も木下さんに好意を持っているみたいだしね)」

「それに?」

「…ううん。なんでもないわ!そうだ。ウチのことは美波でいいわ!」

「わかったわ。アタシのことも優子って呼んで、美波」

「わかった。よろしくね、優子!!」

 

 

 

 

          ☆

 

「ふー。何とかなったみたいじゃな」

 

島田は姉上を応援するようになったか。そして、姉上はやはり鈍感じゃな…。島田が不憫に思えるわい。

 

島田にもまだ心の奥では明久のことを想っていたのじゃろう。ただ…

 

 

 

姉上の気持ちと明久の気持ち、二人の気持ちに気付いてしまった。

 

 

これは、今の島田にとって辛いことじゃろうからな。

自分の気持ちがはっきり分かる前に知ってしまったんじゃからのう。

うむ…………、

 

「大丈夫…じゃろうか……」

「大丈夫だよ」「うおっ!」

後ろからいきなり小鳥遊が話しかけてきた

 

「島田さんのことでしょ」

「まあのう…」

「確かに島田さんにはまだ諦めきれない部分があると思う。でもさ…

 

 

 

自分が好きになった人には、幸せになってほしい。

 

 

 

そうゆうことだと思うよ」

 

 

「そう、か…」

「秀吉は深く考えすぎだよ。彼女がちゃんと自分で決めたことなんだから。これはもう彼女にしか決められないことなんだからね。お節介をやくのもほどほどに」

「お節介やきのつもりはないのじゃが…」

「なんだかんだで、秀吉も明久君レベルのお人好し、だね」

「なぬ!」

 

 

 

 

 

「なあ秀吉。お前は小鳥遊のことどう思ってるんだ」

突然雄二がこのような質問をしてきた

 

「…どうゆう意味じゃ?」

「とぼけんなよ、お前小鳥遊のことが好きなのか」

 

 

「やはりお主明久にそっくりじゃな」

「はっ!?」

「その質問、前に明久にも聞かれたことなのじゃよ」

 

 

「あの時にも言ったが、ワシにとって小鳥遊は恩人。そして誰よりも大切な人じゃ。恋とは少し違うのじゃよ」

「……」

「どうしたのじゃ?」

「いや…なんつーか、眩しいっつーか…」

「自分が向き合えないからか」

「っ!! 何でそんな見抜かれんだよ」

「似ておるのじゃよ」

「秀吉にか?」

「いや…ワシではないのじゃ…」

 

そう。似ているのは“ワシ”ではない。そっくりなのは…、

 

 

 

(ココに来る前の、 “俺” に…)

 

 

 

 

「…………おい、秀吉」

「!? …何じゃ?」

「いや…何か変な眼してたぞ。どうかしたのか」

「…何でもないのじゃ。まあとにかく、ワシらのこれは恋愛のそれとは少し違うのじゃよ」

「ふーん…。まあいいか」

「お主から聞いてきておいて…」

 

 

 

「(なんか隠してるみてーだな。秀吉が抱えているモンに関係していることは分かるが…、

 

今の俺に似ているやつ、か。

 

 

 

まっ、謎だらけだが、これから見つけてばいいことか)」

 

 

 

坂本雄二は、少しずつ秀吉の心の内に近付き始めた

それを知ったときどうなるのかは、まだ誰にもわからない

 

 

 

 

 

          ☆

 

人の気持ちが大きく変わっていった一年間も終了し、一年生の集大成 振り分け試験の日となった

 

 

「よーし明久 テスト前の小手調べだ!」

 

 

「『三権分立』は『司法』と『立法』と もう一つは何で成り立つか?」

 

「ふ……あまり僕を見くびらないでくれよ雄二……

 

……二つまでは絞れる」

 

「ほう 二つ…?」

 

 

「『憲法』か『漢方』のどっちかだったはず……」

 

 

「……『行政』だ」

 

「あ それじゃウチからも~!

では基礎問題! 「CH₃COOH」とは何でしょう?」

 

 

「…………英語は苦手なんだ」

「え……?これ英語じゃなくて化学…」

「じゃあ僕こっちだから!」

 

 

明久は走り去っていった

「吉井…ホントに大丈夫なの…」

「うむ…ワシも姉上と一緒に勉強を教えたのじゃがな。かろうじて歴史科目の点が上がっただけじゃからな」

 

ここ一週間、ワシら姉弟が交代しながら明久に勉強を教えた。小鳥遊も内海も、成績は良いが人に勉強を教えることは得意ではなかったのでワシら二人で行っていた

小鳥遊は口数が少なく、説明も短いため明久では理解が追い付かず。

内海の場合はまだ最初のほうは教えているが、途中からヒートアップして理論やら公式やらを永遠と言い続けるようになってしまい、明久の頭がパンクしてリタイアしたため教えることは無理と判断した

 

内海本人は納得がいかないようじゃが…。あの説明では明久に理解させることは無理じゃ

 

 

 

 

何時間か経ち、最後の教科となったとき

 

ガヤガヤ ザワザワ

 

隣、つまり、明久のいるクラスが騒がしくなった

 

 

「(遂に原作のスタートか…。いよいよ始まるのじゃな)」

と言っても、原作とは大きくかけ離れているがの…

 

 

そう思い、粗方書き終えている回答用紙に手をかけて

 

 

 

 

 

 

 

      名前の欄を消しゴムで消した

 

 

「うむ」

 

 

         ☆

 

 

ワシらが文月学園で過ごし二度目の春を迎えた

 

 

「木下姉弟」

校門の前に、体の大きいスポーツマン然とした男が立っていた

 

 

「「西村先生、おはようございます(なのじゃ)」」

 

「ほらっ。お前たちの結果だ」

 

 

『木下秀吉―――――――Fクラス』

 

『木下優子―――――――Aクラス』

 

 

「木下姉は文句無しだが…、木下弟、これはどういうことだ」

「Fクラスには明久たちが居る。ワシはあの空気が好きなのでな。それに……」

 

 

 

「内海と同じクラスになるのはあまりうれしいことではない」

「それは同感ね」

「たしか幼馴染ではなかったか…?」

「幼馴染じゃからこそあやつの近くは危険なのじゃ」

「昔から予想できないことしかしない人だから」

「姉上も気を付けるのじゃぞ。確実にあやつはAクラスじゃからな」

「大丈夫。もう諦めたわ」

 

「「はあー………」」

 

 

「…分かった。何かあれば言ってくれ。相談くらいは聞いてやろう」

「「ありがとうございます……」」

 

 

小鳥遊はともかく、内海は必ずAクラスでワシ達が挑んでくるのを待つじゃろう

おそらく、ワシらにとって一番の壁となるのはあやつじゃ。あやつを出し抜けるかどうか、それが問題となるじゃろう。だがな…

 

 

ワシももうこの世界の住人なのじゃ。

 

だったら、

 

 

最後までバカらしくても

 

 

 

 

この物語/世界を

自分らしく生きていこうじゃないか!

 

 

 

秀吉憑依生活十七年目、原作一巻の始まりと共に、あらためて自分のしたいことを見つけた

 





ひでコバ、始まります。
秀吉「(ネガティブは直ったが依然テンションは低いのじゃ…)」

今回のゲストは木下優子さんと島田美波さんです。
優子「主、大丈夫なの?」
秀吉「前書きよりはましじゃ。先程までネガティブオーラ全開じゃったからな」
ええ、大丈夫ですよ!ブルブル
秀優美「(不安…)」

さて、トークへと参りましょうか。と言っても何となく話の内容は分かる気がしますが…

秀吉「明久に対する気持ち…か」
優子「ねぇ。アタシってそんなに鈍感?」
秀主「鈍感じゃ(です)」
優子「主まで言わないでちょうだい!」
秀吉「いや…流石に、のう…。島田が不憫に思えるのじゃ」
美波「ウチはそこまで気にしている訳じゃないけど…」
秀吉「お主も気付いてしまったのじゃろう。姉上の、明久の、そして…自分の」

美波「……うん。でも、ホントにウチは吉井のことをちゃんと好きになっているわけじゃないの」
秀吉「…大丈夫なのか。お主は…」
美波「木下は心配性ね。大丈夫!」


美波「ウチはもう決めたの。吉井も優子も、どっちも幸せになってほしいってね。だからウチは恋人とかじゃなくて、二人の友達で居たいの…」
秀吉「そうか…」


優子「えっと、さっきからなに話しているの?」
秀吉「姉上、聞いてたのか…?」
優子「えっと、聞いててもよくわからないんだけど…美波がどうしたの?」

秀吉「……駄目だこの姉。自分に鈍感はともかく他人に鈍感なのはさらにたち悪い。これは直さなかったワシたちが悪いのか…?」

悪いのはこんなキャラにしてしまった私ですよ…フフフ…
秀吉「なぜ自らネガティブに向かっているのじゃ!」

美波「取り敢えずここで締めるわよ」
秀吉「…うん」

秀吉「次回にはネガティブも収まっているはずじゃ」

秀優美「次回もお楽しみに!!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。