私は帰ってきた!!!
秀吉「いったい何か月ぶりじゃ」
大体五ヶ月ぐらい……。忘れられてるかな。
秀吉「…まあ、ちゃんと書くことが出来たのじゃ、よく頑張った主」
ありがとう、秀吉君。これからもがんばります!
秀吉「うむ。その意気じゃ」
さて、今回は・・・秀吉君……。
秀吉「…………何じゃその顔は」
頑張りなよ、いろんな意味で。
秀吉「いったい何があるのじゃ…」
二年生初日、Dクラス戦が終了した。
このような戦が後少なくとも二回行われるのだな…。
……まあワシは参加しておらぬが。
「なあなあ!」
一騎討ちが行われた後から、何故かは知らぬが明久が壊れていた。ホントに何があったのか。
「なあっておい!」
…………。
「誰じゃさっきから!?」
「オレだ!」
「知らぬわ!!」
誰じゃこやつは。とりあえずワシの知り合いではないな。
一人称が“オレ”の女子でオレンジ色の髪、む?どこかで聞いた気がするが…。
ポク ポク ポク ・・・・・・・・・・・・・・ チーーン!!
「ああ、お主明久と一騎討ちしたDクラスの女子か」
「お!お前吉井の友人か!」
「友達じゃ。で、何の用でここに来たのじゃ?」
もうDクラス戦は終了したし、特に何かすることも無いじゃろう。一応Dクラスとは締約を結んでおるからな。心配するようなことは無いと思うのじゃが…。
「吉井のやつ探してんだけど、どこにいるか知ってるか?」
「明久ならもう帰ったぞ」
「はあっ!?」
「当たり前じゃろう、今何時だと思っておるのじゃ」
現在の時刻:六時半
「ワシは部活があったし、お主はなぜこの時間に」
「いや、オレは運動部の助っ人をしてて・・」
「この時間に居るのはワシらみたいに部活で残っている者だけじゃろう。もしくはAクラスあたりが残っているぐらいか」
この学校は腐っても進学校、いろいろと問題があるが優秀な人材をそろえている。まあ、中には例外も居るが・・。
部活動もそれなりには出来ているが、やはりこの学校の目玉は試験召喚システム、学校の上層はそっちのほうに集中しておる。・・まあ、評判を落とさないがために色々とやっているようなところがあるが。
「で、明久に何か用でもあったのか」
・・・何故か知らぬが、こやつと戦った後に帰ってきた明久の目が虚ろになっておったし。ホント何があったのじゃ。
・・・・・やっぱり聞かないほうが良いか……。
「帰り一緒にどっか寄らないかって誘おうと思ったけど、助っ人に行かないといけなくなってな。一応助っ人終わってから教室に来てみたんだ。けど、やっぱいないか」
ふむ・・。
「そういえばお主名前は?」
「ああ、言ってなかったか。オレは恋奈、橙木恋奈だ」
「ワシは木下秀吉。明久の親友じゃよ。よろしくなのじゃ」
「おう!よろしくな木下!」
「秀吉で構わぬぞ」
「そうか!よろしくな秀吉!」
? 何か視線を感じる?
「(ジーー)」
いた。灰髪少女が。
「た、小鳥遊?」
「……女の子みたいな男と男っぽい女の子、不思議な光景・・」
「はっ?」
「小鳥遊!!!!」
「……」
ワシと橙木を見比べる。何じゃ。
「……二人、正反対だね」
「そうか?結構気が合いそうな感じがするが」
「おい、小鳥遊?」
「……ひょっとして、お人好しって言われない?」
「んん?ああ、部活の助っ人に行ったとき言われたことがあるな。オレ、別にお人よしじゃないんだけどな」
「……やっぱり似てるかも・・」
「どっちだよ!」
「ふふっ・・」
「・・・・お主ら初対面じゃよな……?」
そして、どこかで聞いたのと同じような話じゃな・・
「うん。やっぱりそっくり。秀吉の女の子バージョン?」
「いや、それはない」
うむ、そこはさすがに否定する。というか想像したくないことじゃ。
「私、小鳥遊鏡花」
「ああ、橙木恋奈だ。よろしくな!」
「うん、よろしく。あ、私も明久君の幼馴染だから、何かあれば連絡する」
そう言って懐からケータイを取り出した。これはワシも出さねばならないか。
「秀吉も早く」
「ワシは強制か。まあ出すが・・」
カバンからケータイを取り出し、連絡先を交換した。
☆
「じゃあまたな!Dクラスにも遊びに来てくれよ!!」
かれこれ数10分話したところで、橙木とは別れた。
「ところで小鳥遊、お主も部活帰りか」
そう言うと小鳥遊はゆっくりと首を縦に振った、そうか……。
「そうか。なら、家まで送るぞ」
「・・・・えっ?」
「こんな時間じゃからな。さすがに一人で帰るのは危険じゃ。駄目か?」
「いいけど・・・」
「何じゃ、何か問題でもあるのか」
…嫌な予感が、
「……秀吉を女の子だと思って余計に来ちゃうかも・・・」
「ぐはっ!?」
小鳥遊っ!!言ってはならんことを!!!
「……うん、ごめん秀吉。でも・・・」
「ん…?」
「頼りにしてる。秀吉のこと、信じてるから」
その時に見せた小鳥遊は、いつも見せる顔とは違って、どこか儚げだった。
ただ、ワシはその顔を忘れることはないだろう。
あの笑顔だけは、絶対に。
「・・・・ うむ。なら、帰るぞ」
「…うん!」
「……秀吉、顔、赤いよ…?」
「言うな……」
☆
色々あったが、特に何かが起こったわけでもなく、無事小鳥遊の家についた。
で、現在どのような状況かというと・・・・、
「秀吉君!! この服着てみて! 絶対に似合うから!!」
「嫌なのじゃあ!!!」
女性服を着させられそうになっている。
今服を持って追いかけてきているのは、小鳥遊の母、『小鳥遊鈴花』さん。
おそらく、ワシの両親同様、逆らうことさえできない人だ。
そして、ワシはこの人と関わって女装させられなかった経験が無い、少なくとも中学に上がってから。
「はあ…、 はあ… 」
結局、今日も抗えなかった…。
「秀吉君、晩御飯ここで食べてく?」
「いえ、今日は家に帰ります。姉上を待たせるわけにはいかないので」
「そう・・・」
「ありがとうね、秀吉君」
「何故ありがとう、などと?」
「・・・・・ううん、なんでもないわ。これからも、あの子のことよろしくね(ボソッ」
「……うむ、もちろんなのじゃ!」
そう話していると、小鳥遊が廊下の奥から歩いてきた
「?? ……何か話してた?」
「「いや、なにも」」
「?????」
side小鳥遊
「ではな小鳥遊、また明日」
「うん…、また明日」
そういって秀吉は帰っていた。
「いやー秀吉君は相変わらずカワイイねえ」
オジサンみたいなセリフ……。そしてなんかゴメン秀吉……。
「オジサンみたいって思ったでしょ」
「……なんでわかるの」
「母親ですから。あなたの考えてることは何でもわかるわ」
「……」
やっぱり、私はこの人に勝てそうにない。
「秀吉君とはどう?」
「どうって?」
この人は何を言っているのだろうか。何か勘違いされてる気がするけど。
「あらあら…」
(鏡花がこんな具合ならきっと秀吉君もこんな感じなんだろうなあ~~)
「鏡花」
部屋に戻ろうとしたときお母さんに呼び止められた。
「……何?」
「もう、平気?」
………。
「・・・・うん、大丈夫」
自分の部屋に戻ってベッドに座り込む。そしてため息を吐いた。
「さっきはああ言ったけど……」
・・・・・嘘だ。
私はまだ……、こわい。
みんなが消えていくのが、こわい。
「秀吉・・・」
涙がポタポタと手のひらに落ちてゆく
彼女の眼は、再び青く濁り始めた
ひでコバ、今回も張り切っていきましょう!!
秀吉「のじゃ!!」
……それ何?
秀吉「次のゲストに言わせる」
……君、段々クロくなってきてるね。
優子「……私たちもしないといけないの…?」
美波「ウチはやらないわよ…」
秀吉「言うのは毎回ゲストのうちの一人が言う。今回はワシが言ったから姉上たちは言わなくてよいぞ」
なにそのこだわり!?
あらためて、今日のゲストは木下優子さん、島田美波さんです!
秀吉「ところで、なんでこの二人なのじゃ?」
うん?明日は何の日だい秀吉君。
秀吉「バレンタインデーじゃろ」
明日、番外編出します。主にこの二人中心の。
秀吉「…それ、言ってよいのか?」
まあ、明日のお楽しみということで・・。期待しないで見てほしい。
秀吉「良いのかそれで……」
本編は……鏡花ちゃんのところは、まあ…。
優子「大丈夫よ、秀吉がいるもの。なんとかするわ」
美波「そうね、木下ならなんとかするでしょ」
秀吉「・・・」
頑張りなよ、主に次は。
秀吉「……うむ、頑張る」
優子「…主、この辺りで終わらせるわよ」
ええ、しめましょうか。
番外編出した後も何とか早く出します。その時は楽しく見てほしいです。
それでは!
『次回もお楽しみに!!』