バカ達と憑依少年の秀吉物語   作:泡沫´

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小学生編 始まり×出会い

口調を変えての学校生活一日目、

 

「みんな、おはようなのじゃ!」

『!?』

 

結果、

 

「秀吉君可愛い!!」ナデナデ

「ホント!もう一回今の話し方でしゃべってみて!!」ナデナデ

「なっ何をする!?止めるのじゃ!!」

 

君付けには成功したが…、扱いは変わらず、女の子…というかむしろちっちゃい子ども…

 

 

「…まあ、『秀吉君』って呼ばれるようになっただけまだましな方だと思うよ」

 

「そうね。男の子と認められてはいるんだから、良かったじゃない。って、秀吉?」

 

 

「…ワシは男の子、女の子でも男の娘でも年下の子でもないのじゃ…」

 

 

「どうしよう…秀吉自分の世界に入っちゃったよ」ボソッ

「明久君、秀吉に何か言ってみてよ」ボソッ

 

「えっ!?わっ分かったよ」ボソッ

 

「ワシは…、」

 

「秀吉!」

 

「!? なんじゃ明久…、」

 

「大丈夫だよ!これから判ってくれる人が出来るから!!」

(その言い方だと今は出来ないって言っているのと同じよね...)

 

「…そうじゃの。すまんのじゃ明久!!」

(あれ?感謝している…)

 

 

心が壊れそうだった二年生も終わり、三年生へとランクアップした

今度のクラスは姉と同じクラスになり、明久とは違うクラスになった

 

三年生からは体力づくりや体格を良くするために、筋トレやランニングを始めた。小学生が何をやっているのか…

今日もいつものように近所を走っていた。そこで…

 

「あの者は、クラスメイトの…」

 

 

「小鳥遊、じゃよな」

一人の少女と出会った

 

 

小鳥遊 鏡花、ワシのクラスメイト。普段ほとんど言葉を発することが無く、何を考えているのかが読めない、謎の少女。

 

ワシが視てしまったものは、

 

 

小鳥遊がネコと遊んでいた姿だった

しかも走り回っている姿を、だ。

 

 

「これは…見てはいけないものを見てしまった、のか?」ボソッ

 

 

「…秀吉ちゃん?」

 

「誰が秀吉ちゃんじゃ!!ワシは男じゃ!!って」

何でバレているのじゃ!!

 

「いやっ、ワシは何も見てないぞ」

 

「…それ、見ていたって言っているのと同じだよね」

 

「しまったのじゃ!?」

いつからワシは明久のうっかり属性を受け継いでしまったのじゃ~!?

明久(えっ!!)

 

「…フフ♪」

 

「…む、初めて笑ったのぉ」

 

「…えっ?私、笑ってた?」

 

「うむ。可愛いかったぞ。って、ワシは何を言っておるのじゃ!!」

 

「えっと、ありがとう?」

 

「疑問形になっておるぞ…」

今ワシの顔は少し赤くなっておろう。なぜなのじゃ?

 

 

「秀吉君はどうしてここに?」

 

「うむ?ワシはランニングをしていての。その途中でお主を見かけたのじゃ」

 

「小学生が何をやっているの…バカ?」

 

「お主、はっきりと言い過ぎじゃろう!!」

まあ、ワシも分かっていることじゃが…

 

「ところで、なぜワシが居ると分かったのじゃ?」

 

「えーっと、勘?」

 

「勘、じゃと!?勘でワシの名前が出たのか!!」

 

「嘘」

 

「嘘か!!」

 

「フフ!!」

 

「笑うな!!というよりワシで遊ぶでないわ!!」

 

「あっははは!!」

 

「笑うでない!!」

 

 

笑い声も収まり、

 

「どうして気づいたかはもう聞かぬ。だがお主はこんな朝早くに何しておったのじゃ?」

 

「なんとなく…、」

 

「なんとなく?」

 

「なんとなく、誰かと会える気がした」

 

「なんじゃ、お主は予知能力者なのか」

 

「違う」

 

「まあそうじゃろう--」

 

「かもしれない」

 

「なんじゃ!!」

 

「あっははははははは!!」

 

「お主!!またワシで遊んでおるな!!」

 

「あっはははははははは!!!」

 

「笑うでないわあぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

「はあはあ…」

 

「大丈夫?」

 

「だ、誰のせいだと思っておるのじゃ…」

 

「ふふ♪」

 

「…楽しそうじゃな」

 

「…うん!楽しい!!」

 

「…………」

 

「顔赤いよ?大丈夫?」

 

「いや何でもない、大丈夫じゃ」

不覚にもドキッとしてしまった

 

「そういえば、今回で話すの初めてだよね」

 

「うむ。初の会話で弄られまくりであったがの…」

 

「こうやって楽しく会話するの、久しぶりだったから…」

 

小鳥遊、お主…、

 

「だからね、今、すごく楽しいの!!」

 

「……」

 

「どうしたの?」

 

「…お主に何があったかは聞かぬ。知り合ってすぐ、なのだからの…」

 

「…」

 

「だから、その、だな…」

 

 

「お主のことがもっと知りたい。だからワシと…」

 

 

 

「友達に、なってほしいのじゃ!」

 

 

「…」

ど、どうじゃろうか?

 

「…今のセリフって告白、みたいだね」

 

「む!?い、言われてみれば…」

少し恥ずかしいのじゃ…

 

「…でも、嬉しい?」

 

「じゃから、何で疑問形なのじゃ…」

 

「自分でもよく分からない、感情って。でも、」

 

 

「これはたぶん…、ううん、絶対」

 

 

「嬉しい、です…」

 

 

「うむ。」

 

「はい…私の、友達に…なってください!!」

 

 

「うむ!!もちろんなのじゃ!!」

 

 

これが、ワシと不思議な少女、小鳥遊鏡花との出合いであった

 

 




~人物紹介④~

小鳥遊鏡花《タカナシ-キョウカ》

今作のヒロイン。白系灰色のロングヘアーに薄い蒼色の眼をした少女。不思議な魅力が感じられる
楽しいことは、秀吉を弄ること
秘密が多い不思議な少女。

――――――――――――――――――――――――

秀吉憑依小噺《コバナシ》、始まりまーす!
秀吉「うむ!?なんじゃこれは!?」

はい!それではこの企画の説明を致します。
この企画は、普段は私と秀吉君、時たまゲストに来ていただき、設定の裏話とかを暴露したり、本人から感想を言ってもらう企画となります!!

秀吉「若干メタいぞ…主」

因みに、この企画では登場キャラは皆台本形式で書かせていただきます

秀吉「なぜじゃ?」

…正直いって難しくて諦めました

秀吉「そっそうか…」

…さて、気を取り直して、まず最初のお題は、ヒロイン登場です!!

秀吉「そもそも、なぜワシのヒロインはオリキャラになったのかのぅ」

これはですね、秀吉君の理解者が増えてほしかったっていうのもあるのですが、一番の理由は秀吉君を後ろから支えてくれる人が欲しかったからです

秀吉「ワシを?」

原作を読んで思っていたことがありまして、秀吉君は、前から手を引っ張ってもらったり、横から共に進んでくれる人はいても、後ろから支えをしてくれる人って家族や先生以外にいないんじゃないかって思いました。もちろん個人の考えですが…。
だからですね。秀吉君のヒロインにオリキャラを入れようと思ったのは…。

鏡花ちゃんの秘密も少しずつ明らかになりますのでこのような点からも楽しく観てもらえると幸いです。


さて、これからもテーマを絞ってゲストと共に話していきたいと思います。秀吉君これ読んでください

秀吉「うむ。次回はゲストに明久が来てくれるぞ。」

「「次回もお楽しみに!!(なのじゃ!!)」」
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