秀吉「前編スタートじゃ」
小鳥遊と友達になった後、ワシらは別れることとなった。ひとつの約束をして…
「小鳥遊、おはようなのじゃ!!」
「…うん!おはよう、秀吉君?」
「じゃからなぜ疑問形になるのじゃ…」
「…フフ!!」
「じゃから笑うなと言っとるじゃろ!」
「…ふふ!!」
「もう良いわ…(疲)」
(あっ、あの小鳥遊が喋っただと!?)
(しかも秀吉君と仲良さそうに話してる!?)
(というか絶対に仲良いでしょ!!)
見ていた他の生徒、皆仰天していたらしい
「つっ、疲れた…」
あの後、一日中ワシと小鳥遊の関係について根掘り葉掘り聞き出された
「…」
「…小鳥遊、お主は大丈夫か…?」
「…限…界…デス…」
今日の授業が終わり下校時間となった
「えっと、小鳥遊さんよね。私は木下優子、秀吉の双子の姉です。よろしくね♪」
「僕は吉井明久、秀吉の友達だよ。ところで…」
「小鳥遊さん…どうしたの?」
「(ビクビク)」ガシッ
小鳥遊はワシの後ろで服をつかみながらビクビクと震えていた
「ああ…。お主らは昼休みに来なかったからのぉ。何があったか知らんのも無理はない」
~秀吉説明中~
「…えーっと、それは災難だったね」
「まったくじゃ…」
「…小鳥遊鏡花、です…」
「やはり厳しいか?」
「…話すのは苦手」
「秀吉と話すのは平気なんだね」
「うん、大丈夫」
「それは良かったのじゃ」
「…弄りやすいし」
「む!?」
「ああそれわかるわ」
「小鳥遊!?姉上もひどいのじゃ!!」
「…あっははははは!!」
「「!!」」
「あぁ…。明久、姉上よ、こうなると当分笑い続けるのじゃ…」
「なんというか…おもしろい性格だね」
「秀吉といいコンビね…」
「それはワシを貶しておるのかの…」
「あっははははははは!!」
「お主もいつまで笑っておるのじゃ!!」
結論:小鳥遊を笑わせてはならない
さらにややこしくなるため
「姫路瑞樹です!!はじめまして!」
原作通り、明久は姫路と友達になったようだ
「きっ木下秀吉、正真正銘の男じゃ。よろしく頼むぞぃ」
「…小鳥遊鏡花、です…」
ワシらは震えながら自己紹介をした。なぜと言われれば…
「はじめまして、姫路さん。私は木下優子、秀吉の双子の姉です。秀吉共々よろしくお願いするわ」(#^ω^)怒
我が姉が恐ろしいオーラを出しているからだ
やはり明久はフラグを姉上にたてておったか…
しかし、
姉上は自分の気持ちに気づいている訳ではないようだ。現に
「私、何であんなにイライラしてたのかしら?」
と、帰る時に言ってたからだ
うむ、まあ弟として姉上の恋愛を応援しようではないか。姉上には幸せになってほしいからの。強制はしないがの…
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時は進んで二年経ち、五年生となった
小鳥遊とは別のクラスとなってしまった
まあ、姉上がついているから大丈夫だろうと思っていた
ワシは油断をしておった。ひとつの可能性を、忘れていたことに…
気づくことが、出来なかった…
「……」
「小鳥遊よ、何かあったのか?」
「……えっ?」
「暗い顔をしておったぞ」
「…ううん。何でもない」
「…」
「…先、帰る」
「小鳥遊…」
小鳥遊は足早に帰っていった
「…何か、あったの?」
「姉上…何か、知っていることはないか…」
「特に変わったことは何もなかったと思うけど…」
先ほどあやつがしておった眼、初めて話した時に一度だけなっておった、あの…
濁った青色の眼をしていたから
~一週間後~
「やはり、何かおかしい」
最近になって、小鳥遊がワシらを避けるようになっていた
「何かあったのか、いや…」
ワシは、何か見落としている気がする
このような展開を、俺は知っているはず
・
「あの時と同じなら…」
「秀吉?どうしたの?」
そうか!!
「明久!!頼む!ついて来てくれ!!」
「えっどこに?」
「とりあえずついて来てくれ!」
ワシらは向かった、
小鳥遊の教室に。
「あれ?秀吉君どうしたの?」
一人の女子生徒を見つけた
「すまぬ、聞きたいことがある」
もし同じならば…
「最近…
六年生が教室に来ていたことがないか?」
「え?」
「頼む!それらしいことがあったなら何でもいってくれ!!」
「ごめん…私はよく…」
「そうか…」
「確か、二週間位前だったかな、六年生の男集団が私達のクラスにやって来たことがあったよ」
後ろから声が聞こえた。その者は三年の時のクラスメイトであった
「それは、何人位だったか」
「えっと、七人、だったかな」
だとしたら…
「明久!!」
「えっ何!?」
「先生を見つけて来てくれ…」
「小鳥遊が…六年生のイジメの対象になっておるかもしれぬ」
「…えっ?」
「明久はそのことを伝えにいってくれ。ワシは…
単身、小鳥遊のところに向かう」
秀吉「後編に続くのじゃ!!」