バカ達と憑依少年の秀吉物語   作:泡沫´

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連続投稿です!
こちらの話を見る前に、前編を見てから閲覧してください!!

秀吉「それでは、後編スタートじゃ」


小学生編 救出×作戦

「待って、秀吉!今の話ホントなの!?」

 

「先ほどの話を聞いて確信した。…小鳥遊がワシらを避けておった理由も」

…あの時と全く同じならな…

 

「小鳥遊さんがいじめられているって…て!!だったら秀吉独りじゃ危険だよ!」

 

「分かっておる。じゃが…、これはワシがしなければいけないことじゃ。あやつの気持ちを気付けなかったワシの罪じゃからな…」

 

「それは違うよ!!気付けなかったのは僕も優子ちゃん達も同じなんだ「それでも!!」よ?」

 

「ワシにできることはこれだけなのじゃ。お主は足が速いから職員室まですぐに行けるじゃろ。ならばワシがする事は…

 

     とっとと助けて、連れて帰る、それだけじゃ。」

 

「…‥」

 

「頼む、行かせてくれ!」

 

「…わかった。でも、勝ってね、秀吉!!」

 

「うむ!!」

 

 

教室を飛び出し廊下を進んで行く、そして考える

こういう時は人のいない場所に行くはず、なら…、

 

「場所は体育館裏か!!」

 

 

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

「よし!!僕も早く先生に伝えないと!」

絶対に助けるために。友達のためだからね!

 

「ちょっと待ちなよ」

「へっ?」

 

話しかけたのは先ほど情報をくれた少年だった

 

「小鳥遊さんが危ないんでしょ?」

 

「そうだよ!!だから早く行かない「だったら、」」

 

「もっと良い手があるよ。時間がない、とっとと伝えるから、それに乗るのなら作戦の準備を急いでよ」

 

 ~~説明中~~

 

僕はその作戦を聞いて驚愕した

「…わかった。その作戦乗るよ!」

 

待っててね、小鳥遊さん、秀吉!!

 

 

 

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 ~体育館裏~

 

「よう、散々逃げ回ってくれたなぁ!!」

 

「…」

 

「まただんまりか。いい加減しゃべってくんないかなぁ」

 

「…」

 

「もう良いさ、無理やりにでも声出させりゃ良いじゃん」

「あの女男でも使おうか」

 

「!! 秀吉君に何する気!?」

 

「おっ、やっと喋った。その秀吉君はどうやら大切な人みたいだね」

「あの女男?男女?も同じような目に合わせりゃ良いんじゃね?」

 

「…秀吉君は絶対に巻き込ませない!!」

 

「誰かその秀吉君連れてこいよ。」

「まあまずは、散々逃げた無表情の後輩からにしましょうや」

「へいへい!!」

 

 

 

ずっと避けてた、巻き込ませないために、もう誰も、私のせいでいなくなったりしないために。

でも、やっぱり…

 

「助けて…、秀吉君…!!」

 

 

「ウガッ‥」

囲んでいた内の一人が吹き飛んだ

 

 

 

「もちろん、助けるぞ。」

 

そこにいたのは、

 

 

「友達、じゃからな!」

 

私の、誰よりも大切なヒトだったから

 

 

 

 

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

「キミが秀吉君かい?なるほど、確かに女男だな」

 

「うむ。確かにワシは木下秀吉、正真正銘の男じゃ」

お決まりのセリフじゃが、きっちり言わんとな。

 

「でっ?秀吉君は何しに来たんだ?」

「コイツと同じ目に会いに来たのかい?」

 

そんなもの決まっておる。

 

「助けにきた、そう言っとるじゃろ!」

 

「へえ…」

「七人にたった一人で勝つ気かよ」

 

瞬時に近づき、一人の腹を殴り付けた

「がッ!」

 

「勝つのではない。助けるのじゃ!!」

 

「ちっ…」「強い…だと!?」

 

「こう見えて、ワシは三年から筋トレをしとったのでな」

まだこの程度ならば!!

 

「おい!コイツがどうなっても良いのか!」

男の一人が小鳥遊を捕まえた、小鳥遊に手出しをされてたまうか!!

 

後ろ足で地面を大きく蹴りあげ、男に一瞬で近づき鳩尾に拳で殴り付けた

 

「ぐはぁ!!」

 

 

「ワシの、俺の、

 

   大切なものに、

     手を出すなぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

「秀吉君…」

捕らえられていた小鳥遊を取り返す

 

「ワシは、お主を守る。あの約束をした時からのぉ」

 

 

 ~回想~

 

「…秀吉君」

「なんじゃ?」

「…ひとつ、約束、してくれる?」

 

 

「…絶対に…勝手に居なくなったりしないでね」

 

 

「……はあ~、なんじゃその程度か」

「えっ?」

「誰がするかその様なこと…」

 

 

「ワシは、大切なモノを守る、そのためにココにおる。」

「じゃから、ワシはお主も守る、大切な友達なのじゃからな」

「その様なこと、気にするでない。そうじゃろ、小鳥遊。」

 

「……うん///」

 

 

               ~回想終了~

 

 

「約束を守る、ただそれだけのことじゃ」

 

「…うん。ごめん…。ううん…、ありがとう…!」

 

「うむ!!」

 

 

「ちっ、だがまだ五人いる。庇いながら戦えねえだろ!」

 

 

「それは秀吉一人だけの時だよ」

声がしたほうを向けば…

 

「明久!!」

「秀吉、手助けに来たよ!」

 

「お主!先生を呼んでないのか!?」

「うん…でもね、」

 

「一人増えたところで変わりゃしねえ。やれ!」

 

 

「倒されるのは君達ですよ」

「!?」

先ほど聞いた声…、

 

「さあ!五年生の兵士達よ、あの二人とともに六年のいじめッ子共を追い払え!」

 

『おお~!!!』ドドドドドォー

 

あやつはさっき情報をくれた少年か! それに、この者達はワシや小鳥遊のクラスの男子達…。

 

「彼がこの作戦をたててくれたんだよ」

 

 ~回想~

 

「このことを先生に知られたとき、秀吉も一緒に怒られる可能性がある」

「えっ何で?」

「そこは後でいいから…とにかくこのままだと秀吉君だけが大変だ。だからね…」

 

 

「向こうが数で攻めるならこちらもその上の数で追い払えばいい」

 

「…はい?」

 

 

「ココにいる男子達よ、話は聞いたか!」

「小鳥遊鏡花と木下秀吉の危機、君達はどうするかい?」

「決まってるぜ!」

 

「さあ!我らが五年生軍団よ!救出作戦を開始するぞ!」

『おおーー!!!』

 

               ~回想終了~

 

「とまあこのように…」

「なんじゃ…」

まあとりあえず、

 

「助かったぞ、親友よ」

「うん、もちろんだよ」

 

「ちっ、せめて一発だけでも!」

男の一人がこちらに向かってきた

 

ワシは明久と拳を揃えて、同時に前に突き出した

「「ぶっ飛べ!!」」

 

 

 

「ちっ…覚えてろ~!」

リーダーの男は仲間を連れて帰っていった

 

「ふう…」

なんとかなった、か。

小鳥遊は安心したのかぐっすりと眠っておる

 

「ありがと、明久」

「僕だけじゃないよ」

「そうじゃ、あやつは?」

 

「探しているのは私かい?」

「うむ。すまぬ、そして、ありがとうなのじゃ。

                   内海」

「私もお礼はいらないよ。知り合いのピンチなんだ、助けるさ」

内海…

 

「あっ後、」

 

「あの六年生共のこと、すでに先生に知らせておいたから!!」ニッコリ

……鬼がおった…

 

 

 

「秀吉君、小鳥遊さんを送ってあげなさい」

「あっじゃあ僕も…」

「キミはダメです!」

 

「む、よく分からんがわかったのじゃ」

 

と、いったことがあり、ワシらは小鳥遊の家に向かっている

…小鳥遊を背負いながら

簡単に言えば…、おんぶである

 

 

今回のことは、ワシらの親全員に伝えられたわけではないが、ワシの両親と小鳥遊の両親、そして六年生の両親が集められた、

そこで起きたことは…こっ、怖くて思い出したくはない…!

言えることは、ワシらの母がおもいっきりキレたことと、うちの母と小鳥遊の母は似た者同士であったことだけである。二人とも笑顔でウフフ、アハハとしか言わなくなるのだ。本気で怖かった……

その二人から…

 

 

「そうね。秀吉君、鏡花ちゃんを送ってあげなさい」

 

「秀吉君なら、うちの鏡花ちゃんを任せられるからね」

「そうですね♪あっ!秀吉君、鏡花ちゃんをおぶってあげなさい」

「「ウフフフフ♪」」

 

と言われてしまったからこの状況だ

小鳥遊も未だぐっすりと眠っておる

だがまあ

 

 

 

「助けられて、良かった……!」

 

 

ワシは、これからも大切なものを守る

 

それが『木下秀吉』とは違う、今この時間に生きている木下秀吉として、歩むことだと思う

 

小鳥遊、ワシはお主と会って守ることの本当の意味を見つけることが出来た

小鳥遊のおかげで、ワシは大切なものを守ることが出来た

だから、言わせてもらう!!

 

 

「……ありがとな、鏡花…!!」

 

 

 

 

 

 

「…こちらこそ、ありがと、秀吉君…」ボソッ

 

 

夕暮れ時の太陽の光が、二人を包んでいく

 

 




~人物紹介⑤~

内海慎人《ウツミ-シント》

三年の時の秀吉のクラスメイトで、現在優子、小鳥遊のクラスメイト。一人称は『私』。
戦いにおける軍師の立場を担い、他人を引っ張るリーダー気質を持っている
普段は優しいが時折黒い部分が見える


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秀吉憑依小噺、通称ひでコバ始まりまーす!

今回のゲストは吉井明久さんです!

「えっとどうも…。あれ?秀吉は…?」
今回秀吉君は不参加です。鏡花ちゃんのこともありますからね。
「いいの…それ?」
大丈夫です!
それでは今回のお題を発表します!
ちょうど秀吉君がいないので聞きたいと思います。
今回のお題は『明久君から見た秀吉君について』です!
キミから見て秀吉君はどんな人ですか?

「う~ん…。女の子みたいな顔をしているけど、友達や家族を大切にして、誰よりも優しい…うん。男らしい人です!」
う~ん!さすが親友「でもね、」
「秀吉ってメンタルが弱いよね、特に顔関係に対して。もうなれたけどさ、そこは不憫に思うんだよね…」

やっぱり明久君優しいですね。…次回、頑張ってね…。
「あれ?嫌な予感がする…」
さて!これにて終了致します!これ読んでください。

「えーっと、次回『デート×デート』!?」
次回もお楽しみに!!
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