本日はホワイトデーにございます。
皆さまはバレンタインデーのお返し、しましたか。
秀吉「主よ。これを…、頼む」
えっ、ああそういうことですか。わかりましたよ、仕方ありませんね。
それではデート回スタートです!
あの事件より、ワシら五年生はしばらくの間英雄のような扱いとなっていた。
あやつら六年生は、他の学年の生徒も対象にしておったらしく、今回のことでそれが災いし、いじめられっ子の反撃が起こった。それに比例して五年生軍団がすっかり人気者となった。
あと…、その六年生達は翌日、ボロボロになりながらワシらに土下座をしにきた。…いったい何があったのじゃ…?
ウフフフフ! アハハハハ!
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side明久
あの事件から二年経ち、僕たちは睦月小を卒業し中学生となった。僕たちは長月中学に入った。
長月には秀吉や優子さん、姫路さんに小鳥遊さん、さらにはあの時作戦を立てた内海君もいて、全員同じクラスになった。
事件以降、小鳥遊さんは前よりもなるべく話すようになってきた。秀吉が近くにいればだけど……
あれ以来なんというか、小鳥遊さんは秀吉とさらに仲良くなった…というより、どちらかといえば…、秀吉に依存しているっていうのかな。うーん…やっぱりよくわからない。でもまあ二人とも笑顔ならそれでいいか。
僕らが一年生になって数ヶ月がたった。その日、僕は教室で内海君と小鳥遊さんの三人で話していた。話とは…
「木下姉弟の誕生日のお祝い、かい?」
そう、明後日の日曜日は秀吉と優子さんの誕生日なのです
「うん。今までプレゼントとかはあっても、ちゃんと祝ったことって無いなあって思って。二人にはいろいろ世話になっているから、お祝いしたいんだよ」
「それ、どこでお祝いするの?」
う~ん…
「………秀吉の家はだめだよね…」
「私の家も無理。内海君の家は…「無理」即答ですか…」
「やっぱりダメかあ」
「そういう君の家は如何なんだい?」
……。
「うん。無理だね!」
「駄目じゃん」
やっぱり無理か。うん、仕方がないよね。家には姉さんがいるから…。秀吉たちは知っているけど他の人には教えてないから…。むしろあの姉を会わせてはいけない。それだけは断言できる。
「で、結局どうするの?普通にプレゼント渡す?」
そうだよまずは誕生日だよ!
「うむ。ここに良いものがあるよお二方」
内海君が取り出したのはチケットだった
「それ、何のチケット?」
「睦月パークのチケット」
このあたりには地域によってそれぞれのテーマパークが建っている。睦月パークもその1つで、睦月小の近くに建てられた遊園地である
「近々建つ如月グランドパークよりは小さいけどさ、これなら楽しんでもらえるよね」
「うん!」
良かった!!これならいいプレゼントになるよね!!
「ちょうど全員分のチケットがあったから、全員で二人を楽しませるんだ。みんなで最高の誕生日を創ろうじゃないか!」
「うん!!」
「それじゃ、チケット渡しておくから。木下姉弟の分は小鳥遊さんが渡すから、明後日パーク前に十時集合ということでOK?」
「OK!」
明後日が楽しみだなぁ~!!
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「…やっぱり明久はチョロい」
「まあそれが彼の良いところでもあるからね、それじゃあ作戦スタートってことで。」
「うん。秀吉にも伝えておく。」
「と言うかこんなあっさり成功するとは…、この作戦考えたの秀吉君だけどこうもあっさり…。秀吉君は彼のことよく分かってるね。さすが親友」
「うん。あとは優子を連れてくるだけ」
「さあ、二人っきりの遊園地デート、必ず成功させようではないか!!」
「優子にはちゃんと自分の気持ちに気づいてほしい」
「それは自分にも言っているのかい?」
「………」
「うん、拳をこちらに向けないでくれるかな…」
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誕生日当日
今の時刻は九時、さすがに早く来すぎたかな。まだ誰も来てないよね…。
「あ。明久君!!」
あれ?
「優子さん?もう来たの!?早くない!?」
「それ、明久君にもいえるわよ」
「いやまあそうなんだけど…。」
普通はこんなに早く来ないと思うでしょ。ところで…、
「秀吉は?一緒じゃないの?」
「秀吉は小鳥遊さんの家に寄ってから来るみたい」
「ふーん。じゃあ内海君や姫路さんは?」
「二人はまだ来てないだけだと思うけど…」
まだ約束の一時間前だしね、やっぱり早かったかな
「とりあえず、三人が来るのを待とうか」
「うん」
ピリリリリーーン♪
十分ほど経った頃、優子さんの携帯が鳴った
「秀吉から?一体なんだろう?」
《現在小鳥遊と合流。待つのなら先に入っていてもよいぞ姉上。
ワシらはもう少し時間が時間が掛かりそうじゃからな》
ピロリロリーン♪
今度は僕の携帯が鳴った
「こっちは内海君から?」
《君のことだからすでに門前についていることだろう。
私は諸事情で少し遅れるだろう
ほかに人がいるなら先にそちらで入っていても構わない》
内海君はエスパーか何か?どうしてそこまであてられるんだろ?ピロリロリーン♪
《追伸:姫路さんは用事で来られない
あと私はエスパーでは無いからね》
ホントに彼はエスパーなんじゃないだろうか……
「内海君は何だって?」
「うん。内海君は事情で遅れるって。あと姫路さんは今日来れなくなったって。秀吉は?」
「待つのだったら先に入っていてくれって。どうする?」
「優子さんはどう?」
「うーん…秀吉も内海君も先に入っていてもいいって言ってるんだし!アタシ達で先に楽しみましょ!!」
「そうだね。元々主役は優子さん達だし、まずは優子さんを思いっきり楽しませるからね!」
「うん!楽しみにしているわね!」
こうして、僕らにとって初めての、遊園地デートが始まった
「…作戦成功」「うむ」
「さあさ二人とも、次の作戦を開始しよう!」
その裏に三人の男女の影が動き始めていることを知らずに
ひでコバ、ホワイトデー企画です!
今回のゲストは小鳥遊鏡花さんです
小鳥遊「…どうも。…どうしてこの回に私がゲストに?主は展開分かってないの…?バカなの?」
仕方ないでしょう、次回のゲストはデートをしているお方ですから。このタイミングしかあなたを出す時間が無いのですよ
小鳥遊「…やっと高校生?」
はい!とうとう高校生編が始まります!…と言いたいですが…、
小鳥遊「何?」
少し番外編というか、小話を書いておきたいと思いまして。高校生編はちょうど十話から始まりそうです。
小鳥遊「そう…。ところでホワイトデー企画って?」
今回も秀吉君は来ていませんが、ホワイトデー企画ということで、彼からプレゼントを預かっています!!
小鳥遊「秀吉君………///」
けっ#リア充爆ぜろ。…いい加減戻って来てください
小鳥遊「主、これ…」
……何ですか。
小鳥遊「秀吉君に渡しておいて。」
何ですかホワイトデーのお返しのお返しですか
小鳥遊「誕生日プレゼント。どうせそのシーン無いだろうし、次の時に渡しておいて」
はいはいわかりました。
次の話は今日中に投稿する予定です。
小鳥遊「次回、デート×デート 後編」
次回もお楽しみに!!