朝灯(あさひ)といいます!
いろいろ至らない部分やグダグダになってしまうかも知れませんが...
頑張っていこうと思います!
リンクスタート!
ナーヴギア、それはこの世界と別の世界を繋ぐ扉だ。その扉の鍵はプレイヤーのリンクスタートという一言だ。
蒼也「ついに今日からSAOの正式サービス開始だな!カズ!」
俺はそう言いながら小さい頃からの幼馴染...桐ケ谷和人、通称カズの方を向く。今が12時だからあと1時間ほどでログインできるようになるはずだ。俺は今カズの部屋に来ていた。
和人「そうだな...蒼也もβ応募したのに落ちて残念だったな。」
そう...カズの言う通り俺もβテストにはもちろん応募した。しかし残念ながら当たったのはカズだけでこいつは一足先にその世界を体験していた。羨ましい...
蒼也「ところで名前決めたか?まあ多分いつものだと思うけどさ。」
βテストが当たらなかった悲しみと悔しさは置いておくことにして俺はSAOの時に使うハンドルネームを聞く。
和人「いつものだ。」
と短く言葉を返すカズ。
和人「お前もいつものか?」
カズが俺に聞いてくる。
蒼也「いつものだ。ログインしたらフレンド申請送るからな!」
俺はそう意気込んでみせた。
和人「おう...っとそろそろ準備しとかないとな...ソウ、また後でな。」
カズはそう言って部屋から出ていった。俺も帰って準備しないとな...そう思いカズの後に続いて部屋を出た。
~数十分後~
俺は今ナーヴギアを被って自分の部屋で横になっていた。時刻は12時55分...そろそろログイン出来るようになっているはずだ。俺は目を閉じ呟く。
蒼也「さてと、行きますか...リンクスタート!」
俺は扉を開けるための鍵を使った。
文字が見える...welcometo Sword Art Online!俺は素早く「イア」と名前を入力してOKを押す、するとどんどん景色が変わっていく。そして俺は剣の世界へと足を踏み入れた。
イア「おぉ~!!これがSAOの世界!?すげえ!」
これがゲームの中だなんて本当信じられないな...さて、カズのやつにフレンド申請送らないとな。俺は申請欄を開くと「キリト」と入力すると申請を送る。するとすぐにカズ...キリトから返信が返ってくる。内容は...
キリト(先にフィールドにいる。スキル確認して外に来い。)
俺は(了解!すぐに行く!)
と送り返した。
イア「さて、スキル確認するか。え~っと片手用直剣とあとは...ん?格闘術?こんなのもあるのか!俺にぴったりだな!」
自慢じゃないが俺は小さい頃から武術をしていて割と得意分野だった。
イア「よしまずは片手用直剣と格闘術を入れておくか。」
俺はスキルを決め、2つスキル欄を埋めると外に向けて走り出した。そして始まりの町から出ようとした瞬間、後ろから声をかけられた。
?「あの!すみません!」
俺は後ろを振り返り声の主を確認する。声からしてそうだったが相手は女の子だった。
イア「え~っと...何かな?」
呼び止められたので立ち止まり相手の言葉を待っていると女の子が口を開く。
?「もしよかったら...ちょっと指南してもらえませんか?」
その女の子は恐らく俺をβテスターだと思っているのだろう。まあキリトのとこに連れていけば一緒に教えてくれるだろ。そう考えてから俺は答えることにした。
イア「いいけど、俺はβテスターじゃないよ。今から友達に指南を受けに行くけどそれでいいなら一緒に来るか?」
一応βテスターじゃないことを伝えながら女の子を誘った。
イア(しまった...カズは知らないやつと話すの苦手だっけか...まあ俺もついてるし大丈夫か。)
と自分の中で問題を解決していると女の子は再び口を開く。
?「いいんですか!?ありがとうございます!」
俺は笑顔を向けられドキリとしたが、すぐに考えを改める。
イア(いやいや、待て待て!これで中身男だったら洒落になんねー!慌てるな...俺!)
こんなことを思っている中、俺はとりあえず自己紹介することにした。
イア「俺はイア。君は?」
無難な自己紹介だと思ったが普通が一番だとも思ったので簡単に名前を相手に告げる。
シリカ「あたしはシリカっていいます!よろしくお願いします、イアさん!」
相変わらず眩しい笑顔でその女の子、シリカは俺の名を呼ぶ。
イア「自己紹介も済んだことだし、待たせてるやつのところに行こう。シリカ、スキルの確認は終わってるか?」
今から行くのはいわゆる圏外と言われるフィールドだ。圏内と違ってモンスターも湧くし、ダメージだって受ける。一応最終確認だ。
シリカ「ん~...今のところ短剣スキルだけですね。」
まあ最初だしこんなもんだろ。俺は最終確認を終える。
イア「よし、それじゃあ行くか!」
俺たちは圏外へと踏み出した。しばらく歩くと2人組の男を発見した。とりあえず声をかけておくか...
イア「あの!もしかしてそっちのバンダナ付けてない人ってキリトって名前じゃないですか?」
人違いだとまずいので一応敬語を使う。
キリト「ってことはお前イアか?遅いぞ!」
どうやら本人だったようだ。
イア「悪い!ちょっとこの子と話しててな。」
俺はシリカに目を向ける。
キリト「このリア充が!爆発しやがれ!」
シリカを見るなり自らの憎しみをぶちまけるバカ、もといキリト。
イア「もし中身が男だった場合俺はどうすればいいんだよ!」
ついつい本音をぶちまけるバカ、もとい俺。
シリカ「えぇぇぇぇ!?あ、あたし男じゃありませんよ!正真正銘女です!」
なんということだ。本当に女の子らしい。そんなやり取りをしているとバンダナの男も会話に入ってくる。
?「とりあえずキリトよぅ。誰なんだよこいつら。」
俺からしたらそれはこっちのセリフなのだが...めんどくさいので名乗ることにした。
イア「俺はイア、キリトのリア友ってやつだ。んでこっちがシリカ、さっき知り合った。」
バンダナ男にキッチリと必要な情報を伝える。
クライン「俺ゃあクライン。よろしくな!」
このバンダナ、クラインは悪いやつじゃないみたいだ。長話もそこそこにしてキリトに指南を受けることにした。
イア「そーいやキリト、スキルの格闘術って俺にぴったりじゃないか?」
俺はスキルの話をしてみる。するとキリトは怪訝な顔をする。
キリト「格闘術?そんなスキル聞いたことないぞ?」
キリトは本気で疑問に思っているのだろう。βテスターのこいつが覚えがない?おかしいぞ...
イア「とりあえずスキルの使い方を教えてくれ。使ってみる。」
今度こそ本当に指南の話に戻る。
キリト「簡単だぞ?そのスキルに合ったモーションをすると後はシステムが勝手に発動してくれる。」
本当に簡単なんだな...よしやってみるか!
イア「え~っと格闘術の初期スキルは...この<欧掌>ってのがそうか。よし!」
俺はすぐにちょうど目の前に湧いたイノシシみたいなモンスターに向けてスキル発動のモーションに入る。うまく発動出来たのか俺の右手が七色の光を放ちながらスキルが発動される。弱点に当たったのかモンスターは一瞬でポリゴン化してしまった。
イア「おぉ~!気持ちいいなこれ!」
などと俺がはしゃいでいると...
キリト「七色の...ライトエフェクト!?」
傍で見ていたキリトが声を張り上げる。
イア「どうかしたのか?」
呆然としているキリトに話しかける。
キリト「有り得ない...普通エフェクトは七色、虹色なんてものはないんだよ!」
再びキリトは声を上げる。
キリト「もしかしたら...抽選ユニークスキルってこれのことか?...多分そうだ。」
ブツブツと呟くキリトにクラインが声をかける。
クライン「俺もやっと倒したんだけどよ...こいつら中ボスとかじゃないのか?本当に?」
随分とアホなことを聞いている。
シリカ「クラインさん、何言ってるんですか?」
シリカも呆れていた。
キリト「そんな訳ないだろ。」
キリトも一旦虹色のことを置いておいてクラインへと向き直っていた。
クライン「だよな...ん?もうこんな時間か!?やべえ!ピザを5時30分に頼んでんだ!みんな、フレンド申請送ってもいいか!?」
慌てた様子のクラインは飯を食いにログアウトするようだ。クラインからフレンド申請が届く。断る理由はないので俺は承認を押す。シリカとキリトも承認したようだ。
クライン「へへっ!サンキュー!じゃ、これでログアウトを...って、ん?...ログアウトボタンがねぇぞ?」
俺はまたアホなこと言いだしたと思っていた。しかしキリトも
キリト「そんな訳ないだろ?メニューの一番下にって...ない。」
ゲームでログアウト出来ないとか今後の信頼に関わるバグだなと思っていた。
そして突如鐘の音が辺りに響き始めた。GMからバグの事でも知らせるのかと思っていたが、違った。急に光が体を包み始める。そして気づいたら始まりの町の広場に俺達4人は転移させられていた。これが夢ならどれだけよかったか...まさかあんなことになるなんて、この時の俺たちは想像なんてしていなかった...
初めてこんな長く文章を打ちました...
次回は格闘術について少し触れて、デスゲームを開始したいと思います!