ソードアート・オンライン  ~黒の剣士と虹の拳士~   作:朝灯

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話を考えるのに必死で授業をまともに聞いていない作者です。
文才があればすぐに書けるんでしょうね...
それでは今回もリンクスタート!




赤鼻のトナカイ2

黒猫団と一緒に過ごすのも、残りわずか1週間となった。

 

結論から言おう。前衛に転職したサチはクイックチェンジという武器を素早く変えられるスキルを駆使し、様々な武器の熟練度を上げるスタイルを取った。

 

イ(よく1ヶ月だけでここまでこれたもんだ...。)

 

月夜の黒猫団のメンバーは最初出会った時に比べるとかなり強くなっていた。

 

元からあったコンビネーションを活かし、隙の無い攻防を繰り広げる。そして、個々の強さも上がり、後は経験を積めば攻略組に入ることが出来るだろう。

 

ケ「コルも溜まったし、そろそろギルドのホームを買おうと思うんだけど...どう思う?」

 

今日の特訓を終えて、メニューウィンドウを開いていたケイタがみんなに告げる。

 

ダ「おぉ!まじで!?」

 

まるで子供のようにはしゃぐダッカ-。

 

ササ「ようやくか~!」

 

落ち着いてはいるが、やはり嬉しいのだろう、ニヤニヤするササマル。

 

テ「賛成!」

 

待ってました!と言わんばかりに賛成するテツオ。

 

サチ「これでようやく本格的にギルドが出来るね!」

 

そして、ホッと一安心するサチ。

 

キ「おめでとう。」

 

イ「おめでとう!」

 

最後に嬉しいくせに照れてクールに振る舞うキリトといつも通りの俺。

 

ケ「じゃあ、早速買いに行ってくるよ!」

 

俺たちの視線を背中に受けたケイタは転移門から目的地に移動していった。

 

イ「俺たちはどうする?」

 

ダ「提案!ホームを買うとコルすっからかんになるだろ?今の内に少しでも多く貯めとこうぜ!」

 

キ「でも、この階層じゃあんま稼げないだろ?」

 

ダ「今の俺たちなら少し上に行っても余裕だって!」

 

テ「そうだよな!」

 

ササ「いいと思う!」

 

サチ「でも...まだちょっと怖いかな。」

 

イ「あんま無理はしない方がいいけど...俺とキリトもいるし、いいんじゃないか?」

 

ダ「よ~し!決定!早速行こうぜ!」

 

そして俺たちも転移門へ向かう。

 

この時、俺は完全に油断していた。あんなことが起こるとも知らずに...。

 

~20分後~

 

 

サチ「スイッチ、行くよ!」

 

イ・ダ「「おう!」」

 

やはり今の黒猫団は少し上の層でも十分戦える。俺たちはすぐに目の前のモンスターを蹴散らす。

 

キ「お疲れさん。」

 

イ「おう。」

 

戦闘を終え、少し息をつく。

 

ダ「おい!ここに何か扉があるぞ!」

 

ダッカ-の声に俺とキリト以外の黒猫団のメンバーは隠し扉にテンションが上がる。

 

イ(この層ってマッピング完璧だったよな?)

 

キ(そのはずだぞ?)

 

キ「みんな!待ってくれ!」

 

不信に思ったキリトはすぐさま指示を飛ばす。

 

サチ「どうしたの?」

 

イ「俺たちはここをすでにマッピングしているけど、こんな隠し扉知らないんだよ。」

 

キリトに代わって説明を行う。

 

ダ「まじかよ!?大発見じゃん!」

 

キ「だから何があるか分からないから...入らない方がいいと思う。」

 

ダ「大丈夫だって!今の俺たちならいけるいける!」

 

イ「キリトに賛成だ。危険すぎる。」

 

サチ「2人がこう言ってるんだし...辞めておいた方がいいんじゃないかな?」

 

テ「もしやばそうだったら転移結晶使えばいいって!行ってみようぜ!」

 

ササ「そうそう!」

 

キ(どうする?)

 

イ(...念のためにシリカたちにメッセージを飛ばした方がいいと思う。)

 

俺はそのことをみんなに言っておくことにした。

 

イ「...入る前に俺のパーティにメッセージを飛ばしておきたい。一旦迷宮区から出てもいいか?」

 

ダ「オッケーオッケー!俺たちここで待ってるから早く戻ってこいよ!」

 

イ「あぁ、悪いな。」

 

俺はすぐに迷宮区から出て、シリカにメッセージを飛ばす。迷宮区内ではメッセージは飛ばせないのがとてもめんどくさい。

 

イ<シリカ、未発見の隠し扉を下の階層で見つけた。何もないといいけど、一応アスナに連絡しておいてくれ。地図を送っておく。頼んだぞ。>

 

飛ばし終えると、すぐにシリカから返事が来る。

 

シ<分かりました!無茶しないで下さいね?>

 

これでよし。俺はすぐにキリトたちのところへと戻る。

 

 

 

イ「すまん、待たせた。」

 

キ「連絡は出来たか?」

 

イ「大丈夫だ。」

 

ダ「そんじゃ入ろうぜ!」

 

扉の中にダッカ-、テツオ、ササマル、俺、キリト、サチの順番で入る。

 

中は不自然なほど広く、奥の方に玉座が1つ置いてある。

 

テ「本当に何もないな...」

 

ダ「何だよぉ~!仕方ない、そろそろケイタも戻ってきてるだろうし...戻るか!」

 

ダッカ-に続いてみんなが入って来た扉へ向かう。...その時だった、辺りが明るくなり、玉座の辺りが歪み、何かが形作られていく。

 

<クイン・メデュ―サ>

 

名前がその歪んだ空間に表示されると、巨大なヘビと女が現れる。

 

そして、HPバーが3本表示される。

 

キ「こいつは...まさか、隠しボス!?」

 

ダ「おい!扉が開かねぇぞ!?」

 

イ「何!?」

 

キ「転移結晶は!?」

 

サチ「駄目!使えない!」

 

イ「クリスタル無効化エリア!?こんな下の階層に!?」

 

キ「戦うしかない...みんな!陣形を組め!俺とイアがなるべく前でタゲを取る!その間に横から攻撃しろ!」

 

イ「...格闘術を最初から使う、みんな絶対死ぬなよ!」

 

俺たち6人は巨大なメデュ―サにそれぞれの武器を構え、向かって行った。

 

 

~40分後~

 

攻撃パターンを解析しながら、何とかHPバーが残り1本を切る。

 

キ「攻撃モーションが変わるかも知れない!気を付けろ!」

 

キリトが指示を飛ばす中、<クイン・メデュ―サ>の髪の毛のヘビの目が光る。

 

...そして、サチから悲鳴が上がる。

 

サチ「きゃっ!?...足が動かない!?」

 

イ「メデュ―サ...もしかして石化か!?」

 

敵の目の前で動きを止めるなんて、殺してくれと言っているようなものだ。

 

メデュ―サはサチに向かって尻尾を振り下ろす。

 

イ(この距離じゃ間に合わない!)

 

俺はサチを守る為に走るが、間に合わず、サチは直撃を受ける。

 

直撃を受けたサチのHPバーはグングン減っていき、赤でギリギリ減少が止まる。

 

ダ「サチ!...っく!?邪魔だ!」

 

ダッカ-がすぐに救助に向かおうとするが、メデュ―サがそれを阻む。

 

キ「俺が行く!」

 

キリトは猛スピードで走りだし、すぐにサチの元へたどり着く。

 

イ「っ!?キリト!上!」

 

キリトの死角からヘビが近づき、目が光る。

 

キ「くそっ!」

 

サチ諸共キリトは固まってしまう。

 

イ(このままじゃサチが...)

 

次の攻撃が始まる前に2人を助けるために走ろうとするが、見た目の割に素早い<クイン・メデュ―サ>が俺の前に立ちはだかる。

 

そして石化して動けない2人に尻尾を振り下ろす。

 

?「はぁぁぁぁぁ!!!」

 

直撃寸前に何かが閃光の如き速度で尻尾の先端を弾く。

 

?「ギリギリセーフって感じね。」

 

その人物は...

 

キ「アスナ!?」

 

ア「イア君!2人を安全な位置に運んでポーション飲ませてあげて!」

 

イ「どうやってこの中に!?...いや、今はそれどころじゃない...アスナ!そいつのヘビの目が光った時に気を付けろ!動けなくなるぞ!」

 

俺は2人を移動させながら叫ぶ。

 

ア「了解!シリカちゃん、手伝って!」

 

シ「はい!」

 

なんとシリカもここに来ていた。...本当にどうやって入ってきたんだ?

 

俺は2人にポーションを飲ませると、残りHP僅かになっているボスを睨み付け、助走を開始する。

 

イ「アスナ!シリカ!スイッチ、頼む!」

 

シ・ア「「はい!」」

 

イ「うぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

俺は虹色を纏い、空中へと飛翔する。そのまま<クイン・メデュ―サ>の顔の前で宙返りをし、踵落としを放つ。格闘術空中単発スキル<飛旋>だ。

 

そのままメデュ―サは動きを止め、ポリゴン片となって消えた。

 




ご都合主義もいいとこですねw
ピンチになって味方が助けに来るとか...
次回は何故シリカたちが部屋に入ることが出来たのか、説明から入ると思います。

それでは...次回もよろしくお願いします!
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