上手く書けるといいですが...それではどうぞ!
俺が<七光り>と呼ばれ始めてからも攻略は順調に進み、今現在は第8層まで進んでいた。
主街区<フリーベン>は周りを自然に囲まれた高い丘に位置している。
イ「スイッチ!」
シ「はい!」
俺とシリカは長年コンビを組んでいたかのように完璧なコンビネーションで狼のようなモンスター<ラグルフ>をポリゴン片に変えてから軽く息をつく。
イ「少し休憩にしよう。」
1時間ほどレベリングを続けていた俺たちはモンスターの湧かない位置に移動し休憩を取る。長時間の狩りは集中力が続かなくなるため危険だ。
シ「イアさん、これ食べます?」
そう言ってシリカが差し出してきたのはナッツだった。ちょうど甘い物が欲しいと思ってた俺は貰うことにした。
イ「ん?」
ナッツを口にしたところで俺の索敵スキルに何か反応がある。この位置には湧かないはずだから移動してきたのかと考えているとすぐ近くの茂みから音がし始める。
イ「シリカ!武器を構えろ!」
シ「はい!」
シリカは短剣<ローズフルラバー>を構え、俺はつい最近手に入れた7層フィールドボスLAボーナスの武器<スラスター>という片手用直剣を構える。
そして音がした方向から現れたのは小さな水色の竜だった。
シ「うわぁ!可愛い!」
シリカの目はキラキラしていた。
イ(倒し辛いな...)
どうしたものかと考えを巡らせていると、攻撃をしてこず頭を下げ始める。
イ(これって!?)
情報屋...鼠のアルゴから聞いた話では極稀にテイムイベントというイベントが起こるらしい。条件としては同種のモンスターを狩り過ぎないこと、それにそのモンスターの好物を与えるということだ。
イ「シリカ!何か食べ物を与えてみてくれ!」
俺は急いでシリカに指示を飛ばす。
シ「えっ!?は、はい!」
シリカは手に持っていたナッツをその小竜<フェザーリドラ>に与える。
イ(どうだ!?)
フェザーリドラはしばらく咀嚼を繰り返し、ナッツを飲み込む。
すると小竜はクルルッと一声を上げ、同タイミングでシリカの前にウィンドウが出現する。
イ「驚いたな...どうやらテイムに成功したらしい。」
シ「やりました!...よしこの子の名前はピナにします!」
素早くウィンドウを操作し名前を入力するシリカ。この世界で会って一番の笑顔だな。
イ「ピナ?」
俺は名前の由来を聞いてみる。
シ「はいっ!現実世界で飼ってる猫の名前です!」
ああ、なるほどと納得した俺はある提案を持ち出す。
イ「じゃあ、一旦町に帰って捕獲方法をみんなに教えてやらないか?」
シ「そうですね、レベリングのキリもいいですし。」
こうして2人と1匹となった俺たちは主街区に戻ることにした。
そして町に戻ってしばらくすると<フェザーリドラ>のいた森にはプレイヤーが溢れかえったことは言うまでもないことだった。
ちなみに後で知った話だが、<フェザーリドラ>はかなりのレアモンスターで滅多なことでは遭遇しないらしい。
少しシリカが羨ましいのは内緒のことだ...
今回はかなり短めですね。
どうでしたか?想像しながらキーボード叩いてみました!
次回も話は飛ぶと思いますが、次回もお楽しみに!