?「………よろしく」
?「よろしく頼む」
今回のゲストは霧島夫妻です!
雄「おい、まだ俺たちは学生だ」
翔「……私はそれでもいい」
お二人に聞くことは……あまりないね
雄「投げやりすぎだ」
翔「……私たちはもうほとんど決まったようなものだから。それよりも、前回の試食のやつ、誰が何を作ったか、出てないのも合わせて教えて欲しい」
ん、了解。
まず
1番の紅茶のケーキ、これはマサキのやつ
2番は美波のオムレツ
3番は愛子のシュークリーム
4番はムッツリーニのナポリタン
5番のカレーは明久のやつ
6番は貴女のハンバーグ
7番は夫のチキンカツ
8番は須川の胡麻団子
9番は姫路料理
10番は葵のプリン
だね
雄「よく考えついたな」
それほどでもなーー
雄「本当は?」
明久のカレー、マサキのケーキ、須川の胡麻団子、姫路のハンバーグ以外は全部今考えた。まあ工藤のは原作の設定から考えたけどな
翔「……そんなことだと思った」
なんかすみません……
雄「もう一つ、ここから先の流れは原作通りにするのか?」
ベースは、ね?ただ葉月ちゃんは出したから少し違うし、当然オリキャラ居る分変わってくるよ
ま、大筋と扱いはあまり変えないけどね。それじゃ、本編をどうぞ!
翔「……学園祭でデート編もよろしく」
ん、頑張ってみるわ
〜〜明久side〜〜
突然だけど、僕らは今学園長室前にいる。何故か、って?そんなこと僕らが知りたいよ。鉄人が放課後に雄二とマサキを連れて学園長室に行け、とのことが伝えられただけだ。
『ーーのーーーしてーーはーー』
『そんなーーー無ーさー』
ドアの向こうから話し声が聞こえる。
明「どうする?突入する?」
雄「時間が惜しいからな。行くぞ」
川「了解」
コンコンコン………
川「失礼します」
雄「邪魔するぞ」
明「雄二、それは失礼だよ」
学「あんたら全員失礼さね。普通は返事を待つものさね」
?「……学園長の差し金ですか?」
メガネを揺らし、いかにも嫌そうな風に見てくる人物ーー教頭の竹原先生だ。
学「誰がそんなことをするのさ。元から今日の客はこいつらさね。竹原、あんたがこっちに来ただけだ」
竹「学園長は隠し事がお得意ですからね……では私はこれにて失礼させて頂きます」
そう言って竹原先生はチラッと植木鉢の方を見て立ち去った。
学「さてと、あんたたちを呼んだのはーー」
川「学園長、少々お待ちを……雄二、ムッツリーニを呼んでくれるか?」
雄「既に連絡済みだ。ほら、もういるだろ?」
学「?誰がどこに居るのさね?」
雄「天井に、ムッツリーニことFクラスの土屋 康太が」
あ、ホントだ。忍び装束着て張り付いてる
学「いつからそこに居たのさね!?」
雄「ムッツリーニ、ブツは見つかったか?」
ム「………これで全部」
そう言って差し出したのは20近くの盗聴器と10ほどの隠しカメラ。え?まだムッツリーニが入ってきて3分経ってないよ?
学「!?こんなにもあったのかい!?」
ム「………学園長の机の中、裏も調べさせてもらった」
現代に生きる忍、ムッツリーニに不可能はほぼない。
ム「………それでは失礼する」
そう言ってドアから普通に出ていった。あ、そこは普通なんだね……。
雄「さてと、話を再開しようか。それで、何故俺たちを呼んだ?」
学「ああ、吉井、坂本、川澄に少し頼みがあってね……今度の清涼祭の召喚大会にお前たち3人に出てもらいたいんだが、ってことで呼んだのさ」
雄「ほう……それはどのような理由で?」
学「折角のお祭りさね。盛り上げていきたいんだ。ウチの学校には召喚システムがあるから、それのPRも兼ねて派手にやりたいんだよ。そのために試召戦争経験が比較的豊富なあんたらに頼みたいのさ」
なるほど……確かにそれもそうだね。他の学校には召喚システムはないし、盛り上がるんだろうなーー
雄川「「本音は?」」
学「優勝商品の如月ハイランドのプレオープンチケットを回収して欲しい」
いきなりボロがでた!?
雄「如月グランドパークのプレオープンチケット、だと……?」
明「雄二、何か知ってるの?」
雄「ああ。翔子にこの前誘われてな……チケットが手に入ったら一緒に行くって約束をしちまった。俺はあまりテーマパークみたいなところには行きたくないんだよ……」
川「あれ?でも何故回収なんですか?」
あ、確かに。別にタダで行けるチケットなんだし、回収する必要はないはず。
学「それなんだけど、ちょっとよからぬ噂を聞いてね……なんでもこのチケットて入った客は強制的に結婚させられるって情報が手に入ったんだよ」
雄「なるほどな……それを上手いこと使って報道すれば、ここに来たカップルはめでたく結ばれる、ってジンクスが出来上がるわけだ。それに美人揃いで召喚システムなんてものが置いてあるウチの学校の生徒を使えば、さらに話題になる、と」
学「なかなか頭が回るね。流石は元神童さね。その通りだよ。アタシも鬼じゃない。可愛い生徒を見放すわけにはいかないから、そのお願いだ」
雄「ふむ……分かった。その話に乗ろう」
意外だ。雄二のことだからメリットが無い、って言って渋りそうなのに……
雄「条件付きかつ貸し1、ですけどね?」
訂正、雄二は雄二だ。
学「そんなことだろうと思ったよ……それで、条件はなんだい?」
雄「1回戦が数学なら2回戦は保体……といった感じだそうだが、その科目決めを俺にやらせてほしい」
学「ふむ……点数の水増しとまかならコンクリートと一緒にドラム缶に入れて川に流そうかと思ったが、そのくらいなら問題ないさね。交渉成立だよ」
雄「そうか。ならさっさと科目を決めるとしようか。明久とマサキは先帰っててくれ」
こうして僕らは帰路についた。
ーー清涼祭初日A教室ーー
〜〜川澄side〜
秀「お帰りなさいませ、ご主人様。お席の方にご案内します」
「あ、ああ。お願い、します……///」
利「お帰りなさいませ、お嬢様。お席の方へどうぞ」
「は、はい……///」
明「うん、大盛況だね」
雄「明久、手も動かせよ?」
明「分かってる……ほい、ケーキ盛り付け終わったよ〜」
島「今持っていくわ」
学園祭初日。今日は校内だけの公開だが、かなりの売れ行きになっている。リピーターもいるらしい。
姫「明久君、コーヒーセットBを2つとコーヒーセットCを1つお願いします」
舞「マサキ、ナポリタンとダージリンの無糖お願い!」
翔「……雄二、お持ち帰り用シュークリーム5個」
その分、かなり忙しいんだけどね……
?『おい!この店はこんなもんを客に食わせる気か!?』
?『不味いったらありゃしないぜ!しかも虫が入ってるしな』
ホールの方からそんな声が上がった。あれは……
川「3年か……迷惑なこった。他の客が困ってるな……ムッツリーニ、例のものを頼む。雄二、少しOHANASHIしに行くぞ。霧島、工藤、明久、須川、涼風は厨房を、島田、姫路、秀吉、優子はホールを続けてくれ」
皆「「「了解!」」」
ーーホールーー
?「こんな不味いもの食ってたら、腹壊しちまうぜ」
?「全くだzーーごばぁっっっ!?」
?「夏川!?」
雄二のストマックブローが綺麗に坊主ーー夏川、と呼ばれていた方にクリーンヒット。さて、どういう言い訳をするのやら……
雄「お客様、どうかなさいましたか?申し遅れましたが、私はこの喫茶の責任者の1人の坂本です」
?「ど、どうかしたもなにも、今連れが殴り飛ばされたんだが……?」
雄「それは私のモットーである【ボディーブローから始める交渉術】に対する冒涜でしょうか?」
?「いや、それおかしーーごばぁっ!」
川「オーナーの交渉術を円滑に繋ぐための【インファイトでの交渉術】になります」
?「痛たた……分かった分かった!こっちは夏川を交渉に出そう」
夏「はぁ!?俺を犠牲に逃げる気か、常村!?」
なるほど。常村先輩と夏川先輩か……纏めて常夏コンビと言ったところか。
川「さてと、常夏コンビとやら。虫が入ってる、とか言っているがこいつを見てみろ」
Aクラスの巨大ディスプレイに映し出されたのは夏川先輩が『自分で』虫を入れる姿。この辺はぬかりないのが我らがムッツリーニ。
夏「に、逃げるぞ常村ーーっっ!?」
だが俺たちは常夏コンビは逃がさない。俺と雄二は腰をしっかり掴んで……
雄「これにて」
川「交渉は」
雄川「「終了だ……」」
二人してジャーマンスープレックスを決める。
常「お、覚えてろ……よ!!」
夏「夜道には……!気をつけるんだな!!」
フラフラになりながらも捨て台詞を吐いて出て行く。これで一安心だな
雄「えー……大変見苦しいところをお見せしてしまい誠に申し訳ありませんでした。お詫びと言ってはなんですが、当店自慢のシュークリームをお一人様につきお一つご用意させて頂きます。ご迷惑をおかけしましたことを深くおわび致します」
「そんなのいいのに……」
「ここの料理、凄く美味しいよ」
「あの人達がどうかしてるだけだよ」
「また来させてもらうからね!」
こんなことがあっても大盛況。F教室でならどうなってたのやら……
ーー1時間後ーー
〜〜明久side〜〜
雄「明久、そろそろ時間だから行くぞ」
明「ん、了解」
川「俺はあと40分後だな」
僕らは召喚大会に出る。あと20分で僕らの番だ。
島「あれ?アキ達、召喚大会に出るの?」
雄「ああ、商品の腕輪が欲しくてな。(明久、俺に合わせろよ?他のやつらに知られると面倒だからな)」
明「教師が居なくてもフィールドが展開できるのは嬉しいからね。(了解。善処するよ)」
明久と雄二は口ではそう言っておきながら、アイコンタクトを取っている。流石としか言いようがないな、これは。ちなみに腕輪の話は本当で、個人戦の優勝商品の腕輪は属性付与。全属性を扱えるらしいから、要は工藤の『帯電』の上位互換。
ペア戦の商品は二重召喚とフィールドの展開。どれにしても打倒Aクラスの俺たちにとっては欲しいものだ。
島「ふぅーん……じゃ、如月ハイランドのチケットが目当てじゃないんだ?」
明「僕だったら換金して生活費の足しにするかな?」
雄「俺は人混みはなるべく避けたいからな」
島「そ、そう。それなら別にいいわ。(良くないわ!アキの手に渡ったら売られちゃう!なんとしても優勝しなきゃ……!)」
表情を見る限り、島田は相当気合いが入ってるようだ。
雄「話もほどほどにそろそろ行くぞ。マサキ、しばらく店の方は頼んだぞ」
明「OK雄二!それじゃ、行ってくるね」
明久たちが大会へと向かった。さてと、残った俺らで店を回すとしようか。
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次回予告
涼「ねえ大和、今回私たちの出番なかったね」
焔「次は根性で出ればいい!」
涼「そういうもんじゃないと思うけど……」
焔「召喚大会に参加すればいいのさ!」
涼「そのつもりだけどね」
♯16 バカと大会と修羅場
はい、お疲れ様お二人さん!
涼「今回はホントに私たちの出番なかったね」
すまない、としか言いようがない……
涼「次話で出してくれればいいよ。今回は超電磁砲風の予告ね」
本来なら関係ない話を入れるところなんだけど……ま、いっか、的なノリでやってみた
涼「やれやれ……ってあれ?大和?どうしたの?全く話さないけど?」
焔「修羅場は根性で乗り切れ!!!!って考えていたのさ!」
涼「心配しなくてもよかったのね」
さてと、リア充は放っておいて……次回もよろしくお願いします!