今回のゲストは、Bクラスの優等生の一人岩下さんと、Aクラスの優等生の一人木下さんです!
律「今回も更新まで遅かったわね」
うん……
律「どうしたの?原因な何なの?」
えーとですね……一番の原因は、貴女です。岩下さん
律「えっ……?」
優「あー……なんか分かったかも……。もしかして、原作での出番が少なかったから、口調とかどうしようか悩んでたんでしょ?」
その通り、ご名答です……
律「……更新されてるということは、ある程度決まったってことよね……ここは喜ぶところ?」
優「喜んでいいんじゃないかな?」
まぁ、相方の方、まだ決まってないんだけどね……
律「それじゃ、ササっと更新して考えてください!」
へーい……
優「それじゃ、本編どうぞ!」
律「私の仕事が!?」
あっしの仕事が!?
〜〜川澄side〜〜
ペア戦が全て終わり、次は個人戦。雄二や霧島たちは明日の準備のために教室に戻るそうだ。
今、奥にある特設会場にて舞華が試合をーーーあ、今終わった。
『川澄君、準備お願いします』
係の先生に言われ待機。あ、向こうから舞華が戻ってきた。
川「お疲れ、舞華」
松「次はマサキね。絶対勝ちなよ?」
川「誰にモノを言ってるんだ?」
松「態度は大きいけど、背は小さいマサキに、だけど?」
川「格下(2-Dクラスのモブ)相手に3分もかかってるやつに心配されてもね〜」
松「あはは、確かにね」
互いの一言で笑いあう……目を除いて、だが。
松「……マサキ、今の言葉、アタシに対しての宣戦布告でいいよね?答えは聞いてないけど……!」
川「そっちこそ、その挑発がもたらすこと、分かってるよな?」
松「上等。次の試合と準決勝、せいぜい負けないようにね」
川「お気遣いどうも。そっちこそ、準決勝で哀れな姿、見せるなよ?」
『川澄君、そろそろ時間なんで切り上げてもらえますか……?」
先生が恐る恐る声をかけてきた。おっと、前哨戦(という名の激励)に時間かけ過ぎたか……。
松「それじゃ、先戻ってるから」
舞華は通路を駆けて行った。
〜〜会場に移動〜〜
所定の位置に移動した俺は、反対側を見る。お相手さんは……女子生徒。見たことない生徒だな……3年生かな?
?『あ、えっと……高城深雪です……深雪で結構です。よろしくお願いします』
川「は、はぁ、よろしくお願いします」
向こうから挨拶されたので、こちらも挨拶し返す。いい先輩だな。常夏コンビとは大違いだ。
『それでは始めましょう。ルーレットスタートです!』
今回は司会がスタート、ストップコールするみたいだな。
『4回戦の科目は英語です。それでは召喚をお願いします』
深川『「試獣召喚(です)!」』
2-F 川澄 将希
102点
VS
3-D 高城 深雪
182点
『それでは開始して下さい』
さてと、お相手の武器は薙刀、秀吉と同じか。ただ、秀吉と違って防具がある……腕や足以外は固められているからナイフじゃ通らないだろう。
弱ったな……リーチが違いすぎる上に点数も向こうが上。高校で初めての英語3桁のときにこんな仕打ちとは、不幸だ……。
深『そちらから来ないのであれば……』
そう言って召喚獣を進撃させてくる深雪先輩。薙刀の刃の部分の真ん中、絶妙な位置で切り込んで来る。俺はただ避けるだけ。
戦闘慣れしてるな……流石3年生、実戦が1年分多いのだけある。もしかすると切り込み隊長か何かだろうか、明久並みの操作だな。凄い……上手い……上手すぎる。
深『避けているだけでは、勝てないですよ!』
そう言いながらも攻撃してくる深雪先輩。
俺は敢えて挑発に乗ってナイフを2本投げるも、鉈で簡単に弾かれる。弱ったな……腕輪がないからナイフしか使えない、しかも相手は手練れで攻守バランスが良い。
……舞華にあれだけの大口叩いておいて、これとは……情けない……。
深『隙ありです!』
川「っっつ!?」
2-F 川澄 将希
60点
VS
3-D 高城 深雪
182点
考えている隙に一撃。掠っただけでこの威力。約80点差なのにこの威力なのは、打ち所が悪かったのだろう。
深『追撃です!』
2-F 川澄 将希
43点
VS
3-D 高城 深雪
182点
さっきよりも当たりどころは良かったのか、少しだけで済んだが……これ、無理だろ……。
深『これで……とどめです!』
川「ああもう!ヤケクソだ!!」
振りかざされる薙刀。それに対し、俺は持っている残りのナイフのうち4本手に取り、2本を投げ2本を頭上でクロスさせた。
ガキン!と鈍い音がする……
2-F 川澄 将希
9点
VS
3-D 高城 深雪
162点
ガードは一応成功、ヤケクソの投擲も成功したものの、絶望的な戦力差。
これはもう、無理じゃーー深『先生、私、棄権します』ーー!!?
川「なっ……!?」
あと1撃、1撃掠るだけでも勝てる試合に、深雪先輩は棄権を宣言した。
『え……えっ……?高城さん……今の発言は私の聞き間違いでしょうか……?』
深『私が棄権する、と聞こえているのであれば、聞き間違いではありません。私はそれで問題ないので』
『……え、ええと……わ、わかりました。2-F川澄君の勝利です』
辺り一面、静かな水面を思わせるほどに静まり返ったフィールド。
俺にも何が起こったか、分からない。
深『それでは失礼しますね、川澄君。優勝、して下さいね』
深雪先輩は一礼し、笑みをこちらに向けながらそう言う。
その声と深雪先輩が立ち去る足音だけが会場に響いていた。
……完全な敗北だ。
ここまで追い詰められ、慈悲で生かされた。
こんなの、勝ちじゃない……。
俺は……弱ぇ……。
ーー深雪sideーー
私は棄権を宣言し、敗者はさっさとフィールドから消え去った。
深「川澄君、だっけ。なかなかにいい男かも……」
川澄君のことを思い出す。確か、世界史だけは強かったんだっけ……。それなら、今度勝負する機会があったら、世界史を選択しようかな?
深「(川澄君、今度勝負する機会があったら、全力で行くからね。専用のノルマを設定して、決着つくまで、戦うから)……とはいえ、ノルマに失敗しちゃったし、また鍛え直しかな」
私は自分のデータブックに、川澄君の情報を新規で載せながらクラスへと帰っていった。
ノートを開いた時に、今回のノルマが書かれた紙が落ちたみたいですね。教室に帰ってから気づきました。まぁ、あれは予備のメモですから、問題ないですけれど。
ーー舞華sideーー
アタシは教室に帰ーーってはおらず、観客席に忍びこんでいた。本当は片付けがあるからって理由で、生徒は4回戦をテレビ中継で見ることになっている。
え?なのになんでそんな簡単に忍びこめるのか?って?アタシにかかればお茶の子さいさい!
そこで見たのは、圧倒的実力差で叩きのめされているマサキ。戦力差だけで見たらいつも通りのはずなのに、先輩が相手ってだけでかなり押されていた。
アタシはちょっと見てられなくなって、一旦観客席から退出した。その後、もう一度入ってみたらマサキが勝ったとの電光掲示板の記載。
あれだけ言い争ってたけど、やっぱりマサキが勝ったことが嬉しいし、ホッとした。
ふとマサキの方を見てみた。
…………震えてる。
どうしてかわからなかった。
周りの人たちの声に耳を傾けたところ、マサキは情けをかけられ勝ったみたい。
……一応勝ったとはいえ、相当悔しいんだろうな。
アタシだってそんなことされたら悔しいし、いっそ負けにしてもらいたいもの。
マサキにここから声をかけようかと思ったけど、これ以上長居すると、警備員さんたちにバレるし面倒なので、アタシはここから立ち去った。
その帰り道の廊下。
松「ん……?何か落ちてる……。落し物かな?」
アタシは一枚の紙を見つけた。
松「……なるほど。4回戦のクリア条件、無傷で完封……そういうことね……」
持ち主の名前がないかな〜と思い開いたその紙に名前は書いていなかった。だが、誰が落としたか、すぐに分かった。ついでにさっきの試合の真相も知れた。
あの先輩は、自らに枷を填め経験を積んで強くなったのだろう。マサキが不利になるのもなんとなくわかる。
さてと、マサキは打ちのめされたドン底状態。このままだとすぐに……清涼祭中には立ち直れないだろう。
それに対してアタシはその現状、原因に加え事件の真実を知っている。
なら、アタシがやることは一つ。マサキが、アタシにとって最大のライバルでいてくれるようにするだけ。立ち直させる、ただそれだけ。お節介と言われようが余計なお世話だと言われようが関係ない。それがアタシのやり方。
松「……うん、腹括るとしよう」
…………マサキを、潰そう。
誤字・脱字の指摘、感想、批評などあればお願いします。
ム「……トンボを捕まえようとして、指をクルクル回すやつ……あれは無駄だ。それよりもトンボにカメラのフラッシュを焚く方が効果的だ。そもそも、俺はそんなことにカメラを使わないがな」
29問目
「叱り、励まし、鉄人は使いよう」
……はいカット。
お疲れムッツリーニ。今回はみなみけ風の予告なのです
ム「……今回も出番なし……」
すまんな。えっと……次回も出番なしだね。ま、そのうち作るから大丈夫だよ
ム「…………早めに頼む」
了解。それでは次回もお願いします。
あ、今回のやつですが、少し長くなったので前後編みたいな感じにしました。なので、次回はその後編とでもお考え下さいな。ではでは〜