バカな僕らとお茶目な私達と学園生活   作:ルルの鈴

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グダグダトークはーじまーるよー

今回のゲストは、Bクラスの優等生の一人岩下さんと、Aクラスの優等生の一人木下さんです!


律「今回も更新まで遅かったわね」

うん……

律「どうしたの?原因な何なの?」

えーとですね……一番の原因は、貴女です。岩下さん

律「えっ……?」


優「あー……なんか分かったかも……。もしかして、原作での出番が少なかったから、口調とかどうしようか悩んでたんでしょ?」


その通り、ご名答です……


律「……更新されてるということは、ある程度決まったってことよね……ここは喜ぶところ?」


優「喜んでいいんじゃないかな?」


まぁ、相方の方、まだ決まってないんだけどね……


律「それじゃ、ササっと更新して考えてください!」

へーい……

優「それじゃ、本編どうぞ!」


律「私の仕事が!?」

あっしの仕事が!?


第28問

〜〜川澄side〜〜

 

ペア戦が全て終わり、次は個人戦。雄二や霧島たちは明日の準備のために教室に戻るそうだ。

今、奥にある特設会場にて舞華が試合をーーーあ、今終わった。

 

『川澄君、準備お願いします』

 

係の先生に言われ待機。あ、向こうから舞華が戻ってきた。

 

川「お疲れ、舞華」

 

 

松「次はマサキね。絶対勝ちなよ?」

 

 

川「誰にモノを言ってるんだ?」

 

 

松「態度は大きいけど、背は小さいマサキに、だけど?」

 

 

川「格下(2-Dクラスのモブ)相手に3分もかかってるやつに心配されてもね〜」

 

 

松「あはは、確かにね」

 

 

互いの一言で笑いあう……目を除いて、だが。

 

 

松「……マサキ、今の言葉、アタシに対しての宣戦布告でいいよね?答えは聞いてないけど……!」

 

 

川「そっちこそ、その挑発がもたらすこと、分かってるよな?」

 

 

松「上等。次の試合と準決勝、せいぜい負けないようにね」

 

 

川「お気遣いどうも。そっちこそ、準決勝で哀れな姿、見せるなよ?」

 

 

『川澄君、そろそろ時間なんで切り上げてもらえますか……?」

 

先生が恐る恐る声をかけてきた。おっと、前哨戦(という名の激励)に時間かけ過ぎたか……。

 

 

松「それじゃ、先戻ってるから」

 

舞華は通路を駆けて行った。

 

 

〜〜会場に移動〜〜

 

所定の位置に移動した俺は、反対側を見る。お相手さんは……女子生徒。見たことない生徒だな……3年生かな?

 

 

?『あ、えっと……高城深雪です……深雪で結構です。よろしくお願いします』

 

 

川「は、はぁ、よろしくお願いします」

 

向こうから挨拶されたので、こちらも挨拶し返す。いい先輩だな。常夏コンビとは大違いだ。

 

『それでは始めましょう。ルーレットスタートです!』

 

今回は司会がスタート、ストップコールするみたいだな。

 

『4回戦の科目は英語です。それでは召喚をお願いします』

 

 

深川『「試獣召喚(です)!」』

 

2-F 川澄 将希

102点

 

VS

 

3-D 高城 深雪

182点

 

 

『それでは開始して下さい』

 

さてと、お相手の武器は薙刀、秀吉と同じか。ただ、秀吉と違って防具がある……腕や足以外は固められているからナイフじゃ通らないだろう。

弱ったな……リーチが違いすぎる上に点数も向こうが上。高校で初めての英語3桁のときにこんな仕打ちとは、不幸だ……。

 

 

深『そちらから来ないのであれば……』

 

そう言って召喚獣を進撃させてくる深雪先輩。薙刀の刃の部分の真ん中、絶妙な位置で切り込んで来る。俺はただ避けるだけ。

戦闘慣れしてるな……流石3年生、実戦が1年分多いのだけある。もしかすると切り込み隊長か何かだろうか、明久並みの操作だな。凄い……上手い……上手すぎる。

 

 

深『避けているだけでは、勝てないですよ!』

 

そう言いながらも攻撃してくる深雪先輩。

俺は敢えて挑発に乗ってナイフを2本投げるも、鉈で簡単に弾かれる。弱ったな……腕輪がないからナイフしか使えない、しかも相手は手練れで攻守バランスが良い。

……舞華にあれだけの大口叩いておいて、これとは……情けない……。

 

 

深『隙ありです!』

 

川「っっつ!?」

 

 

2-F 川澄 将希

60点

 

VS

 

3-D 高城 深雪

182点

 

考えている隙に一撃。掠っただけでこの威力。約80点差なのにこの威力なのは、打ち所が悪かったのだろう。

 

深『追撃です!』

 

2-F 川澄 将希

43点

 

VS

 

3-D 高城 深雪

182点

 

 

さっきよりも当たりどころは良かったのか、少しだけで済んだが……これ、無理だろ……。

 

深『これで……とどめです!』

 

 

川「ああもう!ヤケクソだ!!」

 

振りかざされる薙刀。それに対し、俺は持っている残りのナイフのうち4本手に取り、2本を投げ2本を頭上でクロスさせた。

 

 

ガキン!と鈍い音がする……

 

 

 

 

 

2-F 川澄 将希

9点

 

VS

 

3-D 高城 深雪

162点

 

 

 

 

ガードは一応成功、ヤケクソの投擲も成功したものの、絶望的な戦力差。

これはもう、無理じゃーー深『先生、私、棄権します』ーー!!?

 

 

川「なっ……!?」

 

 

あと1撃、1撃掠るだけでも勝てる試合に、深雪先輩は棄権を宣言した。

 

 

『え……えっ……?高城さん……今の発言は私の聞き間違いでしょうか……?』

 

 

深『私が棄権する、と聞こえているのであれば、聞き間違いではありません。私はそれで問題ないので』

 

 

『……え、ええと……わ、わかりました。2-F川澄君の勝利です』

 

 

辺り一面、静かな水面を思わせるほどに静まり返ったフィールド。

俺にも何が起こったか、分からない。

 

深『それでは失礼しますね、川澄君。優勝、して下さいね』

 

深雪先輩は一礼し、笑みをこちらに向けながらそう言う。

 

その声と深雪先輩が立ち去る足音だけが会場に響いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……完全な敗北だ。

 

 

 

ここまで追い詰められ、慈悲で生かされた。

 

 

こんなの、勝ちじゃない……。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は……弱ぇ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー深雪sideーー

 

私は棄権を宣言し、敗者はさっさとフィールドから消え去った。

 

深「川澄君、だっけ。なかなかにいい男かも……」

 

川澄君のことを思い出す。確か、世界史だけは強かったんだっけ……。それなら、今度勝負する機会があったら、世界史を選択しようかな?

 

 

深「(川澄君、今度勝負する機会があったら、全力で行くからね。専用のノルマを設定して、決着つくまで、戦うから)……とはいえ、ノルマに失敗しちゃったし、また鍛え直しかな」

 

 

私は自分のデータブックに、川澄君の情報を新規で載せながらクラスへと帰っていった。

 

 

ノートを開いた時に、今回のノルマが書かれた紙が落ちたみたいですね。教室に帰ってから気づきました。まぁ、あれは予備のメモですから、問題ないですけれど。

 

ーー舞華sideーー

 

アタシは教室に帰ーーってはおらず、観客席に忍びこんでいた。本当は片付けがあるからって理由で、生徒は4回戦をテレビ中継で見ることになっている。

 

え?なのになんでそんな簡単に忍びこめるのか?って?アタシにかかればお茶の子さいさい!

 

 

そこで見たのは、圧倒的実力差で叩きのめされているマサキ。戦力差だけで見たらいつも通りのはずなのに、先輩が相手ってだけでかなり押されていた。

 

アタシはちょっと見てられなくなって、一旦観客席から退出した。その後、もう一度入ってみたらマサキが勝ったとの電光掲示板の記載。

 

あれだけ言い争ってたけど、やっぱりマサキが勝ったことが嬉しいし、ホッとした。

 

ふとマサキの方を見てみた。

 

 

 

 

 

…………震えてる。

 

 

 

どうしてかわからなかった。

周りの人たちの声に耳を傾けたところ、マサキは情けをかけられ勝ったみたい。

 

 

……一応勝ったとはいえ、相当悔しいんだろうな。

アタシだってそんなことされたら悔しいし、いっそ負けにしてもらいたいもの。

 

 

 

マサキにここから声をかけようかと思ったけど、これ以上長居すると、警備員さんたちにバレるし面倒なので、アタシはここから立ち去った。

 

 

その帰り道の廊下。

 

松「ん……?何か落ちてる……。落し物かな?」

 

 

アタシは一枚の紙を見つけた。

 

 

松「……なるほど。4回戦のクリア条件、無傷で完封……そういうことね……」

 

 

持ち主の名前がないかな〜と思い開いたその紙に名前は書いていなかった。だが、誰が落としたか、すぐに分かった。ついでにさっきの試合の真相も知れた。

 

あの先輩は、自らに枷を填め経験を積んで強くなったのだろう。マサキが不利になるのもなんとなくわかる。

 

さてと、マサキは打ちのめされたドン底状態。このままだとすぐに……清涼祭中には立ち直れないだろう。

それに対してアタシはその現状、原因に加え事件の真実を知っている。

 

なら、アタシがやることは一つ。マサキが、アタシにとって最大のライバルでいてくれるようにするだけ。立ち直させる、ただそれだけ。お節介と言われようが余計なお世話だと言われようが関係ない。それがアタシのやり方。

 

 

松「……うん、腹括るとしよう」

 

 

 

 

 

…………マサキを、潰そう。

 

 




誤字・脱字の指摘、感想、批評などあればお願いします。



ム「……トンボを捕まえようとして、指をクルクル回すやつ……あれは無駄だ。それよりもトンボにカメラのフラッシュを焚く方が効果的だ。そもそも、俺はそんなことにカメラを使わないがな」

29問目
「叱り、励まし、鉄人は使いよう」

……はいカット。
お疲れムッツリーニ。今回はみなみけ風の予告なのです

ム「……今回も出番なし……」

すまんな。えっと……次回も出番なしだね。ま、そのうち作るから大丈夫だよ

ム「…………早めに頼む」

了解。それでは次回もお願いします。
あ、今回のやつですが、少し長くなったので前後編みたいな感じにしました。なので、次回はその後編とでもお考え下さいな。ではでは〜
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