?「………そんなことより、前回の俺の出番について……」
今回のゲストは土屋 康太ことムッツリーニ君です!
ム「………本名は土屋 康太だ……!」
えっと、前回の出番が少ないって指摘だね。 まぁAクラス戦で頑張ってもらうつもりだから、今はいっか的な感じだね
ム「………そうか。それより俺はムッツリーニではなく土屋 康太だ」
あ、今回はゲスト宛にお便りが届いてますね〜
ム「………そんなことより本名……」
えっと、お名前は……ラブパワーさん、だね
ム「………そんなことより本名……」
えっと……え?何これ?書いてあるのこれだけ……?『○¥☆#*♪、&○€°☆』……ってこれ何?
「………○¥☆#*♪、&○€°☆……!……ほ……ほん……みょう……!(ブシャァァァァァ)」
こうなる、ってことは差出人はあの子か……。ついでに最後まで本名を突き通したいあまり、本望と混ざったみたいだね……
ム「……………(ぐったり)」
あ、こりゃ暫く起きないな……ムッツリーニを蘇生させておきますので、その間に本編をどうぞ!
ーーー翌日、10時のA教室ーーー
〜〜川澄side〜〜
高t『これよりAクラスとFクラスによる試験召喚戦争を行います。 ルールは取り決め通り7対7での勝ち抜き戦。先に相手チームを全滅させた方の勝利となります』
高橋先生が淡々と告げる。昨日の取り決めの通りの、今年最初のAクラス戦。俺が見た感じ……Aクラスの主要メンバー以外は『Fクラスなぞ敵じゃない!』という顔をしている人が結構居る。中には『Fクラス……確かに成績は低いでしょうけど、何か秘策があるのでは……?』と心配している人もちらほら居る。
そんな中、互いの主要メンバーは……
〜〜Aクラスメンバーの今〜〜
愛「Fクラスの皆が居る所って、なんかテンション上がるよね!」
工藤は昨日と変わらない様子で、緊張感を知らないのかと思えるくらいにはしゃいでいる。
翔「……雄二たちはいつも楽しそう」
霧島は楽しそう(?)な雄二たちを見て、羨望の眼差しを向けている。
優「愛子に代表、そういうことはまた後で。今はこの戦争に勝たないと」
舞「優子ちゃんの言う通りだよ。Fクラスとは仲良くなれそうだけど、これはこれでそれはそれ。それに、仲良くなりたいのなら全力で相手しないと!」
木下と舞華は霧島や工藤を正当な方向に戻そうとしている。 舞華のあの様子は……戦闘モードか。
説明しよう!舞華の戦闘モードとはその名の通り、戦闘準備の段階から入るモードで、集中力を高める効果がある。
まぁ要するに気持ちを切り替えただけなんだがな。
利「確かに切り替えなきゃいけないけどね。でも不謹慎だけど、楽しむことも大切だと僕は思うよ」
佐「そうですね。緊張のし過ぎは逆に集中力を切らすことがありますからね」
久保と佐藤はちょうど中間に位置している。まともな意見だ。
焔「気合と根性があれば!!集中力を切らすことなんてないんだ!!!」
一人微妙におかしなこと言っている気がするが、気にしなくていいだろう。
〜〜Fクラスメンバーの今〜〜
秀「(ズズッ……)ふぅ……やっぱり日本茶は美味いのぉ…」
島「うん、このおはぎも美味しい!……あれ?おはぎとぼた餅って何が違うの?」
姫「えっとですね……ぼた餅は春に咲く牡丹の花に見たてて、おはぎは秋の萩に見たてて名付けられたものみたいです。今の時期はおはぎというよりもぼた餅という方が多いですね」
涼「同じものには変わりないけどね。あとは夏には夜船、冬には北窓、と呼ばれているそうです」
明「へぇ……同じ食べ物でも呼び名が色々あるんだね〜」
ム「……あまり気にしてなかった」
雄「お前らリラックスし過ぎだろ」
ぼた餅とお茶で一服、全く緊張感がない。
高t『……そろそろ始めてもよろしいでしょうか?』
呆れられた。
〜〜優子side〜〜
優「Aクラスからはアタシが出ます」
そう宣言し、前に出る。できれば吉井君と手合わせしたいな、と思い吉井君の方に視線だけを向ける。
………まさかこの行動が、アタシを……いや、アタシ達を大きく変えることになるとは夢にも思っていなかった………
〜〜美波side〜〜
優『Aクラスからはアタシが出ます』
そう言って出てきたのは、ウチの宿敵、木下の姉である木下 優子さん。ほんと、そっくりよね………って、あれ?視線が違うところに……? え……?嘘……?
島「アキを……見てる……?(小声)」
まさか……まさか、木下や瑞希だけじゃなく木下さんまでもがアキのことを……? そうなってくると……
島「……坂本、一戦目ウチが出ていい?」
こうするしかないじゃない。
雄「……いけるのか?」
島「……正直、厳しいわね。でも、一人の女として、ここは引けないわ」
坂本は少し思案顔になった後
雄「俺には女心はさっぱり解らん。行ってこい、明久を取られたくないんだろ?」
島「なっ……!?そ、そんなんじゃないんだから!!///」
そう答え、茶化してくる。なによ……解ってるじゃない、坂本。さてと、それじゃ
島「Fクラスからはウチが出ます!科目は数学でお願いします」
高t「分かりました、承認します」
島優「「試験召喚獣、サモン!!」」
数学
Aクラス 木下 優子
325点
VS
Fクラス 島田 美波
281点
ウチは帰国子女だから、日本語がまだまだ読み書きできない。だけど、数学なら証明問題を除けばできるのよ!
それでも木下さんはウチより点数が上。勝つことは絶望的でしょうけど……
島「ウチは……ウチには負けられない理由があるのよ……!」
ウチは木下さんを睨んだ。
それが意味することはーーー
〜〜優子side〜〜
島田さんはFクラスにしては点数が高い。だけど、Aクラスには届いていないーーいないんだけど……
優「あの目……アタシと同じ目だわ(小声)」
島田さんの目には燃える何かがある。それがこのアタシに対して向けられている。
アタシも負けじと島田さんを睨む。
それが意味することはーー
島優『『アキ(吉井君)はウチ(アタシ)がアタックして落とすの!』』
アタシは片手に盾、もう片手にランス、防具は中世ヨーロッパで使われていたような感じの鎧。対して島田さんは軍服にサーベル。鎧を着ている分アタシの方が動きは遅いのだろうけど、それを補う盾がある。それに、アタシの召喚獣の鎧に隙はない。恐らくサーベルでは貫けないだろう……なら意識することは
優「(顔と首だけ守っていれば大丈夫。今回は……攻める!)」
〜〜美波side〜〜
ウチの装備は軍服にサーベル。対して木下さんは鎧にランス、しかも盾付き。盾を貫くのは無理だし、鎧を貫くにはサーベルじゃ威力不足……。有効打は顔と首だけね……木下さんはカウンターを狙ってくるのかな?……だとしても
島「(ここで怖がって引いたら、折角坂本が用意してくれたチャンスを無駄にしちゃう……。ここは……相討ち覚悟で突撃あるのみ!)行くよ!木下さん!」
優『勝負よ、島田さん!』
ウチの召喚獣と木下さんの召喚獣が真っ直ぐ動いてぶつかるーーって……え?カウンターじゃないの?まさか読まれた!?木下さんも突撃だなんて……一枚上手だったわね……
数学
Aクラス 木下 優子
73点
VS
Fクラス 島田 美波
0点
高t『勝者、木下 優子!』
こうして、今回は木下さんが勝った。
〜〜優子side〜〜
島『行くよ!木下さん!』
優「勝負よ!島田さん!」
アタシの召喚獣と島田さんの召喚獣がぶつかり合う。アタシのランスは島田さんの召喚獣を貫き、島田さんのサーベルは………
優「(今回はアタシの勝ちね……でも、島田さんが突撃狙いだと気付いていたり、動揺しないで首筋を正確に狙えていたら違ったかもね……)」
あと少しのところで鎧の前方を貫かれ召喚獣に届くところだった。おかげでかなり点数が減ってしまった。
高t『勝者、木下 優子』
こうして今回はアタシが勝った。
前回コメント下さった方々、ありがとうございます!より良くしていけるよう精一杯頑張ります!
誤字脱字の指摘、感想、批評などあればよろしくお願いします!