スターライトプリキュア   作:ガーディアン

1 / 1
はじまりの詩(うた)

ビッグバンから始まるこの宇宙。

星々が瞬き始めた原始宇宙に光を嫌う者が現れる。

 

 

その者の名は、“カオス”、混沌である。

 

“カオス”は、生まれたばかりの星々を飲み込み、巨大化していく。

 

 

『フハハハハ!

我に逆らう者など、食らいつくしてやるわ!』

 

「キャアアア…………!」

 

しかし………、星の欠片から“カオス”に対抗する力が生まれる。

 

赤々と燃え立つ星“ルビー・ルージュ”

青々と光る星“サファイア・ブロー”

黄色に瞬く星“トパーズ・イェロー”

 

この3つの星から欠片がこぼれ落ちる。

 

欠片は、次第に少女の姿に変わっていった。

 

そう、原始宇宙を守護していたという伝説のプリキュア

 

 

限りない情熱を秘めた“キュアギャラクシア”

 

大いなる知恵を秘めた“キュアコスモス”

 

癒しの力を秘めた“キュアユニバース”

 

 

である。

 

『お前たち、我に逆らうというのか!?』

 

「ええ、カオス!

私たちの力を結集して、あなたを封印するわ!」

 

『フン、赤子同然のお前たちに我など倒すことができまい!』

 

 

「ギャラクシア・スパイラル・コメット!」

 

「コスモス・メテオロジー・バースト!」

 

「ユニバース・インフレーション・テンペスト!」

 

 

『笑わせるわ!

痛くも痒くもない!

 

カオス・ナイトメア・クランチ!』

 

 

「「「キャアア………」」」

 

 

『これで終わりだ!』

 

 

「私たちは」

「決して」

「諦めない!」

 

 

三人は、手を高くあげる。

 

 

「この宇宙に散らばる!」

「幾億もの兄弟姉妹達よ!」

「光の力を私たちに!」

激しい光に包まれる三人。

 

「プリキュア・スターシューティング・エクステンション!」

 

 

『体が…………体が焼ける………!

グァァァ…………!』

 

 

カオスの体が四散する。

 

 

あとに残ったのは、赤々と輝くオーブ。

 

“カオス・コア”と呼ばれる、そのオーブは傷一つつけられない。

 

“カオス・コア”は、プリキュア達の手によってブラックホールに封印されたという。

 

 

カオスとの死闘を終えたプリキュア達は、力尽きて原始宇宙に消え去ったという…………。

 

そしてプリキュアが使っていた武器は、宇宙を統べる女神の手に渡ったという…………。

 

 

遥か昔に起きたプリキュアとカオスの戦いは、のちに“はじまりの(うた)”と呼ばれる叙事詩の形で今に伝わる。

 

 

――――

 

 

“はじまりの(うた)

 

原始宇宙

(またた)く星々を飲み込む(カオス)

 

(カオス)の圧政から護るため

欠片から少女(プリキュア)が目覚める

 

………………………………

 

永き戦いの末

(カオス)を封印した

 

しかし、詩人はこういう

 

遥か未来、…………であろう。

 

 

――――

 

 

“はじまりの(うた)”(抜粋)

 

(“…………”は、伝わっていない)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。