side―
フ「コゼンさんは、ソウ様とどこで、知り合った
のですか?」
イ「あっ、うちも、確かに気になります♪」
ソ「フッフッフ、皆さん元気ですね〜」
「ソウタとの出会いかぁ........あれはだな....」
西風の旅団のギルドホールにて、コゼンを中心に囲む
女子達、ソウジロウはその光景を、少し離れたカウンター
の椅子に腰掛け、微笑ましそうに見つめる、そんな
ソウジロウの隣には、狐尾族の女性、名を《ナズナ》
がコゼンを見ながら、くくっと、楽しそうに笑っている
「ソウタと会ったのは、まだソウタが駆け出しの
頃だな、一人で必死に頑張っているソウタを
フィールドで偶然見かけてな、
やられそうになってたから、助けたのが、
きっかけだな....まぁ、それからだな、
色々と、ソウタとクエストに行ったり、
今じゃ、《剣聖》なんて、呼ばれる様になって
るから、友人としては、驚きだよ」
コゼンは、用意された水を飲みながら、楽しそうに
笑う、その話を聞いたのは、
《武闘家》の少女《カワラ》、
《守護戦士》の少女《キョウコ》、
《施療神官》 の少女《サンディ》、
《召喚術師》の少女《ひさこ》、
《盗剣士》の少女《チカ》、
西風の旅団の主戦力の面々だ....
カ「てことは、コゼンさんは、師匠の、
師匠なのか?」
「う〜ん、まぁ、そうなるかな....」
キ「ソウジ様の、会った時の、第一印象は?」
「う〜ん、なんか猫みたいに人懐っこい少年?」
サ「ソウさんとは、....どんな................クエスト
を?」
「主に、戦闘系、討伐系が多かったね♪」
ひ「ソウ様の昔の写真とかってありますか?」
「う〜ん、確かデータフォトの中に........
ほれ」(写真データをひさこに送る、めっさ
喜んでいる)
チ「ぶっちゃけ、コゼンさんと、ソウ様、
どっちが強いんですか?」
チカの質問に全員が興味津々に耳を
傾けた、なんたってあの《剣聖》の、
師匠と聞いたのだ、それは興味も湧くだろう
しかし、ゼオンはゆったりと解答する....
「ソウタの方が、今の俺よりは、強いよ」
この、コゼンの言葉の真意を理解したのは
元、茶会の、2人だけだろう、皆、
やっぱり、ソウ様は、等、口々に談笑している
この後、メンバーは疲れ眠ってしまった....
西風の旅団の屋上に、自らの金髪を夜風にあてながら
黄昏る、青年がいた、云わずもがな、コゼンだ....
❪ギイッ❫屋上の扉が開かれると、ナズナが片手に、
酒の入った瓶をユラユラさせながら、コゼンの隣に
腰を降ろした....
「久しぶりだね、ナズナ♪」
ナ「久しぶり〜、ゼオン、まぁ一杯どう?」
「頂くよ♪」
そう言ってナズナはコゼンに盃を渡すと、瓶の酒を
並々注いでいく、この世界において、ゼオンは、
ある一点に、絶望をしていた、それは、調理物
に味がないと言う事だ、メニュー欄から、調理物の
作成を行うと、見た目、普通の、調理物が出来上がる
そう見た目はだ、味に関しては、固形系に関しては、
味のないもっさりとした、濡れせんべい、
液状物に関しては、水、水水水水水水水水水水水水
そう、完全なる水なのだ、ゼオンは来た当初、
例のごとく、抹茶&和菓子を作成して食した結果、
軽く、自暴自棄に陥ったりしていた、ただ、唯一の
救いは、素材アイテム自体には、味があるのだ、
以降、ゼオンは、フィールドで採取した、果物等を
主食としている、ちなみに、現在ナズナが注いでいる
酒も、素材アイテムであるのだ....
ナ・コ「「乾杯!!」」
2人は盃を当て乾杯を交わす、並々と注がれた
酒が零れようがなんのその、2人は、盃の酒を飲む
「ふふ、こうしてナズナと酒を飲み交わすのは
リアル以来だな♪」
ナ「あっハハハ、まぁ〜ね、元気そうで何よりだよ
ゼオン♪」
「俺がいない間に、まさかソウタの奴が、
ギルド建ててたなんてな(笑)」
ナ「いやぁ、ソウジの奴が、可愛くてね、
つい(´>∀<`)ゝ」
「あの、寂しがり屋、まだそこ治ってないのかよ」
ナ「まぁまぁそこが、ソウジの可愛いとこだからさ♪」
「全く、甘やかされすぎだろ、ソウタの奴」
ナ 「でぇ〜、なんか伝えることがあったんでしょ私に
あんた基本、昔から、伝えることあると、屋上に
いたからさ」
「さっすが、幼馴染み、隠し事はできないな(笑)
............ソウタの心が不安定だ、いつ崩れ落ちるか
わからない、今のあいつは、抱え込み過ぎだ、
ギルマスと言う立場に、皆を守らなくてはと言う
重圧に、潰されかけている.... 」
盃の酒を飲み干しながら、ナズナに告げる
ナ「....わかってるよ、うちらが不甲斐ないから、
ソウジの奴にばっかり負担を懸けてしまってるのは」
瓶の酒を直で飲み干したナズナは、虚空を見ながら
口惜しさに、顔をしかめる....
「この数日間、旅団メンバーの戦闘を
見てきたが、段々と、変わりつつはある
しかし、まだ足りない.... 」
ゼオンの言葉に自身らの不甲斐なさに、俯くナズナ
ナズナ自体は、茶会の頃からの戦闘技術があり、
決して弱い訳ではない、むしろ、強いのレベル
だろう、しかしソウジロウを助けるのには、
ナズナ一人の力では、到底足りない....ナズナは
その現実を理解した上で、落ち込んでいる
「何、落ち込んでんだよ、ナズナ ?
しばらく見ないうちに、女々しくなったか、
《遊狐》?」
ゼオンは、ナズナの二つ名を呼び、檄を飛ばす
「力がないなら、つければいい、
知識がないなら、学べばいい、幸い時間はある
今ここで止まってどうする?お前なら、
《何とかなるに掛ける》って言って
笑い飛ばすだろうが、自信を持て、
ソウタの奴には、お前等が最後の希望だろうが」
ゼオンは笑いながら、ナズナに言うと立ち上がって
月を見上げる....
ナ「....っくははは、本当に、あんたには、
適わないよ、《白銀の閃光》」
ナズナも立ち上がって、ゼオンの横に立ち月を
見上げる、その夜、アキバの街の月は、
綺麗な満月だった........................................
side―end
うーん、シリアスシーンはかなり、苦手ですが、頑張って書きました、ちなみに、ナズナと、主人公は、幼馴染み設定です♪
フラグは別に無いですよ(o・ω・o)