では、どうぞ。
1.転生に近い異世界移動と言うなの神隠し
ふぁー、よく寝た。さーて、帰るか。………というかここどこだよ?白い壁紙に囲まれた部屋で寝た覚えはない。と言うことは拐われたのか。こんな役に立たない俺を拐う物付きがいたもんだ。
「………」
俺の目の前にフード付きの黒いローブを来た奴がいた。ただ、俺を見つめている。
「おい、あんた。あんたが俺を拐ったのか?」
「………」
まだ、言わない。
「おーい、聞こえているか?」
「………」
………もしかして、寝ているのか?
「………」
「ここはどこだ?何が目的だ?」
動かない。
「(ちょんちょん)」
「………」
突っついても反応がない。
十分後。
「は!ここは…確か…」
「さんざん、人の事を待たせたな?」
「イヤー、訳がありまして」
「で、あんたは誰?」
「私?ああ、私ですか。私はつい最近上位の神に上がり、一つの世界の管理を任された
「んで、天影さんよ。ここはどこだ?」
「ここは三途の川の中間地点に位置する関所の一室です」
「…マジ?」
「マジです」
俺は死んだらしい。まあ、勝手に死んでもよかった。
「まあ、貴方はある意味すごい方ですしね」
「そうか?」
「はい。貴方は
「………」
「気に障りましたか?」
「…別に。ただ、それは真実だから」
「俺からの質問いいか?」
「どうぞ」
「俺は天国か地獄のどちらかに行けばいいのか?」
「いえ、貴方には私の世界に生き返ってもらいたいです」
「あんたの世界にか?」
「そうですけど……あんたやおまえって言うのはやめてもらえませんか?」
「わかった。影さんと呼べばいいか?」
「……もうそれでいいです」
「では、私の世界について説明させていただきます」
天影の世界。
この世界は異世界に繋がっており、たまに開く渦で異世界人が来るときがある。歴史は少年の世界と一部変更があるくらい平和な世界。
しかし、悪い神々がその世界の行く末を替えてしまった。これを正す為に転生者という、前世を持ち、一部はチートという反則的なものを授けられた人たちが送られた。しかし、悪い神々は圧倒的な力を持って潰した。さらに最上位の神々をある場所へ閉じ込めた。
残った神々は悪い神々の元で働いている。
そんなある時、ある神が一か八かのゲームを挑んだ。
それは神々の戦争遊戯〈ラグナロク〉。
ルールは簡単。自分が選んだ転生者にスキルを与え、敵転生者を倒すいたって簡単な物。神が直接的に挑むのは禁止。
「と、こんな感じです。あ、そうだ。審判は仏さま一行だよ」
「そうn…なわけあるか!!」
「冗談だよ。本当のことは三割位だから」
「で、本当の事を言え」
「わかった」
私が管理している世界は異世界と繋がっており、たまに開く渦で異世界人が来ることが多々ある。
そんな世界に神たちの間に流行っている転生というのをやっていたらしい。だが、転生者を一方的に送り出した神がいたことで転生にストップがかかり、検査が始まった。処罰の対象になった神は能力を失い、ある監獄に入れられるか、消された。あまりにも多くの転生者はスキルや特典などの神々の間で禁止になっている能力を授けられていた。
あまりにも多くの転生者がいたもので神たちはある兵器を使った。それは転死
殺す転生者のリストを頭に叩きこんで、送り成功した。
だが、転死はそれ以外の転生者まで殺し始めた。それを止めるために神は天使たちを送ったが、全滅した。次は二柱の神がいったのだが、返り討ちに合い入院中。
神たちの間で転死はこう言われた。
〈神殺し〉と。
「これが本当のことなんだな」
「はい。私は貴方に頼みたいのです。転死を殺してくれませんか?」
「………」
「私はなぜ貴方を選んだ理由は転生者級のチートを持ち、人間としてのスペックを越えたその肉体。そして、絶対に転死を殺せる力をもっているから。やりたくなければ、断ってもいいです」
「………」
「お願いします。私の世界を救ってください」
「………」
「…いいぜ」
「い、いいんですか?」
「ああ」
「ありがとうございます!!」
「で、いつ行けばいいんだ?」
「はい。いつでも行けます」
「なら、今すぐ行きてぇから頼む」
「わかりました。いい忘れたことが一つ」
「なんだ?」
「貴方はまだ死んでません」
「はい?」
「簡単に説明させていただきますと。貴方は今、臨死体験をしています」
「その間に貴方の世界から私の世界に肉体を送りました」
「つまり、数分気絶していた状態で神隠しにあったと言うことか」
「その解釈でいいです」
「では、いってらっしゃい。芹沢呉」
「いってくる」
ふう、行きましたか。貴方はわかりませんが、貴方は私、いや、私たちの希望です。
そして、救ってください。私たちが創ってしまった子を。
「行ったか」
「はい」
「呉との会話はどうだった?」
「あの子らしい会話だったわ」
「そうか」
「貴方はよかったの?」
「別に。あいつは強い」
「…そうね。私たちの息子ですから」
頑張ってきなさい呉。貴方はただ、生き残ったわけじゃない。貴方は私とあの人の血をついだ子ですから。
「行くぞ。未希」
「はい。呉爾羅」
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